JPS648230B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS648230B2 JPS648230B2 JP23848983A JP23848983A JPS648230B2 JP S648230 B2 JPS648230 B2 JP S648230B2 JP 23848983 A JP23848983 A JP 23848983A JP 23848983 A JP23848983 A JP 23848983A JP S648230 B2 JPS648230 B2 JP S648230B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- water
- pilot valve
- pressure
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 85
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K31/00—Actuating devices; Operating means; Releasing devices
- F16K31/12—Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid
- F16K31/18—Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid actuated by a float
- F16K31/34—Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid actuated by a float acting on pilot valve controlling the cut-off apparatus
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Float Valves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は水位変化に応動するフロートを利用し
て吐水口を開閉制御せしめる自動給水弁におい
て、閉弁止水時にフロートを水没状態に静止位置
せしめる様にした自動給水弁に関するものであ
る。
て吐水口を開閉制御せしめる自動給水弁におい
て、閉弁止水時にフロートを水没状態に静止位置
せしめる様にした自動給水弁に関するものであ
る。
従来各種受水槽において、水位を所定水位に維
持せしめるにはボールタツプ弁若しくは定水位弁
により給水制御せしめていたが、ボールタツプ弁
は単に水位変化に応動するフロートの浮力作用を
閉弁力として利用せしめるに過ぎないため、開弁
作動時の水位と閉弁作動時の水位との間の水位差
が僅かであり、微量の水位変化にもフロートが揺
動連動して吐水口が無用に反復開閉される不都合
を生じ、よつてウオーターハンマーの発生を招来
したり、又閉弁に従つて開弁度が減少するとつれ
て吐水量も少なくなり、閉弁直前の微量吐水が長
時間継続することとなつて水道メーターの感知を
免れる不感水量の問題を生じたり、又地震発生時
に生じる受水槽水面の異常な上下変位にフロート
が連動し、これに伴い吐水弁も開閉して不用意な
オーバーフロー漏水を惹起し、広域に亘る水の異
常消費は地域給水にいろいろな不都合を発生する
とされていた。
持せしめるにはボールタツプ弁若しくは定水位弁
により給水制御せしめていたが、ボールタツプ弁
は単に水位変化に応動するフロートの浮力作用を
閉弁力として利用せしめるに過ぎないため、開弁
作動時の水位と閉弁作動時の水位との間の水位差
が僅かであり、微量の水位変化にもフロートが揺
動連動して吐水口が無用に反復開閉される不都合
を生じ、よつてウオーターハンマーの発生を招来
したり、又閉弁に従つて開弁度が減少するとつれ
て吐水量も少なくなり、閉弁直前の微量吐水が長
時間継続することとなつて水道メーターの感知を
免れる不感水量の問題を生じたり、又地震発生時
に生じる受水槽水面の異常な上下変位にフロート
が連動し、これに伴い吐水弁も開閉して不用意な
オーバーフロー漏水を惹起し、広域に亘る水の異
常消費は地域給水にいろいろな不都合を発生する
とされていた。
一方定水位弁は吐水口を開閉せしめる主弁を連
動操作せしめるダイヤフラム若しくはピストン
を、本体とは別体に設けた小型のボールタツプ弁
若しくは電磁弁等のパイロツト弁の作用により変
位せしめることにより給水制御を行わしめる様に
成しているが、パイロツト弁がボールタツプ弁の
場合は前述と同様微量の水位変化にボールタツプ
弁が連動するための主弁の小時間開閉が繰り返さ
れ、従つて水面波浪、ウオーターハンマーの発生
等に関し一般のボールタツプ弁と同様の欠点を有
し、又パイロツト弁が電磁弁の場合はこれらの問
題は一応解決されるが、反面設備費が高価とな
り、停電時には機能を発揮出来ない等の欠点を有
していた。
動操作せしめるダイヤフラム若しくはピストン
を、本体とは別体に設けた小型のボールタツプ弁
若しくは電磁弁等のパイロツト弁の作用により変
位せしめることにより給水制御を行わしめる様に
成しているが、パイロツト弁がボールタツプ弁の
場合は前述と同様微量の水位変化にボールタツプ
弁が連動するための主弁の小時間開閉が繰り返さ
れ、従つて水面波浪、ウオーターハンマーの発生
等に関し一般のボールタツプ弁と同様の欠点を有
し、又パイロツト弁が電磁弁の場合はこれらの問
題は一応解決されるが、反面設備費が高価とな
り、停電時には機能を発揮出来ない等の欠点を有
していた。
本発明はかかる欠点に鑑み、本体内部に流入口
と吐水口を連通する弁座を内部へ向かつて立ち上
げて形成せしめると共に、上下面に作用する圧力
の差圧により上下変位作動する圧力動体を配設せ
しめ、該圧力作動体の背面に区割形成された背圧
室は所定の孔径の本体に穿設せしめた制御孔を介
して流入口に連通せしめ、圧力作動体の下面には
吐水口を開閉せしめる主弁を装着せしめると共
に、圧力作動体の中央部には吐水口を通して背圧
室を本体外部に連通せしめるパイロツト弁孔を貫
設せしめた弁座筒を装着せしめ、上記パイロツト
弁孔は前記制御孔の孔径より大径と成し、又パイ
ロツト弁孔を開閉するパイロツト弁を弁座筒の周
囲より垂下せしめたガイド部に案内せしめ、又上
記パイロツト弁を水位変化に応動するフロートに
連動せしめる様に連結せしめた自動給水弁を提供
して上記欠点を解消せんとしたものにして、以下
本発明の一実施例を図面に基づいて説明すると、 1は自動給水弁の本体であり、一側端部に流入
口2を形成せしめると共に他側底部に吐水口3を
形成せしめ、該吐水口3の周囲を内部へ向かつて
立上げて弁座4を形成せしめている。
と吐水口を連通する弁座を内部へ向かつて立ち上
げて形成せしめると共に、上下面に作用する圧力
の差圧により上下変位作動する圧力動体を配設せ
しめ、該圧力作動体の背面に区割形成された背圧
室は所定の孔径の本体に穿設せしめた制御孔を介
して流入口に連通せしめ、圧力作動体の下面には
吐水口を開閉せしめる主弁を装着せしめると共
に、圧力作動体の中央部には吐水口を通して背圧
室を本体外部に連通せしめるパイロツト弁孔を貫
設せしめた弁座筒を装着せしめ、上記パイロツト
弁孔は前記制御孔の孔径より大径と成し、又パイ
ロツト弁孔を開閉するパイロツト弁を弁座筒の周
囲より垂下せしめたガイド部に案内せしめ、又上
記パイロツト弁を水位変化に応動するフロートに
連動せしめる様に連結せしめた自動給水弁を提供
して上記欠点を解消せんとしたものにして、以下
本発明の一実施例を図面に基づいて説明すると、 1は自動給水弁の本体であり、一側端部に流入
口2を形成せしめると共に他側底部に吐水口3を
形成せしめ、該吐水口3の周囲を内部へ向かつて
立上げて弁座4を形成せしめている。
5は上下面に作用する圧力の差圧により上下変
位するダイヤフラムにて構成される圧力作動体で
あり、吐水口3の上方に対向位置せしめる様にし
て本体1の上部内壁6間に装着せしめて圧力作動
体5の上方に背圧室7を区割形成せしめ、該背圧
室7は所定の孔径d2に設定された制御孔8を介
して本体1内部の流入口2に連通せしめている。
位するダイヤフラムにて構成される圧力作動体で
あり、吐水口3の上方に対向位置せしめる様にし
て本体1の上部内壁6間に装着せしめて圧力作動
体5の上方に背圧室7を区割形成せしめ、該背圧
室7は所定の孔径d2に設定された制御孔8を介
して本体1内部の流入口2に連通せしめている。
又圧力作動体5の下面には弁座4に着離して吐
水口3を開閉せしめる主弁9を一体的に装着せし
め、該主弁9を圧力作動体5の上下作動に開閉連
動せしめる様に成し、又圧力作動体5の中央部に
は吐水口3を通して背圧室7を本体1外部に連通
せしめるパイロツト弁孔10を貫設せしめた弁座
筒11を装着せしめている。尚パイロツト弁孔1
0は所定の孔径d1に設定され、前記制御孔8の
孔径d2より大径となる様に設定せしめている。
水口3を開閉せしめる主弁9を一体的に装着せし
め、該主弁9を圧力作動体5の上下作動に開閉連
動せしめる様に成し、又圧力作動体5の中央部に
は吐水口3を通して背圧室7を本体1外部に連通
せしめるパイロツト弁孔10を貫設せしめた弁座
筒11を装着せしめている。尚パイロツト弁孔1
0は所定の孔径d1に設定され、前記制御孔8の
孔径d2より大径となる様に設定せしめている。
12はパイロツト弁孔10に着離して該パイロ
ツト弁孔10を開閉せしめるパイロツト弁であ
り、該パイロツト弁12は弁座筒11の周囲より
垂下せしめたガイド部13に上部を上下摺動自在
に案内せしめると共に、下端部には一端にフロー
ト14を装着し基端部を本体1の底壁より突設せ
しめた支持体15に枢支せしめたレバー16の中
途位置に枢着せしめ、水位変化に応動するフロー
ト14の上下動にパイロツト弁12を開閉連動せ
しめる様に成している。
ツト弁孔10を開閉せしめるパイロツト弁であ
り、該パイロツト弁12は弁座筒11の周囲より
垂下せしめたガイド部13に上部を上下摺動自在
に案内せしめると共に、下端部には一端にフロー
ト14を装着し基端部を本体1の底壁より突設せ
しめた支持体15に枢支せしめたレバー16の中
途位置に枢着せしめ、水位変化に応動するフロー
ト14の上下動にパイロツト弁12を開閉連動せ
しめる様に成している。
尚図中17は流入口2と吐水口3との間に介装
せしめたストレーナー、18は弁座筒11に横貫
設けしめた連通孔である。
せしめたストレーナー、18は弁座筒11に横貫
設けしめた連通孔である。
又圧力作動体5およびフロート14は上記のも
のに限らず、例えば第4図に図示する様にピスト
ン式、直動式そのものであつても良い。
のに限らず、例えば第4図に図示する様にピスト
ン式、直動式そのものであつても良い。
尚図示はしないが制御孔8はその開口面積を可
変とする調整針弁を装着することにより閉弁タイ
ムのずれを調整することが出来る。
変とする調整針弁を装着することにより閉弁タイ
ムのずれを調整することが出来る。
次に本発明に係る自動給水弁の作用について説
明すると、第1図は下限の水位において主弁9が
開弁変位した状態を示し、吐水口3を通して給水
が開始される。かかる状態では制御孔8とパイロ
ツト弁孔10との孔径の関係より背圧室7内の圧
力が流入口2側の圧力より低下するため、圧力作
動体5は上方変位の状態に維持されると共に、こ
れに伴つて主弁9も開弁状態に維持される。
明すると、第1図は下限の水位において主弁9が
開弁変位した状態を示し、吐水口3を通して給水
が開始される。かかる状態では制御孔8とパイロ
ツト弁孔10との孔径の関係より背圧室7内の圧
力が流入口2側の圧力より低下するため、圧力作
動体5は上方変位の状態に維持されると共に、こ
れに伴つて主弁9も開弁状態に維持される。
そして給水の続行により水位が上昇するとフロ
ート14が上昇するのに伴つてパイロツト弁12
が上昇連動し、第2図に図示する様にパイロツト
弁孔10が閉塞されると制御孔8から背圧室7内
に流入する水により背圧室7内の圧力が徐々に上
昇するため圧力作動体5は次第に下降変位し始
め、この間に水位は更に上昇すると共に圧力作動
体5の下降により弁座筒11を介してパイロツト
弁12が押圧されて下降連動し、更にパイロツト
弁12の下降動作によりレバー16を介してフロ
ート14も強制的に下降連動されるためフロート
14は浮力に抗して水没を開始し、最終的に第3
図に図示する様に主弁9が吐水口3を閉塞して止
水状態となり、この時点の水位が上限水位となつ
て下限水位との間に作動水位差Hが確保され、一
方フロート14は完全に水没した状態で静止維持
される。
ート14が上昇するのに伴つてパイロツト弁12
が上昇連動し、第2図に図示する様にパイロツト
弁孔10が閉塞されると制御孔8から背圧室7内
に流入する水により背圧室7内の圧力が徐々に上
昇するため圧力作動体5は次第に下降変位し始
め、この間に水位は更に上昇すると共に圧力作動
体5の下降により弁座筒11を介してパイロツト
弁12が押圧されて下降連動し、更にパイロツト
弁12の下降動作によりレバー16を介してフロ
ート14も強制的に下降連動されるためフロート
14は浮力に抗して水没を開始し、最終的に第3
図に図示する様に主弁9が吐水口3を閉塞して止
水状態となり、この時点の水位が上限水位となつ
て下限水位との間に作動水位差Hが確保され、一
方フロート14は完全に水没した状態で静止維持
される。
又貯水の使用に伴い水位が低下して下限水位に
至ると、フロート14の下降動作に連動してパイ
ロツト弁12がパイロツト弁孔10を開口するた
め背圧室7内の圧力が低下し圧力作動体5が上方
変位して第1図の状態に至り、再び給水が開始さ
れるのである。
至ると、フロート14の下降動作に連動してパイ
ロツト弁12がパイロツト弁孔10を開口するた
め背圧室7内の圧力が低下し圧力作動体5が上方
変位して第1図の状態に至り、再び給水が開始さ
れるのである。
要するに本発明は、本体1内部に流入口2と吐
水口3を連通する弁座4を内部へ向かつて立ち上
げて形成せしめると共に、上下面に作用する圧力
の差圧により上下変位作動する圧力作動体5を配
設せしめ、該圧力作動体5の背面に区割形成され
た背圧室7は所定の孔径の本体1に穿設せしめた
制御孔8を介して流入口2に連通せしめ、圧力作
動体5の下面には吐水口3を開閉せしめる主弁9
を装着せしめると共に、圧力作動体5の中央部に
は吐水口3を通して背圧室7を本体1外部に連通
せしめるパイロツト弁孔10を貫設せしめた弁座
筒11を装着せしめ、上記パイロツト弁孔10は
前記制御孔8の孔径より大径と成し、又パイロツ
ト弁孔10を開閉するパイロツト弁12を弁座筒
11の周囲より垂下せしめたガイド部13に案内
せしめ、又上記パイロツト弁12を水位変化に応
動するフロート14に連動せしめる様に連結せし
めたので、 給水の続行により水位が上昇するとフロート1
4が上昇し、パイロツト弁孔10が閉塞されると
圧力作動体5は次第に下降変位し始め、この間に
水位は更に上昇すると共に、圧力作動体5の下降
に連動してパイロツト弁12も下降動作し、これ
に伴つてフロート14が強制的に下降押圧されて
水没状態で静止位置するため、フロート14は水
面波浪の影響を全く受けることがなく、よつて水
面波浪によりフロート14が上下連動されて主弁
9の開閉が無用に反復されると云うボールタツプ
弁の最大の欠点を完全に解消せしめることが出
来、これに伴いその他不感水量の問題、地震時に
おけるオーバーフローの問題等を一挙に解決せし
めることが出来ると共に、更に閉弁作動時の水位
と開弁動作時の水位との間に一定の作動水位差H
を設けることが出来るため僅かの水位の低下によ
り主弁9が頻繁に開閉作動することによる幣害を
完全に防止せしめることが出来、又弁座4を内部
へ向かつて立ち上げて形成せしめると共に、圧力
作動体5に1個の主弁9を装着せしめたり、圧力
作動体5に装着せしめた弁座筒11の周囲より垂
下せしめたガイド部13にパイロツト弁12を案
内せしめることにより、全長を短くして全体の形
状を非常にコンパクトに出来、又パイロツト弁1
2とフロート14とは連結せしめたことにより、
フロート14の上下動にパイロツト弁12が給
水、停止及び没入時にも確実に追従することが出
来る等その実用的効果甚だ大なるものである。
水口3を連通する弁座4を内部へ向かつて立ち上
げて形成せしめると共に、上下面に作用する圧力
の差圧により上下変位作動する圧力作動体5を配
設せしめ、該圧力作動体5の背面に区割形成され
た背圧室7は所定の孔径の本体1に穿設せしめた
制御孔8を介して流入口2に連通せしめ、圧力作
動体5の下面には吐水口3を開閉せしめる主弁9
を装着せしめると共に、圧力作動体5の中央部に
は吐水口3を通して背圧室7を本体1外部に連通
せしめるパイロツト弁孔10を貫設せしめた弁座
筒11を装着せしめ、上記パイロツト弁孔10は
前記制御孔8の孔径より大径と成し、又パイロツ
ト弁孔10を開閉するパイロツト弁12を弁座筒
11の周囲より垂下せしめたガイド部13に案内
せしめ、又上記パイロツト弁12を水位変化に応
動するフロート14に連動せしめる様に連結せし
めたので、 給水の続行により水位が上昇するとフロート1
4が上昇し、パイロツト弁孔10が閉塞されると
圧力作動体5は次第に下降変位し始め、この間に
水位は更に上昇すると共に、圧力作動体5の下降
に連動してパイロツト弁12も下降動作し、これ
に伴つてフロート14が強制的に下降押圧されて
水没状態で静止位置するため、フロート14は水
面波浪の影響を全く受けることがなく、よつて水
面波浪によりフロート14が上下連動されて主弁
9の開閉が無用に反復されると云うボールタツプ
弁の最大の欠点を完全に解消せしめることが出
来、これに伴いその他不感水量の問題、地震時に
おけるオーバーフローの問題等を一挙に解決せし
めることが出来ると共に、更に閉弁作動時の水位
と開弁動作時の水位との間に一定の作動水位差H
を設けることが出来るため僅かの水位の低下によ
り主弁9が頻繁に開閉作動することによる幣害を
完全に防止せしめることが出来、又弁座4を内部
へ向かつて立ち上げて形成せしめると共に、圧力
作動体5に1個の主弁9を装着せしめたり、圧力
作動体5に装着せしめた弁座筒11の周囲より垂
下せしめたガイド部13にパイロツト弁12を案
内せしめることにより、全長を短くして全体の形
状を非常にコンパクトに出来、又パイロツト弁1
2とフロート14とは連結せしめたことにより、
フロート14の上下動にパイロツト弁12が給
水、停止及び没入時にも確実に追従することが出
来る等その実用的効果甚だ大なるものである。
図は本発明の一実施例を示すものにして、第1
図は本発明に係る自動給水弁の断面図、第2図、
第3図は同上作動状態を示す断面図、第4図は他
の実施例を示す断面図である。 1……本体、3……吐水口、5……圧力作動
体、7……背圧室、8……制御孔、9……主弁、
10……パイロツト弁孔、12……パイロツト
弁、14……フロート。
図は本発明に係る自動給水弁の断面図、第2図、
第3図は同上作動状態を示す断面図、第4図は他
の実施例を示す断面図である。 1……本体、3……吐水口、5……圧力作動
体、7……背圧室、8……制御孔、9……主弁、
10……パイロツト弁孔、12……パイロツト
弁、14……フロート。
Claims (1)
- 1 本体内部に流入口と吐水口を連通する弁座を
内部へ向かつて立ち上げて形成せしめると共に、
上下面に作用する圧力の差圧により上下変位作動
する圧力作動体を配設せしめ、該圧力作動体の背
面に区割形成された背圧室は所定の孔径の本体に
穿設せしめた制御孔を介して流入口に連通せし
め、圧力作動体の下面には吐水口を開閉せしめる
主弁を装着せしめると共に、圧力作動体の中央部
には吐水口を通して背圧室を本体外部に連通せし
めるパイロツト弁孔を貫設せしめた弁座筒を装着
せしめ、上記パイロツト弁孔は前記制御孔の孔径
より大径と成し、又パイロツト弁孔を開閉するパ
イロツト弁を弁座筒の周囲より垂下せしめたガイ
ド部に案内せしめ、又上記パイロツト弁を水位変
化に応動するフロートに連動せしめる様に連結せ
しめたことを特徴とする自動給水弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23848983A JPS60129485A (ja) | 1983-12-16 | 1983-12-16 | 自動給水弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23848983A JPS60129485A (ja) | 1983-12-16 | 1983-12-16 | 自動給水弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60129485A JPS60129485A (ja) | 1985-07-10 |
JPS648230B2 true JPS648230B2 (ja) | 1989-02-13 |
Family
ID=17031002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23848983A Granted JPS60129485A (ja) | 1983-12-16 | 1983-12-16 | 自動給水弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60129485A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2591707B1 (fr) * | 1985-12-17 | 1990-04-13 | Sadoulet Maurice | Perfectionnements aux robinets automatiques de reservoir |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS549229U (ja) * | 1977-06-22 | 1979-01-22 |
-
1983
- 1983-12-16 JP JP23848983A patent/JPS60129485A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60129485A (ja) | 1985-07-10 |
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