JPH04124417A - エンジンの潤滑装置 - Google Patents

エンジンの潤滑装置

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JPH04124417A
JPH04124417A JP2244200A JP24420090A JPH04124417A JP H04124417 A JPH04124417 A JP H04124417A JP 2244200 A JP2244200 A JP 2244200A JP 24420090 A JP24420090 A JP 24420090A JP H04124417 A JPH04124417 A JP H04124417A
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variable valve
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徳山 雅一
Ryoji Abe
良治 阿部
Masami Nishida
正美 西田
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    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M9/00Lubrication means having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01M1/00 - F01M7/00
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    • F01M9/104Lubrication of valve gear or auxiliaries of tappets

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
  • Valve Device For Special Equipments (AREA)
  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、シリンダヘッドに設置された可変バルブタイ
ミング機構、カムジャーナル部およびラッシュアジャス
タにシリンダブロックからオイルを供給するエンジンの
潤滑装置に関するものである。
(従来の技術) 従来より、エンジンにおいて、吸排気弁を開閉するカム
シャフトの駆動機構に可変バルブタイミング機構を装着
し、クランクシャフトとカムシャフトとの回転位相を変
更して排気弁もしくは吸気弁のバルブタイミングを運転
状態に対応して変化させるようにした技術が、例えば、
実開昭62−57711号公報に見られるように知られ
ている。
上記先行例の可変バルブタイミング機構は、油圧の送給
によって作動するものであり、また、シリンダヘッドに
おける動弁機構のカムシャフトを支承するカムジャーナ
ル部にはオイルの供給が必要であり、さらに、バルブク
リアランスの自動調整を行う油圧式のラッシュアジャス
タが設置されたものでは、その作動用に加圧したオイル
の供給が必要となるものである。
(発明が解決しようとする課題) しかして、前記シリンダヘッドの可変バルブタイミング
機構、カムジャーナル部、ラッシュアジャスタに対して
、その作動用および潤滑用にシリンダブロックから加圧
したオイルを送給するについて、可変バルブタイミング
機構の作動応答性およびラッシュアジャスタの機能を確
保して良好な作動特性を得るには高い油圧を要する問題
がある。
すなわち、可変バルブタイミング機構の作動応答性を高
めて運転状態に正確に対応したバルブタイミングの変更
を行うには、該可変バルブタイミング機構に導入する油
圧を高める必要があり、また、ラッシュアジャスタによ
るバルブクリアランスの自動調整機能を確保するのにも
、このラッシュアジャスタに導入する油圧を高める必要
があるが、この供給油圧を高めるためにオイルポンプ容
量を増大することは好ましくない。
オイルポンプによって加圧されたオイルは、主オイル通
路から各軸受部などに供給され、この軸受部分から流れ
出るエンドフローなどによって順次油圧が低下し、また
、このエンドフロー状態の変化によってそれ以降の油圧
に脈動が生じ、これらの油圧が供給されると所期の作動
が得られなくなる問題を有する。
また、エンジンの組立てにおいてシリンダブロックに対
してシリンダヘッドを締結する際には、このシリンダヘ
ッドの位置決めを行ってシリンダ中心を正確に一致させ
る必要があるが、一般にはこの位置決めのための部品を
両者の合せ部に別途に介装しているものであり、その構
造の簡素化を実現することが好ましい。
そこで、本発明は上記事情に鑑み、シリンダヘッドに設
置した可変バルブタイミング機構およびラッシュアジャ
スタへの高い油圧の供給を確保するようにしたエンジン
の潤滑装置を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明のエンジンの潤滑装置は
、エンジンのシリンダヘッドに設置した油圧作動式の可
変バルブタイミング機構、カムシャフトを支承するカム
ジャーナル部および油圧式のラッシュアジャスタにそれ
ぞれシリンダブロック側から加圧したオイルを供給する
について、シリンダブロック内にその出力軸方向に沿っ
て形成された主オイル通路の一端側からシリンダブロッ
ク内に延びる第1オイル導入通路を設ける一方、他端側
から同様にシリンダブロック内に延びる第2オイル導入
通路を設け、上記第1オイル導入通路に前記可変バルブ
タイミング機構へのオイル通路と、絞り部を介して前記
カムジャーナル部へのオイル通路とを接続する一方、上
記第2オイル導入通路に前記ラッシュアジャスタへのオ
イル通路を接続して構成したものである。
また、前記第1オイル導入通路および第2オイル導入通
路におけるシリンダブロックとシリンダヘッドとの合せ
部に、シリンダヘッドの位置決めを兼ねた流量調節用の
オリフィス部材を介装して構成するのが好適である。
(作用および効果) 上記のような潤滑装置においては、シリンダブロックで
オイルポンプの駆動によって加圧されたオイルは、その
主オイル通路から一端側に接続された第1オイル導入通
路によってシリンダヘッド内に導入され、油圧低下が少
ない状態で高い油圧が維持されたまま可変バルブタイミ
ング機構に送給して、この可変バルブタイミング機構の
作動応答性を高めている。また、上記第1オイル導入通
路から絞り部を介してシリンダヘッドのカムジャーナル
部に潤滑用オイルが供給され、この絞り部によってカム
ジャーナル部側への供給量を潤滑に必要な量に調整して
前記可変バルブタイミング機構に対する油圧を高めるで
いる。さらに、前記主オイル通路のオイルは他端側に接
続された第2オイル導入通路によってシリンダヘッドの
ラッシュアジャスタに送給され、このラッシュアジャス
タに対して前記可変バルブタイミング機構と路間等の高
い油圧の供給で確実な作動を得ている。
一方、前記第1および第2オイル導入通路のシリンダブ
ロックとシリンダヘッドとの合せ部に、シリンダヘッド
の位置決めを兼ねたオリフィス部材を介装したことで、
このシリンダヘッドの位置決めのために専用の部材を配
設することなく位置決めが行え、また、このオリフィス
部材によって第1および第2オイル導入通路の圧力調整
および圧力変動の緩和が行えるようにしている。
(実施例) 以下、図面に沿って本発明の詳細な説明する。
第1図に一実施例のエンジンの潤滑装置の概略経路を、
第2図ないし第8図に詳細構造を示している。この実施
例はV型DOHCエンジンの例である。
エンジンEのシリンダブロック1の両側にV型に設置さ
れた左右のシリンダヘッド2,2上には、それぞれ吸気
側および排気側のカムシャフト3゜4が並設され、各シ
リンダヘッド2,2で吸気側および排気側のカムシャフ
ト3,4がそれぞれカムジャーナル部5.6に支承され
ている。なお、両シリンダヘッド2,2では吸気側カム
シャフト3.3がV型の内側に配置されている。
そして、吸気側カムシャフト3の端部(前端部)には、
油圧作動式で該吸気側カムシャフト3の回転位相を変化
させる可変バルブタイミング機構13が設置されている
。また、上記両カムシャフト3.4によって吸排気弁を
開閉駆動するについて、バルブクリアランスを自動調整
する油圧式のラッシュアジャスタ12 (HLA)が各
弁に対応して設置されている。
第1図のオイル経路において、中央下部のシリンダブロ
ック1内には出力軸方向(第1図の上下方向)に延びる
主オイル通路14(メインギヤラリ)が形成され、この
主オイル通路14には図示しないオイルポンプで加圧さ
れたオイルが供給される。上記主オイル通路14の一端
側(前端側)からそれぞれ左右シリンダヘッド2,2に
向けて上方に延びる左右の第1オイル導入通路15,1
5が接続され、また、主オイル通路]4の他端側(後端
側)からそれぞれ左右シリンダヘッド2゜2に向けて上
方に延びる左右の第2オイル導入通路16.16が接続
されている。
前記第1オイル導入通路15は、シリンダヘッド2内に
おいて、前記可変バルブタイミング機構13に対する可
変バルブタイミング用オイル通路18(以下、VTC用
オイル通路)に連通され、このVTC用オビオイル通路
18作動制御用のアクチュエータ弁20が介装されると
共に、可変バルブタイミング機構13が設置された吸気
側カムシャフト3のシリンダヘッド長手方向端部のカム
ジャーナル部5aを介して、該可変バルブタイミング機
構13に作動用オイルを送給するように設けられている
また、上記第1オイル導入通路15は、それぞれ絞り部
21.21を介して吸気側および排気側カムシャフト3
,4の軸方向(シリンダヘッド長手方向)に沿って延び
る両側のカムジャーナル用オイル通路17.17に連通
され、さらに分岐して各カムジャーナル部5.6に接続
されて、この吸気側および排気側カムジャーナル部5,
6に潤滑用オイルが供給される。
一方、前記第2オイル導入通路16は、シリンダヘッド
2内で両側のカムシャフト3,4の軸方向に沿って延び
るラッシュアジャスタ用オイル通路19.19(以下、
HLA用オイル通路)に連通され、このHLA用オビオ
イル通路19気筒の吸排気弁に対して配設されたラッシ
ュアジャスタ12に接続され、作動用のオイルを供給す
るように形成されている。
なお、前記左右のシリンダヘッド2,2内の各オイル通
路は対称形状に設けられ、その構成は実質的に同一であ
る。
また、前記第1および第2オイル導入通路15゜16に
おけるシリンダブロック1とシリンダヘッド2.2との
合せ部には、シリンダヘッド2,2の位置決めを兼ねた
流量調節用のオリフィス部材22.23がそれぞれ介装
されている。
前記可変バルブタイミング機構13の具体的構造例は、
第7図に示すように、吸気側カムシャフト3の端部が筒
状のケース25内に嵌挿され、該ケース25の外周に駆
動力伝達輪26が連接されている。また、上記吸気側カ
ムシャフト3の先端には、筒状のスペーサ27が固定ボ
ルト29によって一体に固定されている。そして、ケー
ス25の内側にはスペーサ27との間にリング状ピスト
ン30が組み込まれ、該ピストン30の内側および外側
には、互いに逆方向のヘリカルスプライン32.33が
形成され、スペーサ27とケース25とにスプライン嵌
合されている。このピストン30はスプリング36によ
り先端側に付勢されている。
吸気側カムシャフト3には、軸心に沿ってオイル通路3
7が形成され、前記固定ボルト29には該オイル通路3
7に連通する貫通穴38が設けられている。また、ケー
ス25の先端内方にはピストン30の頭部に面して、前
記オイル通路37からの油圧を導く圧力室41が設けら
れている。そして、上記オイル通路37を介してこれら
圧力室41に供給されている油圧が高められると、ピス
トン30がスプリング36を圧縮して軸方向に移動し、
このピストン30の内周および外周に形成された逆方向
のヘリカルスプライン32.33と嵌合するケース25
とスペーサ27とは、一方が他方に対し相対的に回転す
る。これにより、スペーサ27と一体の吸気側カムシャ
フト3と駆動力伝達輪26との位相すなわちバルブタイ
ミングが変わる。
なお、油圧式のラッシュアジャスタ12は公知のものを
使用しており、その構造の具体的説明は省略する。
前記シリンダブロック1およびシリンダヘッド2の具体
的構造を第2図ないし第6図で説明すれば、シリンダブ
ロックlの上部両側に傾斜配設されたシリンダヘッド2
.2の上面には、各気筒に対応して略中心にプラグホー
ル42が形成され、また、各気筒には2つの吸気弁7と
2つの排気弁8が挿入されるバルブホール43と、前記
ラッシュアジャスタ12が装着されるアジャスタホール
44が開設されている。
シリンダヘッド2上に装着された吸気側および排気側カ
ムシャフト3.4がジャーナル部5,6に対してカムキ
ャップ47の固定によって支承され、そのカム部3a、
4aによってロッカアーム48.48を介して吸排気弁
7,8が開閉駆動され、このロッカアーム48の一端部
がピボットタイプのラッシュアジャスタ12によって支
持され、バルブクリアランスの自動調整が行われる。上
記HLA用オビオイル通路はラッシュアジャスタ12が
装着されたアジャスタホール44に開口し、該ラッシュ
アジャスタ12内に油圧を供給するものである。
上記シリンダヘッド2の中心部の両側には長手方向に延
びて、下方にカムジャーナル用オイル通路17.17が
上方にHLA用オビオイル通路199がそれぞれ形成さ
れている。
そして、前記可変バルブタイミング機構13にオイルを
供給する端部カムジャーナル部5aには、内周面に環状
溝45が形成され、該環状溝45に対してVTC用オビ
オイル通路18通路18aが開口し、カムシャフト3の
中心部に形成されたオイル通路37に連通して半径方向
に形成された連通孔37a(第7図参照)によって、該
カムシャフト3内部のオイル通路37にオイルを供給し
、可変バルブタイミング機構13にオイルを導入するよ
うに構成されている。
一方、前記シリンダブロック1の主オイル通路14は、
両側のシリンダ1aの間におけるシリンダ下端部近傍に
軸方向(長手方向)に延びて形成され、この主オイル通
路14から下方に各メインジャーナル部50に連通ずる
オイル孔51が等間隔に形成され、各メインジャーナル
部50に潤滑用オイルを送給する。
上記主オイル通路14への加圧されたオイルの導入構造
を説明すれば、シリンダブロック1の前面から側壁に沿
って後方に延びる下オイル送給路53(第6図参照)に
オイルポンプ(図示せず)から吐出されたオイルが送給
され、この下オイル通路53はシリンダブロック側壁に
形成されたオイルフィルタ取付部52のアウタポート5
2aに連通し、オイルフィルタを通過したオイルがイン
ボート52bから上オイル送給路54を前方に流通し、
シリンダブロック前端近傍で上記上オイル送給路54か
ら主オイル通路14の前端部とを連通ずる連通供給路5
5によって主オイル通路14に加圧されたオイルが導入
される構造となっている。
そして、上記主オイル通路14の前端側からシリンダ1
aに沿って両側にシリンダブロック2゜2に向けて斜め
上方に延びる第1オイル導入通路15.15が形成され
ると共に、後端側から同様にシリンダ1aに沿って両側
にシリンダブロック2.2に向けて斜め上方に延びる第
2オイル導入通路16.16が形成されている。
また、前記シリンダブロック1上にシリンダヘッド2.
2を搭載固定する合せ部に介装するオリフィス部材22
.23は、外形がピン状に形成され、下端部外層がシリ
ンダブロック1上面(合せ面)の第1および第2オイル
導入通路15.16の開口部に挿入され、小径の上端部
がシリンダヘッド2下面の第1および第2オイル導入通
路15゜16の開口に挿入され、シリンダヘッド2,2
の位置決めを行うものである。このオリフィス部材22
.23の中心部には、流量を規制する所定径の内孔22
a、23aが貫通形成され、この例では第2オイル導入
通路16に介装されたオリフィス部材23の内孔23a
が第1オイル導入通路5に介装されたオリフィス部材2
2の内孔22aより小径に形成され、油圧脈動の抑制が
行われている。なお、上記オリフィス部材の内孔の設定
は種々の要求に対応して適宜変更される。
次に、前記第1オイル導入通路15によるシリンダヘッ
ド2内のVTC用オビオイル通路18びカムジャーナル
用オイル通路17への連通構造は、第1オイル導入通路
15の上端部がシリンダヘッド2前部の底面の開口から
上方にカムジャーナル用オイル通路17の設置高さに延
び、この高さで前方にさらに前端部分で横方向に形成さ
れた補助導入通路65で両側のカムジャーナル用オイル
通路17.17へ油圧が導入される。この補助導入通路
65から各カムジャーナル用オイル通路17゜17への
流入部分には流量調整用の絞り部21゜21が介装され
、細オイル孔17aの形成で各カムジャーナル部5,6
に接続されている。なお、前端カムジャーナル部5aに
対しては、絞り部21より上流側の補助導入通路65か
ら高圧側のオイルが供給され、アクチュエータ弁20の
オフ時の潤滑を確保している。
また、前記第2オイル導入通路16によるシリンダヘッ
ド2内のHLA用オビオイル通路19連通構造は、第2
オイル導入通路16の上端部がシリンダヘッド2後部の
底面の開口からから上方に形成された補助導入通路62
によって吸気側のHLA用オビオイル通路19通し、排
気側のHLA用オビオイル通路19シリンダヘッド2上
面に形成されたオイル室63を介して連通される。すな
わち、上記オイル室63(上面はプラグで閉じられる)
には両側のHLA用オビオイル通路199に接続するオ
イル孔64.64がそれぞれ穿設され、排気側のHLA
用オビオイル通路19イルを送給する。
前記可変バルブタイミング機構13へのVTC用オビオ
イル通路18造は、シリンダヘッド2の前端の上面から
アクチュエータ弁2oを装着するバルブ装着孔2aが形
成され、このバルブ装着孔2aに向けて前記補助導入通
路65に連通ずる流入オイル孔18bがシリンダヘッド
前端がら穿設されている。また、この流入オイル孔18
bより上方に同様に供給オイル孔18cが前端がらバル
ブ装着孔2aに向けて穿設され、前記バルブ装着孔2a
の下端はシリンダヘッド2内のリターンオイル通路46
に開口している。そして、上記供給オイル孔18cに対
して端部カムジャーナル部5aから斜めに連通路18a
が形成されて、可変バルブタイミング機構13にオイル
を供給するVTC用オビオイル通路18成されている。
前記アクチュエータ弁20の構造は第8図のように、ソ
レノイド20cの作動によってスプール20aが摺動す
るスリーブ部材20bには上下の3か所にボートが形成
され、上段ポートPaに前記可変バルブタイミング機構
13に連通する供給オイル孔18cが連通し、中段ボー
トPbに前記補助導入通路65に連通する流入オイル孔
18bが連通し、下段ボートPcはリターンオイル通路
46に開口している。また、スプール20aには前記上
段ポートPaと中段ボートpbとを連通ずる溝部71を
有し、先端部にはスプリング72が縮装されると共に、
下段ボートPcを開閉する筒状ピストン部73を有する
。さらに、上記スプール20a内部には溝部71とピス
トン部73内を連通する内部リターン通路74が形成さ
れている。
前記アクチュエータ弁20は、オン作動により下段ボー
トPcを閉じて中段ボートpbと上段ボー)Paとを連
通して可変バルブタイミング機構13にオイルを送給し
てバルブタイミングを切り換え、オフ作動では上段ポー
トPaと下段ボートPcとを内部リターン通路74を介
して連通し、可変バルブタイミング機構13内のオイル
を低圧開放して非作動状態に復帰する。
上記実施例では、基本的に主オイル通路14から第1お
よび第2オイル導入通路15.16へ送給する油圧を高
め可変バルブタイミング機構13の作動応答性およびラ
ッシュアジャスタ12の作動を確保するものであるが、
カムジャーナル用オイル通路17に対する前記絞り部2
1の介装により、油量がそれ程必要のないカムジャーナ
ル部5゜6へのオイル量を低減してエンドフロー量を抑
制し、可変バルブタイミング機構13への油圧を高めさ
らに確実な作動を確保している。
なお、上記実施例においては、吸気側カムシャフト3ま
たは4にのみ可変バルブタイミング機構13を配設する
ようにしているが、両方のカムシャフト3,4の端部に
それぞれ配設して吸気側と排気側とで独立してバルブタ
イミングを変更するようにしてもよい。
また、前記実施例では、可変バルブタイミング機構13
への流入側にアクチュエータ弁20を配設したのに射し
、これを流出側に配設して作動制御を行うようにしても
よい。
さらに、本発明の潤滑装置が適用可能なエンジンは、V
型エンジンもしくはDOHCエンジンに限定されるもの
ではなく、シリンダヘッドにカムシャフトおよび可変バ
ルブタイミング機構、ラッシュアジャスタが設置された
エンジンの全般に対して適宜設計変更することで適用可
能である。
【図面の簡単な説明】
第1因は本発明の一実施例におけるエンジンの潤滑装置
の概略経路図、 第2図は一部省略したエンジンにおいて左部は後端部側
で切断し、右部は前端部側で一部切断して示す断面正面
図、 第3図は左シリンダヘッドの中央部とシリンダブロック
の中央部で切断した断面側面図、第4図はシリンダヘッ
ドの断面平面図、第5図はシリンダブロックの要部平面
図、第6図はシリンダブロックの要部側面図、第7図は
可変バルブタイミング機構の断面図、第8図はアクチュ
エータ弁の部分断面図である。 E・・・・・・エンジン、1・・・・・・シリンダブロ
ック、2・・・・・・シリンダヘッド、3,4・・・・
・・カムシャフト、5.6・・・・・・カムジャーナル
部、5a・旧・・端部カムジャーナル部、12・・・・
・・ラッシュアジャスター13・・・・・・可変バルブ
タイミング機構、14・・・・・・主オイル通路、15
・・・・・・第1オイル導入通路、16・・・・・・第
2オイル導入通路、17・・・・・・カムジャーナル用
オイル通路、18・・・・・・可変バルブタイミング用
オイル通路、19−・・・・・ラッシュアジャスタ用オ
イル通路、20・・・・・・アクチュエータ弁、21・
・・・・・絞り部、22.23・・・・・・オリフィス
部材。 第 図 第6 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エンジンのシリンダヘッドに設置した油圧作動式
    の可変バルブタイミング機構、カムシャフトを支承する
    カムジャーナル部および油圧式のラッシュアジャスタに
    それぞれシリンダブロック側から加圧したオイルを供給
    するエンジンの潤滑装置において、シリンダブロック内
    にその出力軸方向に沿って形成された主オイル通路の一
    端側からシリンダブロック内に延びる第1オイル導入通
    路を設ける一方、他端側から同様にシリンダブロック内
    に延びる第2オイル導入通路を設け、上記第1オイル導
    入通路に前記可変バルブタイミング機構へのオイル通路
    と、絞り部を介して前記カムジャーナル部へのオイル通
    路とを接続する一方、上記第2オイル導入通路に前記ラ
    ッシュアジャスタへのオイル通路を接続したことを特徴
    とするエンジンの潤滑装置。
  2. (2)前記第1オイル導入通路および第2オイル導入通
    路におけるシリンダブロックとシリンダヘッドとの合せ
    部に、シリンダヘッドの位置決めを兼ねた流量調節用の
    オリフィス部材を介装したことを特徴とする請求項1記
    載のエンジンの潤滑装置。
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