JPH04121921U - 部品搬送装置の定位置停止機構 - Google Patents

部品搬送装置の定位置停止機構

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JPH04121921U
JPH04121921U JP3221591U JP3221591U JPH04121921U JP H04121921 U JPH04121921 U JP H04121921U JP 3221591 U JP3221591 U JP 3221591U JP 3221591 U JP3221591 U JP 3221591U JP H04121921 U JPH04121921 U JP H04121921U
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JP
Japan
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traveling body
fixed position
transport device
clamping pieces
parts
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Pending
Application number
JP3221591U
Other languages
English (en)
Inventor
充孝 奥田
Original Assignee
本田技研工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品搬送用走行体を定位置で停止させるこ
と。 【構成】 第2の部品搬送装置2の直上部に、歯車4
3、43を介して同期的に拡開、狭縮動する一対の挟持
片44、44を設け、走行体20が第1の部品搬送装置
1から第2の部品搬送装置2の直上部へと走行してきた
時点で、これらの挟持片44、44を位置決め操作用シ
リンダ45により狭縮させて、走行体20上に立設した
被挟持ピン24をこれらの挟持片44、44の間に挟み
込むことにより、走行体20を定位置で停止させるよう
にしたもの。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、部品搬送用の走行体を定位置に停止させるための機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
部品を搬入位置等へ正確に搬送するには、部品搬送用走行体の駆動源にサーボ モータを使用して、これを精度よく制御することが必要となり、このために、装 置及び保守に多額の費用を要することになる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案はこのような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、 簡単でしかも走行体を定位置に正しく停止させることのできる新たな定位置停止 機構を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
すなわち本考案はこのような課題を達成するための部品搬送装置の定位置停止 機構として、走行経路上の定位置停止位置に、走行体上の被挟持部材を挟み込む 一対の挟持片と、これらの挟持片に被挟持部材の移動領域外へ拡開退避させる動 作と挟み込みの狭縮動作を行わせる駆動部材を配設するようにしたものである。
【0005】
【作用】
このように構成したことにより、走行体が定位置停止位置へ走行してきた時点 で、駆動部材により挟持片を狭縮させ、走行体上に立設した被挟持部材をこれら の挟持片の間に挟み込むことにより走行体を定位置に停止させる。
【0006】
【実施例】
そこで以下に図示した実施例について説明する。 図1、図2は本考案の一実施例をなす部品の移載装置で、この装置は、第1の 部品搬送装置1と第2の部品搬送装置2とを結ぶようにして設置された基枠10 と、第1の部品搬送装置1から第2の部品搬送装置2へ部品を移送すべく基枠1 0上を走行する走行体20と、この走行体20を第2の部品搬送装置2の直上位 置に正しく位置決め修正して停止させるための位置修正機構40とによって構成 されている。
【0007】 上記した基枠10は、第1の部品搬送装置1側と、第2の部品搬送装置2側に 設けた2本の桁11、11を結ぶようにして張渡された2つの桁12、17とか らなっていて、第1の桁12には、その上面に走行体20を案内する2条のガイ ドレール13、13が、またその一側には下縁に歯を備えたラック杆14がそれ ぞれ桁12の長手方向に向けて敷設され、さらに第1の部品搬送装置1側には、 走行体20と当接してこれを停止させるためのストッパ15及びダンパー16が 設けられており、他方第2の桁17は、この第1の桁12より一段高い位置に張 渡されていて、その第2部品搬送装置2側には、後述する位置修正機構40が取 付けられている。
【0008】 一方、走行体20は、フレーム21に取付けた走行用モータ22によりラック 杆14と噛合うピニオン23を回転させてガイドレール13上を走行するように 構成されており、このフレーム21の第2の桁17寄りの部分には後述する位置 修正機構40に挟み込まれて停止位置決めがなされる被挟持ピン24が担持する 機種に応じて1本もしくは複数本立設されている。このフレーム21にはまた、 スライドレール26を備えた支柱27が立設され、さらにこの支柱27に固定し た上下の軸受27、27には、昇降用モータ28によって駆動される螺杆29が 軸支されていて、この螺杆29を回転させることにより、螺杆29に螺合したス ライダ31を介して、これと一体をなすワーク挟持機構30をスライドレール2 6に沿わせて上下に昇降動させるように構成されている。
【0009】 これに対して位置修正機構40は、走行体20が第2の搬送装置2の直上部へ 走行してきた際に、上記した被挟持ピン24を挟み込んで走行体20を規定の停 止位置に正しく位置決め修正して停止させるためのもので、この機構40は、第 2の桁12の搬送装置2側にプレート41を介して取付けられている。この位置 決め修正機構40は、担持する部品の機種に合せて停止位置を変えることができ るようプレート41上に複数セット配設されており、このプレート41に立設し た2本の軸42、42には、互いに噛合った同径のギヤ43、43が回動自在に 遊挿され、さらにこれらの各ギヤ43、43には、被挟持ピン24を挟み込んで 位置を修正する挟持片44、44がピン46をもって一体的に取付けられていて 、その一方の挟持片44を位置決め操作用シリンダ45により回動操作すること によって、両挟持片44、44を被挟持ピン24の移動領域外へ拡開退避させる とともに、挟み込みのための挟縮動作を行わせるように構成されている。
【0010】 なおこの実施例は、自動車のサスペンションユニット組立体を移載する装置と して構成されたものであって、走行体20には、この考案とは直接関係のない特 殊なワーク把持機構30が取付けられているが、ここでは図4、図5をもとにし てその概要を説明しておく。32は、上記したスライダ31の下端に固定した昇 降枠で、この昇降枠32の下面には、サスペンションユニット組立体Wのエンジ ンマウントリヤビームa下面を支持する一対のエンジンマウントリヤビーム支持 機構33がその先端を前方に向けて取付けられ、また、一対のフロントラジアス ロッド支持部材34、34が、シリンダ35に駆動されて昇降枠32の長手方向 に移動しつつその側方に突出した部分34aによりサスペンションユニット組立 体Wへフロントラジアスロッドbを下方より支持するようにして取付けられてお り、他方、昇降枠32の上面には、位置にばらつきのあるナックルアームCの先 端を先端側より案内する一対の案内ビーム36がブラケット37の先端部に前方 を内側に向けて突設され、また、一対のナックルアーム支持機構39が、前面の シリンダ38に駆動されて昇降枠32の長手方向に移動しつつスライダ39aの 後端突出部39bとブラケット39cと案内ビーム36との間にナックルアーム cの先端を位置させることができるように取付けられている。
【0011】 つぎに上述した装置の作動について説明する。 はじめに、移載動作を終えた走行体20は、ガイドレール13に案内されて第 2の部品搬送装置2側から第1の部品搬送装置1側へと走行し、その走行終端A (図1)において一旦ストッパ15及びダンパ16に衝当って停止した後、走行 用モータ22を若干正転させて終端Aよりやや手前の待機位置Bで停止して待機 の状態に入る。
【0012】 この状態のもとで、いま組立てを終ったサスペンションユニット組立体Wが第 1の部品搬送装置1により移載位置へ送られてくると、待機位置Bで待機してい た走行体20は、ワーク把持機構30を下降させて後端位置Aへと移動し、搬送 されてきたサスペンションユニット組立て体Wを把持してこれを引上げる。
【0013】 そして、この状態からつぎに走行用モータ22を作動させて走行体20を第2 の部品搬送装置2の直上位置Cへと走行させてゆくと、第2の部品搬送装置2の 直上部に配設された位置修正機構40は、位置決め操作用シリンダ45を作動さ せて、被挟持ピン24の移動領域外に拡開退避させていた一対の挟持片44、4 4を図2に示したように回動狭縮させ、被挟持ピ24をこれらの両挟持片44、 44間に挟み込んで、走行体20を若干前後に移動修正させつつ規定の位置に正 しく位置決め停止させる。
【0014】 したがって、つぎにこの位置で昇降用モータ28を作動させてワーク把持機構 30を下降させれば、サスペンションユニット組立体Wは第2の部品搬送装置2 の上に正しく載置される。
【0015】 一方、この移載動作と前後して位置修正機構40は、位置決め操作用シリンダ 45を縮動させて2枚の挟持片44、44を被挟持ピン24の移動領域外へと再 び拡開退避させるから、つぎにワーク把持機構30を下降させたまま走行体20 を部品釈放位置Dへ移動させて、サスペンションユニット組立体Wから離脱させ 、ここでワーク把持機構30を上昇させた後、第1の部品搬送装置1のもとへ復 帰走行させて移載動作の1サイクルを終了する。
【0016】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、走行経路上の定位置停止位置に、走行体上 の挟持部材を挟み込む一対の挟持片を設けて、走行体を定位置で停止させるよう にしたので、サーボモータや複雑な制御回路等を必要とすることなく走行体を定 位置に正確に停止させることができる。
【0017】 しかも、一対の挟持片により被挟持部材を挟み込むようにしたので、走行体が 前後のどちらの方向にずれても、対応する一方の挟持部材が被挟持部材と当接し て走行体の位置を正しく修正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す装置の側面図である。
【図2】同上装置の上面図である。
【図3】同上装置の上部を示した側面図である。
【図4】ワーク把持機構を示した図である。
【図5】同上機構の要部を示した斜視図である。
【符号の説明】
1 第1の部品搬送装置 2 第2の部品搬送装置 10 基枠 12 第1の桁 17 第2の桁 20 走行体 24 被挟持ピン 30 ワーク把持機構 40 位置修正機構 44 挟持片 45 位置決め操作用シリンダ W サスペンションユニット組立体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品担持機構を備えた走行体を走行経路
    上の定位置で停止させて部品の移載を行う部品搬送装置
    において、上記走行経路上の定位置停止位置に、走行体
    上の被挟持部材を挟み込む一対の挟持片と、該一対の挟
    持片に上記被挟持部材の移動領域外へ拡開退避させる動
    作と挟み込みの狭縮動作を行わせる駆動部材を配設した
    ことを特徴とする部品搬送装置の定位置停止機構。
JP3221591U 1991-04-10 1991-04-10 部品搬送装置の定位置停止機構 Pending JPH04121921U (ja)

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JP3221591U JPH04121921U (ja) 1991-04-10 1991-04-10 部品搬送装置の定位置停止機構

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JPH04121921U true JPH04121921U (ja) 1992-10-30

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ID=31915233

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JP3221591U Pending JPH04121921U (ja) 1991-04-10 1991-04-10 部品搬送装置の定位置停止機構

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0234486A (ja) * 1988-07-26 1990-02-05 Honda Motor Co Ltd 処理部での搬送設備

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0234486A (ja) * 1988-07-26 1990-02-05 Honda Motor Co Ltd 処理部での搬送設備

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970506