JPH04121959U - 転写紙搬送装置 - Google Patents

転写紙搬送装置

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Publication number
JPH04121959U
JPH04121959U JP3166291U JP3166291U JPH04121959U JP H04121959 U JPH04121959 U JP H04121959U JP 3166291 U JP3166291 U JP 3166291U JP 3166291 U JP3166291 U JP 3166291U JP H04121959 U JPH04121959 U JP H04121959U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suction
transfer paper
conveyor belt
tank
suction tank
Prior art date
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Pending
Application number
JP3166291U
Other languages
English (en)
Inventor
謙次 山本
Original Assignee
株式会社リコー
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社リコー filed Critical 株式会社リコー
Priority to JP3166291U priority Critical patent/JPH04121959U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送ベルトによる吸着搬送の際、紙サイズに
応じた搬送と薄手の転写紙に生じる波打ちを防止するこ
とができる転写紙搬送装置を提供する。 【構成】 駆動ローラ4と従動ローラ5間に掛け渡さ
れ、多数の吸引孔10を形成した無端状の搬送ベルト6
に転写紙を吸着して搬送する転写紙搬送装置において、
転写紙の種類に対応して搬送ベルト6の吸引面積を変化
させる遮風板12と、吸引タンク上面に搬送ベルト6上
面より低い位置に上部開口を有する吸引筒と、その吸引
筒内部に風量を検知して吸引タンク7の負圧を変化させ
るための風量検知手段を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複写機などの画像形成装置に用いられる転写紙搬送装置に係り、特 に搬送ベルトに転写紙を吸着して搬送する型式の転写紙搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
駆動ローラと従動ローラ間に掛け渡され、多数の吸引孔を形成した無端状の搬 送ベルトと、この搬送ベルトの内側にあつて吸引孔を介して転写紙を搬送ベルト に吸着する吸引タンクとを有し、回転する搬送ベルトの水平搬送部に転写紙を吸 着して搬送する転写紙搬送装置は広く知られている。
【0003】 図5は従来例に係る転写紙搬送装置が備えられた複写機の搬送系を示す図であ り、1は感光体ドラム、2は転写・分離チヤージヤ、3は転写紙、4は駆動ロー ラ、5は従動ローラ、6は両ローラ4,5間に掛け渡された搬送ベルト、7は搬 送ベルト6の内側にあり、搬送ベルト6の水平紙搬送部と対向する上面側に適宜 開口を有する吸引タンク、8は吸引タンク7内を負圧にするための排気フアン、 9は定着装置である。
【0004】 駆動ローラ4、従動ローラ5、搬送ベルト6、吸引タンク7、排気フアン8な どで構成される搬送装置ユニツトAは、感光体ドラム1と定着装置9間の搬送路 に配置され、転写・分離チヤージヤ2の分離部で感光体ドラム1から分離された 転写紙3を搬送ベルト6に乗せて吸着し、定着装置9へと搬送する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、このような搬送装置において、薄手の転写紙が搬送される場合、吸 引タンク7内の負圧が大きいと、転写紙は搬送ベルト6の吸引孔(後述する)に 吸い込まれ、定着装置9でのシワの発生の原因となつていた。 尤も、転写紙の種類やサイズに応じて、搬送ベルトに対する吸引幅や吸引力を 変える技術が、特公昭60−23054号公報や特開平1−104560号公報 に提案されているが、これらはいずれも転写紙の搬送を確実なものにするための 技術であり、前者は吸着穴による吸引作用領域を選択的に変化させるものであり 、また、後者は転写紙のサイズに応じて吸引用風量を切り換えて騒音や消費電力 の低減を図るものであり、いずれも前記欠点を解消する技術足り得なかつた。
【0006】 本考案は、このような背景に鑑みてなされたものであり、サイズの異なる転写 紙であつても確実に搬送することができると共に搬送ベルトによる吸着搬送の際 、薄手の転写紙が吸引孔に強く吸着されることによつて生じる波打ちを防止する ことができる転写紙搬送装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、駆動ローラと従動ローラ間に掛け渡され、多数の吸引孔を形成し た無端状の搬送ベルトと、この搬送ベルトの内側にあつて上面に設けられた複数 の開口と前記吸引孔を介して転写紙を搬送ベルトに吸着する吸引タンクとを有し 、回転する搬送ベルトの水平搬送部に転写紙を吸着して搬送する転写紙搬送装置 において、転写紙サイズに対応して前記開口の幾つかを塞ぎ前記吸引タンクの吸 引面積を変える遮風板を設けた第1の手段により達成される。 また上記目的は、第1の手段において、さらに、吸引タンク上面に搬送ベルト 上面より低い位置に上部開口を有する吸引筒と、その内部に風速検知手段を設け 、この風速検知手段の検知出力により前記吸引タンクの負圧を変えるようにした 第2の手段により達成される。
【0008】
【作用】
本考案においては、遮風板は転写紙のサイズに応じて開口の幾つかを塞ぐこと により吸引タンクの吸引面積を変え、各種の転写紙を確実に搬送すると共に、適 正な吸引力を与える。また、転写紙の厚さ、あるいは転写紙の種類に応じて吸引 筒を通る風量を風速検知手段で検知し、その検知した風量に応じて吸引タンクの 負圧を変える。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。なお、従来例と同一もしくは 同一とみなせる個所には同一の符号を付した。 図1は本考案の一実施例に係る転写紙搬送装置の縦断面図、図2はその平面図 、図3は図2の切断線X−X′に沿つた拡大断面図である。 図において、10は搬送ベルト6に多数形成された吸引孔、11は吸引タンク 7の上面に形成された複数の開口、12は、吸引タンク7内前、後部(12a, 12b)にそれぞれ設けられ、一端を中心に揺動することによつて開口11およ び吸引孔10を介した転写紙3の吸引の面積を広げたり、狭めたりする遮風板、 13は遮風板12の他端に作用するカム、14はカム13を介して遮風板12を 揺動駆動する遮風板モータ(ステツピングモータ)である。
【0010】 また、図2、図3に示すように、搬送ベルト6a,6b間の吸引タンク7には 、サーミスタで構成される風速センサ15を通口内に備えた吸引筒19が、搬送 ベルト6上面より低い位置に上部開口を有して設けている。 この吸引筒19には、吸引タンク7の負圧による吸引空気流が図3に示すよう に流れ込み、この風速(風量)が風速センサ15で検知されるようになつている が、薄手の転写紙3の場合は、吸引筒19に強く吸着されるので、風速センサ1 5により検知される風速は小さいものとなる。この場合、転写紙3に波打ちが発 生しないように、排気フアン8の回転数を小さくして、吸引タンク7の吸引力を 小さくする。
【0011】 図4は、紙種や紙サイズによつて吸引面積や吸引力を変える制御手段の制御回 路ブロツク図である。 図において、16はCPU(制御手段)、17は排気フアン8を駆動するため のフアンモータ(ステツピングモータ)、18は紙サイズ検知センサである。 転写紙3の紙サイズ検知センサ18または操作部の操作キーの選択による紙サ イズ情報により、CPU16は遮風板モータ14に指令を送り、紙サイズに応じ て搬送ベルト6上の吸引面積を変える。例えば、紙幅の狭い転写紙3が検知され た時には、カム13を回転させて遮風板12を上昇させ吸引タンク7の遮風板1 2の上部の開口11を塞いで搬送装置ユニツトAの吸引面積を縮小させる。 一方、風速センサ15の検知出力を受けて、CPU16は、転写紙の吸引筒1 9上部開口への吸着度合に応じて、フアンモータ17を制御し、吸引タンク7に よる吸引力を調整する。即ち、薄手紙の場合は、吸引筒19の上部開口に引き込 まれて開口を塞ぐので、CPU16は風速センサ15により風速低下を検知して 、上述のような波打ちにより定着装置9でしわが発生しないように、フアンモー タ17の回転力を下げて吸引力を低下させる。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、遮風板によつて吸引タンクの吸引面積 を変えるようにしたので異なるサイズの転写紙であつても確実な搬送が可能にな る。また、吸引筒を通る風量を検知して、その風量に応じて吸引タンクの負圧を 変えて、薄手の転写紙が搬送ベルトの吸引孔に、過度に吸引されないようにした ため、転写紙の波打ちを防止し定着部でのしわの発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る転写紙搬送装置の縦断
面図である。
【図2】その転写紙搬送装置の平面図である。
【図3】その転写紙搬送装置の要部拡大断面図である。
【図4】吸引搬送制御ブロツク図である。
【図5】複写機の搬送系を示す構成図である。
【符号の説明】
4 駆動ローラ 5 従動ローラ 6(6a,6b) 搬送ベルト 7 吸引タンク 8 排気フアン 10 吸引孔 12 遮風板 15 風速センサ 19 吸引筒

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動ローラと従動ローラ間に掛け渡さ
    れ、多数の吸引孔を形成した無端状の搬送ベルトと、こ
    の搬送ベルトの内側にあつて上面に設けられた複数の開
    口と前記吸引孔を介して転写紙を搬送ベルトに吸着する
    吸引タンクとを有し、回転する搬送ベルトの水平搬送部
    に転写紙を吸着して搬送する転写紙搬送装置において、
    転写紙サイズに対応して前記開口の幾つかを塞ぎ前記吸
    引タンクの吸引面積を変える遮風板を設けたことを特徴
    とする転写紙搬送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、さらに、吸引タ
    ンク上面に搬送ベルト上面より低い位置に上部開口を有
    する吸引筒と、その内部に風速検知手段を設け、この風
    速検知手段の検知出力により前記吸引タンクの負圧を変
    えるようにしたことを特徴とする転写紙搬送装置。
JP3166291U 1991-04-09 1991-04-09 転写紙搬送装置 Pending JPH04121959U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3166291U JPH04121959U (ja) 1991-04-09 1991-04-09 転写紙搬送装置

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JP3166291U JPH04121959U (ja) 1991-04-09 1991-04-09 転写紙搬送装置

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JPH04121959U true JPH04121959U (ja) 1992-10-30

Family

ID=31914866

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JP3166291U Pending JPH04121959U (ja) 1991-04-09 1991-04-09 転写紙搬送装置

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JP (1) JPH04121959U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015194816A (ja) * 2014-03-31 2015-11-05 サトーホールディングス株式会社 Icタグ発行装置
JP2019191287A (ja) * 2018-04-20 2019-10-31 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

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JP2015194816A (ja) * 2014-03-31 2015-11-05 サトーホールディングス株式会社 Icタグ発行装置
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