JPH04122614U - 液体のろ過器 - Google Patents

液体のろ過器

Info

Publication number
JPH04122614U
JPH04122614U JP3805391U JP3805391U JPH04122614U JP H04122614 U JPH04122614 U JP H04122614U JP 3805391 U JP3805391 U JP 3805391U JP 3805391 U JP3805391 U JP 3805391U JP H04122614 U JPH04122614 U JP H04122614U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
liquid
nozzle
filtration
cylindrical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3805391U
Other languages
English (en)
Inventor
恒昭 田中
秀樹 大坪
Original Assignee
三菱製紙株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三菱製紙株式会社 filed Critical 三菱製紙株式会社
Priority to JP3805391U priority Critical patent/JPH04122614U/ja
Publication of JPH04122614U publication Critical patent/JPH04122614U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】円筒形のろ過フィルターを用い、液体の泡抜き
用ノズルを有するろ過器において、Oリングが劣化、損
傷しても、ろ過前の液体がろ過後の液体に混入しないよ
うな構造にしたろ過器を提供する。 【構成】円筒形ろ過フィルターを上部から固定するシー
ルナットと泡抜き用ノズルを一体化することによって、
上記目的は達成された。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は液体のろ過器に関し、特にろ過フィルターを通過した液体に含まれる 泡を除去する泡抜き用ノズルを備えたろ過器に関する。
【0002】
【従来の技術】
写真感光材料を製造するにあたって、ハロゲン化銀乳剤塗布液等を紙やフィル ムの支持体に塗布する際、該塗布液に泡が混入している場合、ピンホールや泡ハ ジキ等の塗布故障が発生する。そのため塗布液をろ過するろ過器には泡を外部に 排出する為の泡抜き用ノズルが取付けられているのが一般的である。泡抜き用ノ ズルは、円筒形ろ過フィルターの外側と内側に各々取付けられており、ろ過フィ ルター通過前と通過後の塗布液の泡抜きが出来る様になっている。
【0003】 ここで問題になっているのは、円筒形ろ過フィルターの内側に取付けられる泡 抜き用ノズルの構造であり、図2を用いて従来のろ過器の問題点について説明す る。塗布液は入口1より入り、円筒形ろ過フィルター2を通過し、スタック3に 入り、出口4より排出される。この時泡抜き用ノズル10でろ過前の塗布液の泡 抜きを行ない、泡抜き用ノズル6でろ過後の塗布液の泡抜きを行なう。円筒形ろ 過フィルター2は、スタック3に差し込み上部からシールナット5で締め付けて 固定する。泡抜き用ノズル6は上蓋8と一体化しており上蓋8を取付ける時に泡 抜き用ノズル6をシールナット5に差し込む様な構造になっている。シールナッ ト5と泡抜き用ノズル6はOリング7によって接合されているが、Oリング7が 劣化や損傷等によって液洩れが生じた場合、ろ過されない塗布液がろ過された塗 布液に混入して排出されるという構造的欠陥があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、ろ過前の液体がろ過後の液体に混入しないろ過器を提供する にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の上記目的は、円筒形ろ過フィルターを通過した液体に含まれる泡をろ 過器の外部へ排出する為の泡抜き用ノズルを有するろ過器の構造において円筒形 ろ過フィルターを上部から固定するシールナットと該泡抜き用ノズルを一体化す る事によって達成された。
【0006】
【実施例】
以下、実施例を用いて本考案を詳細に説明する。
【0007】 実施例1 図1は本考案の一実施例を示すろ過器の断面図である。液の進入、排出の経路 は前記した従来のろ過器と同じである。円筒形ろ過フィルターを上部から締め付 けて固定するシールナット部5と泡抜き用ノズル部6を一体化させ、Oリングに よる接合部はシールナット5と上蓋8及びシールナット5とロックナット9の間 に設けた。従って例えOリングが劣化、損傷し液洩れが生じても、ろ過前の液体 はろ過器の外部へ流出する構造になっている為、従来のろ過器の様にろ過前の液 体がろ過後の液体に混入するという問題はなくなった。また本考案のろ過器の場 合、前記したようにろ過器の外部へ液が流出する為、Oリングの劣化、損傷がす ぐに発見出来、処置が出来るという利点がある。
【0008】
【考案の効果】
本考案のろ過器は、ろ過前の液体がろ過後の液体に混入する事を防止する事が 出来、またOリングの劣化、損傷の状態が容易に発見出来る様になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すろ過器の断面図。
【図2】従来のろ過器の断面図。
【符号の説明】 1 液の入口 2 ろ過フィルター 3 スタック 4 液の流出口 5 シールナット 6 泡抜き用ノズル(ろ過後) 7 Oリング 8 上蓋 9 ロックナット 10 泡抜き用ノズル(ろ過前)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 29/88 // B01D 19/00 G 6953−4D

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒形ろ過フィルターを用いた液体のろ
    過器であって、ろ過フィルターを通過した液体に含まれ
    る泡をろ過器の外部へ排出する為の泡抜き用ノズルを有
    するろ過器の構造において、円筒形ろ過フィルターを上
    部から固定するシールナットと泡抜き用ノズルを一体化
    したことを特徴とする液体のろ過器。
JP3805391U 1991-04-24 1991-04-24 液体のろ過器 Pending JPH04122614U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3805391U JPH04122614U (ja) 1991-04-24 1991-04-24 液体のろ過器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3805391U JPH04122614U (ja) 1991-04-24 1991-04-24 液体のろ過器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04122614U true JPH04122614U (ja) 1992-11-04

Family

ID=31919659

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3805391U Pending JPH04122614U (ja) 1991-04-24 1991-04-24 液体のろ過器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04122614U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011152540A (ja) * 2011-04-07 2011-08-11 Kyuno Kk フィルタハウジング
JP2014188491A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Kubota Corp 膜コンポーネント及び膜モジュール
JP2015077546A (ja) * 2013-10-16 2015-04-23 日東電工株式会社 フィルターユニット、塗工装置及び塗工膜の製造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011152540A (ja) * 2011-04-07 2011-08-11 Kyuno Kk フィルタハウジング
JP2014188491A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Kubota Corp 膜コンポーネント及び膜モジュール
JP2015077546A (ja) * 2013-10-16 2015-04-23 日東電工株式会社 フィルターユニット、塗工装置及び塗工膜の製造方法
CN104548668A (zh) * 2013-10-16 2015-04-29 日东电工株式会社 过滤单元、涂布装置以及涂布膜的制造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7169302B2 (en) Filter cartridge construction
US4836921A (en) Waste water treatment apparatus
GB2156704A (en) Fluid filter element
JP3155526B2 (ja) 濾過器
US3513982A (en) Filter arrangement
JPH04122614U (ja) 液体のろ過器
JP5183765B2 (ja) フィルタハウジング
JP2006204988A (ja) フィルタハウジング
TNSN07103A1 (fr) Element filtrant pour liquides et installation de filtration comprenant un tel element
KR100763276B1 (ko) 나선관을 이용한 공기정화장치
JP3440684B2 (ja) 濾過装置及び濾過装置の洗浄方法
JP2000140524A (ja) 濾過装置
JPH0227855Y2 (ja)
JPH067782Y2 (ja) 弗素樹脂系多孔質フイルタ−
JPH0533830U (ja) 再生型膜モジユール
JP4107819B2 (ja) 多段積み浸漬型膜分離装置
JPS5916514A (ja) フイルタ−
US11759734B1 (en) Portable liquid filter devices, systems and methods
CN213327009U (zh) 一种污水处理后的再过滤净化回用装置
JPH051284Y2 (ja)
JP3059281B2 (ja) 流体用フィルタ−
JP2546334Y2 (ja) 液体濾過装置
JPH05329337A (ja) 液体濾過用フィルタ−
JPS63315116A (ja) セラミックフィルタの運転方法
JP2003038916A (ja) 交換可能なフィルターを有するフィルター要素及びフィルター装置