JPH04121039A - 整流子電動機の整流子 - Google Patents

整流子電動機の整流子

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JPH04121039A
JPH04121039A JP23801190A JP23801190A JPH04121039A JP H04121039 A JPH04121039 A JP H04121039A JP 23801190 A JP23801190 A JP 23801190A JP 23801190 A JP23801190 A JP 23801190A JP H04121039 A JPH04121039 A JP H04121039A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
commutator
motor
brush
sliding contact
piece
Prior art date
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Pending
Application number
JP23801190A
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English (en)
Inventor
Motoyuki Tanaka
素之 田中
Tadashi Ozawa
正 小澤
Yasunori Hatano
秦野 康則
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、例えばクリーナ用の電動機などのような入
力および回転数が高く、さらに機械的および熱的に過酷
な条件が強いられる整流子電動機の整流子に関する。
(従来の技術) クリーナ用の電動機には、整流子電動機が用いられてい
る。
この整流子電動機の整流子は、第8図に示されるように
絶縁物で円筒状に形成されたホルダーa1具体的には樹
脂のモールド成形品で構成されたホルダーaの外周面に
、銅片で構成された多数の帯状の整流子片すを周方向に
沿って並行に設けた構造となっている。
こうした整流子Cでは、第9図に示されるようにホルダ
ーbの外周面に軸心に沿う嵌挿溝dを形成し、整流子片
すの裏面に嵌挿fjdと嵌挿可能な嵌挿突起eを形成し
、嵌挿突起eを嵌挿溝dに嵌合(凹凸嵌合)させること
によって、整流子片すの一側面とホルダーaの外周面と
が互いに密接するように、整流子片すをホルダーaに組
付けている。
ところで、家庭用のクリーナは通常、500W程度の出
力の電動機が用いられている。この電動機の整流子には
、整流子Cの外径りがφ30程度で、ブラシ摺接部f(
整流ブラシと摺動する帯状の部分)の厚み寸法tを「1
、Omm〜1 、4 +nJにした整流子片すにしたも
のが用いられている。
また、最近では、高能力の要求からrlkwJの出力の
整流子電動機を採用したものもある。このrlkwJの
電動機は、上記500Wのときと同し整流子Cを用いて
、回転子をr28000r pmjで回転させている。
ところで、家庭用のクリーナは、電動機の寿命かそのま
ま、クリーナの寿命となるケースかほとんどである。ま
たこの電動機の寿命は整流子によって決まるとされる。
すなわち、整流子Cは、第10図に示されるように整流
子片すのブラシ摺接部fの厚み寸法が厚くなる程、整流
子Cに加わる遠心力が大きく、遠心力に対する強度が低
下する特性を有し、また第11図に示されるように整流
子片すのブラシ摺接部fの厚み寸法が薄くなる程、整流
子片すの熱容量が小さくなる特性を有している。つまり
、整流子Cは、ブラシ摺接部fの厚み寸法tを大きくす
ると、遠心力の増大から整流子片すがホルダーaから回
転中心から外側に変位しやす(なる問題と、これと反対
にブラシ摺接部fの厚み寸法tを薄くすると、熱容量の
減少から、整流の際、整流ブラシとの接触で発生するス
パークの熱か熱に弱い絶縁物のホルダーaに伝わり、整
流子片すを支持している樹脂部分を劣化させて、同様に
整流子片Cか外側に変位しやすくなる問題とをもってい
る。
このような整流子片すの外方への移動を/’%イバーと
称するか、第9図の矢印で示されるようにこのハイパー
か生しると、一つ、二つの整流子片Cが局部的に、他の
整流子片Cに対して飛び出す(整流子Cの変形)。この
変形した部分て、整流ブラシを不要に削っていくので、
クリーナの寿命の低下をまねく。
ここで、JIS規格では、100Vの電動機の連続運転
で「400時間以上」に渡って、正常な運転が継続でき
るものであれば電動機の性能は充分で、家庭用のクリー
ナには満足であるとしている。
そこで、従来は、遠心力の点と熱容量の点を考慮しつつ
、JIS規格を考慮して、ブラシ摺接部fの厚み寸法は
、先に述べたようなrrl、Om+x〜1.4mmJの
範囲の値から定めていた。
(発明か解決しようとする課題) ところで、最近、家庭用のクリーナでは、市場の要求か
ら、小型で、上記出力を格段に越える高出力の整流子電
動機を採用したクリーナが要望されてきている。これに
よると、整流子には、外径りが「φ22」で、r400
00rpmJで回転するといった過酷な条件が強いられ
る場合かでてきた。
ところが、上記のようなブラシ摺接部の厚さ寸法tによ
ると、前述のrlkwJの電動機は回転数が低く、ブラ
シ摺接部りの熱容量が充分であるために問題はないもの
の、電動機がr40000rpmJの高回転数で回転す
ると、かなり回転数が高くなって使用条件が過酷になる
ために前述のハイパーの発生が原因で、所望とするJI
S規格で定めた耐久性(寿命)が得られないものであっ
た。このため、高回転でも高耐久性が得られる整流子C
が要望されている。
この発明はこのような事情に着目してなされたもので、
その目的とするところは、高出力(高回転)の整流子電
動機に適した高耐久性(長寿命)の整流子電動機の整流
子を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するためにこの発明の整流子は、整流子
片のブラシ摺接部の厚み寸法をrO,5mm〜0.8m
m1としたことにある。
(作用) この発明の整流子によると、モータの寿命およびハイパ
ー発生率とブラシ摺接部の厚さ寸法との関係を実験から
測定した結果、ブラシ摺接部の厚み寸法がrO,5mm
〜0.8mmJの範囲は、電動機の回転数かr4000
0rpmJを超えるような高回転に耐えうる高耐久性を
整流子にもたらすことかできることが確認された。
(実施例) 以下、この発明を第1図ないし第6図に示す一実施例に
もとづいて説明する。第2図はこの発明を適用した家庭
用のクリーナを示し、図中1は整流子モータ(電動機)
で、laはモータケースである。このモータケース1は
、略有底円筒状のケーシング2の開口端に端板3を取着
してなる。
またケーシング2の内部には固定子4および回転子5か
設けられている。なお、4aは固定子4の巻線を示す。
して、上記回転子5のシャフト5aが、これらラジアル
軸受6,6に回転自在に支持されている。
またケーシング2内の一端側には、一対のブラン装置7
7が所定の間隔(180°)で設けられている。ブラシ
装置7.7は、いずれもケーシング2の周壁に着脱自在
に取付けた、ケーシング2の周壁側から中心に向って延
びる筒状のブラシホルダー8と、このブラシホルダー8
内にスライド可能に嵌挿した、ばね材9によってケーシ
ング2の中心側に付勢される、カーボンよりなる整流ブ
ラシ〕Oとからなる。
上記整流ブラシ10.10の先端部と対向するシャフト
5aの軸部分には、例えば外径りを「φ22」に定めた
整流子11が嵌挿されている。
整流子]1は、第1図および第3図に示されるように例
えば樹脂(絶縁物)のモールド成形で形成された円筒状
のホルダー12と、このホルダー12の外周面に周方向
に沿って並行に設けた多数の帯状の整流子片13とを組
合わせてなる。ホルダー12の外周面には、整流子片1
3毎に軸心に沿うスリット状の嵌挿溝14が形成されて
いる。
また各整流子片13の裏面には、嵌挿溝14の形状に対
応する嵌挿突起19が形成されている。そして、この嵌
挿突起19を上記嵌挿溝14に嵌挿することにより、凹
凸鉄台によって上記整流子片13は、ホルダー12の外
周面に裏面が密接する状態に支持されている。これら整
流子片13の上面に、上記整流ブラシ10の先端面が接
触する。
なお、隣合う整流子片13,13間は間隙によって遮断
されている。
整流子11の各整流子片13は、帯状の銅片から構成さ
れている。この発明の要部となる整流子片13は、いず
れも第4図に示されるように一端部の回転子5の巻線5
bが溶着(スポット溶接による)されるコイル溶着部1
5の厚み寸法t2は従来と同し厚み寸法(例えば1.3
mff1)とし、このコイル溶着部15を除いた部分で
構成される整流ブラン10と摺接するブラシ摺接部16
の厚み寸法t、をコイル溶着部15より格段に薄い寸法
にしである。詳しくは、ブラシ摺接部16の厚み寸法t
1は、整流子片13の裏面を基準としたrO,5mm〜
0.8mIIJの範囲の値にしである。
本実施例では、rO,7mmJにしである。なお、コイ
ル溶着部15とブラシ摺接部15との境界は段差となっ
ている。
またシャフト5aの整流子11とは反対側の端部には、
遠心ファン17が取着されている。なお、18は遠心フ
ァン17の周囲に設けたファンカバーである。
しかして、このように構成された家庭用クリーナの整流
子モータは、整流ブラシ10.10に単相100Vの電
力を供給すれば、整流ブラシ1゜と多数の整流子片13
との摺接でなされる通電切替えにより、回転子5の磁界
か切替わっていき、回転子5に回転力か発生していく。
ここで、従来、r40000rpmJを超えるような高
回転数でモータを運転すると、過酷な使用条件となるた
めに整流子11は所望の寿命(JIS規格)まで耐えら
れないことか指摘されるか、この発明によると、上記の
ようにブラシ摺動部15の厚み寸法を定めたので、その
ようなことはない。
すなわち、本出願人が上記のような高回転数域で、ハイ
パーの発生率(%)、モータ寿命(%)の変化をブラシ
摺接部14の厚さに応じて調べてみた結果、第5図およ
び第6図に示されるように「0.5 m11〜0 、 
8 mmJの厚さは、JIS規格の試験で規定されるモ
ータの寿命を満たしつつ、ハイパーの発生率が低く抑え
られることがわかった。
つまり、整流子11は上記厚みの範囲において高い耐久
性を示す。
それ故、高出力(高回転)が要求される整流子モータに
適する整流子11を提供することができる。これにより
、高出力(高回転)の整流子モ−夕の具現化を図ること
ができる。
なお、一実施例のような整流子片11でなく、第7図に
示される他の実施例のような嵌挿突起19の中間にスリ
ット20を設けたような整流子片11にこの発明を適用
してもよい。
また、上記実施例では、この発明を家庭用のクリーナの
モータに適用したが、これに限らず、他の機器に用いら
れる整流子モータの整流子に適用してもよいことはいう
までもない。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、高出力(高回転
)の整流子電動機に適した、高耐久性(長寿命)の整流
子を提供することができ、高出力(高回転)の整流子モ
ータの具現化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図はこの発明の一実施例を示し、第1
図はホルダーと整流子片との支持構造を示す一部断面し
た斜視図、第2図はこの発明を適用した家庭用クリーナ
を示す半断面図、第3図は整流子の外形を示す斜視図、
第4図は整流子片を示す斜視図、第5図はハイパー発生
率とブラシ摺接部の厚みとの関係を示す線図、第6図は
モータ寿命とブラシ摺接部の厚みとの関係を示す線図、
第7図はこの発明の他の実施例の要部を示す斜視図、第
8図は従来の整流子の外形を示す斜視図、第9図は従来
の整流子片を示す斜視図、第10図は遠心力に対する強
度とブラシ摺接部の厚みとの関係を示す線図、第11図
は整流子の熱容量とブラシ摺接部の厚みとの関係を示す
線図である。 11・・・整流子、12・・・ホルダー 13・・・潜
流子片、16・・・ブラシ摺接部、14・・・嵌挿溝、
19・・・嵌挿突起。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 絶縁物で形成された円筒状のホルダーの外周面に、帯状
    のブラシ摺接部が形成された整流子片を凹凸嵌合の支持
    により保持させてなる整流子電動機の整流子において、
    前記整流子片のブラシ摺接部の厚み寸法を0.5mm〜
    0.8mmとしたことを特徴とする整流子電動機の整流
    子。
JP23801190A 1990-09-07 1990-09-07 整流子電動機の整流子 Pending JPH04121039A (ja)

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JP23801190A JPH04121039A (ja) 1990-09-07 1990-09-07 整流子電動機の整流子

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JPH04121039A true JPH04121039A (ja) 1992-04-22

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JP (1) JPH04121039A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100407431B1 (ko) * 2001-07-27 2003-11-28 발레오만도전장시스템스코리아 주식회사 시동전동기의 정류자 세그먼트

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100407431B1 (ko) * 2001-07-27 2003-11-28 발레오만도전장시스템스코리아 주식회사 시동전동기의 정류자 세그먼트

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