JPH04123862U - ウオツシヤタンク構造 - Google Patents

ウオツシヤタンク構造

Info

Publication number
JPH04123862U
JPH04123862U JP2916891U JP2916891U JPH04123862U JP H04123862 U JPH04123862 U JP H04123862U JP 2916891 U JP2916891 U JP 2916891U JP 2916891 U JP2916891 U JP 2916891U JP H04123862 U JPH04123862 U JP H04123862U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
washer
washer fluid
outlet
outflow port
tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2916891U
Other languages
English (en)
Inventor
功 中垣内
Original Assignee
ダイハツ工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ダイハツ工業株式会社 filed Critical ダイハツ工業株式会社
Priority to JP2916891U priority Critical patent/JPH04123862U/ja
Publication of JPH04123862U publication Critical patent/JPH04123862U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボンネットを開けて目視することなく、ウォ
ッシャ液の残量が少なくなったことを知る。 【構成】 ウォッシャタンク1の底部とその上方適当距
離の位置とにウォッシャ液の流出口2、3を設け、上方
の流出口3にはフロート7にて開閉される弁機構4を設
け、底部の流出口2には上方の流出口3よりも通路断面
積の小さいオリフィス8を設け、ウォッシャ液の液面が
上方の流出口3より低くなると、上方の流出口3が弁機
構4にて閉じられてエアの吸入が防止された状態で、通
路断面積の小さい底部の流出口2からウォッシャ液を吸
入して噴射することによりウォッシャ液の噴射状態が弱
くなり、これによってウォッシャ液が無くなる前にドラ
イバーに残量の警告をする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車のウィンドウ洗浄用のウォッシャ液を収容したウォッシャタ ンクの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ウォッシャタンク21は、図4に示すように、エンジンルーム21内 に配置されており、その構造は底部に流出口22が設けられている。そして、ウ ォッシャポンプ23にてウォッシャタンク底部の流出口22からウォッシャ液を 吸入し、ウィンドウ25の下部に配置されたウォッシャノズル24に向けて圧送 することによってウォッシャ液をウィンドウ25に向けて噴射するように構成さ れている。(実開昭61−161060号公報参照。) なお、図4の例では空調用のエバポレータ26から排出された水をリザーバー タンク27を介してウォッシャタンク21内に導いて補水を行うように構成され ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の構成ではボンネットを開けて、エンジンルーム20内の ウォッシャタンク21を目視しなければウォッシャ液の残量を知ることができず 、そのためボンネットを開けることが少なくなっている現状では突然ウォッシャ 液がなくなって噴射できなくなることがあり、場合によっては非常に危険なこと があるという問題があった。
【0004】 本考案は、このような従来の問題点に鑑み、ボンネットを開けて目視しなくて もウォッシャ液の残量が少なくなったことを知ることができるウォッシャタンク 構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案は、ウォッシャタンクの底部とその上方適当距離の位置とにウォッシャ 液の流出口を設け、上方の流出口にはフロートにて開閉される弁機構を設け、底 部の流出口には上方の流出口よりも断面積の小さい通路を形成したことを特徴と する。
【0006】
【作用】
本考案によれば、ウォッシャタンク内のウォッシャ液の液面が上方の流出口よ りも高い間は、通路断面積の大きい上方の流出口を通してウォッシャ液を吸入し て噴射することによりウォッシャ液は通常通り噴射され、液面が上方の流出口よ り低くなると、上方の流出口はフロートによる弁機構にて閉じられてエアの吸入 が防止された状態で、通路断面積の小さい底部の流出口からウォッシャ液を吸入 して噴射することによりウォッシャ液の噴射状態が弱くなり、これによってウォ ッシャ液が無くなる前にドライバーに残量の警告ができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1〜図3を参照して説明する。
【0008】 図1において、1はウォッシャ液を収容しておくウォッシャタンクであり、上 面に注入口1aが設けられ、底部とそれより上方適当距離の位置とに流出口2、 3が設けられている。上方の流出口3には後で詳しく説明するようにフロート7 により開閉される弁機構4が設けられ、底部の流出口2にはオリフィス8が設け られている。これら流出口2、3はウォッシャポンプ9の吸入側に連通され、こ のウォッシャポンプ9にてウォッシャ液を吸入して圧送し、ウォッシャノズル1 0からウィンドウに向けてウォッシャ液を噴射するように構成されている。
【0009】 弁機構4は、図2に示すように、ウォッシャタンク1の側部に金網6にてウォ ッシャタンク1内と仕切られたフロート室5を設け、このフロート室5の下面に 流出口3を設けるとともにフロート室5内に上下移動可能にフロート7を収納配 置し、液面が下がるとフロート7にて流出口3が閉じられるように構成されてい る。
【0010】 又、オリフィス8は、図3に示すように、底部の流出口2の先端に螺合して取 付けられている。
【0011】 また、11a、11bは流出口2、3とウォッシャポンプ9の吸入側を接続す る吸入管、12はウォッシャポンプ9の吐出側とウォッシャノズル10を接続す る吐出管である。
【0012】 以上の構成によると、ウォッシャタンク1内のウォッシャ液の液面が上方の流 出口3よりも高い間は、フロート7はフロート室5の上部に浮き上がって流出口 3が開放されており、ウォッシャ液は通路断面積の大きい流出口3を通してウォ ッシャポンプ9にて吸入され、ウォッシャノズル10から噴射されることにより ウォッシャ液が通常通り噴射される。一方、液面が上方の流出口3より低くなる と、フロート7が下がって上方の流出口3が閉じられ、エアの吸入が防止された 状態で、底部の流出口2から通路断面積の小さいオリフィス8を通してウォッシ ャ液が吸入されて噴射されることになり、その結果ウォッシャ液の噴射状態が弱 くなり、これによってウォッシャ液が無くなる前にドライバーに残量の警告がで きる。
【0013】 尚、上記実施例では、底部の流出口2にオリフィス8を装着して通路断面積を 小さくしたが、流出口2自体の通路断面積を小さくしても良いことは言うまでも ない。
【0014】
【考案の効果】
本考案のウォッシャタンク構造によれば、ウォッシャタンク内のウォッシャ液 の液面が上方の流出口よりも高い間は、通路断面積の大きい上方の流出口を通し てウォッシャ液を吸入して噴射することによりウォッシャ液は通常通り噴射され るが、液面が上方の流出口より低くなると、通路断面積の小さい底部の流出口か らウォッシャ液を吸入して噴射することによりウォッシャ液の噴射状態が弱くな るため、ボンネットを開けて目視しなくても、ウォッシャ液が無くなる前にドラ イバーに残量の警告ができるという効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の概略構成図である。
【図2】フロートを有する弁機構の構成を示す断面図で
ある。
【図3】底部の流出口の構成を示す断面図である。
【図4】従来例の構成図である。
【符号の説明】
1 ウォッシャタンク 2 底部の流出口 3 上方の流出口 4 弁機構 7 フロート 8 オリフィス

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウォッシャタンクの底部とその上方に適
    当距離の位置とにウォッシャ液の流出口を設け、上方の
    流出口にはフロートにて開閉される弁機構を設け、底部
    の流出口には上方の流出口よりも断面積の小さい通路を
    形成したことを特徴とするウォッシャタンク構造。
JP2916891U 1991-04-25 1991-04-25 ウオツシヤタンク構造 Pending JPH04123862U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2916891U JPH04123862U (ja) 1991-04-25 1991-04-25 ウオツシヤタンク構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2916891U JPH04123862U (ja) 1991-04-25 1991-04-25 ウオツシヤタンク構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04123862U true JPH04123862U (ja) 1992-11-10

Family

ID=31913077

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2916891U Pending JPH04123862U (ja) 1991-04-25 1991-04-25 ウオツシヤタンク構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04123862U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5218942A (en) Modular fuel sender for motor vehicle
US6405747B1 (en) Fuel tank vent valve with liquid carryover filter
KR0120732B1 (ko) 자동 공압펌프
US1488106A (en) Intake for oil-well pumps
EP1743817B1 (en) Washer fluid spraying apparatus
US7500723B2 (en) Reservoir tank for vehicle brake system
WO2013028713A1 (en) Fuel supply system and anti-siphon jet pump
EP2748454A1 (en) Liquid fuel trap device
JP4061306B2 (ja) 燃料タンク
US4922959A (en) Filter arrangement for fuel tank
US2322910A (en) Priming device for pumps
JPS6159431B2 (ja)
US4251240A (en) Pump valve assembly
JPH04123862U (ja) ウオツシヤタンク構造
JPH04224444A (ja) ウォッシャポンプ
US1636561A (en) Pressure-control device
JP4710861B2 (ja) 燃料供給構造
JP2715256B2 (ja) 呼び水式ポンプの気水分離器構造
JP3892069B2 (ja) 低騒音エゼクタ
JPH0534265Y2 (ja)
CN214874218U (zh) 燃油箱的吸油口结构及燃油箱
JP2003090482A (ja) タンク取付用コネクターのサイホン管
JPH02191861A (ja) 燃料供給装置
JPH0688639B2 (ja) 気液分離室
KR0113934Y1 (ko) 차량 전복시의 누유 방지구조