JPH04124409U - 丸太検知測定装置 - Google Patents

丸太検知測定装置

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JPH04124409U
JPH04124409U JP3812191U JP3812191U JPH04124409U JP H04124409 U JPH04124409 U JP H04124409U JP 3812191 U JP3812191 U JP 3812191U JP 3812191 U JP3812191 U JP 3812191U JP H04124409 U JPH04124409 U JP H04124409U
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修 富久
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 土場に椪積された丸太の検知業務を合理化す
るために開発した。 【構成】 丸太の末口径をLEDの点灯位置によって表
示させる検寸機の定規部と、LEDの点灯とLEDの点
灯位置のシフトを制御し、丸太の末口径に一致するLE
D点灯位置に対するパルスのカウント数から末口径を測
定し、その測定データを転送する検寸機の本体部と、こ
の転送データを入力して適正な末口径を算出し、別に入
力した各種情報と共に記録・表示させるデータ・ストレ
ージによって構成した。 【効果】 検知業務の省力化,スピードアップ,コスト
ダウン等に効果がある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、椪積された丸太の検知業務を合理化するために開発された丸太検 知測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
伐採された材木は、一定の長さ(2m〜6m)に切断され、市場を経由して販 売・加工され、一般に利用されているがその過程において数回に亙って検知とい う作業が行われている。 この検知は、一定の長さに切断された丸太の末口(直径)と長さを計測し、丸 太の本数および総材積を算出するために行う作業であって、伐採現場,市場,加 工工場など各所で実施される。 土場に椪積された丸太を検知する方法は、2〜3人が1組となり、計測,マー カー,記帳,集計・分類と多くの業務を凡て人手によって処理していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述したように、土場に椪積された多数の丸太の検知は従来すべて人手によっ て処理していたので、多くの労力と時間を必要としており、また、屋外での単純 作業の繰り返しであるので要員を確保することも難しくなっていた。一方、材木 の流通業務を円滑に進めるためには、正確で迅速な検知を行うことが不可欠な課 題であった。 この考案は、上述した検知業務の問題点を解決するためになされたものであっ て、検知業務の合理化を計り、正確かつ迅速でコストダウンを実現できる丸太検 知測定装置を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するために、この考案による丸太検知測定装置は、丸太の 末口径をLEDの点灯位置によって表示する検寸機の定規部と、前記定規部に設 けられたLEDを逐次点灯させ、丸太の末口径と一致したLEDを点灯させるパ ルスのカウント数を末口径の測定データとして出力する検寸機の本体部と、前記 検寸機本体部から受信した複数個の測定データを比較することによって適正な丸 太の末口径を算出,記録して表示すると共に、内蔵するキー入力部からの情報等 と併せて、別に設けてある集合器ヘ転送するデータ・ストレージとによって構成 したものである。
【0005】
【作用】
図4は検寸機の動作を示すフローチャートである。 検寸機の定規部を丸太の末口にあて、検寸機の本体部に設けてある前進/後退 スイッチの操作によってLEDの点灯位置を逐次シフトさせて行き、末口径と一 致したLEDの点灯位置でシフトを停止する。 この時のパルスカウンタのカウント数が丸太の末口径に相当する測定データで あるので、これをデータ・ストレージへ転送する。 図5はデータ・ストレージにおける丸太の末口径を算出するフローチャートで ある。 前記検寸機から丸太の末口径の2個の測定データ(末口径が最も小さいと考え られる2つの異なった箇所の測定データ)を入力し、この2個の測定データを比 較して小さい値の方を丸太の末口径として表示・記録する。 なお、偏平木の末口径の算出は、別に定めた測定データ(末口径の最小値と考 えられる箇所と、これと直角な方向における箇所との2つの測定データ)と換算 方法による。
【0006】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図面を参照しながら説明する。
【0007】 この考案に係る丸太検知測定装置は、定規部と本体部とより成る検寸機とデー タ・ストレージとによって構成されており、そのブロック回路図は、図1に示す 通りである。また、検寸機の外形図を図2に、データ・ストレージの斜視図を図 3に示す。
【0008】 図1において、検寸機の定規部1には複数個のLED41 〜4n が図2に示す ように2cm括約による目盛に対応して直線条に配設されている。これらのLED 41 〜4n を点灯させる電流を供給するLEDドライバ51 〜5n と、検寸機の 本体部2から出力されるカウント値をデコードしてLEDの点灯位置を決定する LEDデコーダ6とが検寸機の定規部1に内蔵されている。
【0009】 検寸機の本体部2には図2に示すように4つのスイッチ91 〜94 より成るキ ー入力部9が設けられている。91 は電源12をオン/オフ制御するスイッチで あり、92 は〔前進/後退〕スイッチであって、前進側または後退側を押下する ことによってパルス発生回路8を始動させ、LED41 〜4n の点灯位置を前後 にシフトさせる。93 は〔記録〕スイッチであって、これを押下することによっ てLEDの点灯位置(パルスカウンタ7のカウント値)をリモコン送信コントロ ーラ10で検出し、送信モジュール11から測定データをデータ・ストレージ3 へ転送する。 94 は〔取消〕スイッチであって、データ・ストレージ3に記録されているデ ータの取消を行うものである。このスイッチ94 を押下するとリモコン送信コン トローラ10において取消コマンドが生成され、送信モジュール11からデータ ・ストレージ3へ送信される。 パルス発生回路8は前記〔前進/後退〕スイッチ92 が押下されると1Hzのパ ルスを発生し、アップ・ダウン・カウンタで構成されたパルスカウンタ7へ前記 パルスを送出する。このパルスカウンタ7は〔前進/後退〕スイッチ92 の前進 側が押された場合にはアップカウント、後退側が押された場合にはダウンカウン トを行い、このカウント値がLEDの点灯位置の測定データとなる。 リモコン送信コントローラ10は〔記録〕スイッチ93 が押下されると前記カ ウント値をシリアル・データに変換し、また、〔取消〕スイッチ94 が押下され ると取消コマンドを生成するものであり、送信モジュール11は前記リモコン送 信コントローラ10において変換されたシリアル・データをデータ・ストレージ 3へ送信する。 なお、検寸機において必要とする制御電源は電源12から供給される。
【0010】 さらに、データ・ストレージ3における受信モジュール16は検寸機の送信モ ジュール11から送信された測定データを受信し、リモコン受信コントローラ1 5において受信したシリアルデータをパラレルデータに変換し、液晶モジュール 19に表示させる。 ROM14およびRAM18には検寸機から受信した測定データから丸太の末 口径を算出し記録するプログラムが格納されている。RAM18はバックアップ 電池17を備えた64KBの容量をもっており、ROM14は32KBの容量の ものである。キー入力部20のうちの電源スイッチ201 (図3に示す)をオン とすると、電源22からデータ・ストレージ3の内部回路に制御電源が供給され 、ROM14は読み出し専用、RAM18は書き込み専用となり、ROM14に 格納されているデータはRAM18の同じ番地に書き込まれ、このデータ転送後 においてはメモリ領域は凡てRAMエリアとなり、ROM14は禁止される。図 3におけるカーソル移動矢印キー203 は液晶モジュール19のカーソルを左右 に移動させるものであり、数値入力キー202 は前記カーソル移動矢印キー20 3 によりカーソル移動を行った場所の数値変更を行う。 前記液晶モジュール19に表示された丸太の末口径測定データや各種情報は伝 送モジュール21から集合器(図示していない)に転送される。CPU13は8 ビットのCMOSで構成されており、上述した一連のプログラムを統合して実行 させる。
【0011】 なお、図2と図3では図示していないが、検寸機の送信モジュール11とデー タ・ストレージ3の受信モジュール16との間のデータ転送は無線(AM変調) 通信方式としてあり、データ・ストレージ3の伝送モジュール21と集合器との 間は無線(電磁誘導電波)通信方式であるが、他の適当な通信方式を採用するこ とも可能である。
【0012】 次に、図4と図5に示すフローチャートについて詳しく説明する。
【0013】 図4のフローチャートは、検寸機のキー入力部9における4個のスイッチ91 〜94 を操作してLEDの点灯位置をシフトさせ、丸太の末口径を測定すると共 に測定データの転送と取消を行う各ステップを示している。 電源オン(ステップ101)とし、〔前進/後退〕SW押下(ステップ103 )がYESであり、前進/後退(ステップ104)が前進側であるとLEDの点 灯位置は前進方向にシフトされ、丸太の末口径とLED点灯位置とが一致すると 〔前進/後退〕SW押下(ステップ103)のNOを経てシフト停止(ステップ 108)とする。また、LEDの点灯位置が末口径より大きくなった場合は、前 進/後退(ステップ104)を後退側にするとLEDの点灯位置は反対方向にシ フトされ、LED点灯位置が末口径と一致すると〔前進/後退〕SW押下(ステ ップ103)のNOを経てシフト停止(ステップ108)させる。LED点灯位 置が決定したことで〔記録〕SW押下(ステップ109)すると測定データ転送 (ステップ110)により測定データはシリアルデータに変換されてデータ・ス トレージ3へ転送される。なお、〔記録〕SW押下(ステップ109)を誤操作 した場合には、〔取消〕SW押下(ステップ110)すると測定データ取消(ス テップ112)によりデータ・ストレージ3へ転送されたデータは取消される。 LEDの点灯はシフト数が2回より少ないときは0.5Hzのパルスによって 点灯(ステップ1072 )されるが、シフト数が2回以上になると1Hzのパル スによって点灯(ステップ1071 )される。
【0014】 図5に示すフローチャートはデータ・ストレージ3に内蔵されているプログラ ムによって、検寸機から転送された測定データから丸太の末口径を算出し、記録 ・表示する一連の動作を示している。 1本の丸太の末口径は検寸機によって2回測定され、2つの測定データがデー タ・ストレージ3に転送されて来る。即ち、第1のデータを表示(ステップ20 5)させ、次に第2のデータを表示(ステップ211)させ、2つのデータを比 較(ステップ212)し、その差が6cmより大きくないことを確認(ステップ2 13)したうえで、2つのデータのうちの最小値を記録(ステップ214)し、 かつ、表示(ステップ215)する。この場合、第1と第2のデータの差が6cm より大きい場合は偏平木とみなし所定の換算を行ってその末口径を記録(ステッ プ216)し、換算値を表示(ステップ217)する。
【0015】 なお、検寸機の定規部と本体部とはカートリッジ式に交換できるようになって おり、例えば30cmカートリッジ,60cmカートリッジとし、椪積された丸太の 末口に応じて適宜取換え検知作業の効率化を計ることができる。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案による丸太検知測定装置は、丸太の末口径をL EDの点灯位置によって表示させ、末口径と一致したLED点灯位置に対するパ ルス数をカウントして末口径の測定データとして出力する検寸機と、この測定デ ータを入力して適正な丸太の末口径を算出して表示・記録すると共に、キー入力 部からの情報と併せて別に設けてある集合器へ転送するデータ・ストレージによ って構成したものである。 従って、この考案による検寸機およびデータ・ストレージは小型軽量であるの で携帯に便利であり、かつ、正確で迅速な検知業務を1人で実行できるものであ るから、省力化、コストダウンに効果があるばかりでなく、検知業務の効率化に も寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る丸太検知測定装置の実施例を示
すブロック図。
【図2】この考案の検寸機の外形図。
【図3】この考案のデータ・ストレージの斜視図。
【図4】検寸機の動作を示すフローチャート。
【図5】データ・ストレージのプログラムによる動作を
示すフローチャート。
【符号の説明】
1 検寸機の定規部 2 検寸機の本体部 3 データ・ストレージ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 丸太の末口径測定用目盛と、夫々の目盛
    に対応して設けた複数個のLEDを備えると共に、前記
    LEDの点灯およびその点灯位置を制御するLEDドラ
    イバとLEDデコーダを内蔵した検寸機の定規部と、前
    記LEDの点灯位置をシフトさせると共に丸太の末口径
    に関する測定データの記録/取消および電源のオン/オ
    フを行うキー入力部と、前記キー入力部の操作により特
    定周波数のパルスを発生させて前記LEDを点灯させ、
    丸太の末口径に一致したLEDの点灯位置に対する前記
    パルスのカウント数を計測するパルス発生回路およびパ
    ルスカウンタと、前記カウント数の測定データをシリア
    ル・データに変換して送信するリモコン送信コントロー
    ラと送信モジュールとによって構成した検寸機の本体部
    と、前記送信モジュールからの測定データを受信してパ
    ラレルデータに変換する受信モジュールおよびリモコン
    受信コントローラと、前記リモコン受信コントローラか
    らの測定データおよびキー入力部からの各種入力情報を
    表示する液晶モジュールと、前記液晶モジュールのカー
    ソルの移動、前記各種入力情報の入力および電源のオン
    /オフを制御するキー入力部と、前記検寸機からの複数
    個の測定データを比較して適正な丸太の末口径を算出・
    記録して前記液晶モジュールに表示すると共に、誤まっ
    て入力した測定データを消去するプログラムを実行する
    CPU,ROM,RAMと、前記記録された各種情報を
    別に設けてある集合器へ転送する伝送モジュールとによ
    って構成したデータ・ストレージと、を具備して成るこ
    とを特徴とする丸太検知測定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、検寸機の定規部は本
    体部と着脱可能な構造であって、検知する丸太の太さに
    応じて測定可能範囲の異なる定規部に交換できることを
    特徴とする丸太検知測定装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007506578A (ja) * 2003-09-26 2007-03-22 ラウテ・オーワイジェイ ベニヤ剥離を最適化する方法
KR20200085751A (ko) * 2018-09-17 2020-07-15 데이터로그, 엘엘씨 통나무 검척 시스템 및 관련 방법

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