JPH04121997U - フオークリフトトラツクの揚高検出装置 - Google Patents

フオークリフトトラツクの揚高検出装置

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JPH04121997U
JPH04121997U JP3333791U JP3333791U JPH04121997U JP H04121997 U JPH04121997 U JP H04121997U JP 3333791 U JP3333791 U JP 3333791U JP 3333791 U JP3333791 U JP 3333791U JP H04121997 U JPH04121997 U JP H04121997U
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JP
Japan
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mast
detector
detected
inner mast
detectors
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Application number
JP3333791U
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English (en)
Inventor
実 込山
Original Assignee
小松フオークリフト株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フォークリフトトラックの車体の前方に立設
したアウタマストに案内されて上下移動するインナマス
トの揚高値を検出する揚高検出装置において、検出精度
を容易にしかも安価に上げるようにする。 【構成】 アウタマスト1bとインナマスト1aのいず
れか一方に上下方向全長に亘って等間隔に突起部等が配
列した被検出体4を設け、他方に被検出体4を検出する
リミットスイッチ等の検出器5を複数個設けることによ
り、複数個の検出器5で順次被検出体4を検出するよう
にしたことにより、インナマスト1aが被検出体4の間
隔P寸法移動を行う間に、複数個の検出器5で、それぞ
れ1回ずつ計複数回被検出体4を検出することができ、
従来と比べて検出精度を格段に上げることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はフォークリフトトラックにおいて、アウタマストに沿って上下移動す るインナマストの揚高値を検出する揚高検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、フォークリフトトラックの車体の前部には図4に示すようにマスト1が 立設されており、このマスト1は車体側に取付けられた左右一対のアウタマスト 1bと、アウタマスト1bに案内されて上下移動自在な左右一対のインナマスト 1aより成り、インナマスト1aはリフトシリンダにより上下移動されるように なっている。そして、インナマスト1aにはフィンガバー2を介してフォーク3 が取付けられていて、インナマスト1aの上下移動に連動しフォーク3がマスト 1に沿って上下移動されるようになっている。 このような構成のフォークリフトトラックにおいて、フォーク3の高さ位置を 検出する為に一方のインナマスト1aに上下方向全長に亘って等間隔に配列され た突起部からなる被検出体4を設けて、インナマスト1aに対向する一方のアウ タマスト1bに検出器5としてのリミットスイッチを設けて、検出器5でインナ マスト1aの被検出体4を検出し、その検出した回数によりインナマスト1aの 揚高値を検出することで、フォーク3の高さ位置を検出していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のフォークリフトトラックの揚高検出装置では、1個の検出器で等間隔に 突起した被検出体を検出していくので、フォークの高さ位置の検出精度は被検出 体の間隔寸法が限界となる。この為、検出精度を上げようとすると、被検出体の 数を増して間隔を狭めて設置しなければならず、この被検出体の設置作業におい ては精度の高い加工を必要とし、手数を要してしまうと共に、装置自体が高価と なる問題があった。
【0004】 また、検出器で検出される検出信号はON−OFF信号のみであるので、これ よりインナマストの揚高値を検出するにはインナマストが上昇移動中か下降移動 中かを判断し、上昇移動中では検出回数を加算し、下降移動中では検出回数を減 算する必要があり、インナマストが上昇移動中か下降移動中かを判断する為の手 段、例えばインナマストを上下移動させる油圧回路の上下移動切換操作弁の切換 えを検知する手段を設ける必要があった。この点でも全体としての装置が高価と なってしまう点で問題があった。 本考案は、これらの問題を解消することを、その課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記問題を解消する為、アウタマストとインナマストのいずれか一方 に上下方向全長に亘って等間隔に突起部等が配列した被検出体を設け、他方に被 検出体を検出するリミットスイッチ等の検出器を複数個設けることにより、複数 個の検出器で順次被検出体を検出するようにしたことで、検出精度を容易に上げ ることができると共に、装置自体を安価にすることができるようにしたものであ る。
【0006】
【実 施 例】
本考案の一実施例について図1を用いて説明を行う。 従来と同様の構成のフォークリフトトラックにおいて、フォーク3の高さ位置 を検出する為の揚高検出装置としては、マスト1を構成するインナマスト1aの 側面に上下方向全長に亘って等間隔に配列した突起部からなる被検出体4を設け 、これに対向するアウタマスト1bの側面に3個のリミットストッチ、すなわち 第1検出器5a、第2検出器5b、第3検出器5cを設けており、3個の検出器 5で順番に被検出体4を等間隔で検出できるようにしている。これを更に具体的 に説明すると、図2に示すように、インナマスト1aに設けた被検出体4同士の 間隔がPであり、第1検出器5a、第2検出器5b、第3検出器5cは、上下方 向に4/3×Pの間隔でアウタマスト1bに固着しているものとする。そして、 前記3個の検出器5はコントローラ6に検出信号を送るようになっている。
【0007】 このような構成において、その作用について説明すると、インナマスト1aが 上昇する場合は、まず、第1検出器5aが被検出体4の内の1つである第2突起 部42を検出し、インナマスト1aがP/3上昇移動すると、次に第3検出器5 cが第2突起部42より3個下方側の第5突起部45を検出し、さらに、インナ マスト1aがP/3上昇移動すると、第2検出器5bが第2突起部42より2個 下方側の第4突起部44を検出し、そして次にインナマスト1aがP/3上昇移 動する(第1検出器5aが第2突起部42を検出した後、インナマスト1aがP 上昇移動する)と、再び第1検出器5aが第2突起部42より1個下方側の第3 突起部43を検出していく。すなわち、インナマスト1aがP/3上昇移動する ごとに第1検出器5a、第3検出器5c、第2検出器5bの順番で3個の内の1 つの検出体5が被検出体4の内の1つの突起部を検出するものである。また、イ ンナマスト1aが下降する場合は、第1検出器5aが第2突起部42を検出し、 インナマスト1aがP/3下降移動すると第2検出器5bが第3突起部43を検 出し、インナマスト1aがさらにP/3下降移動すると第3検出器5cが第3突 起部43を検出し、次にインナマスト1aがP/3下降移動すると、再び第1検 出器5aが第2突起部42より1個上方側の第1突起部41を検出していき、イ ンナマスト1aがP/3下降移動するごとに第1検出器5a、第2検出器5b、 第3検出器5cの順番で検出体5が被検出体4を検出するものである。そして、 この3個の検出器5より検出信号をコントローラ6に送り、この検出信号の回数 をコントローラ6で数えてインナマスト1aの揚高値を算出するが、この際、そ れぞれの検出器の作動する順番はインナマスト1aが上昇移動か下降移動かによ り異なるので、検出器5の作動する順番よりインナマスト1aが上昇移動か下降 移動かを判断し、上昇移動中なら検出信号の回数を加算し、下降移動中なら検出 信号の回数を減算してインナマスト1aの揚高値を算出する。
【0008】 このインナマスト1aの揚高値を算出する為の検出器5での被検出体4の検出 は、従来がP寸法の単位で検出していたのを、本考案においては、検出器5群が P/3寸法の単位で細かく検出するものであるから、P/(P/3)=3となり 、従来の3倍の検出精度となるものである。
【0009】 なお、前述した実施例においては、3個の検出器5であるが、これが他の複数 個になっても、順番に等間隔で被検出体4を検出するようにしていれば、インナ マスト1aの揚高値を算出することができ、被検出体4の間隔が同じ場合、検出 器5の個数を増すと、検出精度は上がるものである。
【0010】 また、他の実施例として図3に示すように、アウタマスト1bに設けた検出器 5を前述のようなリミットスイッチの代りに光センサ、超音波センサ、磁気セン サ等の非接触型センサを用いて、それに対向するインナマスト1aに被検出体4 として溝等を形成することで、前実施例と同様の方法によりインナマスト1aの 揚高値を算出することができる。この際、非接触型センサの検出器5において相 互干渉の発生を防止する為、設置した複数個の検出器5を被検出体4の間隔P寸 法分ずつ移動することにより、検出器5の設置間隔を大きくすることも可能であ る。
【0011】
【考案の効果】
本考案は以上詳述したように、アウタマストとインナマストのいずれか一方に 上下方向全長に亘って等間隔に突起部等が配列した被検出体を設け、他方に被検 出体を検出するリミットスイッチ等の検出器を複数個設けることにより、複数個 の検出器で順次被検出体を検出するようにしたので、インナマストが被検出体の 間隔P寸法移動を行う間に、複数個の検出器で、それぞれ1回ずつ計複数回被検 出体を検出することができ、検出精度を容易にしかも安価に上げることができる 。
【0012】 さらに、検出器を3個以上設けた場合は、インナマストが上昇移動中か下降移 動中かをそれぞれの検出器の作動する順番より容易に判断することができるので 、インナマストが上昇移動か下降移動かを判断する為の専用の手段を設ける必要 がなくなり、装置全体を安価にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の揚高検出装置を設置したマ
ストの概略正面図。
【図2】図1の揚高検出装置の詳細図。
【図3】他の実施例の揚高検出装置の詳細図。
【図4】従来の揚高検出装置を設置したマストの概略正
面図。
【符号の説明】
1 マスト、1a インナマスト、1b アウタマス
ト、2 フィンガバー、3フォーク、4 被検出体、5
検出器、5a 第1検出器、5b 第2検出器、5c
第3検出器、6 コントローラ、41 第1突起部、
42 第2突起部、43 第3突起部、44 第4突起
部、45 第5突起部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォークリフトトラックの車体の前方に
    立設したアウタマスト1bと、このアウタマスト1bに
    案内されて上下移動自在となるインナマスト1aとによ
    り構成されたマスト1において、アウタマスト1bとイ
    ンナマスト1aのいずれか一方に上下方向全長に亘って
    等間隔に突起部等が配列した被検出体4を設け、他方に
    被検出体4を検出するリミットスイッチ等の検出器5を
    複数個設けることにより、複数個の検出器5で順次被検
    出体4を検出するようにしたことを特徴とするフォーク
    リフトトラックの揚高検出装置。
JP3333791U 1991-04-15 1991-04-15 フオークリフトトラツクの揚高検出装置 Pending JPH04121997U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56132541A (en) * 1980-03-21 1981-10-16 Japanese National Railways<Jnr> Simulator for rail on which vehicle run
JPS5939474A (ja) * 1982-08-27 1984-03-03 Mitsubishi Electric Corp 高周波発生装置を塔載したtigア−ク溶接ロボツト

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56132541A (en) * 1980-03-21 1981-10-16 Japanese National Railways<Jnr> Simulator for rail on which vehicle run
JPS5939474A (ja) * 1982-08-27 1984-03-03 Mitsubishi Electric Corp 高周波発生装置を塔載したtigア−ク溶接ロボツト

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