JPH09166928A - 定着前用紙搬送装置 - Google Patents

定着前用紙搬送装置

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Publication number
JPH09166928A
JPH09166928A JP7326702A JP32670295A JPH09166928A JP H09166928 A JPH09166928 A JP H09166928A JP 7326702 A JP7326702 A JP 7326702A JP 32670295 A JP32670295 A JP 32670295A JP H09166928 A JPH09166928 A JP H09166928A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
sheet
suction
suction box
size
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7326702A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiro Nakamura
雄大 中村
Minoru Kiyono
稔 清野
Masaru Kawamoto
勝 河本
Takashi Ebihara
隆司 蛯原
Shinji Nagayama
信治 永山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP7326702A priority Critical patent/JPH09166928A/ja
Publication of JPH09166928A publication Critical patent/JPH09166928A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】用紙サイズに係わらず用紙搬送吸引圧を一定に
し、用紙姿勢を平に維持した状態で定着装置に送り込む
ことが可能で、しわ発生の少ない定着前用紙搬送装置を
提供する。 【解決手段】吸引ボックス部(5f)にエアリーク弁(5k)を
設け、エアリーク弁(5k)の開口面積を用紙サイズに応じ
て微調整可能に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、未定着トナー像を
担持した用紙を定着装置に送り込む定着前用紙搬送装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は電子写真装置の一例を示す原理図
である。感光体2上に形成されたトナー像3は転写器4
により用紙1に転写され、定着前用紙搬送装置5により
定着装置へと搬送されて、定着装置を構成する加圧ロー
ル6と加熱ロール7により加熱、加圧されることでトナ
ー像3は用紙1に定着され排紙される。
【0003】図2は定着装置と定着前用紙搬送装置の斜
視図である。図2においてベルト5bはドライブプーリ
5cとドリブンプーリ5dにより適度な張力を持って張
られている。ドライブプーリ5cはモータ8と接続さ
れ、モータ8が回転するとドライブプーリ5cを介して
ベルト5bが回転する。一方、吸引ボックス5fはホー
ス9を介して吸引ブロア10に接続され、吸引ブロア1
0の作動により吸引ボックス5f内が負圧となり、ベル
ト5bの穴5gを通してエアーを吸引し、用紙1をベル
ト5bに吸着させる。
【0004】ここで、吸引ボックス5fの底面は平面で
あり、その底面のみにエアー吸引用の複数の穴が設けら
れているので、エアーの吸引はベルト5bの穴5gを介
してのみ行なえる構成となっている。
【0005】従って、用紙1をベルト5bに吸着させる
ための吸引用の穴は、用紙サイズによって用紙搬送時に
用紙で塞がれる穴の数が変わり、それに伴い用紙をベル
トに吸着させる用紙搬送吸引圧も変化してしまうことに
なる。そこで、従来は、用紙サイズによって変化する用
紙搬送吸引圧を、吸引ボックスにエアリーク用の開口部
を設け、開口面積を可変にして用紙搬送吸引圧の変化を
防止していた。
【0006】図3は従来の定着前用紙搬送装置における
用紙搬送吸引圧調整機構部の説明図であり、例えば図3
(a)に示すように、開口面積を可変させる手段として開
口部にマイラーシート12を張付け、吸引ボックス内の
圧力変化によりマイラーシート12をたわませ開口面積
を可変する方法や、図3(b)に示すように、開口部にポ
ペット13をコイルスプリング14で押し付けて蓋を
し、同様に吸引ボックス内の圧力変化によりポペット1
3が上下動し、開口面積を可変させる手段が用いられて
きた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の用紙搬送吸引圧
調整機構を用いた場合、マイラーシートが塑性変形を起
こしたり、コイルスプリングの押しつけ力のばらつき等
の不安定要素が多く、多種のサイズの用紙を印刷する場
合に、吸引ボックスのエアリーク部の開口面積を微調整
することができなかった。そのため、用紙のサイズによ
って生じる用紙搬送吸引圧を安定して保つことができ
ず、用紙搬送吸引圧が強すぎる場合、定着前用紙搬送装
置の用紙搬送面に存在する吸引ボックスの底面部と、ベ
ルトとの段差やすきま部の影響を受け、用紙が凸凹にな
り、そのままの状態で定着装置へ用紙が搬送されると用
紙にしわを発生させる場合があった。
【0008】本発明の目的は、上述の欠点を解消し、い
かなる用紙サイズでも用紙搬送吸引圧を一定にし、用紙
姿勢を平に維持した状態で定着装置に送り込むことが可
能で、しわ発生の少ない定着前用紙搬送装置を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、未定着トナ
ー像を担持した用紙を、吸引ボックス部による吸引搬送
を介して定着装置に送り込む定着前用紙搬送装置におい
て、前記吸引ボックス部にエアリーク弁を設けるととも
に、前記エアリーク弁の開口面積を用紙サイズに応じて
微調整可能に設けることにより達成される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照しながら説明する。図4は本発明の定着前用紙搬送装
置の説明図である。図5は用紙サイズによって塞がれる
定着前用紙搬送装置の吸引ボックス底面の吸引穴の説明
図である。図6は定着前用紙搬送装置の用紙搬送面に関
する説明図である。一般に定着前用紙搬送装置におい
て、吸引ボックス5f、用紙搬送面のプレート5i、用
紙搬送用のベルト5bは図6に示すような関係にあり、
用紙搬送面のプレート5hと用紙搬送用のベルト5bと
の間には段差や隙間が存在する。
【0011】図4において用紙1はベルト5bに用紙搬
送吸引圧により吸着されベルト5bの回転に従い定着装
置11へと搬送される。この時、図5に示すように吸引
ボックス底面の吸引穴5jは用紙1のサイズによって塞
がれる数が変化し、それに伴い用紙搬送吸引圧が変化す
る。定着前用紙搬送装置の用紙搬送吸引圧が強すぎると
用紙が前述の段差もしくは隙間の影響を受け、図6(a)
に示すように凹凸ができる。そこで、給紙部にセットさ
れた用紙サイズ検出機構と同期して、吸引ボックス5f
上部に設けたエアリーク弁5kがソレノイド5mにより
開閉する。
【0012】これにより、用紙1のサイズが変化しても
用紙1によって塞がれない吸引ボックス5f底面の吸引
穴5jの総面積とエアリーク部の開口面積との和を一定
にすることができ、定着前用紙搬送装置の用紙搬送吸引
圧を一定に保ち、定着装置11へ用紙1を安定した姿勢
で搬送することが可能となり、その結果、定着部通過時
に用紙1に発生するしわを防止することができる。な
お、エアリーク部の開口面積の調整はソレノイドに限ら
ずステッピングモータを用いても本発明と同様の効果が
得られる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、定着前用紙搬送装置の
用紙搬送吸引圧を用紙サイズに係わらず一定にすること
ができるので、定着装置に送り込まれる用紙の凸凹を低
減し、定着部通過時に発生する用紙のしわを低減するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子写真装置の一例を示す原理図。
【図2】定着装置と定着前用紙搬送装置の斜視図。
【図3】従来の定着前用紙搬送装置の用紙搬送吸引圧調
整機構の説明図。
【図4】本発明の一実施例を示す構成図。
【図5】用紙サイズと吸引ボックス底面の吸引穴の関係
を示す説明図。
【図6】定着前用紙搬送装置の用紙搬送面の説明図。
【符号の説明】
1は印刷用紙、5は定着前用紙搬送装置、5bはベル
ト、5fは吸引ボックス5kはエアリーク弁、5mはソ
レノイド、6は加圧ロール、7は加熱ロール、11は定
着装置である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 蛯原 隆司 茨城県ひたちなか市武田1060番地 日立工 機株式会社内 (72)発明者 永山 信治 茨城県ひたちなか市武田1060番地 日立工 機エンジニアリング株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】未定着トナー像を担持した用紙を、吸引ボ
    ックス部による吸引搬送を介して定着装置に送り込む定
    着前用紙搬送装置において、前記吸引ボックス部にエア
    リーク弁を設けるとともに、前記エアリーク弁の開口面
    積を用紙サイズに応じて微調整可能に設けたことを特徴
    とする定着前用紙搬送装置。
JP7326702A 1995-12-15 1995-12-15 定着前用紙搬送装置 Withdrawn JPH09166928A (ja)

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JP7326702A JPH09166928A (ja) 1995-12-15 1995-12-15 定着前用紙搬送装置

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JP7326702A JPH09166928A (ja) 1995-12-15 1995-12-15 定着前用紙搬送装置

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JPH09166928A true JPH09166928A (ja) 1997-06-24

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ID=18190722

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JP7326702A Withdrawn JPH09166928A (ja) 1995-12-15 1995-12-15 定着前用紙搬送装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US20110318031A1 (en) * 2010-06-28 2011-12-29 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
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US10252550B2 (en) 2013-07-28 2019-04-09 Hp Scitex Ltd. Media support
US10259237B2 (en) 2013-07-28 2019-04-16 Hp Scitex Ltd. Media support
US10300715B2 (en) 2013-07-28 2019-05-28 Hp Scitex Ltd. Media support
US10549555B2 (en) 2013-07-28 2020-02-04 Hp Scitex Ltd. Media support
US10828916B2 (en) 2013-07-28 2020-11-10 Hp Scitex Ltd. Media support

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Effective date: 20030304