JPH0412216A - 舵角センサのための零点補正装置 - Google Patents

舵角センサのための零点補正装置

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JPH0412216A
JPH0412216A JP11564590A JP11564590A JPH0412216A JP H0412216 A JPH0412216 A JP H0412216A JP 11564590 A JP11564590 A JP 11564590A JP 11564590 A JP11564590 A JP 11564590A JP H0412216 A JPH0412216 A JP H0412216A
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JP
Japan
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steering angle
zero point
point correction
yaw rate
sensor
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Pending
Application number
JP11564590A
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English (en)
Inventor
Shin Koike
伸 小池
Osamu Takeda
修 武田
Hiroaki Tanaka
宏明 田中
Mizuho Sugiyama
杉山 瑞穂
Kaoru Ohashi
薫 大橋
Hitoshi Iwata
仁志 岩田
Susumu Ishikawa
将 石川
Hideki Kusunoki
秀樹 楠
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、舵角センサにより検出されたハンドル舵角を
零点補正して出力する舵角センサのための零点補正装置
に関する。
[従来技術] 従来、この種の装置は、例えば特開昭59−14391
3号公報に示されるように、ハンドル舵角の零点補正値
を一時的に記憶する一時記憶部を備え、この−時記憶部
に記憶されている零点補正値と舵角センサにより検出さ
れたハンドル舵角との偏差に応じて前記零点補正値を順
次更新するとともに、該更新されない状態で車両かある
程度長い距離を走行した場合にのみ、前記更新された零
点補正値を積分回路を構成する本来の零点補正値記憶手
段に記憶させるようにして、この零点補正記憶手段に記
憶されている零点補正値に基づき、舵角センサにより検
出されたハンドル舵角を補正するようにしている。これ
により、舵角センサにより検出されたハンドル舵角の零
点補正が正確に行われる。
[発明が解決しようとする課題] しかるに、上記従来装置にあっては、−時記憶手段に記
憶されている零点補正値が長時間変更されないことを条
件に、ハンドル舵角の零点補正に実際に利用される零点
補正値が決定されるので、該零点補正に長時間を要し、
ハンドル舵角を利用した車両の状態制御に支障を来す場
合があった。
この問題に鑑み、本出願人は、先の出願である特願昭6
3−297389号(車両の操舵角検出装置)にて、車
両が所定車速以上で走行している状態でヨーレートが所
定の小さな値以下であるとき、舵角センサにより検出さ
れているハンドル舵角を零点と見なすようにするととも
に、該零点を利用して舵角センサにより検出されたハン
ドル舵角を補正するようにした操舵角検出装置を提案し
た。これにより、この提案装置によれば、短時間でハン
ドル舵角の零点補正が可能になる。
しかし、ヨーレートセンサは車両に対する衝撃的な外乱
に影響を受は易く、このような場合には、同センサは異
常な検出信号を出力する。その結果、ヨーレートセンサ
出力をそのまま利用すると、ハンドル舵角の零点補正値
にも誤差が含まれ、ひいては、ハンドル舵角が正確に零
、点補正されないという問題がある。
本発明は上記各問題に対処するために案出されたもので
、その目的は、迅速かつ正確に零点補正をできるように
した舵角センサのための零点補正装置を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明の構成上の特徴は、
第1図に示すように、ハンドル舵角を検出する舵角セン
サ1のための零点補正値を記憶する記憶手段2と、舵角
センサ1により検出されたハンドル舵角に前記零点補正
値に基づく零点補正演算を施す補正演算手段3とを備え
、舵角センサ1により検出されたハンドル舵角を零点補
正して出力する舵角センサ1のための零点補正装置にお
いて、車速を検出して検出信号を出力する車速センサ4
と、ヨーレートを検出して検出信号を出力するヨーレー
トセンサ5と、前記両検出信号を継続的に入力して検出
車速が所定値以上かつ検出ヨーレートが所定値以下のと
き記憶手段2内の零点補正値を舵角センサ1により検出
されているノ1ンドル舵角に更新する更新手段6と、ヨ
ーレートセンサ5の異常の有無を検出して同ヨーレート
センサ5の正常時には更新手段6による前記零点補正値
の更新を許容しかつ同ヨーレートセンサ5の異常時には
更新手段6による前記零点補正値の更新を禁止する異常
検出手段7とを設けたことにある。
[作用] 上記のように構成した本発明においては、異常検出手段
7がヨーレートセンサ5の異常の有無を検出して、同ヨ
ーレートセンサ5の正常時には更新手段6による零点補
正値の更新を許容する。これにより、ヨーレートセンサ
5の正常時には、更新手段6が、車速センサ4により検
出された車速か所定値以上であり、かつヨーレートセン
サ5により検出されたヨーレートが所定値以下であるこ
とを条件に、記憶手段2内の零点補正値を舵角センサ1
により検出されているノ1ンドル舵角に更新するので、
車両が直進走行状態にあるときのノ\ンドル舵角が零点
補正値として記憶手段2に更新記憶される。そして、こ
の零点補正値に基づいて、補正演算手段3にて舵角セン
サ1により検出されたハンドル舵角が零点補正される。
一方、ヨーレートセンサ5の異常時には、異常検出手段
7によって更新手段6による前記零点補正値の更新を禁
止するので、補正演算手段3は記憶手段2に以前から記
憶されている零点補正値に基づいてハンドル舵角の零点
補正演算を行う。
[発明の効果コ 上記作用説明からも理解できるとおり、本発明によれば
、舵角センサ1により検出されたハンドル舵角の零点補
正にヨーレートセンサ5を利用するようにしたので、上
記提案装置と同様、前記ハンドル舵角の零点補正が迅速
に行われるようになる。
また、異常検出手段7を設けて、ヨーレートセンサ5の
異常時には記憶手段2の零点補正値が更新されないよう
にしたので、ヨーレートセンサ5の異常がハンドル舵角
の零点補正に影響しなくなり、同零点補正が正確になる
とともに、ヨーレトセンサ5が異常になっても、舵角セ
ンサ1により検出されたハンドル舵角の各種制御に対す
る利用が継続して可能となる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第2図は、本発明に係る舵角センサのための零点補正装
置を適用するとともに、ハンドル舵角に応じて後輪を操
舵制御する前後輪操舵車の全体を概略的に示している。
この前後輪操舵車は左右前輪FWI、FW2を操舵する
前輪操舵装置Aと、左右後輪RWI、RW2を操舵する
後輪操舵装置Bと、左右後輪RWI、RW2を前輪操舵
装置Bによる機械的な制御に加えて電気的に制御する電
気制御装置Cとを備えている。
前輪操舵装置Aは軸方向に変位して左右前輪FWl、F
W2を操舵するラックパー11を有し、同バー11はピ
ニオン12及び操舵軸13を介して操舵ハンドル14に
接続されており、同ハンドル14の回動に応じて軸方向
に変位するようになっている。ラックパー11の両端に
は左右タイロッド15a、15b及び左右ナックルアー
ム16a、16bを介して左右前輪FWI、FW2が操
舵可能に連結されており、同前輪FWJ  FW2はラ
ックパー11の前記軸方向の変位に応じて操舵されるよ
うになっている。操舵軸13には四方弁からなる制御バ
ルブ17が組み付けられており、同バルブ17は、操舵
軸13に作用する操舵トルクに応じて、タンデムポンプ
18からアキュムレータ21を介して供給された作動油
をパワーシリンダ22の一方の油室へ供給するとともに
、同シリンダ22の他方の油室内の作動油をリザーバ2
3へ排出する。パワーシリンダ22は作動油の給排に応
じてラックパー11を軸方向に駆動して、左右前輪FW
I、FW2の操舵を助勢する。
後輪操舵装置Bは軸方向に変位して左右後輪RWl、R
W2を操舵するリレーロッド31を有し、同ロッド31
は、その両端にて、上記前輪操舵装置Aの場合と同様、
左右タイロッド32a、32b及び左右ナックルアーム
33a、33bを介して左右後輪RWI、RW2を操舵
可能に連結している。このリレーロッド31はスプリン
グ34によって中立位置に付勢されるとともに、パワー
シリンダ35によって軸方向に駆動されるようになって
いる。
パワーシリンダ35はスプールバルブ38及びレバー4
1と共に油圧倣い機構を構成している。
スプールバルブ38は車体に対して軸方向に変位可能に
設けたバルブスリーブ38aと同スリーブ38a内に軸
方向に摺動可能に収容されたバルブスプール38bとか
らなり、バルブスリーブ38aとバルブスプール38b
との相対的な変位に応じて、タンデムポンプ18からフ
ィルタ42を介装させてなる導管P1及び導管P2を介
して供給された作動油をパワーシリンダ35の一方の油
室へ供給するとともに、同シリンダ35の他方の油室内
の作動油を導管P3.P4を介してリザーバ23へ排出
する。導管PL、P4と導管P2.P3との間には電磁
バルブ43が介装されており、同バルブ43は非通電制
御により図示第1状態に設定されて、導管PI、P4を
連通させるとともに、導管P2.P3をオリフィス43
aを介して連通させる。また、電磁バルブ43は通電制
御により第2状態に切り換えられて、導管PL、P2を
連通させるとともに、導管P3.P4を連通させる。
スプールバー38のバルブスリーブ38aには、スプリ
ング44により中立位置に付勢された駆動ロッド45が
接続されており、同ロッド45はカム46に係合してい
る。カム46はプーリ47に固着されており、同プーリ
47の外周側面には一対のケーブル48a、4−8bが
それぞれ巻き付けられるとともに、各後端にてプーリ4
7に固定されている。これらのケーブル48a、48b
は左右前輪FWI、FW2の操舵に連動してプーリ47
及びカム46を回動させるもので、車両前方に延設され
るとともに、それらの各前端は前輪操舵装置A内に設け
たプーリ5】に固定されている。
プーリ51にはピニオン52か固着されており、同ピニ
オン52は、連結ロッド53,54を介してランクパー
11に接続されて同バー11と一体的に変位するサブラ
ックパー55に噛合している。
そして、左右前輪FWI、  FW2が操舵されてラッ
クパー11か左右に変位すると、ケーブル48a、48
bがカム46を回転させ、この回転により、駆動ロッド
45が軸方向に変位するが、カム46か中立位置から小
さな回転範囲にあるときには、駆動ロッド45が中立位
置に保たれるようにカム46の形状が決定されている。
スプールバルブ38のバルブスプール38bは連結ロッ
ド56の一端に接続されており、連結ロッド56の他端
はレバー41の中間部に傾動可能かつレバー4]の軸方
向に摺動可能に係合している。
レバー41の下端部はりレーロツド31に傾動可能かつ
同ロッド31と直角方向に摺動可能に係合している。レ
バー41の上端部は、ホイール57の上面」二の回転中
心から偏心した位置にて、同ホイール57に回転可能に
接続されている。ホイール57はその外周上にてウオー
ム58に噛合しており、同ウオーム58の回転に応じて
前記回転中心口りに回転する。ウオーム58はステップ
モータで構成された電動モータ61の回転軸に一体回転
するように接続されている。
電気制御装置Cはハンドル舵角センサ71.車速センサ
72、ヨーレートセンサ73、後輪操舵角センサ74及
びマイクロコンピュータ75を備えている。
ハンドル舵角センサ71は操舵軸13の外周上に組み付
けられて同軸13の回転角を検出することにより、ハン
ドル舵角を表す検出信号を出力する。車速センサ72は
変速機(図示しない)の出力軸の回転数を検出すること
により、車速を表す検出信号を出力する。ヨーレートセ
ンサ73は車体に固定されて同車体の重心垂直軸回りの
回転速度を検出することにより、車体に作用するヨーレ
ートを表す検出信号を出力する。後輪操舵角センサ74
は電動モータ61の回転角を検出することにより、同モ
ータ61の回転に応じて操舵される左右後輪RWI、R
W2の操舵角を表す検出信号を出力する。なお、ハンド
ル舵角及び後輪操舵角は左右前輪FWI、FW2及び左
右後輪RWI。
RW2の右方向への操舵時に正の値をそれぞれ示し、前
記各輪の左方向への操舵時に負の値を示す。
ヨーレートは車体の右回りの回転時に正の値を示し、左
回りの回転時に負の値を示す。
これらの各センサ71〜74はマイクロコンピュータ7
5のインターフェース75fに接続されている。マイク
ロコンピュータ75はバス75aに共通に接続されたR
OM75 bS CPU75 c。
RAM75d、  タイマ回路75e及びインターフェ
ース75fからなる。ROM75 bは第3図〜第5図
のフローチャートに対応したプログラムを記憶するとと
もに、第6図〜第8図の特性グラフに示す第1〜第3係
数に1〜に3をテーブルの形でそれぞれ記憶している。
CPU75cはイグニッションスイッチ(図示しない)
の閉成により第3図の「メインプログラム」の実行を繰
り返し行うとともに、タイマ回路75eからのタイマイ
ンクラブド信号の到来毎に、第4図の「タイマインタラ
ブドプログラム」及び第5図のそのサブフログラムを割
り込み実行する。RAM75 dは前記各プログラムの
実行に必要な変数を一時的に記憶するものてあり、タイ
マ回路75eは所定時間(5ミリ秒)毎にタイマインク
ラブド信号をCPU75cに出力する。インターフェー
ス75fは、前述のように、各センサ71〜74からの
各検出信号を入力するとともに、電動モータ61へ回転
制御信号を出力するものである。
次に、上記のように構成した実施例の動作を説明する。
イグニッションスイッチ(図示しない)が閉成されると
、CPU75 cは第3図のステップ100にて「メイ
ンプログラム」の実行ヲ開始し、ステップ101にてR
AM75 bなどの初期設定処理を実行する。この初期
設定処理においては、各センサ71〜74からのデータ
の取り込み回数を表すサンプルカウントS CNT、 
 ヨーレートセンサ73の正常・異常(′”0′″によ
り正常、  1′”により異常)を表すヨーレートセン
サフラグY F L G及び左右後輪RW]、RW2の
制御状態を表す後輪操舵制御フラグCFLGか「0」に
それぞれ設定されるとともに、図示しない処理によって
イグニッションスイッチの開成時にバソテリバソクアッ
プされたメモリ内に記憶させたハンドル舵角に関する全
てのデータがRAM75 d内に転送される。
この初期設定後、ステップ102にて電磁パルプ43が
通電制御される。これにより、電磁バルブ43は第2状
態に切り換えられ、導管PI、P2間及び導管P3.P
4間を連通させる。次に、CPU75 cはステップ1
03〜109からなる循環処理を繰り返し実行して、電
動モータ61を回転駆動して左右後輪RWI、RW2を
操舵制御する。
一方、前記「メインプログラム」の実行中、タイマ回路
75eから5ミリ秒毎にタイマインクラブド信号がCP
U75 cに供給され、同CPU75cは前記5ミリ秒
毎に第4図の[タイマインクラブドプログラム」を割り
込み実行する。
以下、ハンドル舵角の検出及び左右後輪RWJRW2の
操舵制御について詳しく説明するが、最初に、ヨーレー
トセンサ73が正常である場合について説明する。
前記「タイマインクラブドプログラム」においては、そ
の実行かステップ200にて開始され、ステップ201
にてサンプルカウント5CNTに「1」が加算される。
次に、ステップ202にて、各センサ7]〜74からハ
ンドル舵角、車速、ヨーレト及び後輪操舵角を表す検出
信号が各サンプリングデータθfsVs、ωys、θr
sとして取り込まれて、これらの各サンプリングデータ
θfs、 V s、。。
S、θrsはRAM75 d内に記憶される。この記憶
においては、ハンドル舵角、車速、ヨーレート及び後輪
操舵角毎に、常に、現在から過去に遡って16個ずつの
各サンプリングデータθfs(1)〜θfs(16)、
 V 5(1)〜V 5(16)、 ωys(1)〜ω
ys(16)、θrs(1)〜θrs(16)がRAM
75 d内に記憶されているようになっており、最も古
い各サンプリングデータが消去されるとともに、該消去
された各サンプリングデータに代えて前記新たに取り込
まれた各サンプリングデータか記憶される。
次に、ステップ203にてサンプリングカラン) 5C
NTが「8」以上であるか否かが判定される。
このサンプリングカウント5CNTは前記ステップ10
1の初期設定処理又はステップ203の「YES」との
判定後のステップ204の処理によって「0」に設定さ
れるとともに、ステップ201にてこの「タイマインク
ラブドプログラム」の実行毎に「1」ずつカウントアツ
プされるので、同プログラムの実行の8回目毎すなわち
40ミリ秒毎】6 に、ステップ203におけるrYEsJとの判定の基に
ステップ204以降の処理か実行され、それ以外のとき
にはステップ203におけるrNOJとの判定の基にス
テップ215にて同プログラムの実行か終了される。
ステップ204の前記処理後のステップ205において
は、RAM75 (jに記憶されていてハンドル舵角、
車速、ヨーレート及び後輪操舵角に関する16個ずつの
各サンプリングデータθfs(1)〜θfs(16) 
V 5(1)〜V 5(16)、ωys(1)〜ωys
(16)、θrs(1)〜θrs(16)の平均かそれ
ぞれ算出されて、平均ハンドル舵角θfs、  検出車
速V1  検出ヨーレトωy及び検出後輪操舵角orと
して設定される。
次に、ステップ206にてヨーレートセンサ73が正常
であるか否かが、下記■〜■の判定条件に基ついて判定
される。
■検出ヨーレートωyか車両走行上あり得ない値を示し
ている場合には、ヨーレートセンサ73が異常である。
■検出ヨーレートωyか車両走行上あり得ない程犬きな
変化率で変化した場合には、ヨーレートセンサ73は異
常である。
■ヨーレートセンサ73に内(蔵されている同センサの
自己異常判定手段(図示しない)が異常である旨の信号
を出力しているときには、同センサ73は異常である。
■ヨーレートセンサ73に接続されたリード線の短絡及
び断線を検出する検出回路(図示しない)、同リード線
を接続するコネクタの外れを検出する検出回路(図示し
ない)などが、異常検出信号を出力しているときには、
同センサ73は異常テある。
この場合、ヨーレートセンサ73は正常であるので、前
記ステップ206にて「YES」と判定され、ステップ
207にてヨーレートセンサフラグYFLGが”O1′
に設定されて、ステップ208にて後輪操舵制御フラグ
CFLGが′″0”′であるか否がか判定される。この
場合も、ヨーレートセンサ73は異常でなくて後輪操舵
制御フラグCFLGは前記ステップ101にて”′0″
′に初期設定されているのて、ステップ208における
[YEsJとの判定の基に、ステップ209にてハンド
ル舵角センサ71の零点補正条件が成立しているか否か
が、下記■及び■の両条件の成立によって判定される。
■検出車速■が所定の車速(例えば時速20Km)以上
であること。
■検出ヨーレートωyがほぼrOJに近い所定の小さな
値以下であること。
なお、ヨーレートセンサ73の零点補正が必要な場合に
は、同センサ73の零点補正が完了していること、操舵
軸13及び操舵ハンドル14が中立近傍位置にあること
を別の検出手段により検出可能な場合には、同検出手段
が操舵軸13及び操舵ハンドル14が中立近傍位置にあ
ることを示す信号を出力していることなどを、前記2条
件に加えてもよい。
今、当該車両が直進走行状態にあって、前記ステップ2
09の判定処理において、前記■及び■の両条件の成立
により「YEs」と判定されると、ステップ210にて
、前記ステップ205の処理により算出した平均ハンド
ル舵角θfsが中立ハンドル舵角θfnとしてRAM7
5d内に記憶される。
この場合にも、RAM75 d内には、常に、現在から
過去に遡って16個の中立ハンドル舵角fn(1)〜θ
fn(16)が記憶されるようになっており、最も古い
中立ハンドル舵角fnが消去されるとともに、該消去さ
れた中立ハンドル舵角θfnに代えて前記新たな中立ハ
ンドル舵角θfnが記憶される。次に、ステップ211
にて、RAM75 d内の16個の中立ハンドル舵角θ
fn(1)〜θfn(16)の平均値が算出されて、同
平均値が零点補正値ΔθfとしてRAM75d内に記憶
される。これにより、ハンドル舵角の零点補正条件の成
立時には、RAM75d内の零点補正値Δθfが順次更
新されることになる。
また、ハンドル舵角の零点補正条件が成立しなくて、す
なわち検出車速■が所定値より小さく、又は検出ヨーレ
ートωyが所定値より大きいときには、前記ステップ2
09にて「NO」と判定されてプログラムはステップ2
13へ直接進められ、RAM75 d内の零点補正デー
タΔθfが更新され2〇− ることはない。
ステップ213においては、 「制御状態切り換えルー
チン」の処理が実行される。このルーチンは、第5図に
示すように、ステップ220にてその実行が開始される
。この場合、ヨーレートセンサ73は正常であって、後
輪操舵制御フラグCFLG及びヨーレートセンサフラグ
YFLGは共にII O”であるので、ステップ221
にて「YES」、ステップ222にて「NO」との判定
され、実質的な処理がなされないで、同ルーチンの処理
はステップ240にて終了される。
この「制御状態切り換えルーチン」の処理後、ステップ
214にて平均ハンドル舵角θfsから零点補正値Δθ
fが減算されるとともに、該減算結果が検出ハンドル舵
角θfとして設定されて、ステップ215にて当該「タ
イマインクラブドプログラム」の実行が終了される。
このように、当該車両の直進走行状態が検出車速V及び
検出ヨーレートωyにより検出されるとともに、該検出
時の平均ハンドル舵角θfsが中立ハンドル舵角θfn
と見なされて、この中立ハンドル舵角θfnにより零点
補正値Δθfが算出され、かつ同補正値へ〇fに基づい
てハンドル舵角センサ71により検出されたハンドル舵
角が補正されるので、迅速にハンドル舵角の零点補正が
可能になる。また、前記平均ハンドル舵角θfs及び零
点補正値Δθfの決定においては、多数のデータの平均
値が算出されるので、前記零点補正演算の精度が良好に
なる。
次に、このようにして決定された検出ハンドル舵角θf
、検出車速V、検出ヨーレートωy及び検出後輪操舵角
orに基づき、左右後輪RWI、RW2が操舵制御され
る動作について説明する。
今、前述のように制御状態フラグCFLGは°0”′で
あるので、上記「メインプログラム」 (第3図)の循
環処理中、ステップ103にてrYEsJと判定され、
ステップ104にてROM75 b内のテーブルが参照
されて、検出車速Vに対応した第及び第2係数Kl、に
2(第6図及び第7図参照)が導出される。次に、ステ
ップ105にて、前記導出した第1及び第2係数に、、
に2と、前記検出ハンドル舵角θf及び検出ヨーレート
ωyに基づく下記演算式の実行により、目標後輪操舵角
θr*が算出される。
θr*−に1・θf/N+に2・ωy なお、前記演算式中の値Nは当該車両のステアリングギ
ヤ比を表す予め決められている定数である。
前記目標後輪操舵角θr*の算出後、ステップ109に
て、目標後輪操舵角θr*と検出後輪操舵角orとの差
θr*−θrが算出されるとともに、該差に対応した電
動モータ61の回転量を表す制御信号がインターフェー
ス75fに出力される。インターフェース75fは、前
記制御信号に基づき、電動モータ61を前記差θr*−
θrに対応した回転量たけ回転させて、左右後輪RWI
RW2の操舵角を前記目標後輪操舵角θr*に設定する
この左右後輪R’W1..RW2の操舵制御について詳
しく説明すると、前記電動モータ61の回転により、ウ
オーム58を介してホイール57が回転する。かかる場
合、レバー41の上端部はホイール57の回転中心から
偏心して同ホイール57に回転可能に組み付けられてい
るので、同上端部は前記電動モータ61の回転量に応じ
て第2図の左右方向へ変位する。この変位により、レバ
ー41の中間部に連結ロッド56を介して接続したバル
ブスプール38bも同方向へ変位して、バルブスリーブ
38aとバルブスプール38bとの間には相対的な変位
が生じる。この場合、スプールバルブ38は、リレーロ
ッド31及びレバー41との協働により、バルブスリー
ブ38aとバルブスプール38bとの相対的な変位をな
くすように、パワーシリンダ35に対する作動油の給排
を制御して、リレーロッド31を前記レバー41の上端
部の変位量に対応した量だけ左右方向へ変位させるので
、左右後輪RWI、RW2は前記目標後輪操舵角θr*
まで操舵されることになる。
このようにして、左右後輪RWI、RW2が電気的に操
舵制御される結果、検出ハンドル舵角θfに対する第1
係数に1は中車速領域にて負の値(逆相操舵制御)を示
すので、車両旋回時における初期回頭性が良好になる。
また、検出ヨーレートωyに対する第2係数に2は中車
速から高車速領域にわたって正の値(同相操舵制御)を
示すので、車両の走行安定性が良好となる。
次に、ヨーレートセンサ73に異常が発生した場合につ
いて説明する。
この場合、第4図の「タイマインクラブドプログラム」
のステップ206における上記判定処理によりrNOJ
と判定され、ステップ212にてヨーレートセンサフラ
グYFLGが”1“1に設定されて、プログラムはステ
ップ213に進められる。
これにより、ヨーレートセンサの異常時には、ステップ
207〜211の処理が実行がされなくなって、零点補
正値Δθfnの更新が禁止される。なお、この場合も、
ステップ214のハンドル舵角の補正演算はRAM75
d内に以前から記憶されている零点補正演算〇fnに基
づいて行われるので、ヨーレートセンサ73の異常が検
出ハンドル舵角θfの決定に影響を及ぼすことはなく、
同舵角θfの利用はひきつづき可能である。
一方、ステップ213における「制御状態切り換えルー
チン」の処理にあっては、第5図のステップ221のr
YEsJとの判定後のステ、プ222にて「YES」す
なわちヨーレートセンヅフラグYFLGが” 1 ”で
あると判定され、ステップ223にて電磁バルブ43が
非通電状態に切り換えられる。これにより、導管P2.
P3間がオリフィス4.3 aを介して連通し、リレー
ロッド31はスプリング34により中立状態に復帰して
、左右後輪RWI、RW2も中立状態に復帰する。ただ
し、オリフィス43aのためにリレーロッド31及び左
右後輪RWI、RW2は最初以前の状態に維持され、そ
の後ゆっくりと中立状態に復帰する。
前記ステップ223の処理後、ステップ224にて後輪
操舵制御フラグCPLGは′”1″に設定されるととも
に、ステップ225にてタイムカウントTCNTは「0
」に初期設定されて、ステップ240にて当該「制御状
態切り換えルーチン」の実行か終了されるとともに、 
「タイマインクラブドプログラム」の実行もステップ2
14の処理後のステップ215にて終了される。
一方、この状態では、上記「メインプログラム」のステ
ップ103,106(第3図)にて共に「NOJと判定
され、同ステップ103,106からなる循環処理が実
行され続けるので、電動モタ6」は回転制御されない。
この状態で、所定時間毎に「タイマインタラブドプログ
ラム」か実行されても、 ヨーレートセンサ73の異常
が続く限り、前記第4図のステップ206の「NO」と
の判定の基に、ステップ212にてヨーレートセンサフ
ラグYFLGが” 1 ”に設定され続ける。また、後
輪操舵制御フラグCPLGは前述のように′”1′′に
設定されているので、同′「タイマインクラブドプログ
ラム」の「制御状態切り換えルーチン」 (第5図)に
おいては、ステップ221,226にてそれぞれrNO
J、 rYES」と判定されて、プログラムがステップ
227へ進められて、同ステップ227にてrYEsJ
すなわちヨーレートセンサフラグY、F L Gか” 
l ”であるとの判定の基に、ステップ228にてタイ
ムカウントTCIITが「1」たけカウントアツプされ
る。
次に、ステップ229にてタイムカウントTCNTが所
定値T1以上であるか否かが判定される。この場合、所
定値T1は例えば「50」程度に設定されており、この
「制御状態切り換えルーチン」の処理は40ミリ秒毎に
行われるので、ヨーレートセンサ73の異常発生から2
秒が経過するまでは、ステップ229における「No」
との判定の基に、タイムカウントTCNTのカウントア
ツプのみが行われる。
一方、ヨーレートセンサ73の前記異常が突発的なもの
であって、前記異常発生から所定時間(2秒間)の間に
、同センサ73か正常状態に復帰すると、 「タイマイ
ンクラブドプログラム」 (第4図)のステップ206
におけるrYESJとの判定の基に、ステップ207の
処理によりヨーレトセンサフラグYPLGが”′0′”
に戻されるので、前記「制御状態切り換えルーチン」 
(第5図)のステップ227にてrNOJと判定され、
ステ。
プ233にて電磁バルブ43が通電状態に切り換えられ
るとともに、ステップ234にて後輪操舵制御フラグC
,F 1. Gも°′0′″に戻されて、上述したヨー
レートセンサ73の正常時における左右後輪RWI  
RW2の操舵制御か行われるようになる。
また、この状態では、 「タイマインクラブドプログラ
ム」 (第4図)のステップ209〜211の処理も実
行されるようになるので、零点補正値Δθfの更新処理
も実行されるようになる。
また、ヨーレートセンサ73の異常状態か所定時間(2
秒間)以上継続した場合には、タイムカウントTCNT
が所定値Tl(−50)になり、 「制御状態切り換え
ルーチン」 (第5図)のステップ229にてrYEs
Jと判定され、ステ、プ230にて電磁バルブ43が通
電状態に切り換えられ、ステップ23】にて後輪操舵制
御フラグCFLGか′″2″′に設定され、ステップ2
32にてタイムカウントTCNTが「0」に初期設定さ
れる。その結果、この状態で、 「メインプログラム」
 (第3図)が実行されると、ステップ103,106
にてそれぞれrNOj、 「YES」と判定され、ステ
ップ107〜109の処理か実行されるようになる。
ステップ107においては、ROM75b内のテーブル
か参照されて、検出車速■に対応した第3係数に3(第
8図参照)か導出される。ステップ108においては、
前記導出した第3係数に3と検出ハンドル舵角θfとに
基づく下記演算式の実行により、目標後輪操舵角θr*
が算出される。
θr*=に3・θf/N そして、ステップ109にて、上述した場合と同様にし
て、左右後輪RWI、RW2が前記目標後輪操舵角θr
*に制御される。このようにして、左右後輪RWI、R
W2か電気的に操舵制御される結果、検出ハンドル舵角
θfに対する第3係数に3は中車速領域から高車速領域
に渡って正の値(同相操舵制御)を示すので、ヨーレー
トセンサ73に異常が発生しても、車両の走行安定性が
良好に保たれる。また、この場合における検出ハンドル
舵角fは、第4図のステップ214にて零点補正された
ものであり、この零点補正には、ステップ209〜21
1の不実行により検出ヨーレートωyに基づく更新処理
かなされないでRAM75 d内に以前から記憶されて
いる零点補正値へ〇fが利用されるので、ヨーレートセ
ンサ73の異常時にも、検出ハンドル舵角θfの利用が
可能になるとともに、同舵角θfの精度も良好である。
この状態て、 「タイマインクラブドプログラム」(第
4図)が実行されるとともに、同プログラム中の「制御
状態切り換えルーチン」 (第5図)の処理か実行され
ると、後輪操舵制御フラグCFLGが2″に設定されて
いるとともに、ヨーレートセンサフラグYFLGは” 
1 ”に設定されているので、前記ルーチンのステップ
221にてl”NOJ、ステップ226 235にて共
にrNOJと判定されて、ステップ239にてタイムカ
ウントTCNTは「0」に設定され続ける。
一方、前記状態で、ヨーレートセンサ73が正常状態に
復帰すると、 「タイマインクラブドプログラム」 (
第4図)のステップ206における′「YESJ との
判定の基に、ステップ207にてヨ3ル −トセンサフラグY F L Gが”0“′に設定され
る。
なお、この場合には、後輪操舵制御フラグCF L G
か2″に設定されているので、ステップ208における
rNOJとの判定の基に、ステップ209〜211から
なる零点補正値Δθfの更新処理は実行されない。これ
は、ヨーレートセンサ73の前記異常状態が長かったの
で、前記零点補正値Δθfの更新を同センサ73が確実
に正常になるまて待っためである。
前述のように、ヨーレートセンサフラグYFLGが0″
になると、 「制御状態切り換えルーチン」(第5図)
のステップ235にてrYEsJと判定されて、ステッ
プ236にてタイムカウントTCNTがrlJずつカウ
ントアツプされる。このようにしてタイムカウントTC
NTは1制御状態切り換えルーチン」の実行毎すなわち
40ミリ秒毎に「1」ずつカウントアツプされるが、同
カウントTCNTが所定値T2(例えばr250J )
に達するまでは、ステップ237にて「NO」と判定さ
れて、前述の検出ハンドル舵角θfのみに応じた後輪操
舵制御か行われる。一方、ヨーレートセンサ73の正常
状態が所定時間(10秒間)続いてタイムカウントTC
NTか所定値T2(−250)に達すると、ステップ2
37にてrYEsJと判定されて、ステップ238にて
後輪操舵制御フラグCFLGが”o”に戻される。その
結果、 「メイン′プログラム」 (第3図)のステッ
プ104,105,109の処理か実行されるようにな
り、左右後輪RWI、RW2は検出ハンドル舵角θf及
び検出ヨーレートωyに応じて操舵制御されるようにな
る。もちろん、この状態では、 「タイマインタラブド
プログラム」(第4図)のステップ208にてrYEs
Jと判定されて、ステ、プ209〜211の処理により
、零点補正値Δθfが更新されるようになる。
また、前記所定時間(10秒間)の経過前に、ヨーレー
トセンサ73がふたたび異常になれば、第5図のステッ
プ235にてrNOjすなわちヨーレートセンサフラグ
YFLGが“l”′であると判定され、ステップ237
にてタイムカウントTCNTはふたたび「0」に初期設
定される。そして、タイムカウントTCNTがふたたび
「0」からカウントアツプされるようになる。
なお、上述のような各種センサ71〜74及びマイクロ
コンピュータ75による電気的な左右後輪RWI  R
W2の操舵制御は検出ノーンドル舵角θfか小さくて、
カム46が回転しても、その回転量が小さいために、駆
動ロッド45及びバルブスリーブ38aがほぼ基準位置
にあって、ケーブル48a、48bを介した機械的な制
御が左右後輪RWI  RW2の操舵制御に影響を与え
ない場合におけるものである。
一方、操舵ハンドル14が太き(回動されて左右前輪F
WI、FW2の操舵角ofが大きくなると、ラックパー
11に連動したサブラックパー53の軸方向の変位によ
りプーリ51の回転角が大きくなるとともに、ケーブル
4−8a、48b及びプーリ47を介して回転駆動され
るカム46の回転角も大きくなり、駆動ロッド45が軸
方向に変位し始める。この変位により、バルブスリーブ
38aが同方向へ変位してバルブスリーブ38aとバル
ブスプール38bとの間には相対的な変位が生じて、前
述のスプールバルブ38、パワーシリンダ35、  リ
レーロッド31及びレバー41の油圧倣い作用により、
左右後輪RWI、RW2が操舵制御される。この操舵制
御においては、カム46の形状により、左右後輪RWI
、RW2は左右前輪FWI、FW2に対して逆相に操舵
されるように設定されているので、かかるケーブル48
a。
48b、カム46等による機械的な逆相操舵制御により
、低速走行時の車両の小回り性能が向上する。なお、か
かる場合にも、前述の電気的な操舵制御も作用している
が、その制御量がこの機械的な操舵制御に比べて小さい
ので、同場合には前記機械的な操舵制御が優先する。
なお、上記実施例においては、零点補正した検出ハンド
ル舵角θfを左右後輪RWI、RW2の操舵制御にのみ
利用したが、同検出ハンドル舵角θfはサスペンション
の制御等他の車両状態の制御にも利用できるものである
【図面の簡単な説明】
第1図は上記特許請求の範囲に記載した本発明の構成に
対応したクレーム対応図、第2図は本発明の一実施例に
係るハンドル舵角センサのための零点補正装置を適用し
た前後輪操舵車の全体概略図、第3図〜第5図は第2図
のマイクロコンピュータにて実行されるプログラムのフ
ローチャート、第6図〜第8図は第1〜第3係数に1〜
に3の変化特性グラフである。 符  号  の  説  明 A・・・前輪操舵装置、B・・・後輪操舵装置、C・・
・電気制御装置、FWI、  FW2・・・前輪、 R
WI、  RW2  ・ ・ ・後輪、 71 ・ ・
 ・)\ンドル舵角センサ、72・・・車速センサ、7
3・・ヨーレートセンサ、74・・・後輪操舵角センサ
、75・・・マイクロコンピュータ。 出願人  トヨタ自動車株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ハンドル舵角を検出する舵角センサのための零点補正値
    を記憶する記憶手段と、前記舵角センサにより検出され
    たハンドル舵角に前記零点補正値に基づく零点補正演算
    を施す補正演算手段とを備え、舵角センサにより検出さ
    れたハンドル舵角を零点補正して出力する舵角センサの
    ための零点補正装置において、 車速を検出して検出信号を出力する車速センサと、 ヨーレートを検出して検出信号を出力するヨーレートセ
    ンサと、 前記両検出信号を継続的に入力して検出車速が所定値以
    上かつ検出ヨーレートが所定値以下のとき前記記憶手段
    内の零点補正値を前記舵角センサにより検出されている
    ハンドル舵角に更新する更新手段と、 前記ヨーレートセンサの異常の有無を検出して同ヨーレ
    ートセンサの正常時には前記更新手段による零点補正値
    の更新を許容しかつ同ヨーレートセンサの異常時には前
    記更新手段による零点補正値の更新を禁止する異常検出
    手段と を設けたことを特徴とする舵角センサのための零点補正
    装置。
JP11564590A 1990-05-01 1990-05-01 舵角センサのための零点補正装置 Pending JPH0412216A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6314329B1 (en) 1998-11-06 2001-11-06 Visteon Global Technologies, Inc. Compensation algorithm for initializing yaw rate sensor's zero point offset
KR100721108B1 (ko) * 2003-02-07 2007-05-22 주식회사 만도 차량의 안정성 제어 시스템
KR100751246B1 (ko) * 2006-01-02 2007-08-23 주식회사 만도 조향각센서의 영점보정방법
CN104960574A (zh) * 2015-06-23 2015-10-07 东风小康汽车有限公司重庆分公司 电动助力转向管柱中位标定方法

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US6314329B1 (en) 1998-11-06 2001-11-06 Visteon Global Technologies, Inc. Compensation algorithm for initializing yaw rate sensor's zero point offset
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KR100751246B1 (ko) * 2006-01-02 2007-08-23 주식회사 만도 조향각센서의 영점보정방법
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