JPH041236B2 - - Google Patents
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- JPH041236B2 JPH041236B2 JP13263686A JP13263686A JPH041236B2 JP H041236 B2 JPH041236 B2 JP H041236B2 JP 13263686 A JP13263686 A JP 13263686A JP 13263686 A JP13263686 A JP 13263686A JP H041236 B2 JPH041236 B2 JP H041236B2
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- pressure
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- 230000008676 import Effects 0.000 claims description 17
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
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- Fluid-Driven Valves (AREA)
- Multiple-Way Valves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は主としてプレス加工ラインにおける各
プレス機のダイクツシヨン等の高圧タンクの調圧
を行わせるために使用する三方切換弁装置に関す
る。
プレス機のダイクツシヨン等の高圧タンクの調圧
を行わせるために使用する三方切換弁装置に関す
る。
(従来の技術)
従来、ダイクツシヨン等の高圧タンク内へ圧力
エアを注排して内圧を調整するための装置として
は第3図に示すようにタンク1に通じる注入流路
にメインレギユレータ2を備え、そのメインレギ
ユレータ2のパイロツトエア流路3にパイロツト
レギユレータ4を介して所定圧のパイロツトエア
を送り、タンク1内を所望の圧力まで昇圧させる
ようにするとともに、排出路5に二方弁等の排気
弁6を設け、この排気弁6を開いて所望圧まで減
圧させる方法が一般的であつた。
エアを注排して内圧を調整するための装置として
は第3図に示すようにタンク1に通じる注入流路
にメインレギユレータ2を備え、そのメインレギ
ユレータ2のパイロツトエア流路3にパイロツト
レギユレータ4を介して所定圧のパイロツトエア
を送り、タンク1内を所望の圧力まで昇圧させる
ようにするとともに、排出路5に二方弁等の排気
弁6を設け、この排気弁6を開いて所望圧まで減
圧させる方法が一般的であつた。
しかし、この方法では、圧力エアの注入にレギ
ユレータを使用するため、所望内圧に近づくに従
つて、エアの注入量が少くなり昇圧速度が遅くな
るという欠点があり、これを解決するため、第4
図に示すように電子装置を用いた圧力検出手段7
によつて圧力を検出し、その圧力が所望の圧力に
達するまで給気路8の給気弁9又は排気路10の
排気弁11を開閉動作させる電子制御装置12を
使用したものが開発されるに到つた。
ユレータを使用するため、所望内圧に近づくに従
つて、エアの注入量が少くなり昇圧速度が遅くな
るという欠点があり、これを解決するため、第4
図に示すように電子装置を用いた圧力検出手段7
によつて圧力を検出し、その圧力が所望の圧力に
達するまで給気路8の給気弁9又は排気路10の
排気弁11を開閉動作させる電子制御装置12を
使用したものが開発されるに到つた。
(発明が解決しようとする問題点)
上述の如き従来の装置では第4図に示すように
各数のプレス機を並べたプレスラインの各ダイク
ツシヨン用圧力タンク1,1…の圧力調節を−の
圧力源13によつて行わせるようにした場合、同
時に複数のタンク1に圧力充填を行うと給気路8
の内圧が低下し給気弁9を通じてタンク1内の空
気が逆流し、タンク内圧が急激に低下することが
あるという問題点があつた。
各数のプレス機を並べたプレスラインの各ダイク
ツシヨン用圧力タンク1,1…の圧力調節を−の
圧力源13によつて行わせるようにした場合、同
時に複数のタンク1に圧力充填を行うと給気路8
の内圧が低下し給気弁9を通じてタンク1内の空
気が逆流し、タンク内圧が急激に低下することが
あるという問題点があつた。
本発明は上述の如き問題にかんがみ、給気中に
圧力源側の内圧がタンク内圧より低下しても逆流
することがなく、しかも給気弁及び排気弁の動作
が流路内圧をパイロツト圧として利用し、その各
パイロツト流路の開閉のみによつて各弁の開閉動
作を行わせることのできる三方切換弁装置の提供
を目的としたものである。
圧力源側の内圧がタンク内圧より低下しても逆流
することがなく、しかも給気弁及び排気弁の動作
が流路内圧をパイロツト圧として利用し、その各
パイロツト流路の開閉のみによつて各弁の開閉動
作を行わせることのできる三方切換弁装置の提供
を目的としたものである。
(問題点を解決するための手段)
このような目的を達成するための本発明の要旨
とする構成を図面を参照して説明すると、インポ
ート21からアウトポート22に通じる主流路2
3にパイロツト圧の導入によつて閉鎖する主流路
開閉弁24を備え、該主流路23の前記主流路開
閉弁24よりアウトポート23側に排気路31を
連通させ、該排気路31に、前記パイロツト圧と
は別のパイロツト圧の導入によつて該流路を閉鎖
する排気路開閉弁32を備え、前記各弁のパイロ
ツト圧導入路40a,40bに該各弁24,32
側を二次側とし、該二次側を一次側と大気とに切
換連通させるパイロツト三方切換弁41a,41
bをそれぞれ備え、その両パイロツト三方切換弁
41a,41bの一次側を互いに連通させるとと
もに、その連通部分より上流側を前記主流路23
のインポート側21及びアウトポート22側に、
該主流路23の圧力によつて開かれる逆止弁49
a,49bを介して連通させて該主流路23から
パイロツト圧を導入させるようにしてなる三方切
換弁装置に関する。
とする構成を図面を参照して説明すると、インポ
ート21からアウトポート22に通じる主流路2
3にパイロツト圧の導入によつて閉鎖する主流路
開閉弁24を備え、該主流路23の前記主流路開
閉弁24よりアウトポート23側に排気路31を
連通させ、該排気路31に、前記パイロツト圧と
は別のパイロツト圧の導入によつて該流路を閉鎖
する排気路開閉弁32を備え、前記各弁のパイロ
ツト圧導入路40a,40bに該各弁24,32
側を二次側とし、該二次側を一次側と大気とに切
換連通させるパイロツト三方切換弁41a,41
bをそれぞれ備え、その両パイロツト三方切換弁
41a,41bの一次側を互いに連通させるとと
もに、その連通部分より上流側を前記主流路23
のインポート側21及びアウトポート22側に、
該主流路23の圧力によつて開かれる逆止弁49
a,49bを介して連通させて該主流路23から
パイロツト圧を導入させるようにしてなる三方切
換弁装置に関する。
(作用)
この三方切換弁装置は、その使用に際してイン
ポート21に圧力源A側流路を連通させるととも
にアウトポート22にタンクBの給排気路を連結
する。
ポート21に圧力源A側流路を連通させるととも
にアウトポート22にタンクBの給排気路を連結
する。
この状態で圧力源A側流路内がタンクB内より
充分に高圧である場合において両パイロツト三方
切換弁41a,41bが各パイロツト圧導入路4
0a,40bを連通させるポジシヨンにあると、
主流路23内圧によつてインポート21側に通じ
るパイロツト圧導入路43aの逆止弁49aが開
かれ、両パイロツト圧導入路40aに主流路23
内圧が付加されて主流路開閉弁24及び排気路開
閉弁32にパイロツト圧が送られて該両弁が閉じ
られる。
充分に高圧である場合において両パイロツト三方
切換弁41a,41bが各パイロツト圧導入路4
0a,40bを連通させるポジシヨンにあると、
主流路23内圧によつてインポート21側に通じ
るパイロツト圧導入路43aの逆止弁49aが開
かれ、両パイロツト圧導入路40aに主流路23
内圧が付加されて主流路開閉弁24及び排気路開
閉弁32にパイロツト圧が送られて該両弁が閉じ
られる。
なお、このとき、アウトポート22側に通じる
パイロツト圧導入路40bの逆止弁49bは、イ
ンポート21側の内圧がアウトポート22側の内
圧よりも高いために閉鎖状態となる。
パイロツト圧導入路40bの逆止弁49bは、イ
ンポート21側の内圧がアウトポート22側の内
圧よりも高いために閉鎖状態となる。
この状態で主流路開閉弁24側のパイロツト三
方切換弁41をそのパイロツト圧導入路40aの
逆止弁49a側を閉じ主流路開閉弁24側を大気
に開放させるポジシヨンに切り換えると主流路開
閉弁24を開閉させるためのパイロツト圧がなく
なり、該弁24は主流路23内圧によつて開か
れ、タンクBへの給気が行われる。
方切換弁41をそのパイロツト圧導入路40aの
逆止弁49a側を閉じ主流路開閉弁24側を大気
に開放させるポジシヨンに切り換えると主流路開
閉弁24を開閉させるためのパイロツト圧がなく
なり、該弁24は主流路23内圧によつて開か
れ、タンクBへの給気が行われる。
一方、排気路開閉弁32側のパイロツト圧導入
路40bのパイロツト三方切換弁41bを逆止弁
49b側を閉じ、排気路開閉弁32側を大気に開
放すると、排気路開閉弁32は主流路23のアウ
トポート22側内圧によつて開かれ、タンクB内
のエアが排気路31から排出される。
路40bのパイロツト三方切換弁41bを逆止弁
49b側を閉じ、排気路開閉弁32側を大気に開
放すると、排気路開閉弁32は主流路23のアウ
トポート22側内圧によつて開かれ、タンクB内
のエアが排気路31から排出される。
またインポート21側の内圧が何らかの原因に
よつてアウトポート22側内圧より低くなると、
アウトポート22側に通じるパイロツト圧導入路
40bの逆止弁49bがアウトポート22側内圧
によつて開かれ、パイロツト圧が導入されインポ
ート21側に通じるパイロツト圧導入路40aの
逆止弁49aが閉じ、主流路開閉弁24の閉鎖状
態が維持されるとともに、排気路開閉弁32側の
パイロツト三方切換弁41bを排気路開閉弁32
側が大気に放出されるポジシヨンに切り換えるこ
とによつて、タンクB内エアを排出し、低圧に調
整することができる。
よつてアウトポート22側内圧より低くなると、
アウトポート22側に通じるパイロツト圧導入路
40bの逆止弁49bがアウトポート22側内圧
によつて開かれ、パイロツト圧が導入されインポ
ート21側に通じるパイロツト圧導入路40aの
逆止弁49aが閉じ、主流路開閉弁24の閉鎖状
態が維持されるとともに、排気路開閉弁32側の
パイロツト三方切換弁41bを排気路開閉弁32
側が大気に放出されるポジシヨンに切り換えるこ
とによつて、タンクB内エアを排出し、低圧に調
整することができる。
(実施例)
次に本発明の実施の一例を第1図、第2図につ
いて説明する。
いて説明する。
図中20は弁ケーシングであり、この弁ケーシ
ング20には一端にインポート21、他端にアウ
トポート22が開口され、内部に両ポート21,
22間を連通する主流路23が形成されている。
主流路23には主流路開閉弁24が備えられ、こ
の弁24によつて主流路23を開閉させるように
している。
ング20には一端にインポート21、他端にアウ
トポート22が開口され、内部に両ポート21,
22間を連通する主流路23が形成されている。
主流路23には主流路開閉弁24が備えられ、こ
の弁24によつて主流路23を開閉させるように
している。
主流路開閉弁24は、シリンダー25内に一端
側が摺動自在に挿入された弁体26を有し、この
弁体26の突出端26aのシール面27が主流路
23のアウトポート22側から弁座28に当接す
ることによつて主流路23が閉じられるようにし
ている。また弁体26はシリンダー25内側の端
面26b側の受圧面積を突出端26a側より大き
くし、シリンダー25のパイロツト圧室29内に
インポート21側の圧力が導入されることによつ
て弁体26が弁座28側に移動されて主流路23
が閉じられ、逆に、パイロツト圧室29が大気に
開放されるとインポート21側内圧によつて弁体
26が押し上げられ、主流路23が開かれるよう
にしている。
側が摺動自在に挿入された弁体26を有し、この
弁体26の突出端26aのシール面27が主流路
23のアウトポート22側から弁座28に当接す
ることによつて主流路23が閉じられるようにし
ている。また弁体26はシリンダー25内側の端
面26b側の受圧面積を突出端26a側より大き
くし、シリンダー25のパイロツト圧室29内に
インポート21側の圧力が導入されることによつ
て弁体26が弁座28側に移動されて主流路23
が閉じられ、逆に、パイロツト圧室29が大気に
開放されるとインポート21側内圧によつて弁体
26が押し上げられ、主流路23が開かれるよう
にしている。
主流路23の主流路開閉弁24位置よりアウト
ポート22側に大気に通じる排気路31が連通さ
れ、この排気路31を開閉する排気路開閉弁32
が備えられている。
ポート22側に大気に通じる排気路31が連通さ
れ、この排気路31を開閉する排気路開閉弁32
が備えられている。
排気路開閉弁32はシリンダー33内に一端側
が摺動自在に挿入された弁体34を有し、この弁
体34の突出端34aのシール面35が排気路3
1の大気開放側から弁座36に当接することによ
つて排気路31が閉じられるようにしている。ま
た、弁体34はシリンダー33内側の端面34b
の受圧面積を突出端34a側より大きくし、シリ
ンダー33のパイロツト圧室37内へインポート
21又はアウトポート22側の内圧が導入される
ことによつて弁体34が弁座36側に移動して排
気路31が閉じられ、逆にパイロツト圧室37が
大気に開放されると、アウトポート22側の内圧
によつて弁体34が押し上げられ排気路31が大
気に開放されるようにしている。
が摺動自在に挿入された弁体34を有し、この弁
体34の突出端34aのシール面35が排気路3
1の大気開放側から弁座36に当接することによ
つて排気路31が閉じられるようにしている。ま
た、弁体34はシリンダー33内側の端面34b
の受圧面積を突出端34a側より大きくし、シリ
ンダー33のパイロツト圧室37内へインポート
21又はアウトポート22側の内圧が導入される
ことによつて弁体34が弁座36側に移動して排
気路31が閉じられ、逆にパイロツト圧室37が
大気に開放されると、アウトポート22側の内圧
によつて弁体34が押し上げられ排気路31が大
気に開放されるようにしている。
主流路開閉弁24のパイロツト圧室29には主
流路23のインポート21側に通じるパイロツト
圧導入路40aが連通されているとともに排気路
開閉弁32のパイロツト圧室37にはアウトポー
ト22側に通じるパイロツト圧導入路40bが連
通されている。
流路23のインポート21側に通じるパイロツト
圧導入路40aが連通されているとともに排気路
開閉弁32のパイロツト圧室37にはアウトポー
ト22側に通じるパイロツト圧導入路40bが連
通されている。
この両パイロツト圧導入路40a,40bには
中間に電磁式三方切換弁からなるパイロツト三方
切換弁41a,41bが備えられている。この三
方切換弁41a,41bはスプール弁体42a,
42bがスプリング43a,43bによつて一方
側に附勢され、プランジヤー型ソレノイド44
a,44bに通電することによりプランジヤー4
5a,45bによつてスプール弁体42a,42
bが他方側に移動されるようにしているとともに
一次側ポート46a,46b、二次側ポート47
a,47b及び排気ポート48a,48bを有
し、ソレノイド44a,44bへの非通電時に
は、一次側、二次側の両ポート46a,47b及
び46b,47bが連通され、ソレノイド44
a,44bに通電されてスプール弁体42a,4
2bが移動されることによつて、一次側ポート4
6a,46bが閉鎖されるようにしている。
中間に電磁式三方切換弁からなるパイロツト三方
切換弁41a,41bが備えられている。この三
方切換弁41a,41bはスプール弁体42a,
42bがスプリング43a,43bによつて一方
側に附勢され、プランジヤー型ソレノイド44
a,44bに通電することによりプランジヤー4
5a,45bによつてスプール弁体42a,42
bが他方側に移動されるようにしているとともに
一次側ポート46a,46b、二次側ポート47
a,47b及び排気ポート48a,48bを有
し、ソレノイド44a,44bへの非通電時に
は、一次側、二次側の両ポート46a,47b及
び46b,47bが連通され、ソレノイド44
a,44bに通電されてスプール弁体42a,4
2bが移動されることによつて、一次側ポート4
6a,46bが閉鎖されるようにしている。
そして主流路開閉弁24側の三方切換弁41a
の一次側ポート46aに逆止弁49aを介して主
流路23のインポート側が連通され、二次側ポー
ト47aが主流路開閉弁24のパイロツト圧室2
9に連通されているとともに排気路開閉弁32側
の三方切換弁41bの一次側ポート46bに逆止
弁49bを介して主流路23のアウトポート側が
連通され、二次側ポート47bが排気路開閉弁3
2のパイロツト圧室37に連通されている。
の一次側ポート46aに逆止弁49aを介して主
流路23のインポート側が連通され、二次側ポー
ト47aが主流路開閉弁24のパイロツト圧室2
9に連通されているとともに排気路開閉弁32側
の三方切換弁41bの一次側ポート46bに逆止
弁49bを介して主流路23のアウトポート側が
連通され、二次側ポート47bが排気路開閉弁3
2のパイロツト圧室37に連通されている。
更に、両パイロツト圧導路41a,41bはそ
の一方のパイロツト三方切換弁41aの一次側ポ
ート46aと逆止弁49a間の位置50a及び他
方のパイロツト三方切換弁41bの一次側ポート
46bと逆止弁49bとの間の位置50bの両位
置間を連通路51にて連通させている。なお両逆
止弁49a,49bは共に主流路23の側の圧力
によつてのみ開かれる向きに設けられている。
の一方のパイロツト三方切換弁41aの一次側ポ
ート46aと逆止弁49a間の位置50a及び他
方のパイロツト三方切換弁41bの一次側ポート
46bと逆止弁49bとの間の位置50bの両位
置間を連通路51にて連通させている。なお両逆
止弁49a,49bは共に主流路23の側の圧力
によつてのみ開かれる向きに設けられている。
次に、このように構成される三方切換装置のイ
ンポート21に圧力源A側を連結させ、アウトポ
ート22に圧力カタンクB側を連結させた場合の
作用にいて説明する。
ンポート21に圧力源A側を連結させ、アウトポ
ート22に圧力カタンクB側を連結させた場合の
作用にいて説明する。
第1図の状態、即ち、両パイロツト圧導入路4
0a,40bの各三方切換弁41a,41bを一
次側ポート46a,46bと二次側ポート47
a,47bとが連通される状態にあつて、圧力源
A側流路内圧がタンクBの内圧より充分に高い場
合には、インポート21側の内圧が逆止弁49a
を通してパイロツト圧導入路40aから主流路開
閉弁24のパイロツト圧室29aまた、連通路5
1及びパイロツト圧導入路40aから排気路開閉
弁32のパイロツト圧室37内に導入され、両弁
24および32は共に閉じられる。このとき逆止
弁49bはアウトポート22側が低圧となつてい
るため閉鎖状態が維持される。
0a,40bの各三方切換弁41a,41bを一
次側ポート46a,46bと二次側ポート47
a,47bとが連通される状態にあつて、圧力源
A側流路内圧がタンクBの内圧より充分に高い場
合には、インポート21側の内圧が逆止弁49a
を通してパイロツト圧導入路40aから主流路開
閉弁24のパイロツト圧室29aまた、連通路5
1及びパイロツト圧導入路40aから排気路開閉
弁32のパイロツト圧室37内に導入され、両弁
24および32は共に閉じられる。このとき逆止
弁49bはアウトポート22側が低圧となつてい
るため閉鎖状態が維持される。
この状態で主流路開閉弁24側のパイロツト三
方切換弁41aのソレノイド44aに通電してこ
れを切り換えると、一次側ポート46aが閉じら
れ二次側ポート47aが排気ポート48aに連通
し、パイロツト圧室29の内圧が大気に放出さ
れ、これによつて弁体26は主流路23の内圧に
よつて開き方向に動作され、インポート21とア
ウトポート22が連通されて圧力源Aからタンク
Bへ圧力エアの充填がなされる。
方切換弁41aのソレノイド44aに通電してこ
れを切り換えると、一次側ポート46aが閉じら
れ二次側ポート47aが排気ポート48aに連通
し、パイロツト圧室29の内圧が大気に放出さ
れ、これによつて弁体26は主流路23の内圧に
よつて開き方向に動作され、インポート21とア
ウトポート22が連通されて圧力源Aからタンク
Bへ圧力エアの充填がなされる。
一方、前述した第1図の状態から、排気路開閉
弁22のパイロツト三方切換弁41bのソレノイ
ド44bに電通し、スプール弁体42bを動作さ
せると、一次側ポート46aが閉じ、二次側ポー
ト47bが排気ポート48bに連通され、パイロ
ツト圧室37の内圧が大気に放出され、これによ
つて主流路23のアウトポート22側の内圧によ
り弁体34が開き方向に動作され、タンクB内の
圧力エアがアウトポート22から排気路31を通
つて排気され、タンクB内が減圧される。
弁22のパイロツト三方切換弁41bのソレノイ
ド44bに電通し、スプール弁体42bを動作さ
せると、一次側ポート46aが閉じ、二次側ポー
ト47bが排気ポート48bに連通され、パイロ
ツト圧室37の内圧が大気に放出され、これによ
つて主流路23のアウトポート22側の内圧によ
り弁体34が開き方向に動作され、タンクB内の
圧力エアがアウトポート22から排気路31を通
つて排気され、タンクB内が減圧される。
また前述した第1図の状態のとき、何らかの要
因により圧力源A側の流路内圧がタンクBの内圧
より低くなると、逆止弁49bを通して両パイロ
ツト導入路40a,40b内にタンクB側の圧力
が導入されることになり両弁24及び32は閉鎖
状態が維持される。またこのとき逆止弁49aは
ポート21側の内圧が低くなるため閉じた状態が
維持される。
因により圧力源A側の流路内圧がタンクBの内圧
より低くなると、逆止弁49bを通して両パイロ
ツト導入路40a,40b内にタンクB側の圧力
が導入されることになり両弁24及び32は閉鎖
状態が維持される。またこのとき逆止弁49aは
ポート21側の内圧が低くなるため閉じた状態が
維持される。
この状態で前述と同様にして排気路開閉弁32
側の三方切換弁41bを切換動作させパイロツト
圧室37の内圧を大気に放出させることにより排
気路開閉弁22が開かれ、タンクB内圧を排気路
31から大気に放出し、現状より低い圧力に調節
することができる。
側の三方切換弁41bを切換動作させパイロツト
圧室37の内圧を大気に放出させることにより排
気路開閉弁22が開かれ、タンクB内圧を排気路
31から大気に放出し、現状より低い圧力に調節
することができる。
(発明の効果)
本発明の三方切換弁装置は上述の如く構成さ
れ、主流路開閉弁及び排気路開閉弁をそれぞれ、
主流路の内圧をパイロツト圧導入路を通して導入
することによつて閉鎖させるようにし、その各パ
イロツト圧導入路にパイロツト三方切換弁を設
け、各パイロツト三方切換弁の操作によつて主流
路開閉弁及び排気路開閉弁を開閉させるようにす
るとともに、各パイロツト圧導入路を互いに連通
させ逆止弁を介して主流路のインポート側及びア
ウトポート側に連通させたことにより圧力源側が
他の圧力タンクへのエア充填のために内圧が著し
く低下し、アウトポート側内圧より低くなつた場
合には、アウトポート側の内圧がパイロツト圧と
して利用されることとなり、従つて、現状より低
い圧力にアウトポート側の内圧を調節することが
できる。
れ、主流路開閉弁及び排気路開閉弁をそれぞれ、
主流路の内圧をパイロツト圧導入路を通して導入
することによつて閉鎖させるようにし、その各パ
イロツト圧導入路にパイロツト三方切換弁を設
け、各パイロツト三方切換弁の操作によつて主流
路開閉弁及び排気路開閉弁を開閉させるようにす
るとともに、各パイロツト圧導入路を互いに連通
させ逆止弁を介して主流路のインポート側及びア
ウトポート側に連通させたことにより圧力源側が
他の圧力タンクへのエア充填のために内圧が著し
く低下し、アウトポート側内圧より低くなつた場
合には、アウトポート側の内圧がパイロツト圧と
して利用されることとなり、従つて、現状より低
い圧力にアウトポート側の内圧を調節することが
できる。
第1図は本発明の一実施例の縦断面図、第2図
は同液体回路図、第3図、第4図は従来装置の流
体回路図である。 A……圧力源、B……タンク、21……インポ
ート、22……アウトポート、23……主流路、
24……主流路開閉弁、26……弁体、28……
弁座、29……パイロツト圧室、31……排気
路、32……排気路開閉弁、34……弁体、36
……弁座、37……パイロツト圧室、40a,4
0b……パイロツト圧導入路、41a,41b…
…パイロツト三方切換弁、46a,46b……一
次側ポート、47a,47b……二次側ポート、
48a,48b……排気ポート、49a,49b
……逆止弁、51……連通路。
は同液体回路図、第3図、第4図は従来装置の流
体回路図である。 A……圧力源、B……タンク、21……インポ
ート、22……アウトポート、23……主流路、
24……主流路開閉弁、26……弁体、28……
弁座、29……パイロツト圧室、31……排気
路、32……排気路開閉弁、34……弁体、36
……弁座、37……パイロツト圧室、40a,4
0b……パイロツト圧導入路、41a,41b…
…パイロツト三方切換弁、46a,46b……一
次側ポート、47a,47b……二次側ポート、
48a,48b……排気ポート、49a,49b
……逆止弁、51……連通路。
Claims (1)
- 1 インポートからアウトポートに通じる主通路
にパイロツト圧の導入によつて閉鎖する主流路開
閉弁を備え、該主流路の前記主流路開閉弁よりア
ウトポート側に排気路を連通させ、該排気路に、
前記パイロツト圧とは別のパイロツト圧の導入に
よつて該流路を閉鎖する排気路開閉弁を備え、前
記各弁のパイロツト圧導入路に該各弁側を二次側
とし、該二次側を一次側と大気とに切換連通させ
るパイロツト三方切換弁をそれぞれ備え、その両
パイロツト三方切換弁の一次側を互いに連通させ
るとともに、その連通部分より上流側を前記主流
路のインポート側及びアウトポート側に、該主流
路側の圧力によつて開かれる逆止弁を介して連通
させて該主流路からパイロツト圧を導入させるよ
うにしてなる三方切換弁装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13263686A JPS62292973A (ja) | 1986-06-10 | 1986-06-10 | 三方切換弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13263686A JPS62292973A (ja) | 1986-06-10 | 1986-06-10 | 三方切換弁装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62292973A JPS62292973A (ja) | 1987-12-19 |
JPH041236B2 true JPH041236B2 (ja) | 1992-01-10 |
Family
ID=15085960
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13263686A Granted JPS62292973A (ja) | 1986-06-10 | 1986-06-10 | 三方切換弁装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62292973A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4046555B2 (ja) * | 2002-06-13 | 2008-02-13 | 株式会社テージーケー | 三方切換弁 |
ES2764998T3 (es) | 2009-09-21 | 2020-06-05 | Nordson Corp | Válvula dispensadora de líquido accionada neumáticamente |
-
1986
- 1986-06-10 JP JP13263686A patent/JPS62292973A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62292973A (ja) | 1987-12-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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