JPH04121079U - テープカセツト - Google Patents

テープカセツト

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JPH04121079U
JPH04121079U JP3783291U JP3783291U JPH04121079U JP H04121079 U JPH04121079 U JP H04121079U JP 3783291 U JP3783291 U JP 3783291U JP 3783291 U JP3783291 U JP 3783291U JP H04121079 U JPH04121079 U JP H04121079U
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JP
Japan
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tape
cassette
case
hole
cassette case
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Application number
JP3783291U
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English (en)
Inventor
秀夫 美島
Original Assignee
日本ビクター株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案のテープカセット10は、リーダテー
プ4bを光学的に検出するために形成された孔部7a
1,7e1,7e2からカセットケース2内にホコリ等
が侵入しないようにすることを目的とする。 【構成】 テープカセット10は、磁気テープ4aが巻
回されたテープリール3a,3bをカセットケース2内
に備えている。磁気テープ4aの始端部および終端部に
はリーダテープ4bが連続している。リーダテープ4b
を光学的に検出するために形成された孔部7a1,7e
1,7e2をカセットケース2に有している。また、孔
部7a1,7e1,7e2を夫々光学的透過性部材11
で覆っている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はテープカセットの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ビデオカセット等のテープカセットでは、磁気テープの始端部および終端部に 透明なリーダテープが設けられている。そして、このリーダテープを装置側で光 学的に検出して磁気テープの始端および終端を検出する方法が現在確立されてい る。
【0003】 このことを図4に示す従来のテープカセット1で具体的に説明する。まず、一 般的構成として、カセットケース2内には一対のテープリール3a,3bが回転 自在に配置されており、これら各テープリール3a,3bにテープ4が巻回され ている。テープ4はカセットケース2内の所定位置に分散配設されたテープガイ ド5a〜5dによってガイドされてカセットケース2の前面から外部に臨み得る ようになっている。上記前面には周知の開閉蓋K(二点鎖線で示す)が設けられ 、これはテープカセット1の不使用時にテープ4を保護するために図示する位置 にて閉じ、また、テープカセット1が装置に装着された際に開いてテープ4を露 出させ、装置による磁気記録再生を可能な状態とする。なお、6a,6bは周知 のブレーキ機構であり、上記テープリール3a,3bが不用意に動いてテープ4 がたるむことを防止するものである。また、7a〜7cおよび7d〜7gは夫々 上記テープリール3a,3bの位置決めを図るためにカセットケース2内に設け られたリブである。
【0004】 図5(b)に示すように、テープ4は略黒色の磁気テープ4aと透明なリーダ テープ4bとからなり、磁気テープ4aの始端部および終端部に夫々リーダテー プ4bが連続している。磁気テープ4aとリーダテープ4bとの光透過率は大き く異なり、磁気テープ4aでは殆ど光が透過できないのに対し、リーダテープ 4bでは透過可能である。
【0005】 一方、カセットケース2の底面の略中央には挿入孔8が設けられており、その 周面は壁部9とされている。テープカセット1を装置に装着した状態では、上記 挿入孔8内に装置側の発光素子Hが挿入され、カセットケース2の両側面2a, 2bの前方に装置側の受光素子J1,J2が夫々臨む。また、装置側の発光素子 Hと受光素子J1,J2とを夫々結ぶ2つの直線(一点鎖線で示す)上の壁部9 、カセットケース2の両側面2a,2b、および、リブ7a,7d,7eには、 孔部9a,9b、孔部2a1,2b1、および、孔部7a1,7a2,7d1, 7e1,7e2が夫々形成されている。テープ4が始端および終端になったとき 、発光素子Hと受光素子J1,J2とを直接結ぶ2つの光路が形成される。
【0006】 そして、テープ4が矢印方向に走行するとき、テープ4の途中では図5(a) に示すように磁気テープ4aにより発光素子Hからの光が遮られ、受光素子J1 ,J2は共に反応しない。しかる後、磁気テープ4aの終端になって図5(b) に示すようにリーダテープ4bが孔部2a1近辺に現れると、発光素子Hからの 光がリーダテープ4bを透過して一方の受光素子J1が反応し、磁気テープ4a の終端が検出される。なお、同様な原理で受光素子J2により磁気テープ4aの 始端も検出できる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような孔部9a,9b、孔部2a1,2b1、および、孔 部7a1,7a2,7d1,7e1,7e2を形成すると、カセットケース2内 にホコリ等が侵入しやすくなり、磁気テープ4aを損傷してしまう虞れがあった 。このため、良好な磁気記録再生ができないという問題があった。上記テープカ セット1では、外部とテープリール3a,3bとを直接連通する孔部7a1, 7e1,7e2がとりわけ問題となっていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】 本考案は上述した課題を解消するためになされたものであり、磁気テープが巻 回されたテープリールをカセットケース内に備え、前記磁気テープの始端部およ び終端部に連続されたリーダテープを光学的に検出するための光路上の孔部を前 記カセットケースに形成したテープカセットにおいて、前記孔部を光学的透過性 部材で覆ったことを特徴とするテープカセットを提供するものである。
【0009】
【実施例】
以下、本考案を図1〜図3(a)〜(c)に沿って説明する。図1は本考案に 係るテープカセットの一実施例を示す簡略平面図、図2はカセットケースの側面 図、図3(a)〜図3(c)は夫々孔部を覆う方法を説明する図である。なお、 本考案のテープカセットは従来例と略同一な構成を有するので、同一構成部には 同一符号を付し、その詳細な説明は省略されている。
【0010】 図1に示すテープカセット10は、孔部7a1,7e1,7e2を夫々光学的 透過性を有する無色透明な部材11(黒色で塗りつぶした部分)で覆っている。 この無色透明な部材11としては、例えば、透明な樹脂あるいは透明なフィルム 等、が考えられる。
【0011】 このように、リーダテープ4bを光学的に検出するためにカセットケース2に 形成した孔部7a1,7e1,7e2を無色透明な部材11で夫々覆ったため、 ここからカセットケース2内にホコリ等が侵入しにくくなり、磁気テープ4aを 損傷して良好な磁気記録再生が損われる虞れもなくなる。また、磁気テープ4a の始端および終端の検出に必要な光路も確保できる。
【0012】 なお、本実施例では、孔部7a1,7e1,7e2を一例にあげて説明したが 、その他の孔部9a,9b、孔部7a2,7d1、および、孔部2a1,2b2 に本考案の技術を適応しても良いことは言うまでもない。
【0013】 次に、上記孔部7a1,7e1,7e2を覆う方法を説明する。図1に示した テープカセット10のカセットケース2は図2に示す上ケース20aと下ケース 20bとからなり、例えば、孔部7a1は上ケース20に形成された凹部21a と下ケース20bに形成された凹部21bとから構成される。他の孔部7e1, 7e2についても同様な構成なので、孔部7a1を代表して簡単に説明する。
【0014】 まず、図3(a)に示すように、上ケース20aの凹部21aおよび下ケース 20bの凹部21bの夫々に透明な樹脂11a,11bを一体成形し、上ケース 20aと下ケース20bとを組み立てる方法がある。次に、図3(b)に示すよ うに、上ケース20aの凹部21aに図示する透明な樹脂11cを一体成形し、 これを下ケース20bと組み立てる方法がある。なお、透明な樹脂11cを上ケ ース20aの凹部21aに一体成形せず、下ケース20bの凹部21bに一体成 形しても良い。さらに、図3(c)に示すように、上ケース20aと下ケース 20bとの組立後に図示する透明なフィルム11dを孔部7a1に貼り付ける方 法がある。
【0015】
【考案の効果】
以上の説明より本考案に係るテープカセットでは、リーダテープを光学的に検 出するためにカセットケースに形成された孔部を光学的透過性部材で覆ったため 、ここからカセットケース内にホコリ等が侵入する心配がなく、磁気テープを損 傷する虞れがない。この結果、良好な磁気記録再生に貢献するという効果がある 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るテープカセットの一実施例を示す
簡略平面図である。
【図2】カセットケースの前面図である。
【図3】(a)〜(c)は孔部を覆う方法を説明する図
である。
【図4】従来のテープカセット1を示す簡略平面図であ
る。
【図5】(a),(b)は磁気テープの終端を検出する
方法を説明する図である。
【符号の説明】
2 カセットケース 3a,3b テープリール 4a 磁気テープ 4b リーダテープ 7a1,7e1,7e2 孔部 10 テープカセット 11 光学的透過性部材(無色透明な部材)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープが巻回されたテープリールをカ
    セットケース内に備え、前記磁気テープの始端部および
    終端部に連続されたリーダテープを光学的に検出するた
    めの光路上の孔部を前記カセットケースに形成したテー
    プカセットにおいて、前記孔部を光学的透過性部材で覆
    ったことを特徴とするテープカセット。
JP3783291U 1991-03-29 1991-03-29 テープカセツト Pending JPH04121079U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3783291U JPH04121079U (ja) 1991-03-29 1991-03-29 テープカセツト

Applications Claiming Priority (1)

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JP3783291U JPH04121079U (ja) 1991-03-29 1991-03-29 テープカセツト

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JPH04121079U true JPH04121079U (ja) 1992-10-29

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ID=31919477

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