JPH04121499U - エゼクタ装置 - Google Patents

エゼクタ装置

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JPH04121499U
JPH04121499U JP60091U JP60091U JPH04121499U JP H04121499 U JPH04121499 U JP H04121499U JP 60091 U JP60091 U JP 60091U JP 60091 U JP60091 U JP 60091U JP H04121499 U JPH04121499 U JP H04121499U
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ejector
suction filter
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block body
ejector device
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茂和 永井
哲夫 久々湊
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エスエムシー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】サクションフィルタに付着する塵埃等を容易に
確認することができるとともに、このサクションフィル
タの交換時に前記塵埃がエゼクタ等に侵入することを有
効に阻止する。 【構成】真空ポート36に連通自在なサクションフィル
タ28と、前記サクションフィルタ28を取着するブロ
ック体12と、前記ブロック体12に形成され、前記サ
クションフィルタ28を着脱するための凹部40と、前
記凹部40を開閉自在な蓋46とを備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はサクションフィルタを着雑自在に構成したエゼクタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
エゼクタ装置は空気を吸引して真空を得る装置として、近年、とみにその利用 範囲が拡大している。この場合、エゼクタ単体では利用されることは稀であり、 その周辺機器として、例えば、方向制御弁、圧力制御弁、チェック弁、サクショ ンフィルタ、消音器、圧力スイッチ等が付設されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、この種のエゼクタ装置を継続して使用すると、特にサクションフィ ルタに塵埃等が付着してしまい、機器交換時にこの塵埃がエゼクタ側に侵入する という問題がある。しかも、サクションフィルタにどの程度の塵埃が付着してい るかを確認することが困難であり、このため、サクションフィルタの交換時期を 確実に検出することができないという問題も指摘される。
【0004】 本考案は前記の不都合を克服するためになされたものであって、サクションフ ィルタに付着する塵埃等を容易に確認することができるとともに、このサクショ ンフィルタの交換時に前記塵埃がエゼクタ等に侵入することを有効に阻止するこ とが可能なエゼクタ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、本考案は、真空ポートに連通自在なサクション フィルタと、 前記サクションフィルタを取着するブロック体と、 前記ブロック体に形成され、前記サクションフィルタを着脱するための開口部 と、 前記開口部を開閉自在な蓋体とを備えることを特徴とする。
【0006】
【作用】
上記の本考案に係るエゼクタ装置では、蓋体を開口部から取り外すことにより 、この開口部を介してサクションフィルタに付着する塵埃等を視認することがで きる。そして、この状態でサクションフィルタの交換作業を行えば、前記塵埃等 が不要にエゼクタ側に侵入することがない。
【0007】
【実施例】
本考案に係るエゼクタ装置について実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら 以下詳細に説明する。
【0008】 図1乃至図4において、参照符号10は本考案に係るエゼクタ装置を示し、エ ゼクタ装置10は第1のブロック体12、第2のブロック体14、エゼクタ本体 16、プレート部材18、第3のブロック体20、圧力スイッチ22、安全弁2 4、電磁操作による開閉弁26等から構成され、前記構成要素は夫々偏平な略直 方体あるいは柱状であり夫々内部に気体の通路が形成される。また、エゼクタ装 置10はその内部にサクションフィルタ28、チェック弁30a、30b、サイ レンサ32等を内装する。
【0009】 先ず、ブロック体12においては、夫々螺孔からなる真空ポート36、空気供 給ポート38、および前記真空ポート36、空気供給ポート38の間に凹部(開 口部)40を刻設し、また、真空ポート36と凹部40とを連通するコの字型の 通路42にサクションフィルタ28が内装される。この場合、空気供給ポート3 8に連通して通路39が画成され、一方、サクションフィルタ28は凹部40か ら着脱自在に構成しておく。次に、前記凹部40にはシール部材44を介装して 蓋(蓋体)46が螺子48a、48bの挿入螺着により取り付けられる。ブロッ ク体12とブロック体14はその間にシール部材50を介装して螺子52a、5 2bをブロック体12からブロック体14に至るまで貫通させて螺着することに より一体化される。
【0010】 また、ブロック体14にはその幅広な側面と下面に夫々貫通穴54a乃至54 c、螺孔56a、56bを穿設し、さらにブロック体14にはサイレンサ32、 チェック弁30a、30b、フィルタ58が内装される。サイレンサ32は、図 5に示すように、カバー60a、60bおよび板体62によって位置決め固定す る。この場合、カバー60a、60b、板体62はサイレンサ32から排気され る気体の流路を十分に確保するために多数の孔が穿設されており、螺子64a、 64bをカバー60a、ブロック体14、カバー60bに挿通して螺着すること によりこれらを一体化する。なお、ブロック体14に穿設された通路70並びに 通路72には夫々内螺子を刻設しておく。また、通路72に連通して螺孔74を 形成し、この螺孔74の開口部に盲螺子76a、76bを螺入する。ブロック体 14の下面に形成された孔78および開口部80には夫々内螺子を刻設して盲螺 子82a、82bを螺入する。
【0011】 一方、エゼクタ本体16にはブロック体14のサイレンサ32に至る通路15 6に連通するようにエゼクタ本体16を横断する通路154を穿設し、さらに、 チェック弁30a、30bを内装する凹部に対応させてディフューザ室140、 144を画成し、しかも、フィルタ58を内装する凹部に対応させて通路138 を穿設する。さらに、エゼクタ本体16の長手方向に孔83、通路142、通路 146を穿設する。この場合、前記孔83の穿設に際しては予めこれよりも大径 の孔94bを形成し、一方、通路142、146の形成にはこれらよりも大径の 孔94aが好適に用いられる。次に、前記孔83にはOリング84および円筒部 材86を取り付けたノズル88を嵌入する。なお、エゼクタ本体16において、 通路142の一端部はディフューザ室140側の直径が拡開するテーパ状に形成 し、ノズル88の先端部から勢いよく噴出する流体を好適に捕捉するように構成 しておく。また、通路146においては、通路142から噴出する流体を充分に 捕捉するように通路146の直径を比較的大きく形成しておく。さらに、この場 合、図6に示すように、円筒部材86には凹部90を刻設し、この凹部90とノ ズル88の通路とを連通する通路92を穿設する。また、エゼクタ本体16内の 通路の作成のために穿設された孔94a、94bには夫々内螺子を刻設し、盲螺 子96a、96bを螺入しておく。
【0012】 ブロック体14とエゼクタ本体16との間、エゼクタ本体16とプレート部材 18との間には夫々シール部材98、シール部材100を介装して積層し、螺子 102a、102bをプレート部材18からブロック体14に至るまで貫通させ て螺着する。
【0013】 一方、ブロック体20にはOリング106を装着し、螺子108a、108b をブロック体20からプレート部材18に至るまで貫通させて螺着することによ り前記二者を一体化する。圧力スイッチ22にはOリング110を装着し(図3 参照)、螺子112a、112bを圧力スイッチ22、ブロック体20に挿入、 緊締することによりこれらを一体化している。この場合、圧力スイッチ22の上 面には圧力設定の調整用螺子114および圧力状態の表示部116が設けられ、 圧力スイッチ22の操作、あるいは、確認を上面方向から行うことができるよう に構成する。また、ブロック体14の上面にはシール部材118、開閉弁26を 載設し、螺子120a、120bを開閉弁26からシール部材118を貫通させ てブロック体14に挿入緊締することにより前記三者を一体化する。この場合、 開閉弁26の上面に弁操作の信号を入力するリード線121a、121bを接続 しておく。一方、安全弁24にはOリング122を装着し、螺子124a、12 4bを安全弁24、開閉弁26に挿入、緊締してこれらを一体化する。この場合 も安全弁24の上面には弁作動時の流量の調整用螺子126が設けられ、さらに 弁作動時に空気を導入するためにポート128を設けておく。
【0014】 なお、前記全てのシール部材には各通路等の接続を妨げないように、適宜、孔 を設け、また、上記した全てのOリングは各通路の好適な連通状態を得るために 夫々適切に装着される。このようにして各構成要素が連設され、エゼクタ装置1 0は、図から容易に諒解されるように、偏平な直方体に近似した板状となる。
【0015】 次に、以上のように構成されるエゼクタ装置の空気通路を図7に模式的に示し 、その作用について説明する。
【0016】 先ず、圧力源130から開閉弁26に空気が供給される。この場合、圧力源1 30を空気供給ポート38に接続し、従って、前記空気供給ポート38に供給さ れた空気は通路132、72、螺孔74および134を順次通過し、開閉弁26 に供給される。この空気は開閉弁26の弁操作により当該開閉弁26から通路1 36、フィルタ58を通過してエゼクタ本体16の通路138に供給され、さら に、ノズル88から勢いよく送出され、ディフューザ室140、通路142、デ ィフューザ室144を順次通過して通路146に至る。この時、前記ディフュー ザ室140および144に負圧が生じ、結果的に、真空ポート36から気体が吸 引抽出される。すなわち、この吸引抽出される気体は真空ポート36、通路42 、サクションフィルタ28、通路70を順次通過して通路148に至り、さらに この気体は通路150と152とに分流して夫々チェック弁30a、30bを通 過する。そこで、ノズル88から所定圧力下に噴出する空気は通路142に流入 するが、この時、チェック弁30aを介して導入される空気を吸引する。さらに 、この通路142から送出される空気はディフューザ室144でチェック弁30 bを介して送給される空気を吸引する。このようにして通路148側に真空を生 じさせる空気は、次いで、通路146に流入し、通路154、156を通過して サイレンサ32に送り込まれる。このサイレンサ32に送り込まれた気体は消音 された上でカバー60a、60bおよび板体62の孔を通過してエゼクタ装置1 0の外部に排気される。なお、安全弁24は通路160および162により通路 150に管路的に接続されており、吸引機構側の真空圧が設定値に達した時には ポート128から通路150に空気が導入され、吸引機構側の真空圧を制御する 。また、圧力スイッチ22は通路164、166、凹部168、通路170、1 72を順次介して通路42に管路的に接続されているために、この圧力スイッチ により所望の真空度を選択できる効果が得られる。すなわち、前記管路を介して 吸引機構側の真空圧に応じて圧力スイッチ22が作動するとともにこの状態は表 示部116に示される。
【0017】 この場合、本実施例では、蓋46、安全弁24およびブロック体12の全ての 取付用螺子の緊締、弛緩が可能である。従って、サクションフィルタ28に塵埃 等の汚れが生じているか否かを確認する際には、蓋46を取り外せばよく、この サクションフィルタ28の交換時期を容易に且つ確実に検出することができる。
【0018】 しかも、蓋46を取り外すだけでサクションフィルタ28の交換作業が可能に なるため、前記サクションフィルタ28に付着している塵埃がエゼクタ本体16 側に侵入することを有効に阻止することができるという効果が得られる。
【0019】 さらに、エゼクタ装置10を複数個並設してマニホールド化を図る場合、図8 に示すように、夫々のエゼクタ装置10a乃至10dの側面を互いに接して使用 することができる。この場合、貫通穴54a乃至54cを夫々連通状態として長 い通孔を形成し、この通孔にボルトを挿通して螺着すれば容易にエゼクタ装置1 0a乃至10dを連設固定することができる。なお、この場合、並設状態にある エゼクタ装置において、最も外側に位置するいずれか一つのエゼクタ装置の盲螺 子76a(76b)を螺孔74に螺着し、残余のエゼクタ装置の盲螺子76a、 76bを全て取り外す。そして、他の外側の盲螺子76b(76a)に管路を接 続する。その際、各エゼクタ装置10a乃至10dの間に適当なシール部材を介 装する。この結果、全ての螺孔74が一つの連通通路を形成する。一方、空気供 給ポート38の全てを盲螺子等を用いて閉塞することにより、空気供給側のマニ ホールド化を達成することができる。このように、エゼクタ装置を複数個連設す る場合においても、前述した種々の作業や操作を不都合なく簡易に行うことが可 能である。しかも、このような設定では、結果的に、限られた空間に数多くのエ ゼクタ装置を設置することが可能であるためにその占有空間は著しく少なくてす む。さらにまた、エゼクタ装置10を壁面あるいはプレート等に固定する場合に は貫通穴54a乃至54c、あるいは、エゼクタ装置10の下面の螺孔56a、 56bにボルトを螺着すればよい。
【0020】 さらに、各エゼクタ装置10a乃至10dのサクションフィルタ28の交換作 業や確認作業は、各蓋46を取り外すことにより容易に遂行されるという利点が 得られる。
【0021】
【考案の効果】
以上のように、本考案に係るエゼクタ装置では、蓋体を開口部から取り外すこ とにより、この開口部を介してサクションフィルタに付着する塵埃等を視認する ことができる。そして、この状態でサクションフィルタの交換作業を行えば、前 記塵埃等が不要にエゼクタ側に侵入することがない。これによって、サクション フィルタのメンテナンス作業が容易に且つ効率的に遂行されるに至る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るエゼクタ装置の一部縦断面図であ
る。
【図2】本考案に係るエゼクタ装置の概略斜視図であ
る。
【図3】本考案に係るエゼクタ装置の一部省略分解斜視
図である。
【図4】本考案に係るエゼクタ装置の一部省略分解斜視
図である。
【図5】本考案に係るエゼクタ装置におけるサイレンサ
内装部の断面図である。
【図6】本考案に係るエゼクタ装置におけるノズルおよ
びその付帯部品の断面図である。
【図7】本考案に係るエゼクタ装置の空気流路の構成図
である。
【図8】本考案に係るエゼクタ装置を並設する場合の説
明に供する概略斜視図である。
【符号の説明】
10…エゼクタ装置 12、14…ブロック体 16…エゼクタ本体 20…ブロック体 28…サクションフィルタ 36…真空ポート 38…空気供給ポート 40…凹部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】真空ポートに連通自在なサクションフィル
    タと、前記サクションフィルタを取着するブロック体
    と、前記ブロック体に形成され、前記サクションフィル
    タを着脱するための開口部と、前記開口部を開閉自在な
    蓋体とを備えることを特徴とするエゼクタ装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のエゼクタ装置において、ブ
    ロック体は、真空ポートと、空気供給ポートとを有する
    ことを特徴とするエゼクタ装置。
JP60091U 1991-01-11 1991-01-11 エゼクタ装置 Expired - Lifetime JPH0755360Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60091U JPH0755360Y2 (ja) 1991-01-11 1991-01-11 エゼクタ装置

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JP60091U JPH0755360Y2 (ja) 1991-01-11 1991-01-11 エゼクタ装置

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Publication Number Publication Date
JPH04121499U true JPH04121499U (ja) 1992-10-29
JPH0755360Y2 JPH0755360Y2 (ja) 1995-12-20

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ID=31898531

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JP60091U Expired - Lifetime JPH0755360Y2 (ja) 1991-01-11 1991-01-11 エゼクタ装置

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