JPH0412318Y2 - - Google Patents

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JPH0412318Y2
JPH0412318Y2 JP11412483U JP11412483U JPH0412318Y2 JP H0412318 Y2 JPH0412318 Y2 JP H0412318Y2 JP 11412483 U JP11412483 U JP 11412483U JP 11412483 U JP11412483 U JP 11412483U JP H0412318 Y2 JPH0412318 Y2 JP H0412318Y2
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JP
Japan
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valve
valve core
shaft
shaped
stem
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JP11412483U
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JPS6021099U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は高圧ガスあるいは高圧オイルの充填や
気密保持に用いるバルブの改良に係り、ガスある
いはオイルの充填口に対し逆の方向からバルブコ
アが装着できるようにした高圧用バルブに関する
ものである。
[従来の技術] 従来の高圧用バルブは、第1図に示す如く、バ
ルブステム1の弁口部上方よりバルブコア2をね
じ込むというものであるから、胴パツキンのシー
ル部3が逆ハの字状のテーパー面に形成されてい
た。
[考案が解決しようとする問題点] このために、高いバツクプレツシヤーが作用す
ると、バルブコアは全体的に上方へ押し上げら
れ、バルブコア2の胴パツキンのシール部3に作
用していたバルブコアの締付力が減少し、前記胴
パツキンのシール部3におけるバルブステム1と
の気密保持が不十分になるという問題があつた。
本考案は上述の問題を解決すべく種々検討の結
果考案されたもので、バルブステムの弁口部を従
来とは全く逆の向きに形成し、該バルブステムの
下方からバルブコアが装着できるようにした高圧
用バルブコアを提供しようとするものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、バルブステム6の内面に、下方より
順次めねじ8とR状のシール面9を設けると共
に、該シール面の奥部に開口10とめねじ11と
ハの字状のテーパー面12と小開口13とを形成
し、一方、筒状のバルブコア本体14には、内面
に順次径を小さくしたストレート状の開口15,
16を形成してばね係止部17を設け、外側面の
中間位置にはパイプ状の胴パツキン18を装着す
ると共に該胴パツキン18の少し下方に円板状の
フランジ19を設け、下端部には弁口部20を設
け、前記ストレート状の開口15,16には、前
記弁口部20より大径の円筒状の弁パツキン21
と弁パツキン受22がかしめ固定された軸23を
挿入し、該軸の上方より圧縮ばね24を挿入後、
その上端部を前記軸23のかしめにより固定して
前記弁口部20を気密保持せしめ、前記軸の下端
部より、すり割り加工によつて形成された窓26
と前記バルブステムのめねじ11に螺合できるお
ねじ27とを有する頭25を挿入後、該頭のスカ
ート部28をバルブコア本体のフランジ19にか
しめ固定してバルブコア7を構成し、該バルブコ
ア7の前記ステム6の下方よりねじ込んで固定す
るようにした高圧用バルブである。
従つて、バルブコア7に高圧が作用すると、バ
ルブコア本体14に装着されている胴パツキン1
8が上方に押上られ、バルブステム6のハの字状
のテーパー面12と胴パツキン18との接合部、
いわゆる胴パツキンのシール部には締付力が増大
するので、このシール部におけるバルブステム6
との気密保持は確実なものとなる。
[本考案の実施例] 以下、本考案を図面に基づいて詳細に説明する
と次のとおりである。第2図は圧力容器等4の口
金5に本考案の高圧用バルブを装着した状態を示
すもので、この高圧用バルブはバルブステム6と
バルブコア7の組合せによつて構成されている。
第3図は本考案のバルブステムの縦断面で、バル
ブステム6はその内面に下方より順次、圧力容器
等の口金5に接続するめねじ8とR状のシール面
9が設けられ、該シール面の奥部には後記する面
25の外径より大きな開口10とめねじ11とハ
の字状のテーパー面12とバルブコア本体14の
上端外径より大きな小開口13とが設けられてい
る。
第4図は本考案のバルブコア7の半縦断面図
で、筒状のバルブコア本体14には、内面に順次
径を小さくしたストレート状の開口15,16を
形成して段部にばね係止部17を設け、外側面の
中間位置にはパイプ状の胴パツキン18を装着す
ると共に胴パツキン18より少し下方に円板状の
フランジ19を設け、下端部には弁口部20が設
けられている。前記ストレート状の開口15,1
6には、前記弁口部20より大径の円筒状の弁パ
ツキン21と弁パツキン受22がかしめ固定され
た軸23が挿入され、該軸23の上方より圧縮ば
ね24を挿入後、その上端部を前記軸23のかし
めにより固定したものである。尚、圧縮ばね24
の下端部は前記バルブコア本体14のばね係止部
17に係止している。従つて、軸23に固定され
た弁パツキン18は上方に持ち上げられて前記弁
口部20に密着するので機密保持ができる。頭2
5は前記バルブコア7をバルブステム6に装着さ
せるもので、すり割り加工によつて形成された窓
26と前記バルブステムのめねじ11に螺合でき
るおねじ27と薄肉のスカート部28とにより形
成されており、該頭25は軸23の下端部より挿
入され薄肉のスカート部28によつて前記バルブ
コア本体のフランジ19にかしめ固定されるもの
である。尚、30は小穴である。
本考案は上述の如く、高圧容器等の口金5にバ
ルブステム6をねじ込むようにすると共に、該バ
ルブステムの弁口部を従来とは全く逆向きに形成
し、該バルブステムの下方よりバルブコア7を装
着した時には、パイプ状の胴パツキン18がバル
ブステム6のハの字状のテーパー面12に押し付
けられるような構造としたため、胴パツキンにヘ
タリが発生したり、又高圧力が加わつた時でも胴
パツキン18にはその圧力に比例する力でテーパ
ー面12に強く押し付けられ、機密性が全く損わ
れることがないという産業上きわめて有益な考案
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の縦断面図、第2図は本考案の縦
断面図、第3図は本考案のバルブステムの縦断面
図、第4図は本考案のバルブコアの半縦断面図。 1,6はバルブステム、2,7はバルブコア、
3は胴パツキンのシール部、4は圧力容器等、5
は口金、8はめねじ、9はR状のシール面、10
は開口、11はめねじ、12はハの字状のテーパ
ー面、13は小開口、14はバルブコア本体、1
5,16は開口、17はばね係止部、18は胴パ
ツキン、19は円板状のフランジ、20は弁口
部、21は弁パツキン、22は弁パツキン受、2
3は軸、24は圧縮ばね、25は頭、26は窓、
27はおねじ、28は薄肉のスカート部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バルブステム6の内面に、下方より順次めねじ
    8とR状のシール面9を設けると共に、該シール
    面の奥部に開口10とめねじ11とハの字状のテ
    ーパー面12と小開口13とを形成し、一方、筒
    状のバルブコア本体14には、内面に順次径を小
    さくしたストレート状の開口15,16を形成し
    てばね係止部17を設け、外側面の中間位置には
    パイプ状の胴パツキン18を装着すると共に該胴
    パツキン18の少し下方に円板状のフランジ19
    を設け、下端部には弁口部20を設け、前記スト
    レート状の開口15,16には、前記弁口部20
    より大径の円筒状の弁パツキン21と弁パツキン
    受22がかしめ固定された軸23を挿入し、該軸
    の上方より圧縮ばね24を挿入後、その上端部を
    前記軸23のかしめにより固定して前記弁口部2
    0を気密保持せしめ、前記軸の下端部より、すり
    割り加工によつて形成された窓26と前記バルブ
    ステムのめねじ11に螺合できるおねじ27とを
    有する頭25を挿入後、該頭のスカート部28を
    バルブコア本体のフランジ19にかしめ固定して
    バルブコア7を構成し、該バルブコア7を前記ス
    テム6の下方よりねじ込んで固定するようにした
    高圧用バルブ。
JP11412483U 1983-07-21 1983-07-21 高圧用バルブ Granted JPS6021099U (ja)

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JP11412483U JPS6021099U (ja) 1983-07-21 1983-07-21 高圧用バルブ

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JP11412483U JPS6021099U (ja) 1983-07-21 1983-07-21 高圧用バルブ

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Publication Number Publication Date
JPS6021099U JPS6021099U (ja) 1985-02-13
JPH0412318Y2 true JPH0412318Y2 (ja) 1992-03-25

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ID=30263929

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JP11412483U Granted JPS6021099U (ja) 1983-07-21 1983-07-21 高圧用バルブ

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JPS6021099U (ja) 1985-02-13

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