JPH04122234A - 内視鏡画像ファイルシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は動画像と共に画像ファイル装置がら検索した画
像を同一画面に表示可能な内視鏡画像ファイルシステム
に関する。

［従来技術］ 近年、内視鏡は医療用分野のみならず、工業用分野にお
いても広く用いられるようになった。

又、撮像手段で撮像した内視鏡画像を画像ファイル装置
に記録し、この画像ファイル装置がら記録された内視鏡
画像を検索できる画像ファイルシステムも実用化されて
いる。

本出願人は、特願平２−１０２２８号の医療用画像ファ
イルシステムにおいて、複数の縮小画像と検索画像を同
一画面上に静止画像として表示するものを提案した。

又、特開昭６２−１８１０２２号では、リアルタイム画
像（動画像）と静止画像を同一画面上に表示できる内視
鏡装置を開示している。

［発明が解決しようとする問題点］ 上記医療用画像ファイルシステム及び内視鏡装置のいず
れにおいても、リアルタイムの動画像と以前の検査画像
の両方を同一画面に表示することができないという問題
点があった。

本発明は上述した点にかんがみてなされたもので、動画
像と共に画像ファイル装置から検索した検査画像も同一
画面に表示できる内視鏡画像ファイルシステムを提供す
ることを目的とする。

［問題点を解決する手段及び作用コ 本発明では、内視鏡装置と、検査画像を複数検索可能な
画像ファイル装置と、前記内視鏡装置からの動画像と、
前記画像ファイル装置からの静止画像または複数の縮小
静止画像を同一画面上に合成するための画像制御装置と
、合成された画像を表示する表示装置とにより、同一画
面上に動画像と、検索された任意の画像を同時に表示で
きるようになっている。

［実施例］ 以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。

第１図ないし第５図は本発明の第１実施例に係り、第１
図は第１実施例の内視鏡画像ファイルシステムの構成を
示し、第２図は第１実施例における内視鏡装置の構成を
示し、第３図はリアルタイム画像の表示領域を示し、第
４図は表示装置の画面表示例を示し、第５図は第１実施
例の処理プロセスを示す。

第１図に示すように第１実施例の内視鏡画像ファイルシ
ステム１は、撮像手段を備えたビデオ内視鏡２と、この
ビデオ内視鏡２に照明光を供給する手段及び撮像手段に
対する信号処理を行う手段とを内蔵したビデオ内視鏡・
・／す３と、前記撮像手段で撮像された内視鏡画像を記
録すると共に、検索により記録された内視鏡画像（信号
）を出力するファイル装置４と、前記ビデオプロセッサ
３の出力信号及びファイル装置４の出力信号を同時に表
示する信号処理手段を備えた画像制御装置５と、この画
像制御装置５から出力される映像信号を表示する表示装
置６とから構成される。

第２図に示すように上記ビデオ内視鏡２は細長の挿入部
８と、この挿入部８の後端に連設された繰作部９と、こ
の操作部９から延出されたユニバーサルケーブル１０と
を有し、操作部９には湾曲部１１を湾曲するためのアン
グルノブ１２が設けである。

上記挿入部８の先端側には、対物光学系か収納され、こ
の対物光学系の結像位置には撮像手段としての図示しな
い固体撮像素子が配設され、この固体撮像素子で光学像
を光電変換し、この光電変換された信号はビデオプロセ
ッサ３に入力され、信号処理されてカラー映像信号にな
る。

このカラー映像信号は、第２図に示す内視鏡装置の場合
には表示装置６に入力され、内視鏡画像を表示すること
ができる。又、第１図に示すように画像制御装置５内の
Ａ／Ｄコンバータ１４に入力され、ディジタル信号に変
換された後、第１メモリ１５に入力され、このメモリ１
５に格納される。このメモリ１５に格納されたディジタ
ル映像信号は、所定のタイミングで読出され、第１のス
イッチ１６の接点ａ、Ｄ／Ａコンバータ１７を経て再び
アナログの映像信号に変換され、表示装置６へと出力さ
れる。

一方、ファイル装置４に記録された画像は、検索信号に
より検索され、インタフェース１８を介して第２のスイ
ッチ１９及び縮小回路２０に入力される。スイッチ１つ
の接点ａがＯＮすると、第２メモリ２１には検索された
画像が原画て格納され、スイッチ１つの接点すがＯＮす
ると、縮小回路２０で縮小された縮小画像がメモリ２１
の所定の位置に格納される。このメモリ２１は、原画サ
イズの画像を１枚以上記憶でき、且つ縮小サイズの画像
を複数枚記憶できる容量を有する。

上記メモリ２１から読出された画像はスイッチ１６の接
点す及びＤ／Ａコンバータ１７を経て表示装置６に出力
され、表示画面上で表示される。

キーボード又はマウス等の指示装置２２から入力された
信号は、システムコン１−ローラ２３に入力される。こ
のシステムコントローラ２３は、この指示装置２２から
の入力信号により、この画像制御装置５内のメモリ１５
．２１等へのタイミング信号とかスイッチ１６．１９等
の切換の制御を行う。

第３図に示ず表示装置６の表示画面領域ｄにおいて、第
１のスイッチ１６は領域Ｃを走査中のみ接点ａが接続（
選択）され、この時第１メモリ１５の画像がこの領域Ｃ
に表示される。その他の領域を走査中は接点すが接続さ
れ、第２メモリ２１の画像が表示される。

又、第２のスイッチ１９は、ファイル装置４から検索画
像を縮小表示する時に接点すが接続され、原画像のまま
表示する時に接点ａが接続される。

尚、ファイル装置４にビデオ内視鏡２で撮像した内視鏡
画像を記録する場合には、第１メモリ１５に格納された
画像が、インターフェース１８を介してファイル装置４
に記録される。

この第１実施例では第４図の画面表示のようにｐＨて示
す画面領域には内視鏡画像が表示され且つファイル装置
４からの縮小画像がＰ１〜Ｐ１０て示す画面領域に表示
でき、さらに縮小されない原画像をＰｌ２で示す画面領
域に同時に表示できるようにしてあり、第５図はこのよ
うに画面表示する場合の検査フローの処理プロセスを示
す。

先ず第３図に示す領域Ｃには、ビデオ内視鏡２の動画像
が原画サイズで表示されている。

そこて指示装置２２により、検査に伴う検査名患者名、
患部名等の検索に必要な検索情報の入力を行う（第５図
のステップＳＬ）。

上記検索情報の入力に基づき、ファイル装置４より画像
を検索しく第５図のステップＳ２）、スイッチ１９の接
点すをＯＮして、縮小回路２０により縮小画像に変換し
て第２メモリ２１に、第４図のＰｌ−ＰＩＯに示される
画面領域に対応するメモリ領域に順番に書込み、第４図
のＰ１〜Ｐ１０の画面領域に縮小画像で表示するく第５
図のステップＳ３）。

ここで内視鏡検査を始め（第５図のステップＳ４）、患
部の注目部位に到達した所で、指示装置２２により、画
面上のＰ１〜Ｐ　１．　Ｏの画面領域に表示されている
縮小画像から、必要な画像を同画面に同時に表示されて
いるカーソルＫを移動し、任意に選択し、表示画像の指
定を行う（第５図のステップＳ５）。

指定された縮小画像はファイル装置４から再度検索され
、スイッチ１９の接点ａを介して原画状態でメモリ２１
における所定位置、つまり第５図のＰｌ２に表示される
画面領域に対応する任意のメモリ領域に格納される。従
って、このメモリ２１から読出されると、Ｐｌ２の画面
領域に原画表示がされる（第５図のステップＳ６）。

この原画表示は、画面領域ｐＨの動画像に隣接して表示
されるので、動画状態のこの画像と、検索された原画像
とを見比べることにより診断を行うことができる（第５
図のステップＳ７）。検査に応じステップＳ５ないしＳ
７の処理、つまり縮小画像選択（指定）、原画表示、診
断を繰り返して検査を進めることができる（第５図のス
テップＳ８で“Ｎｏ”を選択した場合）。

一連の診断を終えたならばステップｓ８で検査終了を選
択すると、この検査が終了することになる。

この第１実施例によれば、表示装置６の表示画面には、
Ｐｌｌの画面領域には検査画像、つまりビデオ内視鏡２
で撮像されたリアルタイムの動画像が常時表示された状
態で、検索された画像の複数画像を１度に縮小表示でき
、且つ縮小表示された画像の任意の１つを動画像と対比
し易い位置に原画状態でも表示できるようにしであるの
で、現在検査中の画像と以前の同一部位の画像とを見比
べることにより、経時的変化を知ることが容易となり、
的確な診断を行うことができる。

又、現検査中に別検査の全体画像を参照したり、確認し
たりすることもできて便利なシステムを実現できる。

尚、動画像の表示を見比べ易いように、フリーズ画状態
に設定てきるようにするフリーズ機能を設けるようにし
ても良い。

第６図は本発明の第２実施例における画面表示の様子を
示し、第７図はこの実施例における検査フローを示す。

この第２実施例では、第１実施例と同様に、ファイル装
置４にファイルされている画像を検索情報の入力に従い
、ファイル装ｆ４より検索して縮小して（但し、５つの
）画面領域Ｐ１〜Ｐ５に対応するメモリ領域に書込み、
これらを画面領域Ｐ１〜Ｐ５に表示する。又、画面領域
Ｐ８〜Ｐ１２には、現在の検査中に新たにファイルされ
た画像を読出して、縮小して表示する。

従って、第６図に示すように表示画面上には、Ｐ１〜Ｐ
５の前検査の縮小画像とＰ８〜ＰＬ２の現検査の縮小画
像が同時に表示できるようになっている。

又、Ｐ６の画面領域には現在検査中の動画像をリアルタ
イムで表示し、Ｐ７の画面領域にはＰ１〜Ｐ５及びＰ８
〜Ｐ１２の縮小画像の中から指示装置２２により画面上
から指定した任意の画像を原画状態で表示する。

この画面で、Ｐ６に表示された検査画像とＰ７に表示さ
れたファイル画像の両方を見て診断することができる。

この第２実施例では、同一部位の経時的診断に加えて、
過去にファイルされた検査画像と、現検査画像とをそれ
ぞれ経時的に表示でき、複数方向観察による診断も可能
になるものであり、第７図はその検査フローの処理プロ
セスを示す。

第７図のフローは第５図のフローにおいて、検査開始の
ステップＳ４の後、現検査画像の情報入力によりファイ
ル装置４にファイルされ（ステップＳ９）、この現検査
中においてファイル装置４にファイルされた現検査画像
は読出され、縮小回路２０によって縮小された後、メモ
リ２１の所定のメモリ領域に格納され、このメモリ２１
から読出された縮小画像がＰ８〜Ｐ１２に表示される（
スップ５１０）。このステップＳ１０の後、第５図のス
テップＳ５と同様にＰ１〜Ｐ５、及びＰ８〜Ｐ１２の縮
小画像から所望とする画像をカーソルＫによって指定す
ると、Ｐ７にその画像が原画状態で表示されることにな
る。

その他の処理内容は第１実施例と同様である。

この第２実施例によれば、第１実施例と同様に同一部位
の経時的診断の他に、さらに複数方向観察による診断も
可能になる。

尚、上述の各実施例に限らず、メモリ１５．２１の読出
し領域を任意に設定できるようにして、多様な画面表示
を行うようにすることもてきる。

第８図は本発明の第３実施例におけるファイル装置３１
の構成を示す。尚、このファイル装置３１は第１実施例
のファイル装置４としても用いることができる。

第３実施例は、ファイルされた画像に対する検索方法に
関し、カルテ情報と画像情報を有機的に結合して、検索
によりカルテ情報、画像情報を容易に表示できるように
したものである。

第１実施例で説明したように、ビデオ内視鏡２及びビデ
オプロセッサ３から出力される画像は、画像制御装置５
を経てこのファイル装置３１に記録することができる。

このファイル装置３１は、第８図に示すように、画像デ
ータを記憶する光デイスク装置３２と、カルテデータを
記憶するハードディスク装置３３と、この装２３１の全
体を制御するＣＰＵ３４と、カルテデータを入力するキ
ーボード３５と、カルテデータ中の画像指定順を指定す
るためのマウス３６とから構成される。

上記ファイル装置３１へのカルテデータの登録手順を第
９図のフローチャートを参照して以下に説明する。

第９図に示すようにカルテデータの登録が開始すると、
先ずＩＤＮｏをキーボード３５により入力する（ステッ
プ５ｌｌ）、入力されたＩＤＮＱにより、ＣＰＵ３４は
光デイスク装置３２から該当する検査を捜し出し、その
検査の全画像を第１０図の■〜■に示すように縮小画と
して表示する（ステップ５１２）。

操作者は、上記表示された縮小画を観察し、その所見等
を第１０図（ａ＞に示すカルテ領域４１にキーボード３
５から入力する（ステップ８１３）。その際に、カルテ
データと同時にその内容と一致する画像の順をカルテ中
に入力する。この状態を第１０図（ｂ）に示す。

入力されたカルテデータはハードディスク装置３３に記
憶される。

次に、カルテデータをもとに画像を検索する手順を第１
１図を参照して以下に説明する。

検索のメニューがスタートしたら、先ずＩＤＮ０をキー
ボード３５から入力する（ステップ５２１）。入力され
たＩＤＮ０により、ＣＰＵ３４は光デイスク装置３２か
ら該当する検査を捜し出し、その縮小画を表示する。ま
た同時に、ハードディスク装置３３から該当するカルテ
データも捜し出し、第１２図（ａ）に示すように縮小画
といっしょに表示する（ステップ５２２）。

この表示されたカルテを読み、再生したい画像間を捜し
出し、そのＮＯのところをマウス３６にてクリック指示
する（ステップ８２３〉。この指示が行われると、ＣＰ
Ｕ３４はクリック指示されたＮｏの画像を光デイスク装
置３２から捜し出し、原画像の大きさで表示する（ステ
ップＳ２４の）処理を行い、第１２図（ｂ）に示すよう
に表示する。

さらに他の画像間を表示する場合には、ステップＳ２５
の画像更新する方を選択することにより、ステップ５２
３．Ｓ２４の処理を経て再生したい画像が原画像の大き
さで表示される。

この実施例においては、画像の検索にカルテデータを利
用しており、注目したい画像の検索をスムーズに行うこ
とを可能としている。

尚、第３実施例において、カルテデータに対応する画像
間を再生する場合、カルテデータ側にその画像ＮＯを書
込んだ該画像Ｎｏを画像再生用のキー情報にするものに
限らず、例えば第１３図（ａ）に示すようにカルテの文
章（の一部）ＢＵ自体をキー情報にして、この文章を指
定することにより、対応する画像が表示されるようにし
ても良い。

又、第１３図（ｂ）に示すように、カルテにおける年月
日とか日付あるいは時刻等をキー情報にして、（年）月
日を指定した場合に対応する画像を表示するようにして
も良い。又、カルテにおけるキー情報部分をカルテデー
タから識別できるように、表示色を変える等しても良い
。

尚、例えば第１図の画像制御装置５内に可変の縮小回路
とか拡大回路を設けて、現検査の動画像と同一サイズに
設定して対比し易いようにしても良い。尚、ビデオプロ
セッサ３側に拡大７・′縮小機能を設けても良い。又、
例えば第４図のｐＨの動画像のフリーズ画をＰＩ３に移
動してＰＩ３に表示されている検索画像に重ねられるよ
うにして、対比し易いようにしても良い。

［発明の効果］ 以上述べたように本発明によれば、動画像と共に、画像
ファイル装置から検索された画像を同時に表示できるよ
うにしであるので、患部の紅時変化などを把握し易く、
的確な診断を行うのに適したものとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第５図は本発明の第１実施例に係り、第１
図は第１実施例における画像制御装置の構成を示すブロ
ック図、第２図は内視鏡装置の構成図、第３図は２つの
メモリの画像が切換えられて表示されることを示す説明
図、第４図は表示画面に動画像と縮小画像等が表示され
る表示領域を示す説明図、第５図は第１実施例で検査を
行う際の処理過程を示すフローチャート図、第６図及び
第７図は本発明の第２実施例に係り、第６図は表示画面
に画像が表示される表示領域を示す説明図、第７図は検
査を行う際の処理過程を示すフローチャート図、第８図
ないし第１２図は本発明の第３実施例に係り、第８図は
第３実施例におけるファイル装置の概略の構成を示すブ
ロック図、第９図はカルテデータの登録の手順を示すフ
ローチャート図、第１０図は第９図の手順中における表
示画面の表示例を示す説明図、第１１図はカルテデータ
をもとに画像を検索する手順を示すフローチャート図、
第１２図は第１１図の手順中における表示画面の表示例
を示ず説明図、第１３図は画像表示用のキー情報を文章
とか日付等にした様子を示す説明図である。 １・・・内視鏡画像ファイルシステム ２・・ビデオ内視鏡　　　　３・・ビデオプロセッサ４
・・・ファイル装置　　　　５・・・画像制御装置６・
・表示装置　　　　　　　１５．２１・・メモリ１６．
１９・・・スイッチ　　２０・・・縮小回路２５・・・
指示装置 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 刀ルテテ゛−夕の１」冷 第１０図 （ｂｌ 第１１ 図 カルすテ タカ゛つめ匝）９１史寮 第 図 （ａ） （ｂｌ 第１３ 図 （ＣＩ＞ （ｂ） 手続補正書（自発） 平成３年 ６月１９日

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 内視鏡装置と、検査画像を複数検索可能な画像ファイル
   装置と、静止画像または複数の縮小静止画像と動画像と
   を同一画面上に合成する画像制御装置と、合成された画
   像を表示する表示装置とを有することを特徴とする内視
   鏡画像ファイルシステム。