JPH04123923A - 車両のエアコン用エアコンプレツサ駆動装置 - Google Patents

車両のエアコン用エアコンプレツサ駆動装置

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JPH04123923A
JPH04123923A JP24310490A JP24310490A JPH04123923A JP H04123923 A JPH04123923 A JP H04123923A JP 24310490 A JP24310490 A JP 24310490A JP 24310490 A JP24310490 A JP 24310490A JP H04123923 A JPH04123923 A JP H04123923A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車等の車両に搭載されたエアコン用エア
コンプレツサを駆動するための車両のエアコン用エアコ
ンプレツサ駆動装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、車両のエアコン用エアコンプレツサの主軸は、主
軸に固着されたクランクプーリの回転によって回転され
るようになっている。
しかしながら、このエアコン用エアコンプレツサの主軸
に設けられたクランクプーリは、エンジンのクランク軸
の前端部に設けられたドライブプリに連動するドライブ
プリーにベルトにより連結されており、エンジンのクラ
ンク軸の回転を駆動源としている。従って、エンジンの
馬力は、このエアコン用エアコンプレツサを駆動するた
めの馬力を含めて設定する必要がある。即ち、j−ア二
ノン用エアコンプレッザを駆動するためにエンンン全体
の負荷が増大し、その結果、エンジンの燃料消費量が増
加する。また、主として冷房能力を向上させるためにエ
ンジン回転が高められ、これにより、ますます車両の燃
費が悪化するという不具合があった。
また、第6図に示される如く、エアコン用エアコンプレ
ツサプーリー80、ウォータポンププリー82、オルク
ネータプーリ84及びパワステ用ポンププーリ86を、
夫々エンジン88のクランク軸88Aのドライブプーリ
 (駆動プーリ)90にタイミングベルト92で連結さ
れたドリブンプーリ(従動プーリ)94を中心に左右略
均等に振分け、最大負荷トルクを有するエアコン用エア
コンプレツサを駆動するためのエアコン用エアコンプレ
ツサプーリー80を、エンジン88の駆動力が最初に伝
受される位置に設けたエアコン用エアコンプレツサ駆動
装置が開示されている(実開昭63−110752号公
報)。
しかしながら、このエアコン用エアコンプレツサ駆動装
置においては、ドリブンプーリ94と各プーリとを連結
する駆動ベルト98に対する負荷トルクのバランスは向
上されるが、エンジン88のエアコン用エアコンプレツ
サを駆動するための馬力を低減させるには至らない。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は上記事実を考慮し、エアコン用コンプレッサを
駆動するために使用されるエンジンの馬子コン用エアコ
ンプレツサ駆動装置を得ることが目的である。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、エアコン用エアコンプレツサの主軸と連結さ
れた補助タービンと、エンジンオイル用ポンプで汲み上
げられたエンジンオイルとパワステアリングオイル用ポ
ンプで汲み上げられたパワステアリングオイルとの少な
くとも一方を循環するためのバイパス経路と、このバイ
パス経路に設けられたオイル分岐手段と、このオイル分
岐手段に一方の端部が連結されると共に他方の端部に前
記補助タービンに向けて配置されたオイル噴射口が設け
られたオイル供給経路と、一方の端部に前記補助タービ
ンに噴射されたオイルを回収するためのオイル回収口が
設けられると共に他方の端部が前記バイパス経路のオイ
ル分岐手段の下流側に連結されたオイル回収経路と、所
定の条件に基づいて前記オイル分岐手段を切り換えて前
記オイル供給経路にオイルを供給すためのオイル分岐手
段制御装置と、を有することを特徴としている。
〔作用〕
本発明によれば、所定の条件、例えばエンジンが所定回
転数以上でかつ、エアコンスイッチがオンされた場合に
、オイル分岐手段制御装置によって、オイル分岐手段が
切り換えられて、バイパス経路を流れるエンジンオイル
とパワステアリングオイルとの少なくとも一方がオイル
供給経路に供給される。これにより、オイル供給経路の
一方の端部に設けられたオイル噴射口から、エアコン用
エアコンプレツサの主軸と連結された補助タービンに向
けてオイルが噴射され、この噴射による油圧によって、
エアコン用エアコンプレツサの補助タービンの回転が助
長される。従って、エンジンのエアコン用エアコンプレ
ツサの主軸を回転するための馬力を低減させることがで
きるため、エンジン全体の馬力を低減させることができ
、車両の燃費を向上させることができる。
また、補助タービンに噴射されたオイルはオイル回収経
路のオイル回収口から回収され、バイパス経路のオイル
分岐手段の下流側に戻される。
〔実施例〕
以下に、本発明に係る車両のエアコン用エアコンプレツ
サ駆動装置の第1実施例を第1図〜第3図を用いて説明
する。
なお、図中矢印A方向はオイルの流れ方向を示す。
第1図に示される如く、エンジン10の下部には、オイ
ルパン12が設けられており、このオイルパン12内に
は、エンジンオイル14が充填されている。また、オイ
ルパン12内には、一方の端部がエンジンオイル用ポン
プ1Gと連通されたパイプ18の他方の端部が挿入され
ている。
エンジン10のクランクシャフトIOAには、クランク
プーリ19が同軸的に固着されと共に、エンジンオイル
用ポンプ16が連結されている。
従って、エンジン10のクランクシャフト1.OAの回
転によってエンジンオイル用ポンプ16が回転し、これ
によってエンジンオイル14がパイプ18を介して、オ
イルパン12から汲み上げられエンジン10の各部を循
環し潤滑及び冷却するようになっている。
エンジンオイル用ポンプ16の出力側には、バイパス経
路としてのバイパスパイプ24の一方の端部が連結され
ており、このバイパスパイプ24の他方の端部はオイル
パン12に連結されている。
また、バイパスパイプ24の中間部には、オイル分岐手
段どしてのバイパスバルブ26が設けられており、この
バイパスバルブ26には、オイル供給経路としてのオイ
ル供給パイプ28の一方の端部が連結されている。オイ
ル供給パイプ28の他方の端部はターラ用エアーコンブ
レッザー(以下、コンプレツサーという)30のオイル
溜まり部30Aに連結されている。このオイル溜まり部
30Aは、コンプレッサ30の駆動プーリ31と反対側
部(後部)に設けられており、エンジンオイル14が冷
媒ど混合しないように別室とされている。
バイパスバルブ26は、オイル分岐手段制御装置として
の電子制御装置(以下、ECUという)32に接続され
ており、所定の条件に基づいてECU32によって切換
制御させるようになっている。
第3図に示される如く、このECTJ32には、エンジ
ン10のクランクプーリ19に隣接して配置され、エン
ジン10の回転速度を検出する周知の回転センサ34が
接続されており、エンジン10の回転速度が入力されて
いる。また、E CU 32には、エアコンのオンオフ
スイッチ36が接続されており、ECU32においてエ
アコンがオン状態か否かが判別できるようになっている
。また、エンジン10のクランクプーリ19はベルト2
2によって、コンプレッサ30の駆動プーリ31と連結
されている。
第2図に示される如く、クーラ用コンプレッサ30のオ
イル溜まり部30Aには、コンプレッサ30の主軸38
の後端部38Aが突出しており、この主軸38の後端部
38Aには、補助タービンとしてのタービンブレード4
0が同軸的に固着されている。このタービンブレード4
0は、アルミニウム、マグネシウム、チタン等の軽量材
料で構成されており、回転ロスが極めて小さくされてい
る。
タービンブレード40の近傍には、オイル供給パイプ2
8の端部に設けられた、オイル噴射口してのオイルジェ
ット28Aが位置している。また、オイルジェット28
Δは、オイルジェット28Δから噴射されるエンジンオ
イル14によって、タービンブレード40がコンプレッ
サ30の主軸38の回転方向(第2図の時計回転方向)
へ回転する位置及び方向とされている。
コンプレッサ30のオイル溜まり部30Aの下部には、
オイル回収経路としてのリターンパイプ/12の一方の
端部に設けられたオイル回収口42△が連結されており
、このリターンパイプ42の他方の端部は、バイパスパ
イプ24のバイパスバルブ26の下流側に連結されてい
る。従って、コンプレッサ30のオイル溜まり部30A
のエンジンオイル14は、リターンパイプ42を介して
エンジン10のオイルパン12に回収されるようになっ
ている。
また、第3図に示される如く、エアコンのオンオフスイ
ッチ36はマグネットクラッチスイッチ44に接続され
ている。このマグネットクラッチスイッチ44は、コン
プレッサ30の主軸38と駆動プーリ31との連結部に
介在するマグネットクラッチ(図示省略)を制御し、エ
アコンを使用する場合には、コンプレッサ30の主軸3
8と駆動プーリ31とを連結するようになっている。
以下に、本実施例の作用を説明する。
本実施例によれば、エンジン10のクランクプリ19の
回転によってエンジンオイル用ポンプ16が回転し、こ
れによってエンジンオイル14がパイプ18を介して、
オイルパン12から汲み」二げられエンジン10の各部
を循環及び冷却する。
これと共に、オイルパン12から汲み上げられたエンジ
ンオイル14はバイパスパイプ24内を循環する。
このバイパスパイプ24内をエンジンオイル14が循環
している状態において、エアコンのオンオフスイッチ3
6がオンされると、マグネットクラッチスイッチ44が
オンする。これにより、コンプレッサ30の主軸38と
駆動プーリ31とはマグネットクラッチで連結され、エ
ンジン10のクランクプーリ19の回転によってコンプ
レッサ30の主軸38が回転を開始する。
また、エアコンのオンオフスイッチ36がオンされると
、ECU32は回転センサ34の検出値に基づいてエン
ジン10の回転速度が所定回転速度(例えば10100
0rp以上か否かを判断し、エンジン10の回転速度が
所定回転速度以上の場合には、バイパスバルブ26を切
換える。これにより、エンジンオイル14はオイル供給
パイプ28を介して、オイルジェット28Aからタービ
ンブレード40に噴射され、この油圧によって、コンプ
レッサ30の主軸38の回転が助長される。
従って、エンジン10のクランクプーリ19に加わるコ
ンプレッサ30の主軸38の回転負荷が低減され、コン
プレッサ30を駆動するためのエンジン10の馬力を低
減させることができる。このため、エンジン10全体の
馬力を低減させることができ、車両の燃費を向上させる
ことができる。
また、コンプレッサ30のオイル溜まり部30Δのエン
ジンオイル14は、リターンパイプ42のオイル回収口
42Aからリターンパイプ42に流入し、リターンパイ
プ42を介してオイルパン12に回収される。
なお、エンジンオイル用ポンプ16の最大仕事量は、高
油温、高速回転時の最大オイル流量、低温時の最大オイ
ル吐出量等で決定されるため、通常走行時くエンジン1
0の回転速度250Orpm以下)においては、エンジ
ンオイル用ポンプ16の仕事量の大半は無駄仕事きされ
ている。従って、本実施例の構成によって、エンジンオ
イル用ポンプ16の最大仕事量が増加することはなく、
これにより車両の燃費が低下することはない。
また、本実施例においては、車体の加速力のアップ及び
エアコンの冷房力能力アンプができる。
さらに、コンプレッサ30のプーリ比を大きくとれるた
め、コンプレッサ30の回転が上昇しすぎることがなく
、常に効率の良い回転領域でコンプレッサ30を使用で
きるため、益々燃費が向−1−すると共に、高速域での
燃費、加速等が向上される。
また、エアコンの効率アップができるため、コンプレッ
サ30の容量を小さくできると共に軽量化できるので、
エアコンの搭載性が向上する。また、エンジンのアイド
ルアップ回転低下に伴い、車体全体の振動、騒音を下げ
ることができる。
以Fに、本発明に係る車両のエアコン用エアコンプレッ
サ駆動装置の第2実施例を第4図を用いて説明する。
なお、第1実施例と同一部材については、同一符号を付
してその説明を省略する。
第4図に示される如く、エンジン10のクランクプーリ
19にベルト(図示省略)を介して連結されたパワステ
アリングオイル用ポンプ50の下流側には、パワステア
リングオイル51が充填されたリザーバタンク52が連
結されている。このリザーバタンク52の下流側には、
ステアリングギヤボックス54が連結されている。従っ
て、パワステリングオイル51は、パワステアリングオ
イル用ポンプ50の駆動により、リザーバタンク52と
ステアリングギヤボックス54とを循環するようになっ
ている。
リザーバタンク52とステアリングギヤボックス54と
の間には、バイパス経路としてのバイパスパイプ56の
一方の端部が連結されており、このバイパスパイプ56
の他方の端部は、ステアリングギヤボックス54とパワ
ステアリングオイル用ポンプ50との間に連結されてい
る。また、バイパスパイプ56の中間部には、バイパス
バルブ26が設けられており、このバイパスバルブ26
には、オイル供給パイプ28の一方の端部が連結されて
いる。このオイル供給パイプ28の他方の端部は、ター
ラ用コンプレッサ30のオイル溜まり部30Aに連結さ
れている。
コンプレッサ30のオイル溜まり部30Aの下部には、
オイル回収経路としてのリターンパイプ58の一方の端
部に設けられたオイル回収口58Aが連結されており、
このリターンパイプ58の他方の端部は、バイパスパイ
プ56のバイパスバルブ26の下流側に連結されている
。従って、コンプレッサ30のオイル溜まり部30Aの
パワステアリングオイル51はオイル回収口58Aから
リターンパイプ58に流入し、リターンパイプ58を介
してバイパスパイプ56に戻されてパワステアリングオ
イル用ポンプ50に回収されるようになっている。
バイパスバルブ26は、ECU32に接続されており、
ECU32によって切換制御させるようになっている。
このECU32には、エンジン10の回転速度を検出す
る周知の回転センサ34が接続されており、エンジン1
0の回転速度が入力されている。また、ECU32には
、エアコンのオンオフスイッチ36が接続されており、
エアコンがオン状態か否かが人力されている。さらに、
ECU32には、車速センサ60及びパワステアリング
オイル用ポンプ50に設けられた油圧セン→ノロ2が接
続されている。
以下に、本実施例の作用を説閂する。
本実施例によれば、エンジン10のクランクプーリ19
の回転によって、パワステアリングオイル用ポンプ50
が回転し、これによってパワステアリングオイル51が
リザーバクンク52とステアリングギヤボックス54と
を循環する。これと共に、パワステアリングオイル51
はバイパスパイプ56内を循環する。
このバイパスパイプ56内をパワステアリングオイル5
1が循環している状態において、エアコンのオンオフス
イッチ36がオンされると、マグネットクラッチスイッ
チ44がオンする。これにより、コンプレッサ30の主
軸38と駆動プーリ31とはマグネットクラッチで連結
されエンジン10のクランクプーリ19の回転によって
コンプレッサ30の主軸38が回転を開始する。
また、エアコンのオンオフスイッチ36がオンされると
、ECU32は回転センサ34の検出値に基づいてエン
ジン10の回転速度が所定回転速度(例えば10100
0rp以上か否かを判断すると共に、車速センサ60の
検出値から車速か所定値以上か否かを判断し、且つ油圧
センサ62の検出値(ステアリングの回転角度に対応す
る必要油圧が減じられたパワステアリングオイル51の
油圧)が所定値以上か否かを判断する。
その結果、ECU32は、エアコンのオンオフスイッチ
36がオンされ、エンジン10の回転速度が所定回転速
度(例えば1.ooorpm)以上、且つ車速が所定速
度(例えば10km/h)以上で、パワステアリングオ
イル51の油圧が所定値以上の場合に、バイパスバルブ
26を切換えて、パワステアリングオイル51をパイプ
28を介して、オイルジェット28Aからタービンブレ
ード40に噴射する。これによりコンプレッサ30の主
軸38の回転が助長される。
従って、エンジン10のクランクプーリ19に加わるコ
ンプレッサ30の主軸38の回転負荷が低減され、コン
プレッサ30を駆動するたtのエンジン10の馬力を低
減させることができる。このため、エンジン10全体の
馬力を低減させることができ、車両の燃費を向上させる
ことができる。
また、コンプレツー)130のオイル溜゛まり部30Δ
のパワステアリングオイル51は、リターンパイプ58
を介してバイパスパイプ56に戻されて、パワステアリ
ングオイル用ポンプ50に回収される。
なお、パワステアリンクオイル用ポンプ50の最大仕事
量は、アイドル運転状態での最大据切り時のオイル流量
(走行していない状態でステアリングを最大角目した場
合のオイル流量)で決定される。このため、通常走行速
度(車速10km/h以上)、ステアリング通常回転角
度(D°〜90°)においては、パワステアリンクオイ
ル用ポンプ50の仕事量の大半は無駄仕事とされている
従って、本実施例の構成によって、パワステアリングオ
イル用ポンプ50の最大仕事量が増加することはなく、
これにより車両の燃費が低下することはない。
以下に、本発明に係る車両のエアコン用エアコンプレツ
サ駆動装置の第3実施例を第5図を用いて説明する。
なお、第1実施例及び第2実施例と同一部材については
、同一符号を付してその説明を省略する。
第5図に示される如く、コンプレッサ3oのオイル溜ま
り部30Aの後側(第5図の右側)には、オイル溜まり
部30Aと別室とされたオイル溜まり部30Bが設けら
れている。このオイル溜まり部30Bには、コンプレッ
サ3oの主軸38の後端部38Aが突出しており、この
主軸38の後端部38Aには、タービンブレード64が
同軸的に固着されている。このタービンブレード64は
、アルミニウム、マグネシウム、チタン等の軽量材料で
構成されており、回転ロスが極めて小さくされている。
またタービンブレード64には、オイルジェット28A
によってエンジンオイル14が噴射されるようになって
おり、タービンブレード64には、オイルジェット28
Aによってパワステアリングオイル51が噴射されるよ
うになっている。
従って、本実施例においては、ECU32の制御により
、エアコンの使用条件に応じて、エンジンオイル14と
パワステアリングオイル51の一方、又は双方を使用し
て、コンプレッサ30の主軸38の回転を助長すること
ができる。このため、エンジン10のクランクプーリ2
0の回転によるコンプレッサ30の主軸38の回転負荷
がさらに低減され、コンプレッサ30を駆動するための
エンジン10の馬力をさらに低減させることができる。
よって、エンジン10全体の馬力をさらに低減させるこ
とができ、車両の燃費をさらに向上させることができる
〔発明の効果〕
本発明は上記構成としたので、エアコン用コンプレッサ
を駆動するために使用されるエンジンの馬力を低減させ
ることで、エンジン全体の馬力を低減させ、車両の燃費
を向上させることができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の車両のエアコン用エアコ
ンプレツサ駆動装置のシステム全体を示す説明図、第2
図は第1図2−2線I祈面図、第3図は本発明の第1実
施例の車両のエアコン用エアコンプレツサ駆動装置が適
用されたエンジンを前方から見た概略図、第4図は本発
明の第2実施例の車両のエアコン用エアコンプレツサ駆
動装置のシステム全体を示す説明図、第5図は本発明の
第3実施例の車両のエアコン用エアコンプレツサ駆動装
置のシステムの一部を示す説明図、第6図は従来例に係
る車両のエアコン用エアコンプレツサ駆動装置が適用さ
れたエンジンを前方から見た概略図である。 101・・エンジン、 14・・・エンジンオイル、 16・・・エンジンオイル用ポンプ、 24.56・・・バイパスパイプ、 26・11バイパスバルブ、 28・・・オイル供給パイプ、 28A・・・オイルジェット、 30・・・クーラ用コンプレッサ、 32・・・ECU。 38・・・主軸、 40.64・・・タービンブレード、 42.58・ ・ ・リターンパイプ、42A、58A
・・・オイル回収口、 50・・・パワステアリングオイル用ポンプ、51・・
・パワステアリングオイル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エアコン用エアコンプレツサの主軸と連結された
    補助タービンと、エンジンオイル用ポンプで汲み上げら
    れたエンジンオイルとパワステアリングオイル用ポンプ
    で汲み上げられたパワステアリングオイルとの少なくと
    も一方を循環するためのバイパス経路と、このバイパス
    経路に設けられたオイル分岐手段と、このオイル分岐手
    段に一方の端部が連結されると共に他方の端部に前記補
    助タービンに向けて配置されたオイル噴射口が設けられ
    たオイル供給経路と、一方の端部に前記補助タービンに
    噴射されたオイルを回収するためのオイル回収口が設け
    られると共に他方の端部が前記バイパス経路のオイル分
    岐手段の下流側に連結されたオイル回収経路と、所定の
    条件に基づいて前記オイル分岐手段を切り換えて前記オ
    イル供給経路にオイルを供給すためのオイル分岐手段制
    御装置と、を有することを特徴とする車両のエアコン用
    エアコンプレツサ駆動装置。
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