JPH04120798A

JPH04120798A - 電子装置のシールド構造

Info

Publication number: JPH04120798A
Application number: JP24177290A
Authority: JP
Inventors: Sataro Sawano; 澤野　佐太郎; Shigeru Amagasa; 天笠　滋; Tetsuya Takahashi; 哲也高橋
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1990-09-12
Filing date: 1990-09-12
Publication date: 1992-04-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［概要］プリント板を並列に収容する電子装置のシールド構造に
関し、シェルフ開口の電磁波的遮蔽の信軽度が高い、電子装置
のシールド構造を提供することを目的とし、箱形のシェルフにプラグインするプリント板に、個別正
面板を取付けて、該シェルフの開口を塞ぐようにした電
子装置において、それぞれの該個別正面板の周縁に、額
縁状に弾性ある導電性パツキンを装着した構成とする。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、プリント板を並列に収容する電子装置のシー
ルド構造に関する。

近年は、多数のプリント板を並列に収容したシェルフを
、架装置に多段に搭載した電子装置が広く使用されてい
る。

一方、電子機器のデジタル化に伴い、上述のような電子
装置は電磁波障害対策上から、シェルフをシールドする
ことが要求されている。

〔従来の技術〕

第３図は、従来広く使用されている電子装置の斜視図、
第４図はその要部を示す図である。

第３図、第４図において、１は、前部が開口した金属板
よりなる箱形のシェルフであって、シェルフ１の奥底部
に、ハックボートコ７クタを配列したバックボード４を
取付け、さらにシェルフ１の上側板３．下側板２にそれ
ぞれガイドを対向して多数対配設しである。

シェルフ１の正面側に、枠下部材１１．枠上部材１２、
及び枠左右側板１３よりなる正面枠１０を設け、枠左右
側板１３を図示省略した装置架の正面架柱に取付けるこ
とで、装置架に複数のシェルフ１を多段に装着するよう
にしである。

また、プリント板の挿抜を容易とするため楔に、シェル
フ１の枠下部材１１及び枠上部材１２の前面に、開口が
対向するようにＵ形部材９を取り付けである。

５は、正面側の側縁に平面視り形の、金属板よりなる個
別正面板６を取り付けたプリント板である。

プリント板５の上側縁及び下側縁を、シェルフ１のガイ
ドに差し込み、後縁部に搭載したプリント板コネクタを
、対応するバックボードコネクタにプラグインすること
で、多数のプリント板５をシェルフ１に並列に実装する
ようになっている。

なお、プリント板コネクタがバックボードコネクタにプ
ラグインした状態で、個別正面板６の裏面の上側は枠上
部材１２に、裏面の下側は枠下部材１１にそれぞれ近接
しほぼ当接している。

一方、これらの互いに嵌合するプリント板コネクタとパ
ンクボードコネクタは、多数の接触子を有し、それぞれ
の対応する接触子同志が所定の接触圧力で弾接している
ので、コネクタ全体の接触圧力は非常に大きい。

よって、個別正面板６の上下に、手前側に突出する突片
７を設け、この突片７に揺動自在に着脱レバー８を装着
している。

そして、シェルフ１にプリント板５を挿着した状態で、
着脱レバー８を手前側に引き倒して抜去用層をＵ形部材
９の外側面に当接させ、梃子作用を利用することでプリ
ント板５を引出し、プリント板コネクタとバックボード
コネクタとの結合を解除し、プリント板５をシェルフ１
から抜去するようにしている。

上述のようなプリント板５をシェルフ１に並列に収容す
ると、それぞれの個別正面板６がシェルフ１の前面に並
列し、シェルフ１の開口が塞がれる。

したがって、シェルフの開口が電磁波的にシールドされ
る。

〔発明が解決しようとする課題］ところで、プリント板５をシェルフ１に挿着しプリント
板コネクタがバックボードコネクタに完全にプラグイン
し、且つ個別正面板６の裏面の上側を枠上部材１２に、
裏面の下側を枠下部材１１にそれぞれ密接させることは
、シェルフ及びプリント板の精度上から非常に困難のこ
とである。

よって、従来はプリント板コネクタがバンクボードコネ
クタに完全にプラグインさせて、個別正面板６の裏面と
正面枠ｌＯの前面（枠下部材１１の前面及び枠上部材１
２の前面）との間に僅かの間隙をかあるよう、個別正面
板６側に許容差を設けていた。

即ち、従来はプリント板とバックボードとの電気的接続
の信頼度を優先させ、シェルフ開口の電磁波的遮蔽を非
優先としていた。

また、従来構造は、隣接した個別正面板間にも若干の間
隙があった。

したがって従来の個別正面板の構造は、個別正面板とシ
ェルフとの接地が十分でなく、且つ隣接した個別正面板
間に間隙があることに起因して、シェルフの開口のシー
ルドが不完全であるという問題点があった。

本発明はこのような点に鑑みて創作されたもので、シェ
ルフ開口の’Ｉ電磁波的遮蔽信頼度が高い、電子装置の
シールド構造を提供することを目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

上記の目的を達成するために本発明は、第１図に例示し
たように、箱形のシェルフ１にプラグインするプリント
板５に、個別正面板６を取付けて、シェルフ１の開口を
塞くようにした電子装置において、それぞれの個別正面板６の周縁に、額縁状に弾性ある導
電性パツキン２０を装着したものとする。

〔作用〕

本発明は上述のように、個別正面板の周縁に額縁状に導
電性パツキンを装着しであるから、個別正面板とシェル
フの正面枠とは、導電性パツキンを介して密着する。ま
た隣接した個別正面板間の間隙は、導電性パツキンによ
って塞がれる。

したがって、シェルフの開口の全面が導通性ある部材で
塞がれるとともに、個別正面板が完全にシェルフに接地
されるので、シェルフの開口が電磁波的にシールドされ
る。

〔実施例〕

以下図を参照しながら、本発明を具体的に説明する。な
お、全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。

第１図は本発明の実施例の図で、（ａ）は一部破断斜視
図、［有］）はプリント板の平面図、第２図の（ａ）。

０））は、本発明の実施例の要部詳細図である。

第１図において、前部が開口した金属板よりなる箱形の
シェルフｌの正面側に、枠下部材１１．枠上部材１２．
及び枠左右側板工３よりなる正面枠１０を設け、枠左右
側板１３を図示省略した装置架の正面梁柱に取付けるこ
とで、装置架に複数のシェルフ１を多段に装着するよう
にしである。

シェルフ１の奥底部に、パックボードコネクタヲ配列し
たバックボード４を取付け、さらにシェルフ１の上側板
３．下側板２にそれぞれガイドを対向して多数対配設し
、である。

シェルフ１の正面側に、枠下部材１１．枠上部材１２、
及び枠左右側板１３よりなる正面枠ｌＯを設け、枠左右
側板１３を図示省略した装置架の正面梁柱に取付けるこ
とで、装置架に複数のシェルフ１を多段に装着するよう
にしである。

また、シェルフ１の枠下部材１１及び枠上部材１２の前
面に、開口が対向するようにＵ形部材９を取り付けであ
る。

上側縁及び下側縁をそれぞれシェルフ１のガイドに差し
込み、後縁部に搭載したプリント板コネクタを、対応す
るバックボードコネクタにプラグインするプリント板５
の正面側の側縁には、平面視り形の、金属板よりなる個
別正面板６を取り付けである。

個別正面板６は、プリント板５に直交する短冊形の正面
板部６１と、プリント板５の側面にリベ・ノド等を用い
て密着する固着板部６２とから構成され、さらに、個別
正面板６の上下に、手前側に突出する突片７を設け、こ
の突片７に揺動自在に着脱レバー（図示省略）を装着す
るようにしである。

したがって、シェルフ１にプリント板５を挿着した状態
で、着脱レバーを手前側に引き倒して着脱レバーの抜去
用顎をＵ形部材９の外側面に当接させ、梃子作用を利用
することでプリント板５をシェルフ１から引出すように
なっている。

２０は、弾性あるゴム板に金属粒子、金属細線等を含有
させた導電性パツキンである。

導電性パツキン２０は、個別正面Ｆｉ６０周縁を挟持す
るような額縁形になっている。

詳述すると導電性パンキン２０は、額縁形の４辺のそれ
ぞれの側縁に沿って、−列に孔付きボス２１を配列し、
他方の側縁に沿ってこの孔付きボス２１の孔２２に嵌入
する突起２３を配設しである。

そして、第２図（ａ）に図示したように、個別正面板６
の周縁に配列した孔６ａに、導電性パツキン２０の孔付
きボス２１を嵌入する。

次に、第２図（ｂ）に図示したように、導電性パツキン
２０の突起２３側を個別正面板６の縁を挟むように折り
曲げ、突起２３を対向する孔付きボス２１の孔２２に圧
入させて、導電性パツキン２０を個別正面板６の周縁に
、額縁状に取り付けている。

第１図にもどり、プリント板５の上側縁及び下側縁を、
シェルフ１のガイドに差し込み、後縁部に搭載したプリ
ント板コネクタを、対応するバックボードコネクタにプ
ラグインすると、プリント板５がシェルフ１に挿着され
る。そして、総てのプリント板５をシェルフ１に挿着す
ると、シェルフ１の開口の全面が並列した個別正面板６
によって塞がれる。

この際、それぞれの個別正面板６には、額縁状に導電性
パツキン２０を装着しである。

したがって、それぞれの個別正面板６の裏面の上側は枠
上部材１２に、裏面の下側は枠下部材１１にそれぞれ導
電性パツキン２０を介して密着する。

また、隣接した個別正面板間の間隙は、導電性パツキン
２０によって塞がれる。

即ち、シェルフ１の開口の全面が導通性ある個別正面板
６と導電性パツキン２０とで塞がれるとともに、個別正
面板６が導電性パツキン２０を介してシェルフ１に接地
する。

よって、シェルフの開口が電磁波的にシールドされる。

〔発明の効果］以上説明したように本発明は、プリント板の前部に装着
した個別正面板に、額縁状に導電性パツキンを取り付け
た電子装置のシールド構造であって、プリント板とバッ
クボードとの電気的接続の信顧度が高く、且つシェルフ
の開口が、電磁波的に完全に遮蔽されるという、実用上
で優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の図で、（ａ）は一部破断斜視図、 Φ）はプリント板の平面図、第２図の（ａ）、　（ｂ）は本発明の実施例の要部詳細
図、第３図は従来の電子装置の一部破断斜視図、第４図
は従来例の要部を示す図である。図において、１はシェルフ、　　　　　２は下側板、３は上側板、　
　　　　　４はバックボード、５はプリント板、　　　
６は個別正面板、７は突片、　　　　　　　８は着脱レ
バー１０は正面枠、　　　　　１１は枠下部材、１２は
枠上部材、　　　　１３は枠左右側板、２０は導電性パ
ツキン、２１は孔付きボス、２３は突起、６１は正面板部、６２は固着板部を示す。

Claims

【特許請求の範囲】

　箱形のシェルフ（１）にプラグインするプリント板（
５）に、個別正面板（６）を取付けて、該シェルフ（１
）の開口を塞ぐようにした電子装置において、それぞれ
の該個別正面板（６）の周縁に、額縁状に弾性ある導電
性パッキン（２０）を装着したことを特徴とする電子装
置のシールド構造。