JPH0412280Y2 - - Google Patents

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JPH0412280Y2
JPH0412280Y2 JP1983186283U JP18628383U JPH0412280Y2 JP H0412280 Y2 JPH0412280 Y2 JP H0412280Y2 JP 1983186283 U JP1983186283 U JP 1983186283U JP 18628383 U JP18628383 U JP 18628383U JP H0412280 Y2 JPH0412280 Y2 JP H0412280Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、受水槽や貯水池等に給水し、その
水位を一定範囲に保つ自動給水弁に関する。
従来の技術 従来、この種の自動給水弁としては一般に次の
3種類のものゝいずれかゞ用いられている。
フロートの浮力を直接利用したボールタツプ
弁。
小形のボールタツプ弁をパイロツト弁とし
て、これにより主弁を開閉させる定水位弁。
電動減速機により開閉する電動仕切弁形定水
位弁。
しかしながら、のボールタツプ弁による場合
は、フロートの浮力を機械的動作に変換するため
に長大な構造となり、かつ閉止時の水撃作用によ
り大きな音および振動が発生し、さらには、水面
波動により開閉する等の問題があつた。
また、の定水位弁では、フロート式パイロツ
ト弁の閉止による水圧で主弁を閉止するようにな
つているため、摩耗部が多く、その摩耗部からの
漏水により動作不良が起こり、また、急激な弁の
開閉による水撃防止のための微調整装置等を必要
として、構造が複雑となり、製作費も高くつく問
題があつた。
さらに、の電動仕切弁形定水位弁では、電気
的制御手段を必要とするので、特に高価格となる
問題があつた。
また、上記のような欠点を改善するための給水
制御弁として、特公昭47−49338号公報、同48−
20054号公報、実公昭48−5308号公報に示される
ようなダイヤフラム式給水弁が既に提案されてい
る。この給水弁は、水槽の水位の上昇によつて気
圧カツプから発生する気圧でパイロツト弁を作動
させ、ダイヤフラム主弁の背後にリークする少量
の水流を制御することにより、流入側と吐出側の
圧力差を利用して自動的に主弁の開閉を行うよう
になされたものである。
この従来提案に係る給水弁の構造は第4図に示
すようなものである。
即ち、同図において、入口20と出口21とを
有するケーシング22にダイヤフラム弁体23を
設け、入口側からの水圧で該弁体23を押し開い
て吐出側へ放出せしめる一方、弁体23に設けた
小孔24から背圧室25に少量の水をリークさ
せ、背圧室25の出口26に設けたパイロツト弁
27を水槽28の水位の上昇によつて所要気圧を
発生する気圧カツプ29からの気圧で制御するも
のとしている。そして、弁体23の開弁状態時に
おいては、ばね30及びリーク排水圧でパイロツ
ト弁27を押し開き、かつリーク排水をパイロツ
ト弁室32を経て排水孔33から出口21側に排
出することにより、開弁状態を自己保持せしめる
と共に、水槽28の水位の上昇により気圧カツプ
29に所定気圧が発生すると、これによつてパイ
ロツト弁27に背圧を負荷して該弁を押し下げ、
出口26を閉鎖し、弁体24からのリーク排水で
背圧室25を入口20側圧力に上昇させ、弁体2
3に閉止作動を生じさせるものとしている。
考案が解決しようとする課題 従来の上記給水弁は、水撃作用の減少、電気的
制御装置の不要、弁の開閉水位差の設定が可能、
等の利点が予想されるものゝ、次のような欠点が
あり、そのために未だほとんど実用化に至つてい
ないのが実情である。
(a) 通水作動中においてパイロツト弁27の開弁
状態を確実かつ安定に保持するために別途その
押上げばね30の装備を必須とし、このために
パイロツト弁27を閉止するのに上記ばね30
に対抗する空気圧力を必要とする。しかもパイ
ロツト弁27は閉止方向に移動するに従つて上
記ばね30の圧縮反力が増大するのに加えて、
入口20側の圧力の変動、更には気圧カツプ2
0からの気圧も、水面波動等によつて多少変動
すること等が相俟つて、パイロツト弁22の閉
止作動が極めて不安定なものとなる。たとえば
パイロツト弁27が閉じられて主弁体23が閉
止したときを考えると、動水圧から静水圧に変
ることによる急激な流入側水圧の上昇により、
パイロツト弁27が再び開かれて弁体23の閉
止圧力を減じ、不本意な通水が再開されるとい
うように、弁体23及びパイロツト弁27とも
にそれらの作動が極めて不安定な状態を発生す
る。
(b) このために、従来提案では、別途リーク排水
を充満させるベロー31を装備して弁体27の
押し上げ水圧に対抗せしめるものとしたり、ま
た特公昭48−20054号に見られるようにパイロ
ツト弁に背圧用ピストンを別途装備し、あるい
は背圧室を形成して上記対抗力を得るというよ
うなことが示されているが、到底信頼性の高い
解決策にはならないのはもとより、上記ベロー
等の装備は構造を複雑化し、信頼性、耐久性の
劣化原因となるものであり、加えて製作上の困
難性も増大してコスト面での不利も大きいもの
となる。
(c) 更には、主弁にダイヤフラム形弁が採用され
ているところから、大径で給水弁の小型化が阻
まれるのみならず、製作も困難であり、かつ損
傷、破損のおそれも大きく、耐久性に劣る。
この考案は上記のような問題点の更なる改善を
はかつて、パイロツト弁、主弁の開閉作動、特に
閉止作動を安定かつ信頼性の高いものにすること
ができると共に、従来のようなばねやベロー等の
作動付属部品の使用を排除して簡素な構造を実現
でき、製作も容易で、小形化、耐久性向上を図る
ことができる、高い実用可能性を備えた自己保持
フラツシユ弁形の自動給水弁を提供することを目
的とする。
課題を解決するための手段 この考案は、主弁にピストン形弁を採用し、か
つ主弁の背後へのリーク排水が流入するパイロツ
ト弁室に所定の排水圧を付与する圧力調整器を付
設し、パイロツト弁の閉止力に充分な余裕をもた
せて確実な閉止作動を保持せしめうるものとした
ことを主な改善事項とするものである。
即ち、この考案は、周壁に水平状に入口管2を
有し、下面側に上記入口管2と直交する態様にお
いて垂直状に出口管3を有する弁箱1内に、該弁
箱1内に臨む上記出口管3の上端の弁座4上にあ
つて入口管2からの圧力水によつて押上げられ開
弁状態を保持しうるピストン型の主弁5が設けら
れ、この主弁5の背後に該主弁に穿設された通水
孔6及び絞り孔7を通じて入口管2からの圧力水
を流入させて前記主弁5に閉止圧力を付与する背
圧室8が設けられ、更にこの背圧室8に1つの出
口9を形成して該出口9を開閉するパイロツト弁
10が設けられ、このパイロツト弁10を水槽P
の水位の上昇により閉止駆動するための空気圧を
発生する空気圧発生器11が前記パイロツト弁1
0の背圧室12に連通接続されると共に、パイロ
ツト弁10の弁室14に、前記出口9から流入さ
れる水を継続的に排出しながら水頭Hによつてパ
イロツト弁室14内に所定の圧力を付与する圧力
調整器15が設けられ、しかも該圧力調整器15
またはパイロツト弁室14周壁に、前記圧力調整
器15の作用を阻害しない範囲で弁室14内の水
を大気中にリーク排水し、パイロツト弁10の閉
止作動後その弁室14内を経時的に大気圧に降下
させる微小排水孔16が設けられてなることを特
徴とする自動給水弁を要旨とする。
作 用 水槽Pの低水位時においては、パイロツト弁1
0の背圧室12には、空気圧発生器11による高
い気圧は作用せず、同背圧室12は大気圧状態に
ある。その一方、パイロツト弁室14は、次のよ
うな強力な圧力作用状態にある。即ち、入口管2
側からの水が、主弁5の通水孔6及び絞り孔7を
通じて主弁背圧室8に流入し、出口9からパイロ
ツト弁室14に入り、大気中に排出されながら、
圧力調整器15による水頭によつてパイロツト弁
室14に強力な圧力が作用している状態にある。
従つて、このような状態のもと、パイロツト弁1
0は、その弁室14の、水頭による強力な圧力作
用により、背圧室12の大気圧を大巾に上回つ
て、出口9から離間した出口9開放状態に保持さ
れている。
この出口開放状態において、主弁5は、その背
圧室8の圧力と入口管2側の圧力との差圧の作用
により、弁座4から押し上げられた状態に保持さ
れ、給水弁は開弁状態に保持され、出口管3側へ
の吐水遂行状態に保持される。
その後、吐水継続に伴つて水槽Pの水位が上昇
し、空気圧発生器11により発生された気圧がパ
イロツト弁10の背圧室12に作用するようにな
り、その気圧がパイロツト弁室14の内圧に打ち
勝つ状態に至つた時、パイロツト弁10が出口9
に当接されて該出口9は閉止される。
この出口閉止動作によつて、パイロツト弁10
は、それから短期間のうちに強力な閉止圧力作用
を受けるようになり、それによつて強力な出口閉
止状態が得られることになる。即ち、出口9の上
記閉止動作によつて、圧力調整器15からの排水
が止められ、パイロツト弁室14内の水は、微小
排水孔16を通じて大気中に速やかに排出され、
その結果、該パイロツト弁室14の圧力は、比較
的短時間のうちに大気圧にまで降下する。これに
より、パイロツト弁背圧室12の圧力とパイロツ
ト弁室14の圧力との間に非常に大きな圧力差が
発生し、その結果、パイロツト弁10は、短時間
のうちに余裕ある強力な閉止圧力作用でもつて出
口9を閉止するようになり、その状態を維持する
こととなる。
また、出口9の上記閉止動作によつて、主弁5
は、その背圧室8の圧力が入口管2側の流入水圧
に等しくなることにより、出口管3側の水圧との
差圧及び主弁の自重によつて、弁座4上に密接
し、給水弁は閉弁する。
この閉弁作動時において、入口管2側の圧力が
一時的に急激に高まり、出口9に作用する水圧も
増大することになる。しかし、パイロツト弁10
には上記のような余裕ある強力な出口閉止圧力が
作用していることにより、パイロツト弁10がそ
の水圧の作用で不本意に出口9から離間してしま
うというようなことは起こらず、安定した出口9
閉止状態を保持する。従つてまた、給水弁の閉弁
作動時に不本意に主弁5が弁座4から離間してし
まうというようなことも起こらず、給水弁は安定
した閉弁状態を保持する。
その後、水位低下により、パイロツト弁10の
背圧室12の圧力が低下し、この圧力が、主弁背
圧室8から出口9に作用する圧力を下回つた時、
パイロツト弁10は出口9から離間し、出口9を
開放する。
この出口開放により、主弁背圧室8の水が出口
9を通じてパイロツト弁室14に入り、大気中に
排出されながら、圧力調整器15による水頭によ
つて該パイロツト弁室14に強力な圧力が発生さ
れる。パイロツト弁10は、その強力な圧力作用
により、その背圧室12の大気圧を大巾に上回つ
て、上記したように、出口9から離間した出口開
放状態に安定保持されるようになる。
実施例 以下、この考案の実施例を第1図ないし第3図
に基いて説明する。
弁箱1は略円筒形に形成されたものであり、そ
の下部周壁に水平状に入口管2を有し、下面側に
垂直状に出口管3を有して該出口管3の上部が弁
箱1の内方に突入してその上端に弁座4を形成し
ている。主弁5はピストン形のもので、弁座4上
において弁箱1内に昇降自在に納められている。
主弁5にはその上側にリーク排水を導きうるよう
に縦向きの通水孔6と、それより更に径小とした
縦向きの絞り孔7とが形成されている。
主弁5の上側には背圧室8が形成され、その上
壁に縦向きの出口9が形成されている。更にこの
出口9が臨んだ上壁の上側には、パイロツト弁室
14が形成され、該弁室14に上記出口9を開閉
するダイヤフラム形のパイロツト弁10が設けら
れている。そしてこのパイロツト弁10の上側の
背圧室12は、水槽Pに設けられた空気圧発生器
11に連結管13を介して連通接続されている。
空気圧発生器11は、下面を開放し、上壁に上記
連結管13を連結した円筒形のもので、水槽内の
水位の上昇に伴つて内部の空気圧が水置換によつ
て増大されるものである。
また、パイロツト弁室14にはその周壁に連通
して圧力調整器15が設けられている。この圧力
調整器15は、上端を開放した所定長さの垂直筒
体からなるものであり、下端部周壁の連通孔17
から流入する水が上端開口から溢流することによ
り、水頭Hによつてパイロツト弁室14に水頭H
に相当する所定圧力を付与するものである。更に
また、圧力調整器15にはその下端に微小排水孔
6が設けられている。この排水孔6は、水頭Hの
形成を阻害しない範囲でパイロツト弁室14内の
水を大気中に常時リーク排水するものであり、従
つて、出口9から弁室14内に流入する単位時間
当りの水量より相対的に少ない量の水を流出せし
めるものとして形成されている。この微小排水孔
16は、パイロツト弁室14の周壁に形成するも
のとしても良い。
上記実施例に示した給水弁の作用は、前記作用
の項において説明したとおりであるが、これを更
に補つて説明すると次のとおりである。
第1図には水槽P内が低水位W1であり、主弁
5を開いた給水時の状態が示されている。この状
態時において、通水孔6及び絞り孔7を通じて主
弁8上の背圧室8に流入するリーク排水は、出口
9から圧力調整器15に流入し、主としてその上
端の開口から大気中に溢流排出される。従つて、
パイロツト弁室14には、常時圧力調整器15の
水頭Hによる所定の圧力が与えられ、パイロツト
弁10の自重等に対抗してそれの閉止作動を強力
に防止する。
上記の状態から第2図に示すように水槽Pの水
位が上り、所定の高水位W2に達すると、空気圧
発生器11内に置換水の水頭Hにより空気圧が発
生し、これが連結管13を介してパイロツト弁1
0の背圧室12に導入される。而して、この空気
圧が前記圧力調整器15によつて付与されている
パイロツト弁室14内の圧力に打ち勝つに至ると
パイロツト弁10が出口9を閉鎖すると共に、背
圧室8の圧力増加、即ち背圧室が流入側水圧と等
しくなることによつて主弁5を弁座4上に押し付
けこれを閉止する。このとき、パイロツト弁10
の閉止により弁室14への新たなリーク排水の供
給が止まる。故に圧力調整器15の上端からの溢
流排水は停止するが、微小排水孔16からは以降
も継続して排水されるため、経時的に出納Hは低
下し、やがてパイロツト弁室14は大気圧に等し
いものとなる。このためパイロツト弁10には、
前記の閉止空気圧のみが一方的に作用し、出口9
からの水圧の増大、変動に耐えてなお充分に余裕
のある強力な閉止力を保持する。
即ち、主弁5の閉止により、それまでの動水圧
から静水圧に変り、通水孔6、絞り孔7を通じて
出口9に作用する水圧も一時急激に増大するが、
パイロツト弁10はそれに充分対抗して確実な閉
止状態を保持する。
第2図の閉弁状態から再び水槽P内の水位が下
がり、第1図の低水位W1またはその近くに至る
と、パイロツト弁10の背圧室12がほゞ大気圧
になるため、パイロツト弁10は出口9からの水
圧に押し上げられて出口9を開き、前記の開弁状
態に復帰する。
こゝに重要なことは、閉止状態時におけるパイ
ロツト弁10は、出口8からの静水圧による作用
以外には全く開弁駆動力が作用していないことに
より、背圧室12内の気圧が充分に下降しほとん
ど大気圧になるまで閉弁状態を確実に保持し、主
弁5を含めて弁の開閉作動が不安定になることが
ないということである。
考案の効果 この考案は上述の次第により、列挙すれば次の
効果を奏する。
主弁5の開閉作動が、空気圧で制御されるパ
イロツト弁10による背圧室8の圧力制御によ
つてゆつくりと行われるので、急激なウオータ
ーハンマー現象を生じない。従つて配管系にウ
オーターハンマーによる有害な影響を及ぼすこ
とがない。
弁の開閉水位に、所要の充分な水位差を確保
でき、弁の開閉作動回数を減少してその耐久性
を増大しうる。
開弁時閉弁時のいずれも弁の作動状態を極め
て安定したものとなしうる。
即ち、開弁時においては、圧力調整器15に
よるパイロツト弁室14への所定圧力の付与に
より、パイロツト弁10の開弁状態を確実に保
持し得て、空気圧発生器11からの空気圧の多
少の変動等によつても徒らにパイロツト弁10
が閉止作動傾向を示すことがない。従つて、水
槽Pの水面波動等による影響を受けることがな
い。
また、主弁5の閉止作動時において、パイロ
ツト弁室14の圧力が微小排水孔16からの排
水によつて速やかに低下され、大気圧に至つて
パイロツト弁10に対する開弁駆動力を完全に
失うものとなされているから、パイロツト弁1
0が閉じてから以降、空気圧による閉止力のみ
がむしろ漸増傾向を示して該パイロツト弁10
の閉止状態を強力確実に保つ。従つて、主弁5
が閉止されたのち、入口管2側の水圧が大きく
変動することがあつても、徒らにパイロツト弁
10が作動することがなく、ひいては主弁5の
確実な閉止状態を安定保持して漏水や、弁の微
小動きの繰返しによる作動不良等を起すことが
ない。
主弁5がピストン形のものであることによ
り、ダイヤフラム式弁を用いる場合に較べ弁箱
1の大きさを小さいものに形成でき、給水弁の
小型化をはかりうるとゝもに、主弁5及びパイ
ロツト弁10のいずれもそれらの弁座部分を含
めて製作の簡易なものとすることができ、かつ
ばねやベロー等の作動付属部品を要することな
く構造の顕著な簡素化をはかりうることによ
り、故障のおそれの減少、作動の確実性の向
上、耐久性の増大、製作コストの低減をはかり
うる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の開弁時の状態を
示す縦断面図、第2図は閉弁時の状態を示す同じ
く縦断面図、第3図は同実施例の平面図、第4図
は従来提案に係る公知の給水弁の一例を示す縦断
面図である。 1……弁箱、2……入口管、3……出口管、4
……弁座、5……主弁、6……通水孔、7……絞
り孔、8……背圧室、9……出口、10……パイ
ロツト弁、11……空気圧発生器、12……背圧
室、13……連結管、14……パイロツト弁室、
15……圧力調整器、16……微小排水孔、H…
…水頭、P……水槽、W1……低水位、W2……
高水位。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周壁に水平状に入口管2を有し、下面側に上記
    入口管2と直交する態様において垂直状に出口管
    3を有する弁箱1内に、該弁箱1内に臨む上記出
    口管3の上端の弁座4上にあつて入口管2からの
    圧力水によつて押上げられ開弁状態を保持しうる
    ピストン型の主弁5が設けられ、この主弁5の背
    後に該主弁に穿設された通水孔6及び絞り孔7を
    通じて入口管2からの圧力水を流入させて前記主
    弁5に閉止圧力を付与する背圧室8が設けられ、
    更にこの背圧室8に1つの出口9を形成して該出
    口9を開閉するパイロツト弁10が設けられ、こ
    のパイロツト弁10を水槽Pの水位の上昇により
    閉止駆動するための空気圧を発生する空気圧発生
    器11が前記パイロツト弁10の背圧室12に連
    通接続されると共に、パイロツト弁10の弁室1
    4に、前記出口9から流入される水を継続的に排
    出しながら水頭Hによつてパイロツト弁室14内
    に所定の圧力を付与する圧力調整器15が設けら
    れ、しかも該圧力調整器15またはパイロツト弁
    室14周壁に、前記圧力調整器15の作用を阻害
    しない範囲で弁室14内の水を大気中にリーク排
    水し、パイロツト弁10の閉止作動後その弁室1
    4内を経時的に大気圧に降下させる微小排水孔1
    6が設けられてなることを特徴とする自動給水
    弁。
JP18628383U 1983-12-01 1983-12-01 空気圧を利用した自動給水弁 Granted JPS6093081U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS485308U (ja) * 1971-06-04 1973-01-22

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JPS485308U (ja) * 1971-06-04 1973-01-22

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