JPH04124148U - 家庭用多機能入浴設備 - Google Patents

家庭用多機能入浴設備

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JPH04124148U
JPH04124148U JP3794591U JP3794591U JPH04124148U JP H04124148 U JPH04124148 U JP H04124148U JP 3794591 U JP3794591 U JP 3794591U JP 3794591 U JP3794591 U JP 3794591U JP H04124148 U JPH04124148 U JP H04124148U
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hot water
bathtub
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bath equipment
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寛 菊井
晏男 片貝
正和 高藤
建治郎 塩野谷
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千代田テクノエース株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】家庭用の入浴設備を、大規模化せずに多機能化
する。 【構成】家庭用入浴設備の構成を、洗い場と、比較的浅
底の浴槽と、比較的深底の浴槽とを互いに隣接配置する
と共に、湯循環ポンプと、浴槽内の湯面下に開口した空
気混合噴出口と、湯面上の高所に開口した打たせ湯噴出
口とを備えたものとする。 【効果】家庭用入浴設備の付加価値が高まる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、商業的な浴場が備えるような種々の付加的機能を備えた家庭用多機 能入浴設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
流水圧、噴出気泡、噴霧蒸気、などによって身体に刺激を受け、これのマッサ ージ効果によって爽快感を得ようとする多重浴施設が、主にリゾート地などにお いて見られるようになってきた。このような施設を利用して精神的なリフレッシ ュを図り、かつ健康増進に役立てようとする機運が高まりつつある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、こうした施設は、一般に大規模となりがちであるため、一般家庭に 持込むことは現実的ではないのが実情である。一般家庭向けとして、空気混合噴 流装置を備えたユニットバスや、単体の気泡発生装置などが市販されてはいるが 、単一機能しか有していないため、家庭内での多機能入浴効果の享受、温泉気分 の醸成に十分とは言い難い。
【0004】 本考案は、このような実情に鑑みて案出されたものであり、その主な目的は、 比較的小規模な設備にてより多くの機能を併せ持つ家庭用の入浴設備を提供する ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このような目的は、本考案によれば、互いに隣接配置された洗い場と、比較的 浅底の浴槽と、比較的深底の浴槽とを有すると共に、湯循環ポンプと、浴槽内の 湯面下に開口した空気混合噴出口と、湯面上の高所に開口した打たせ湯噴出口と を備えたことを特徴とする家庭用多機能入浴設備によって達成される。
【0006】
【作用】
このような構成によれば、高低2つの湯温の浴槽での交互湯浴と、寝姿並びに かがんだ姿勢での湯浴と、これら両湯浴姿勢における気泡噴射による筋肉の弛緩 ・緊張の双方に応じたマッサージと、打たせ湯による強めのマッサージとが小浴 室で可能となる。また、大浴場と異なり、入浴者の好みに応じた湯温、あるいは 入浴者の好みに応じたタイミングでの気泡噴射および打たせ湯によるマッサージ が可能となる。
【0007】
【実施例】
以下に本考案の構成を添付の図面に示された具体的な実施例に基づいて詳細に 説明する。
【0008】 図1は、本考案に基づき構成された家庭用浴室の全体を示すふ瞰図である。こ の浴室は、洗い場1と、比較的浅底の寝湯槽2と、比較的深底の全身浴槽3との 3つの部分からなっている。
【0009】 洗い場1の一壁面4aには、湯水混合栓5とシャワーノズル6とが設けられ、 他方の壁面4bの腰部には、腰掛けるのに適度な高さに設定されたベンチ7が設 けられている。そしてベンチ7の内側には、図2に示すように、生蒸気噴出口8 が開口し、ベンチ7の洗い場1に面した開口部には、ギャラリ9が嵌込まれてい る。この生蒸気噴出口8は下向きに開口しており、蒸気を床に一旦当てることに より、ギャラリ9から蒸気が直接噴出しないようにしてある。なお、この生蒸気 は、図示外の蒸気ボイラから供給されるが、湿式サウナとして利用する際にでき るだけ小さいボイラ容量にて浴室温度を十分に高めることができるようにするた めに、浴槽との間を厚地の樹脂カーテン10で仕切れるようにしてある。
【0010】 寝湯槽2は、概ね西洋式バスタブ様の形状をなし、湯面下約400ミリメート ル程度の深さとされ、かつ長手方向の一方の壁に緩やかな斜面11が設けられて おり、この斜面11に背を当てて仰臥すると、身体全体が伸ばせるようになって いる。そして浴槽の側壁には、それぞれ肘掛け12が設けられ、浴槽内壁の3方 における底面から150〜200ミリメートル程度の高さの位置には、後記する 空気混合噴流を噴出させるための噴出孔13が開口し、さらにその底面には、後 記する気泡発生プレート14が埋め込まれている。なお、本浴槽は、主として比 較的低温の湯用として使用されることが多い。
【0011】 全身浴槽3は、湯面下約600ミリメートル程度の深さとされ、普通の体格の ひとが上体を立ててしゃがんだ姿勢がちょうど良いようになっており、浴槽の長 手方向の一方の端には、腰掛けると上体が湯面上に出る程度の高さの段部15が 設けられている。そしてこちら側の壁面の天井に近い位置には、湯を落下放出す るための打たせ湯ノズル16が設けられている。また、この浴槽の内壁の3方に も、寝湯槽2と同様に、空気混合噴流を噴出させるための噴出孔13が開口して いる。
【0012】 一方、打たせ湯と空気混合噴流とは、肩部や腰部などに圧力噴流を当ててマッ サージ効果を得ようとするものであり、通常、打たせ湯は肩叩きに匹敵するかな り強いマッサージ作用を有し、空気混合噴流は、打たせ湯に比して幾分かマイル ドなマッサージ作用を有する。従って、両者ともに、適度な圧力を必要とするが 、噴流に適度な圧力を与えるためのポンプは、図3に示すように、一台のポンプ 17が共用されている。このポンプ17の吸入口17aは、第1の選択切替弁1 8を介して寝湯槽2と全身浴槽3との浴槽内に接続されており、第1の選択切替 弁18にて選択されたいずれか一方の浴槽内から吸入された湯が、ポンプ17の 吐出口17bに接続された第2の選択切替弁19を介し、その浴槽内の噴出孔1 3から噴出するようになっている。そしてこの吐出通路の中間部には、公知のエ ジェクタポンプ20が設けられており、湯の流動によって吸入された空気が噴出 流に混入するようになっている。また、第2の選択切替弁19は、全身浴槽3か ら吸入した湯を、打たせ湯ノズル16に振り向けられるようにもなっており、全 身浴槽3を使用する時には、打たせ湯と空気混合噴流とのいずれか一方を選択し 得るようになっている。このような選択切替弁を用いることにより、同一の圧送 ポンプによって両浴槽のそれぞれの湯温を維持したままの空気混合噴流、並びに 打たせ湯を発生させることができ、設備規模の縮小化と機能の多様化との両立に 好適である。
【0013】 気泡発生プレート14は、角パイプを格子状に構成し、その上面に多数の空気 噴出孔21を設け、適宜な送風機が発生する圧力空気を配管22を介して送り込 むようになっている。従って、これの角パイプ内に空気が送り込まれると、浴槽 内に夥しい気泡が発生することとなる。なお、この気泡の破裂によって超音波が 発生し、これが身体に良い影響を与える、との説もあるが、気泡が身体に接触す る際の刺激がマッサージ効果を生むことは確かであるものと想像される。この気 泡発生プレート14は、全身浴槽3に設けても良いことは言うまでもない。
【0014】 ところで、各浴槽に対する湯水の混合栓や蛇口類、および気泡用ポンプ、ある いは湯の循環ポンプとこれらの作動に付随する切替弁の操作を行なうための操作 スイッチ類については、使用性を勘案したうえで、例えば壁面あるいは各浴槽の 縁のエプロン部分の適所に設ければ良い。
【0015】 以上、本考案を一実施例に即して説明したが、洗い場並びに各浴槽のレイアウ トに関しては、上記実施例に限定されるものではなく、例えば洗い場を中央に置 き、その両側に各浴槽を配しても良いし、洗い場、寝湯、全身浴と、この順に並 べても良い。通常、最小規模として寝湯槽は1人用、全身浴槽は1〜2人用の容 量とするのが好ましいが、大家族向けとしては、両浴槽の幅を広げたり、あるい は両浴槽を2組設置したりすることもできる。
【0016】
【考案の効果】
このように本考案によれば、さほど大きな規模を必要とせずに家庭用入浴設備 を高度に多機能化し得るので、家庭内でも大規模多重浴設備と同等の保健効果を 得られると共に、湯温、マッサージ効果などを入浴者が自由に選択することが可 能となり、さらには手軽に温泉気分を味わうことができる。従って、家庭用入浴 設備の付加価値を高めるうえに大きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に基づき構成された浴室の一例を示すふ
瞰図である。
【図2】蒸気噴出口を示す要部断面図である。
【図3】湯の循環系統図である。
【図4】気泡発生プレートの部分的な斜視図である。
【符号の説明】
1 洗い場 2 寝湯槽 3 全身浴槽 4a・4b 壁面 5 湯水混合栓 6 シャワーノズル 7 ベンチ 8 生蒸気噴出口 9 ギャラリ 10 樹脂カーテン 11 斜面 12 肘掛け 13 噴出孔 14 気泡発生プレート 15 段部 16 打たせ湯ノズル 17 ポンプ 17a 吸入口 17b 吐出口 18 第1の選択切替弁 19 第2の選択切替弁 20 エジェクタポンプ 21 空気噴出孔 22 配管

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに隣接配置された洗い場と、比較的浅
    底の浴槽と、比較的深底の浴槽とを有すると共に、湯循
    環ポンプと、浴槽内の湯面下に開口した空気混合噴出口
    と、湯面上の高所に開口した打たせ湯噴出口とを備えた
    ことを特徴とする家庭用多機能入浴設備。
  2. 【請求項2】前記湯循環ポンプの吐出端と、前記空気混
    合噴出口並びに前記打たせ湯噴出口との間が、選択切替
    弁を介して接続されることを特徴とする請求項1に記載
    の家庭用多機能入浴設備。
  3. 【請求項3】多孔板式気泡発生装置と、蒸気噴出装置と
    を備えることを特徴とする請求項1、もしくは請求項2
    に記載の家庭用多機能入浴設備。
JP3794591U 1991-04-24 1991-04-24 家庭用多機能入浴設備 Expired - Lifetime JP2546146Y2 (ja)

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JPH04124148U true JPH04124148U (ja) 1992-11-11
JP2546146Y2 JP2546146Y2 (ja) 1997-08-27

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