JPH04123679U - 動き検出回路 - Google Patents

動き検出回路

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JPH04123679U
JPH04123679U JP3649991U JP3649991U JPH04123679U JP H04123679 U JPH04123679 U JP H04123679U JP 3649991 U JP3649991 U JP 3649991U JP 3649991 U JP3649991 U JP 3649991U JP H04123679 U JPH04123679 U JP H04123679U
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玲一 小林
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日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 変調色信号レベルが変化しても確実に動き信
号を検出できるようにする。 【構成】 LPF43はフレーム差信号から変調色信号
を減衰させて絶対値回路45へ加える。絶対値回路45
は符号を除去したフレーム差信号をコアリング回路47
へ加える。変調色信号レベル検出回路51は変調色信号
レベルが高いときには高レベル検出信号を、低いときに
は低レベル検出信号を出力する。コアリング回路47は
高レベル検出信号によってコアリング量を高く、低レベ
ル検出信号によってコアリング量を低く可変し、フレー
ム差信号をその可変コアリング量でクリップして動き信
号を出力する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は動き検出回路に係り、特に、動き適応型Y/C分離回路や動き適応型 走査線補間回路等へ必要な動き信号を供給する動き検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
動き検出回路は、各画素における動き状態を検出して動き適応型Y/C分離回 路や動き適応型走査線補間回路へ動き信号を供給するもので、動き適応型Y/C 分離回路では静止画と動き画像に応じてフィルタ等を切換え、動き適応型走査線 補間回路では静止画と動き画像に応じてフィールド間補間走査とフィールド内ラ イン補間走査等を切換える。 従来、この種の動き検出回路は、1フレーム間の輝度信号(Y信号)のレベル 差を動き信号として出力する1フレーム回路構成が知られているが、変調色信号 について1フレーム間のレベル差を検出しないことによる動き信号の誤検出を抑 えるため、ローパスフィルタ(以下LPFと略す)又はバンドパスフィルタ(以 下BPFと略す)を有している。
【0003】 しかも、主に回路規模の制約によって良好なLPF特性を得ることが困難であ るとの理由から、コアリング回路を使用してLPF特性を補うとともにノイズ成 分を除去していた。 すなわち、図4に示すように、フレームメモリ1の入出力コンポジット信号を 減算器3で減算し、この減算器3で得られたフレーム間差信号をローパスフィル タ5に加えて変調色信号を減衰させ、絶対値回路7からフレーム間差信号の絶対 値をコアリング回路9に加えてあるコアリング量(クリップレベル)以上の信号 についてのみ3次元Y/C分離用動き検出信号として出力するとともに、動き伸 長回路11で時間軸を伸長して順次走査用動き検出信号として出力する構成を有 していた。なお、符号P1は入力端子、P2およびP3は出力端子である
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、例えば彩度の高い静止画は変調色信号帯域が高いことから、こ のような高彩度の静止画像を動き適応型Y/C分離回路等で静止画像として判断 させるには、上述した動き検出回路におけるコアリング回路9のコアリング量を 大きくしなければならない。 ところが、コアリング回路9のコアリング量を大きくすると、通常の画像状態 の動き検出が弱くなって動きぼけを発生する難点があった。 本考案はこのような従来の欠点を解決するためになされたもので、変調色信号 レベルに適応させてコアリング量を可変することが可能で、高精度の動き信号検 出が可能な動き検出回路の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するために本考案は、コンポジット信号から分離された 変調色信号のレベルを検出する変調色信号レベル検出回路と、そのコンポジット 信号から分離された輝度信号についてのフレーム間差信号から変調色信号を減衰 させるフィルタ回路と、このフィルタ回路からのフレーム間差信号についてコア リング量を超える信号を動き信号として出力しかつ変調色信号レベル検出回路か らの検出レベルの高低に応じてコアリング量を高低可変するコアリング回路とを 有して構成されている。
【0006】
【作用】
このような手段を備えた本考案では、フィルタ回路が輝度信号のフレーム間差 信号から変調色信号を減衰させてコアリング回路へ加える一方、変調色信号レベ ル検出回路が変調色信号の高レベル時に高レベル検出信号を、変調色信号の低レ ベル時に低レベル検出信号をコアリング回路へ加える。 そのため、コアリング回路は、高レベル検出信号入力時にコアリング量を上げ 、低レベル検出信号入力時にコアリング量を下げ、フィルタ回路からのフレーム 間差信号についてコアリング量を超える信号を動き信号として出力する。
【0007】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面を参照して説明する。 図1は本考案に係る動き検出回路の一実施例を示すブロック図であるが、説明 の便宜上、まず主として動き適応型の3次元Y/C分離回路を示す図2から説明 する。 図2において、輝度信号の高周波部分に変調色信号が周波数多重されたコンポ ジット信号の加えられた入力端子P4は、1ライン分のコンポジット信号を記憶 するラインメモリ(図ではHと略す)13、15の直列回路および加算器17に 接続され、ラインメモリ15が加算器17に接続されている。 ラインメモリ13と15の接続点は、減算器19、フレームメモリ21、減算 器23および遅延回路25に接続されている。
【0008】 加算器17は入力端子P4へのコンポジット信号と2ライン分遅延されたコン ポジット信号を加算するもので減算器19に接続されており、この減算器19は 1ライン分遅延されたコンポジット信号から加算信号を減算して変調色信号を出 力するもので、変調色信号のバンドパス特性を有するBPF27に接続されてい る。 BPF27は後述する動き検出回路Aおよび遅延回路29を介して混合回路3 1へ接続されている。 フレームメモリ21は1ライン分遅延されたコンポジット信号を1フレーム分 遅延させるものであり、減算器23に接続されている。この減算器23は1フレ ーム分の遅延信号から1ライン分遅延されたコンポジット信号を減算してフレー ム間差信号を形成するものであり、変調色信号のバンドパス特性を有するBPF 33および動き検出回路Aに接続されている。
【0009】 BPF33はフレーム差信号から変調色信号を抽出して遅延回路35を介して 混合回路31へ出力するものである。 動き検出回路Aは、BPF27からの変調色信号と減算器23からのフレーム 差信号から3次元Y/C分離用動き信号を混合回路31へ出力し、順次走査変換 用動き信号を後述する順次走査変換回路37へ出力するものである。詳細は後述 する。
【0010】 混合回路31は3次元Y/C分離用動き信号によって遅延回路29、35から の変調色信号の混合比を切換えるもので、減算器39および色復調回路41へ接 続されるとともに、直接出力端子P10に接続されている。 色復調回路41は変調色信号から色差信号(R−Y、B−Y又はI、Q)を復 調するもので、順次走査変換回路37へ接続されるとともに直接出力端子P8、 P9に接続されている。
【0011】 減算器39は、1ライン分遅延されたコンポジット信号から変調色信号を減算 して輝度信号を形成するものであり、順次走査変換回路37へ接続されるととも に直接出力端子P11に接続されている。 順次走査変換回路37は、色差信号(R−Y、B−Y)から3原色信号(R、 G、B)を復調するとともに、順次走査変換用動き信号によって静止画と動き画 像に応じてフィールド間補間とフィールド内ライン補間を切換えて順次走査変換 した3原色信号(R、G、B)を出力端子P5、P6、P7へ出力するものであ る。
【0012】 次に、上述した本考案に係る動き検出回路Aを説明する。 図1において、図2の減算器23からのフレーム差信号が加えられた入力端子 P13にはLPF43が接続されている。このLPF43はフレーム差信号から 変調色信号帯域を減衰させるもので、通過信号を絶対値で出力する絶対値回路4 5を介してコアリング回路47に接続されている。 コアリング回路47は、絶対値回路45からのフレーム差信号について所定の コアリング量以上の信号を動き伸長回路49へ出力するとともに3次元Y/C分 離用動き信号として出力端子P14へ出力するものである。 また、コアリング回路47にはそのコアリング量を可変制御する変調色信号レ ベル検出回路51が接続されている。
【0013】 この変調色信号レベル検出回路51は、図2中のBPF27から変調色信号の 加えられる入力端子P12を遅延回路(図1ではDと略す)53と係数器55に 接続し、遅延回路53を係数器57に接続するとともに係数器55、57を加算 器59に接続して形成されており、加算器59がコアリング回路47に接続され ている。 そして、変調色信号レベル検出回路51は、変調色信号レベルが高ければ高レ ベル検出信号を、低ければ低レベル検出信号を各々コアリング回路47へ出力す る機能を有しており、コアリング回路47はそのレベル検出信号が高レベル検出 信号であれば図3の1点鎖線のような高いコアリング量を設定し、低レベル検出 信号であれば同図破線のような低いコアリング量を設定するように形成されてい る。 なお、上述した各回路構成においては、信号レベルを合せるための回路の図示 を省略した。
【0014】 以下、本考案の動き検出回路Aの動作を主として3次元Y/C分離回路の中で 説明する。 図2において、入力端子P4に加えられたコンポジット信号からラインメモリ 13、15、加算器17および減算器19によって動画像に係る変調色信号が抽 出され、BPF27で輝度信号成分が減衰された変調色信号が本考案の動き検出 回路Aに加えられるとともにタイミング整合用の遅延回路29を介して混合回路 31へ加えられる。 フレームメモリ21および減算器23によってコンポジット信号からフレーム 間差信号が抽出され、BPF33および動き検出回路Aに加えられる。
【0015】 BPF33ではフレーム間差信号から静止画に係る変調色信号が抽出され、タ イミング整合用の遅延回路35を介して混合回路31に加えられる。 図1に戻って、図2の減算器23からのフレーム間差信号は、入力端子P13 からLPF43で変調色信号帯域が減衰されて絶対値回路45に加えられ、符号 を除去された通過信号がコアリング回路47へ加えられる。 他方、図2のBPF27からの変調色信号は、入力端子P12から遅延回路5 3で1ライン分遅延されて係数器57で係数処理されるとともに直接係数器55 で係数処理され、双方の係数器55、57から位相差信号が加算器59で加算さ れてレベル差が演算される。
【0016】 変調色信号レベル検出回路51は、検出レベルが大きくて変調色信号レベルが 高いと判別したときには高レベル検出信号をコアリング回路47へ出力し、反対 に低いレベルと判別したときには低レベル検出信号をコアリング回路47へ出力 し、変調色信号レベルに応じてその範囲内で可変したレベル検出信号を出力する 。 そのため、コアリング回路47は、高彩度の静止画像信号の入力時に変調色信 号レベル検出回路51からの高レベル検出信号によって図3の1点鎖線のような 高いコアリング量を設定し、フレーム差信号を高レベルクリップし、それ以外の 場合には低レベル検出信号によって同図破線のような低いコアリング量を設定し て低レベルクリップする。
【0017】 そして、コアリング回路47からは、これらコアリング量を越える信号が動き 伸長回路49へ加えられるとともに、3次元Y/C分離用動き信号として出力端 子P14から図2の混合回路31へ出力される。 動き伸長回路49ではその信号が順次走査用に2倍に時間軸が伸長され、順次 走査用動き検出信号が出力端子P15から図2の順次走査変換回路37へ出力さ れる。 図2において、混合回路31は遅延回路29からの動作像に係る変調色信号と 遅延回路35からの静止画像に係る変調色信号との混合比を3次元Y/C分離用 動き信号によって切換えて減算器39、色復調回路41および出力端子P10へ 出力する。
【0018】 減算器39ではコンポジット信号から変調色信号を減算して輝度信号を分離形 成し、順次走査変換回路37および出力端子P11へ出力する。 色復調回路41は変調色信号から色差信号(R−Y、B−Y)を復調して順次 走査変換回路37へ出力し、順次走査変換回路37は輝度信号と色差信号(R− Y、B−Y)から3原色信号(R、G、B)を復調とするとともに順次走査変換 用動き信号によってフィールド間補間走査とフィールド内ライン補間走査を切換 えて順次走査変換した3原色信号(R、G、B)を出力端子P5、P6、P7へ 出力する。
【0019】 このように本考案の動き検出回路Aは、変調色信号レベルを検出してこの検出 レベルに応じてコアリング回路47のコアリング量を可変する構成としたから、 高彩度の静止画像信号入力時のように変調色信号レベルが高いときには、コアリ ング量を高くして高レベルの変調色信号をクリップし、反対に低レベルの変調色 信号入力時にはコアリング量を低下させてフレーム間差信号を確実に出力させる ことができる。 そのため、変調色信号のレベルに適応させてフレーム間差信号を出力させるこ とができるので、動き検出精度が向上する。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、コアリング回路におけるコアリング量を変調色 信号レベルに適応させて可変させ、1フレーム間差信号をコアリング回路のコア リング量でクリップして動き信号として出力する構成としたから、例えば高彩度 の静止画像信号についてはコアリング量を高くして高レベルの変調色信号をクリ ップして動き信号を出力し、反対に低レベルの変調色信号についてはコアリング 量を低下させてフレーム間差信号を出力させることができる。 そのため、変調色信号レベルにかかわりなく、高い動き検出精度を確保できる 利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る動き検出回路の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】本考案の動き検出回路を含む主として動き適応
型Y/C分離回路の一例を示すブロック図である。
【図3】図1のコアリング回路のコアリング量の可変特
性図である。
【図4】従来の動き検出回路を示すブロック図である。
【符号の説明】
1、21 フレームメモリ 3、19、23、39 減算器 5、43 ローパスフィルタ(LPF) 7、45 絶対値回路 9、47 コアリング回路 11、49 動き伸長回路 13、15 ラインメモリ(H) 17、59 加算器 25、35、53 遅延回路(D) 27、33 バンドパスフヘルタ(BPF) 31 混合回路 37 順次走査変換回路 41 色復調回路 51 変調色信号レベル検出回路 55、57 係数器 P1、P4、P12、P13 入力端子 P2、P3、P5、P6、P7、P8、P9、P10、
P11、P14、P15出力端子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輝度信号の高周波部分に変調色信号が周
    波数多重されたコンポジット信号から分離された前記変
    調色信号のレベルを検出する変調色信号レベル検出回路
    と、前記コンポジット信号から分離された前記輝度信号
    についてのフレーム間差信号から前記変調色信号を減衰
    させるフィルタ回路と、このフィルタ回路からのフレー
    ム間差信号についてコアリング量を超える信号を動き信
    号として出力するとともに、前記変調色信号レベル検出
    回路からの検出レベルの高低に応じて前記コアリング量
    を高低可変するコアリング回路と、を具備してなること
    を特徴とする動き検出回路。
JP3649991U 1991-04-23 1991-04-23 動き検出回路 Expired - Lifetime JP2545020Y2 (ja)

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