JPH04121674U - 基板直付コネクタ - Google Patents

基板直付コネクタ

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JPH04121674U
JPH04121674U JP2549691U JP2549691U JPH04121674U JP H04121674 U JPH04121674 U JP H04121674U JP 2549691 U JP2549691 U JP 2549691U JP 2549691 U JP2549691 U JP 2549691U JP H04121674 U JPH04121674 U JP H04121674U
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JP
Japan
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terminal
flexible
board
connector
wiring board
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Withdrawn
Application number
JP2549691U
Other languages
English (en)
Inventor
完治 山内
郷司 飯田
Original Assignee
矢崎総業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 矢崎総業株式会社 filed Critical 矢崎総業株式会社
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Publication of JPH04121674U publication Critical patent/JPH04121674U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、配線基板にハンダ接続される端子
を有する基板直付コネクタに関し、熱歪み等の影響によ
るハンダ部のクラックを防止すると共に配線基板への端
子ピン部の挿着作業性を向上させることを目的とする。 【構成】 複数の端子収容室4を並設したコネクタハウ
ジング1と、一方に相手側端子に対する電気接触部1
3、他方に可撓部14を介して配線基板3の貫通孔24
に対するピン部20を連成した端子2とにより構成さ
れ、前記端子収容室4の内壁7に、前記端子2の可撓部
14に対する位置決め用の可撓保持部11を形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、配線基板にハンダ接続される端子を有する基板直付コネクタに関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
図7は、特開昭63−274069号公報に記載された従来の基板直付コネク タを示す縦断面図である。 図で、28は、合成樹脂製のコネクタハウジング、29は、該コネクタハウジ ング28の端子収容室30に装着された端子、31は、該端子29のピン部32 を貫通孔33に通し、導体回路34にハンダ35で接続させた配線基板を示す。
【0003】 該端子29は、一方に、図示しない相手側雄端子に対する電気接触部36、他 方に可撓部37を介して前記ピン部32を連成したものであり、図8に図7の矢 視D図を示すように、該可撓部37は、略J字状の折り返し部38に傾斜片部3 9を連成したものである。 該可撓部37は、ピン部32を配線基板31にハンダ付けした際等の歪みを吸 収し、ハンダ部35のクラックを防止する。
【0004】 しかしながら、上記構造にあっては、複雑な形状の可撓部37を有するために 、コネクタハウジング28に複数の端子29を装着する場合には、それぞれのピ ン部32の位置が不揃いになりやすく、配線基板31の貫通孔33にピン部32 を挿入しにくいという問題があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記した点に鑑み、コネクタハウジングに複数の端子を装着した場 合においても、該端子のピン部を配線基板の貫通孔にスムーズに挿入できて、接 続作業性を向上させ得る基板直付コネクタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、複数の端子収容室を並設したコネクタ ハウジングと、一方に相手側端子に対する電気接触部、他方に可撓部を介して配 線基板の貫通孔に対するピン部を連成した端子とにより構成される基板直付コネ クタにおいて、前記端子収容室の内壁に、前記端子の可撓部に対する位置決め用 の可撓保持部を形成して成る構造を採用する。
【0007】
【作用】
可撓保持部に端子の可撓部を保持させることにより、該端子のピン部の位置決 めがなされる。従って、複数のピン部を配線基板の各貫通孔に同時かつスムーズ に挿入できる。
【0008】
【実施例】
図1は、本考案に係る基板直付コネクタの一実施例Kを示す縦断面図、図2は 、図1の矢視A図(一部切欠断面図)、図3は、図2の矢視B図である。 図で、1は、合成樹脂製のコネクタハウジング、2は、端子、3は、配線基板 を示す。
【0009】 該コネクタハウジング2には、複数の端子収容室4を並列に設けてある。該端 子収容室4は、断面略矩形状を呈し、下方に端子挿入用の開口5、上方に、図示 しない相手側端子に対する挿入孔6を有する。各端子収容室4の内壁7には、ス リット8により切欠された可撓ロックアーム9を形成すると共に、該ロックアー ム9の下側に、同じく該内壁7をスリット10により切欠して端子収容室4に沿 う断面矩形状の可撓保持アーム11を形成してある。該ロックアーム9の内側突 起12は、前記端子2の後述する電気接触部13の下端に係合し、該保持アーム 11は、同じく可撓部14を定位置に支持する。
【0010】 図4に、該可撓保持アーム11と端子2の係合する状態の斜視図を示すように 、該保持アーム11の先端部15はやや厚肉に形成され、該先端部15には、後 述する端子2の可撓部14を嵌合させる差込溝16を設けてある。該保持アーム 11の外側には空洞部17(図1)をコネクタハウジング1に設けてあり、該保 持アーム11は、薄肉基板部18の基部を支点として矢印イの如く前後左右に撓 み可能である。
【0011】 図5に、該端子2の斜視図、図6に、図5の矢視C図を示すように、該端子2 は、一方に、図示しない相手側雄タブ端子に対する弾性接触片19を内設した矩 形筒状の電気接触部13、他方に、可撓部14を介して配線基板接続用のピン部 20を連成してなるものである。該可撓部14は、電気接触部13から垂下され た狭幅板部21と、該狭幅板部21の下端に連成された垂直底部22から該狭幅 板部21に直交し、電気接触部13の下端まで延びて折り返された略逆U字状の 屈曲狭幅板部22とにより形成される。前記ピン部20は該屈曲狭幅板部22の 先端部に連成される。該屈曲狭幅板部22の先端部には、略コの字状に屈曲した 鉤部23を該屈曲狭幅板部22の幅方向に突出連成してある。
【0012】 該端子2はコネクタハウジング1の端子収容室4に遊嵌気味に挿入される。こ こで該鉤部23は、図4に示した如く、保持アーム11の差込溝16に嵌合する 。このように該保持アーム11によってピン部20がコネクタハウジング1内で 位置決めされ、配線基板3の貫通孔24(図1)に難なく挿入可能となる。すな わち、複数の該端子2のピン部20を同時かつスムーズに配線基板3の各貫通孔 24に挿入できる訳である。挿入されたピン部20はハンダ付け25により導電 回路26に接続される。
【0013】 そして、端子2がピン部20のハンダ接続時に熱歪みを生じたり、あるいは周 囲の温度変化によってコネクタハウジング1と配線基板3との収縮膨張に歪み差 を生じたりしても、該端子2の可撓部14がコネクタハウジング1の保持アーム 11と一体に撓んでその歪みを吸収する。従って、ハンダ接続部25にクラック が入ったりすることがない。
【0014】
【考案の効果】
以上の如くに、本考案によれば、端子の可撓部が歪みを吸収するから、配線基 板との接続部にクラック等が生じるのを防止できるのは勿論のこと、コネクタハ ウジングの可撓保持部により該端子の動きやすい可撓部が位置決めされるから、 複数の端子を収容するコネクタにおいて、各端子のピン部を同時かつスムーズに 配線基板に挿着させることができる。従って、接続作業性が格段に向上するもの である。
【提出日】平成3年7月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】 該コネクタハウジング1には、複数の端子収容室4を並列に設けてある。該端 子収容室4は、断面略矩形状を呈し、下方に端子挿入用の開口5、上方に、図示 しない相手側端子に対する挿入孔6を有する。各端子収容室4の内壁7には、ス リット8により切欠された可撓ロックアーム9を形成すると共に、該ロックアー ム9の下側に、同じく該内壁7をスリット10により切欠して端子収容室4に沿 う断面矩形状の可撓保持アーム11を形成してある。該ロックアーム9の内側突 起12は、前記端子2の後述する電気接触部13の下端に係合し、該保持アーム 11は、同じく可撓部14を定位置に支持する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る基板直付コネクタの一実施例を示
す縦断面図である。
【図2】図1の矢視A図(正面一部切欠断面図)であ
る。
【図3】図2の矢視B図(平面図)である。
【図4】コネクタハウジングの可撓保持アームと端子の
可撓板部との係合する状態を示す斜視図である。
【図5】端子を示す斜視図である。
【図6】図5の矢視C図(平面図)である。
【図7】従来の基板直付コネクタを示す縦断面図であ
る。
【図8】同じく端子を示す図7の矢視D図である。
【符号の説明】
1 コネクタハウジング 2 端子 3 配線基板 4 端子収容室 7 内壁 11 可撓保持アーム 13 電気接触部 14 可撓部 20 ピン部 24 貫通孔 K 基板直付コネクタ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年7月22日
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端子収容室を並設したコネクタハ
    ウジングと、一方に相手側端子に対する電気接触部、他
    方に可撓部を介して配線基板の貫通孔に対するピン部を
    連成した端子とにより構成される基板直付コネクタにお
    いて、前記端子収容室の内壁に、前記端子の可撓部に対
    する位置決め用の可撓保持部を形成して成ることを特徴
    とする基板直付コネクタ。
JP2549691U 1991-04-16 1991-04-16 基板直付コネクタ Withdrawn JPH04121674U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2549691U JPH04121674U (ja) 1991-04-16 1991-04-16 基板直付コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

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Publication Number Publication Date
JPH04121674U true JPH04121674U (ja) 1992-10-30

Family

ID=31910215

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JP2549691U Withdrawn JPH04121674U (ja) 1991-04-16 1991-04-16 基板直付コネクタ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015004986A1 (ja) * 2013-07-11 2015-01-15 日本圧着端子製造株式会社 端子、および端子を用いた接続構造

Cited By (4)

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CN105379022A (zh) * 2013-07-11 2016-03-02 日本压着端子制造株式会社 端子及采用端子的连接结构
US9531092B2 (en) 2013-07-11 2016-12-27 J.S.T. Mfg. Co., Ltd. Terminal and connection structure using terminal
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