JPH04124208A - 溶銑予備処理方法 - Google Patents

溶銑予備処理方法

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JPH04124208A
JPH04124208A JP24324590A JP24324590A JPH04124208A JP H04124208 A JPH04124208 A JP H04124208A JP 24324590 A JP24324590 A JP 24324590A JP 24324590 A JP24324590 A JP 24324590A JP H04124208 A JPH04124208 A JP H04124208A
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JP
Japan
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exhaust gas
oxygen
flow rate
gas
containing gas
Prior art date
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Pending
Application number
JP24324590A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kubo
孝 久保
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
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  • Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、溶銑の予備処理方法において、精錬時に発生
した排ガスを燃焼させる方法に関する。
[従来の技術] 溶銑予備処理は、レードル、トピードカーなどに受けた
溶銑を転炉で脱炭精錬する前に、脱珪、脱硫、脱燐など
の処理を分離して事前に行う工程である。溶銑予備処理
においては、スラグ生成反応と共に、酸素と溶銑中の炭
素が反応(−次燃焼)して−酸化炭素(Co)が生成す
る。−船釣には、排ガスの回収をしない設備を用いて溶
銑予備処理を行うので、溶銑容器から発生した排ガスは
フード以降で燃焼させて除塵の後、排出される。即ち、
この発生ガスを燃焼不完全のまま排気ダクトに流すと、
排気経路において爆発などが起こる危険があるので、排
ガスフードおよび水冷ダクト部分で、発生ガスに空気を
混合してCQの一部を燃焼させ、排ガス中のco濃度を
低下させている。
第3図は従来の溶銑予備処理方法の説明図である。シー
ドル1中の溶銑2に石灰等塩基性の予備処理剤3がキャ
リヤーガスによって吹き込まれると共に、酸素4が吹き
込まれ、脱珪、脱燐などの反応が行われる。ここで生成
したガスは、レードル1とフード5の間から流入する巻
込み空気と共に吸引され、排カスタクト6を経て集塵機
7に導入される。この吸引された排ガスには酸素含有ガ
ス8が供給され、その一部が燃焼する(二次燃焼)。集
塵機7で除塵された排ガスは排気ファン9によって排気
される。そして、燃焼後の排ガス中のCO濃度は02濃
度と共に分析計10で測定され、爆発限界に達しないよ
うに監視されている。
このようにして、排ガス中のCO濃度を低下させる処理
を行っているが、CO濃度は操業条件の変動などによっ
て変動し、所定値を超えることがある。このような傾向
があるときには、溶銑2に吹き込む酸素流量を下げてC
Oの生成量を減少させたり、或は吸引排ガスに混入させ
る酸素含有ガス8流量を上げてCOの燃焼量を増加させ
たりし、上記燃焼排ガス中のCO濃度が所定値以下にな
るように操作している。
[発明か解決しようとする課題〕 −かし、上記CO濃度調節操作を行うと次のような問題
が発生する。
酸素4や酸素含有ガス8の流量変更は、分析計10のC
O濃度指示値を監視しながら適宜手動で行われるので、
排ガス中のCO濃度の変動幅が大きくなる。そして、そ
のCO濃度を基にして上記供給ガスの流量変更するので
、その変更幅も大きくなる。
このようなCO濃度調節操作において、酸素含有ガス8
の流量を増やすだけの変更操作を行うと、燃焼排ガス流
量が過度に増大し、排気不十分になることがある。この
ような場合には、レードル1とフード5の間からの巻込
み空気が減少し、集塵が不十分になったり、或はCOが
漏洩したりして環境が悪化する。
このため、燃焼排ガス中のCO濃度を下げるためには、
溶銑に吹き込む酸素4の流量を下げる操作を併用しなけ
ればならない、従って、溶銑2の処理時間が長くなる。
本発明は、上記の問題を解決し、酸素流量を下げること
なく燃焼排ガス中のCO濃度を所定値以下に維持するこ
とができる溶銑予備処理方法を提供することを目的とす
る。
[課題を解決するための手段及び作用]上記の目的を達
成するために、本発明においては、燃焼排ガス中のCO
濃度及び排ガス流量並びに酸素含有ガス流量を測定し、
これらの測定値を演算して燃焼排ガス中のco濃度が所
定値になる酸素含有ガスの吹き込み流量を求め、この演
算値に基づいて酸素含有ガスの吹き込み流量を制御する
燃焼排ガス中のCO濃度は、COの生成量、coの燃焼
量及び吸引ガス流量によって決まる。
coの生成量及びcoの燃焼量は、それぞれ溶銑に吹き
込む酸素流量、吸引排ガスに混入させる酸素含有ガス流
量に比例し、その間係は操業実績によって求めることが
できる。そして、吸引排ガス流量を測定して演算すれば
、酸素含有ガスの必要量が求められる。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例の説明図である。この図にお
いて、第3図と同じ部分については同一の符号を付し説
明を省略する1本実施例においては、流量計11、流量
計12によって、酸素4の流量及び酸素含有ガス8の流
量を測定する。又、燃焼排ガスの流量は流量計13で測
定する。
上記の各流量値及び分析計10で測定されたCO濃度と
0□濃度は演算・制御器14に送られる。演算・制御器
14では、上記各測定値を演算して燃焼排ガス中のCO
濃度が所定値になる酸素含有ガス8の吹き込み流量を求
める。そして、この演算値が流量設定値として流量計1
2に送られ、酸素含有ガス8の流量を制御する。
このようにして、酸素含有ガス8の流量を制御するので
、その流量変更幅が小さく、その結果として燃焼排ガス
中のCO濃度の変動幅も小さくなる。このため、燃焼排
ガス中のCO濃度の上限管理値を上げられるので、酸素
4の吹き込み量は安定して多量に供給することができる
第2 [Kは本発明の方法と従来の方法を比較した図で
ある。この図は、溶銑220tの予備処理における処理
時間に対する酸素吹き込み流量の推移の一例を示した図
であり、実線は本発明、点線は従来法による結果である
。本発明における酸素流量は変動が小さく、はぼ一定量
になっている。これに対し、従来法による酸素流量は変
動が大きい上に、その流量自体が本発明よりも少ない。
このため、本発明での処理が約19分で終了したのに対
し、従来法ては約22分に延びた。
[発明の効果] 本発明は、燃焼排ガス中のCO濃度及び排ガス流量並び
に酸素含有ガス流量を測定し、これらの測定値に基づい
て酸素含有ガスの吹き込み流量を制御する方法であるの
で、その流量変更幅が小さく、その結果として燃焼排ガ
ス中のCO濃度の変動幅も小さくなる。従って、燃焼排
ガス中のCO濃度の上限管理値を上げることができ、溶
銑に吹き込む酸素は安定して多量に供給することができ
るので、溶銑の処理時間を短縮することができる9
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の説明図、第2図は本発明の
方法と従来の方法を比較した図、第3図は従来の溶銑子
側処理方法の説明図である。 1・1・−ドル、2・・・溶銑、3・・・予備処理剤、
4・・酸素、5・・・フード、6・・排ガスダクト、7
−・・集塵機、8・・・酸素含有ガス、9・排気ファン
、10・・分析計、]、1.12.13・・・流量計、
]4・・演算・制御器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 溶銑に予備処理剤及び酸素を吹き込み、この際に発生し
    た排ガスに酸素含有ガスを混入し前記排ガスを燃焼させ
    る方法において、 燃焼排ガス中のCO濃度及び排ガス流量並びに前記酸素
    含有ガス流量を測定し、これらの測定値を演算して前記
    燃焼排ガス中のCO濃度が所定値になる前記酸素含有ガ
    スの吹き込み流量を求め、この演算値に基づいて前記酸
    素含有ガスの吹き込み流量を制御することを特徴とする
    溶銑予備処理方法。
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