JPH04121217U - 梱包箱 - Google Patents

梱包箱

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JPH04121217U
JPH04121217U JP3520991U JP3520991U JPH04121217U JP H04121217 U JPH04121217 U JP H04121217U JP 3520991 U JP3520991 U JP 3520991U JP 3520991 U JP3520991 U JP 3520991U JP H04121217 U JPH04121217 U JP H04121217U
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きぬい 間中
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日本ビクター株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 梱包作業を効率化した、低コストで強度の大
きい再梱包可能な梱包箱を得る。 【構成】 梱包箱の複数の側板の上部を、所定の高さで
折曲自在にすると共に、側板上部又は側板に設けた孔
と、側板上部に付設した舌片に設けた孔とに、結合部品
を挿通して前記折曲自在の板面を固定するようにして、
被梱包物を低位置で扱い得、かつ開梱後の再利用が可能
なように構成された梱包箱である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、梱包箱に係わり、特に大きくて重いものを取り出し易くした梱包箱 に関する。
【0002】
【従来の技術】
生産ラインでの生産性向上や資源の再利用に関連して、物品を梱包する梱包箱 に於いても効率化が望まれている。例えば、テレビジョン受像機、ステレオ装置 等の大型で重い製品の梱包箱に於いては、梱包、開梱の作業性が良好であるのみ ならず、資源の有効利用の点からも梱包箱の再使用が望ましく、種々の改善が行 われつつある。 例えば、本出願人が先に出願した実願平2ー405089号に示すような梱包 箱も上記の趣旨で考案されたものであり、この先行技術について以下に図4、図 5を用いて説明する。
【0003】 図4は、先行技術によるテレビジョン受像機の梱包箱の一例を説明する図で、 同図(A)は斜視図、同図(B)は同図(A)に示したXーX線に沿う概略縦断 面図である。 10は梱包箱で、外箱11と内箱17とからなる。外箱11は、外箱上部11a と外箱下部11bと分割用テープ13とが一体となった分割前の上下分割式梱包箱 の外箱、テープ13はこの外箱11を外箱上部11aと外箱下部11bとに分割する ための分割用テープであり、この外箱11に予め形成されている。外箱上部11a には、結合部品用取付け孔15(15a,15bを含む)が予め所定の位置に設けら れている。
【0004】 また、外箱下部11bには、その内側に接着剤等により梱包材としての内箱17 が固着され、更にこの内箱17には前記結合部品用取付け孔16(16a,16bを 含む)が前記外箱上部11aに設けられた前記孔15に対応して設けられている。 この内箱17は被梱包物(図示せず)の重量に応じた強度すなわち材質及び厚み が選ばれ、また、外箱下部11bの内側に固着されているので、同図(B)に示す ように、外箱上部11aと外箱下部11bとが出合う外側部分に段差がつかない。
【0005】 まず、被梱包物を梱包する場合について説明する。生産ラインにて、例えば大 型テレビジョン受像機(図示せず)を梱包するには、図4(A)に示す外箱上部 11aの外側フラップ18を開き、機械により大型のテレビジョン受像機を積み込 み、次に、この外側フラップ18を閉め、更にテープ(図示せず)を貼り付け、 梱包を終える。
【0006】 次に、開梱する場合について、図5を用いて説明する。 図5は、先行技術による梱包箱の一例について、開梱時の説明をする図で、同 図(A)は開梱状態を説明する斜視図であり、同図(B)は同図(A)に示した 梱包箱の概略断面図であって、図4のXーX線に沿う縦断面図である。 梱包箱10を開梱するには、図4(A)に示している分割用テープ13を引き 剥がし、図5(A)に示すように、外箱上部11aと外箱下部11bとに分割し、前 記被梱包物たる大型テレビジョン受像機21を低位置で、人手(番号付けず)に より取り出す。
【0007】 次に、再梱包する場合について図5を用いて説明する。 再梱包するには、図5(A)に示した大型テレビジョン受像機21を外箱下部 11bに収納し、外箱上部11aを被せ、次に、4個の結合部品(図示せず)を前記 結合部品用取付け孔15及び16に取り付け、外箱上部11aと外箱下部11bとは 一体化される。
【0008】 本例における結合部品は、例えばプラスチックで成型され、前記孔15、16 に挿入して90°回転させるものがあるが、機械的強度の点から被梱包物の重量 を考慮することが必要である。
【0009】 以上のような構成よりなる先行技術による梱包箱は、生産ラインでの梱包に於 いて、部品点数が少なく作業性も比較的高く、しかも、上述の如く再梱包も可能 である。 即ち、被梱包物を低位置で取り出し、又は収納できるので、大型テレビジョン 受像機のような重い物を、人力で比較的容易に取り扱う事が出来、更に、分割さ れた外箱上部と外箱下部とを結合部品により簡単に一体化できるという優れた点 を有する。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した先行技術による梱包箱では、図5(A)に示した梱包 材(内箱)17が必要であり、従来の梱包箱に比べて材料費が高く、また、再梱 包時に、既に上下に分割されている梱包箱の外箱を一体に結合するのに、前記内 箱17と前記外箱の上部11aとを前記結合部品だけで結合しているため、この結 合部品の強度が弱かったり、前記内箱17と外箱下部11bの接着強度が弱かった りすると運搬時等に前記外箱の上下が分離してしまう虞があった。
【0011】 さらに、再梱包後、分割テープの周囲が、ギザギザして見栄えが悪い等の問題 点があった。 本考案は、上記の点に着目してなされたもので、作業性に優れ、製造コストが 低く、しかも再梱包が容易で見栄えが良く、機械的強度の大きな梱包箱を得るこ とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
段ボール等の板状材料を用い、4つの側板を有した梱包箱に於いて、各側板の 上辺では折曲自在のフラップを備え、前記側板同志の接合部では所定の高さより 上方にスリットを入れ、前記側板の内の3乃至4の側板に前記所定の高さに略水 平の折り曲げ線を入れて折り曲げ自在となし、前記4つの側板の各接合部では、 前記所定の高さより上方に於いて、隣接した両側板の一方の側板の縁端部に折曲 自在にした孔つきの舌片を付設すると共に、他方の側板の前記孔に対応した位置 に孔を設け、これらの孔に結合部品を挿入して前記両側板を結合するようにした 。
【0013】
【実施例】
本考案による実施例について、図1〜図3を用いて説明する。 図1は、本考案の梱包箱の一実施例の斜視図であって、被梱包物を取り除いた 開梱状態を示している。同図で、1は例えば段ボール等の板状材料を使用した梱 包箱であり、4つの側板2、3、4、5と底板6等からなっていて、前記側板3 、4、5は、所定の高さより上方の部分3a、4a,5aと下方の部分3b,4 b,5bとからそれぞれなっている。
【0014】 前記側板3、4、5には前記所定の高さに略水平の折り曲げ線3c、4c、5 cが入れてあり、また前記側板同志の接合部では、前記所定の高さより上方にス リットを入れてあって、前記側板上部3a、4a、5aは前記折り曲げ線で折曲 自在となっている。 前記側板上部3a、5aの上辺3j、5jには、折曲自在 のフラップ3h、5hが付設してあり、このフラップ3h、5hの所定の位置に 、係止用孔3f,3gと5f、5gとがそれぞれ設けてある。
【0015】 また、前記側板2と前記側板上部4aのそれぞれの上辺には、折曲自在のフラ ップ2h、4hが付設してあり、前記側板上部4aに於ける左右の外側には、所 定の位置に係止用孔4f、4gをそれぞれ設けた舌片4d、4eを付設してあり 、同様に、前記側板2の左右の外側には、前記所定の高さより上方に於いて、所 定の位置に係止用孔2f、2gをそれぞれ設けた舌片2d、2eを付設してある 。 図1に示した本考案の梱包箱の一例に於いては、前記舌片2d、2e、4d 、4eは、糊で側板に接着されている。前記4つの側板はステップル9等で固着 されている。
【0016】 図2は、本考案の一実施例に於ける梱包状態を示す図である。 同図に於いて、3a、4aは前記側板上部を示し、3b、4bは前記側板下部 を示している。 被梱包物(図示せず)の梱包は、図1に示した状態の梱包箱1にその被梱包物 を積み込み、その後、外側に開いた側板上部3a、4a、5aを上方に上げ、前 記舌片2d、2e、4d、4eの孔2f、2g、4f、4gと、前記側板の孔5 f、3g、3f、5gとに後述する結合部品8をそれぞれ挿通して前記舌片と側 板とを固着する。その後、内フラップ2h、4hを内側に折り曲げ、外フラップ 3h、5hを被せ、この天板3h、5hをテ−プ張り、または差し込み等によっ て固定して梱包を終了する。
【0017】 図3は、本考案の一実施例に於ける結合手段を示す図である。例えば、前記舌 片4dが前記梱包箱1の内側にあり、前記側板上部3aが外側にあって、それぞ れに設けた孔4f、3fとに結合部品8を挿通し、次いでこの結合部品8を90 度回転させて前記舌片4dと側板上部3aとを結合する。他の3か所についても 同様に孔と結合部品を利用して舌片と側板上部又は側板とを結合すると、前記側 板3、4、5はそれぞれ1枚の平板状になって固定される。
【0018】 次に、開梱の場合は、先ず、孔3f、3g、5f、5gから前記結合部品8を 取り外し、外フラップ3h、5h、内フラップ2h、4hを解き、前記側板上部 3a、4a、5aを外側に開いて、低位置で被梱包物を取出す。 上記の通り、人手で梱包、開梱する場合は、図1に示したような低位置で、被 梱包物の下側に手をいれた状態で、被梱包物を出し入れ出来るので、作業性が大 変良い。 一方、製造ライン等では、機械を使って梱包するため、前記梱包箱の内フラッ プ、外フラップ以外の部分を予め組み立て結合部品で固定しておいてから、被梱 包物を積み込んで梱包する。
【0019】 本実施例における結合部品8は、図3に示すように、プラスチックで成型され 、挿入して90°回転させるものである。これ以外、いろいろな結合方法が考え られるが、いずれにしても、結合部品8は、単に梱包箱が横に開くのを押さえる ためのもので、被梱包物の重量が直接かからないため、比較的小型の結合部品で 良い。 尚、図1に示した例に於いては、4つの側板2、3、4、5の内、3つの側板 を折り曲げるようにしたが、4つの側板全部を折り曲げるようにしても、本考案 の趣旨を何等逸脱するものでなく、本考案の効果が減滅されない事は言うまでも ない。
【0020】
【考案の効果】
以上のような構成よりなる本考案の梱包箱は、先行技術による梱包箱に比して 、段ボール材料が少なく低コストであり、再梱包時の見栄えも良く、機械的強度 が大きい等の特徴があり、工業的価値が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の梱包箱の一実施例の斜視図である。
【図2】本考案の梱包箱の一実施例に於ける梱包状態を
示す図である。
【図3】本考案の梱包箱の一実施例に於ける接続手段を
示す図である。
【図4】先行技術による梱包箱の一例を示す図で、同図
(A)は斜視図、同図(B)は概略断面図である。
【図5】先行技術による梱包箱の一例を示す図で、同図
(A)は開梱時を説明する図、同図(B)は開梱時の概
略断面図である。
【符号の説明】
1 本考案の梱包箱 2 梱包箱の側板 2d 側板2の舌片 2f 舌片2dの孔 2h 内フラップ 2j 側板2の上辺 3 梱包箱の側板 3a 側板3の上部 3b 側板3の下部 3c 側板3の折り曲げ線 3f 側板3の孔 3h 内フラップ 3j 側板3の上辺 4 梱包箱の側板 4a 側板4の上部 4b 側板4の下部 4d 側板4の舌片 4f 舌片4dの孔 5 梱包箱の側板 6 梱包箱の底板 8 結合部品

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 段ボール等の板状材料を用い、4つの
    側板を有した梱包箱に於いて、各側板の上辺では折曲自
    在のフラップを備え、前記側板同志の接合部では所定の
    高さより上方にスリットを入れ、前記側板の内の3乃至
    4の側板に前記所定の高さに略水平の折り曲げ線を入れ
    て折り曲げ自在となし、前記4つの側板の各接合部で
    は、前記所定の高さより上方に於いて、隣接した両側板
    の一方の側板の縁端部に折曲自在にした孔つきの舌片を
    付設すると共に、他方の側板の前記孔に対応した位置に
    孔を設け、これらの孔に結合部品を挿入して前記両側板
    を結合するように構成したことを特徴とする梱包箱。
JP1991035209U 1991-04-18 1991-04-18 梱包箱 Expired - Lifetime JP2516891Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50143932U (ja) * 1974-05-11 1975-11-27
JPS5312423U (ja) * 1976-07-12 1978-02-01

Patent Citations (2)

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