JPH04124615U - 射出成形機の制御盤 - Google Patents

射出成形機の制御盤

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JPH04124615U
JPH04124615U JP4016491U JP4016491U JPH04124615U JP H04124615 U JPH04124615 U JP H04124615U JP 4016491 U JP4016491 U JP 4016491U JP 4016491 U JP4016491 U JP 4016491U JP H04124615 U JPH04124615 U JP H04124615U
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arm
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JP4016491U
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Inventor
正 池田
隆之 渋谷
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株式会社新潟鐵工所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 射出成形機の制御盤の操作性を向上させる。 【構成】 射出成形機本体(11)の側部に回転自在に
設けたアーム(16)の先端に制御装置(17)を回転
自在に取付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、射出成形機の制御盤に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、射出成形機には、入力された各種の動作条件等に基づいて装置各部の 動作を制御する装置を備えた制御盤が設けられている。この制御盤は、各種の動 作条件等を入力のためのテンキー等の操作部、操作部により入力された動作条件 等により装置各部の動作を制御する制御部、各種データあるいは装置の動作状態 等を表示するための表示部(通常、CRT等よりなる)とを有するものであるが 、従来のものは射出成形機の本体内に固定状態で組込まれていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このため、作業者がこの制御盤を操作する場合、組込場所に移動しなければな らず、操作性が悪いという欠点があった。また、本体に組込まれた構成であるた め、機械の使用者の希望によって制御盤の配置場所を変更したい場合には、本体 の設計構造を変更しなければならず、各種の仕様に柔軟に対応して容易に射出成 形機を製作することができなかった。なお、制御盤を射出成形機の本体に立設し た回転軸の周りに旋回可能に支持したものが、実開平2−65521号公報によ り知られているが、このものにおいてはその盤面の向きを変えられるものの制御 盤自体の位置は移動できないので、操作位置の変更し得る範囲は狭い範囲に限ら れ、操作性がなお充分なものとは言えない。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、射出成形機本体に基端部を水平回転自在に支持したアームの先端部 に、制御盤が水平回転自在に取付けられていることを特徴としている。
【0005】
【作用】 上記構成であると、制御盤は、アームの回動にともなってその位置を移動でき るとともに、アームの回動とアームに対する制御盤自体の回動により種々の向き に向けることができる。また、射出成形機の本体内部に組み込む構造でないため 、射出成形機本体の仕様変更の影響を受けず、その取付け構造あるいは配置位置 等を仕様に応じて変更する必要がない。
【0006】
【実施例】
以下、図1〜図5により、本考案を横型の射出形成機10に適用した場合の一 実施例について説明する。この射出成形機10は、一対の金型が本体11上の旋 回テーブル11aと可動盤11bとの間に相対向して配置された金型の開閉を行 う型締部12と、基台11上における型締部12と対向して配置された射出装置 14とを備えるものである。
【0007】 そして、これら基台11,型締部12,射出装置14等で構成される射出成形 機の本体11の側部であって、この場合型締部12に隣接する位置には、取付け 板15が水平に突出するように取付けられている。この取付け板15の上面には 水平方向に延長されたアーム16が水平面に沿って回動自在に取付けられ、さら に、このアーム16の先端に制御盤17が水平面内に回動自在に取付けられてい る。この、制御盤17は、各種成形条件等を入力するためのテンキー等の操作部 、操作部から入力された各種データにもとづき射出成形機の各部の動作を制御す る制御部、各種データあるいは装置の動作状態等を表示するための表示部(通常 、CRT等よりなる)とを有するものである。以下、この制御盤17の取付け構 造を、図3〜図5により詳述する。
【0008】 取付け板15の上面には、リング状のリテーナ19が固定され、このリテーナ 19の内側に、下端に外周フランジを設けたリング状の摺動リング18が水平面 内に回転自在に嵌合され、この摺動リング18の上面に、中空状のアーム16の 基端下部に垂直に固定した中空状の支軸16cの下端に設けたフランジ16aが 、これと上記摺動リング18の外周フランジとにより上記リテーナ19を挟むよ うにして、ボルトにより取付けられることによって、アーム16は取付け板15 に対して回転自在に支持されている。
【0009】 また、アーム16の先端部の上側に固着されたフランジ部16bの上面には、 、環状のリテーナ21が固定され、このリテーナ21の内側に摺動リング20が 水平面内で回動自在に嵌合されている。そしてこの摺動リング20の上面に制御 盤17の下面に固定した中空状の支軸の下端に設けたフランジ部17aが取付け られ、このフランジ部17aと前記摺動リング20の下端の下周フランジとによ り、リテーナ21を挟むようにすることによって、制御盤17はアーム16に対 して水平面内で回転自在に支持されている。なお、ここで、前記フランジ部17 aは、その中心が図1,図3に示すように、この場合立方体状をした制御盤17 の下面の角部に片寄せられた位置Pに位置して設けられており、制御盤17のア ーム16に対する回動中心線(支軸の中心線)は制御盤17の角部に位置してい る。
【0010】 なお、図示しないが制御盤17への導線は、上記支軸16c、アーム16、支 軸17bの内部を通して行なわれている。 上記のように構成された射出成形機10の制御盤であると、図1において一点 鎖線で示す如く、その制御盤17は、アーム16の回動にともなってその位置を 移動できるとともに、アーム16の回動とアーム16に対する制御盤17自体の 回動により種々の向きに向けることができる。このため、作業者は、例えば、射 出成形機10の後方(図1において左方)に居ても、射出成形機10の側面側( 図1において上側)に居ても、制御盤17を引寄せて自分の側に向けて容易に操 作することができ、作業者自らが制御盤の位置まで移動する必要がなく操作性が 向上する。
【0011】 また、制御盤17は射出成形機の本体の側部に取付ける構造であって、射出成 形機の本体内に組込む構造でないため、その取付け構造あるいは配置位置等の仕 様に応じて射出成形機本体の設計変更をする必要がない。
【0012】 なお、上記実施例においては上記アーム16は、単一のものとして形成されて いるが、これに限定されず、複数のアーム部材を相互に隣接端部を水平面内で回 動自在に連結されたアームとして形成してよい。アーム16をこのように形成す れば、一層制御盤の移動の範囲およびその自由度が拡大される。また、本発明は 、上記横型の射出成形機に限らず、例えば、図6に示すように、竪型の射出成形 機30にも同様に適用することができる。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によると、作業者が制御盤のある位置まで移動す ることなく、容易にこの操作を行うことができるので、操作性が向上できる。ま た、射出成形機本体の仕様変更等を上記変更要求に応じて行なう必要がなく、同 じ取付け構造で制御盤を配設位置の変更要求に対応できるので、射出成形機の製 作効率が良くなるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】竪横ロータリー射出成形機の平面図である。
【図2】図1におけるA矢視図である。
【図3】図1におけるB矢視図である。
【図4】図3におけるC矢視図である。
【図5】図3におけるD矢視図である。
【図6】竪型射出成形機の正面図である。
【符号の説明】
10,30 射出成形機 16 アーム 17 制御盤

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出成形機本体に基端部を水平回転自在
    に支持したアームの先端部に、制御盤が水平回転自在に
    取付けられていることを特徴とする射出成形機の制御
    盤。
JP4016491U 1991-05-01 1991-05-01 射出成形機の制御盤 Expired - Fee Related JPH0636897Y2 (ja)

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JPH0636897Y2 JPH0636897Y2 (ja) 1994-09-28

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007055097A (ja) * 2005-08-24 2007-03-08 Toyo Mach & Metal Co Ltd 射出成形機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007055097A (ja) * 2005-08-24 2007-03-08 Toyo Mach & Metal Co Ltd 射出成形機
JP4690826B2 (ja) * 2005-08-24 2011-06-01 東洋機械金属株式会社 射出成形機

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JPH0636897Y2 (ja) 1994-09-28

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