JPH04121621U - 各種スイツチ類のノブ - Google Patents
各種スイツチ類のノブInfo
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- JPH04121621U JPH04121621U JP3616391U JP3616391U JPH04121621U JP H04121621 U JPH04121621 U JP H04121621U JP 3616391 U JP3616391 U JP 3616391U JP 3616391 U JP3616391 U JP 3616391U JP H04121621 U JPH04121621 U JP H04121621U
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Landscapes
- Lasers (AREA)
- Manufacture Of Switches (AREA)
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
- Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 各種スイッチ類のノブの表示部において、不
透明層の剥離部分をレーザ光によって形成する際、印刷
層である下層の有彩色層又は白色層を変色・剥離させな
い構成とする。 【構成】 ノブ本体１の表示部の印刷層３と不透明層５
との間に透明層４を設けたことを特徴とする。 【効果】 前記不透明層をレーザ光によって加熱蒸発に
よる剥離を行っても、前記透明層が保護層となって、前
記印刷層の変色・剥離が発生しない。
透明層の剥離部分をレーザ光によって形成する際、印刷
層である下層の有彩色層又は白色層を変色・剥離させな
い構成とする。 【構成】 ノブ本体１の表示部の印刷層３と不透明層５
との間に透明層４を設けたことを特徴とする。 【効果】 前記不透明層をレーザ光によって加熱蒸発に
よる剥離を行っても、前記透明層が保護層となって、前
記印刷層の変色・剥離が発生しない。
Description
【０００１】
この考案は、表示面を有する各種スイッチ類のノブ、特に透過照明付きに適し
た各種スイッチ類のノブに関するものである。
【０００２】
図３は従来の各種スイッチ類のノブの一例を示す断面図である。図において、
１はプラスチックなどからなるノブ本体、３は例えば曲面に印刷可能なタンポ印
刷などによって印刷された文字、図形或は白色半透光性の印刷層、５は例えば静
電塗装などによって形成された黒色などの不透明層、５ａは文字或は図形の形状
に応じて剥離された不透明層の剥離部分である。このように構成されたノブは、
以前にはなかった鮮明な表示部を形成することができ、特にノブ本体１が半透光
性のプラスチックからなっている場合は、ノブ本体１の内部に小形の照明ランプ
を設けて点灯すると、剥離部分５ａが鮮明に浮き上がって見え、優れた透過照明
付きスイッチのノブになるという効果がある。
【０００３】
前記剥離部分５ａを形成するには、例えば特開平１−１０９０３１号公報に記
載のように、前記印刷層３の上で剥離部分５ａに対応する部分に非接着性の塗料
を用いて印刷したのち不透明層５を塗装する。こののち不透明層５に粘着テープ
を貼り付け引き剥がすと、非接着性塗料の部分が不透明層５と共に剥離して希望
の図形に剥離部分５ａを短時間で形成できる技術が知られていたが、前記技術に
よって形成された剥離部分５ａの輪郭には、凹凸ができ易く作業に繊細な注意を
必要とするなどの問題点があった。近年レーザ光を用いたレーザマーキング装置
が開発され、レーザ光によって前記不透明層５を加熱すると不透明層５は吸熱し
て蒸発し、美麗な輪郭をもつ剥離部分５ａを簡単かつ短時間に形成できるように
なった。
【０００４】
しかし、レーザマーキング装置を用いて前記剥離部分５ａを形成する場合、前
記印刷層３が有彩色の場合は加熱のため脱色、変色、剥離などの不良が発生し、
白色の場合は黄変、剥離などの不良が発生するという問題点があった。
【０００５】
この考案は、かかる問題点を解決するためになされたもので、レーザマーキン
グ装置を用いてレーザ光によって剥離部分５ａを形成しても変色、剥離などの不
良が発生しない各種スイッチ類のノブを得ることを目的とする。
【０００６】
この考案に係わる各種スイッチ類のノブは、その表示部分の印刷層と不透明層
との間に透明層を設けるように構成したものである。
【０００７】
この考案の各種スイッチ類のノブにおいては、その表示部分の印刷層と不透明
層との間に透明層を設けるようにしたので、レーザ光による加熱があっても上記
透明層が保護層となり、印刷層の変色・剥離などの不良発生を防止することがで
きる。
【０００８】
図１はこの考案の一実施例である各種スイッチ類のノブを示す図である。図３
と同一又は相当部分は同一符号を用いて表示してあり、その詳細な説明は省略す
る。図において、２はノブ本体１を成型によって成形する場合、例えばアクリル
樹脂などの透明材を埋め込んで設けた透明部分、４は印刷層３と不透明層５との
間に透明な塗料などを用いて設けた透明層である。
【０００９】
前記透明部分２は特に光の透過性を良好にする場合に設けるもので、ノブ本体
１が例えばポリカーボネート樹脂などの半透光性の材料からなる場合は必ずしも
必要としない。
【００１０】
図２（ａ）及び図２（ｂ）は、この考案によって形成された各種スイッチ類の
ノブの表示部の例を示す平面図である。図において、６は前記不透明層５をレー
ザ光によって剥離して形成した表示文字である。図２（ａ）は透明層４の上の剥
離部分５ａの中に印刷層３の文字を浮き上がらせるようにしたものと表示文字６
とを有する表示部を示す。図２（ｂ）は有色彩の印刷層３の上にその面積より小
さい面積の剥離部分５ａを形成して種々の色の図形を表示文字６を形成した例を
示す。いずれも印刷層３を半透光性のインキを用いて印刷すると、透過照明付き
スイッチとして優れた表示となるなど多様な表示を形成することができる。
【００１１】
この考案は以上説明したとおり、各種スイッチ類のノブにおいて、その表示部
における印刷層と不透明層との間に透明層を設ける構成としたので、レーザ光に
よって不透明層を加熱蒸発による剥離を行っても、上記透明層が保護層となって
下層の印刷層を保護し、変色や剥離などの不良が発生したい鮮明な表示部を形成
できるなどの優れた効果を奏するものである。
【図１】この考案の一実施例である各種スイッチ類のノ
ブを示す断面図。
ブを示す断面図。
【図２（ａ）】この考案によって形成された各種スイッ
チ類のノブの表示部の一例を示す平面図。
チ類のノブの表示部の一例を示す平面図。
【図２（ｂ）】この考案によって形成された各種スイッ
チ類のノブの表示部の他の例を示す平面図。
チ類のノブの表示部の他の例を示す平面図。
【図３】従来の各種スイッチ類のノブを示す断面図。
１ ノブ本体
２ 透明部分
３ 印刷層
４ 透明層
５ 不透明層
５ａ 剥離部分
６ 表示文字
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)考案者 矢崎 秀幸
茨城県稲敷郡江戸崎町椎塚1339 城南工業
株式会社内
(72)考案者 立野 永久
茨城県稲敷郡江戸崎町椎塚1339 城南工業
株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 ノブ本体の表示面に印刷層とその上に不
透明層を設け、該不透明層をレーザ光によって剥離して
図形を現すようにした各種スイッチ類のノブにおいて、
前記印刷層と前記不透明層との間に透明層を設けたこと
を特徴とする各種スイッチ類のノブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991036163U JP2566018Y2 (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 各種スイッチ類のノブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991036163U JP2566018Y2 (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 各種スイッチ類のノブ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04121621U true JPH04121621U (ja) | 1992-10-30 |
| JP2566018Y2 JP2566018Y2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=31918165
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991036163U Expired - Lifetime JP2566018Y2 (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 各種スイッチ類のノブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2566018Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0437487A (ja) * | 1990-05-31 | 1992-02-07 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 透光性表示体 |
| JPH0467521A (ja) * | 1990-07-05 | 1992-03-03 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | ゴム製押釦スイッチ用カバー部材及びその製造方法 |
-
1991
- 1991-04-19 JP JP1991036163U patent/JP2566018Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0437487A (ja) * | 1990-05-31 | 1992-02-07 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 透光性表示体 |
| JPH0467521A (ja) * | 1990-07-05 | 1992-03-03 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | ゴム製押釦スイッチ用カバー部材及びその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2566018Y2 (ja) | 1998-03-25 |
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