JPH04120337U - 熱線センサ - Google Patents

熱線センサ

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JPH04120337U
JPH04120337U JP2429391U JP2429391U JPH04120337U JP H04120337 U JPH04120337 U JP H04120337U JP 2429391 U JP2429391 U JP 2429391U JP 2429391 U JP2429391 U JP 2429391U JP H04120337 U JPH04120337 U JP H04120337U
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JP
Japan
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heat ray
lamp
detection element
cover
sensor
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Pending
Application number
JP2429391U
Other languages
English (en)
Inventor
朋英 杉山
Original Assignee
アツミ電気株式会社
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Publication date
Application filed by アツミ電気株式会社 filed Critical アツミ電気株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カバーの汚れまでを含めて熱線センサの自己
診断を行う。 【構成】 センサベース21の所定の位置には支柱22
が設けられ、該支柱22の所定の高さの位置にはタング
ステンランプ等からなるランプ23が配設されている。
ランプ23は30Hzで点滅される。ランプ23から放射
された光は、カバー20内に配置された反射鏡26等の
適当な光学系により熱線集光光学系25の集光範囲に導
かれる。熱線検知素子の出力信号中に30Hzの周波数成
分が含まれている場合には正常に機能していると判断さ
れ、含まれていない場合には、カバー20の汚れ、熱線
検知素子の故障、回路系の断線等により故障が生じてい
ると判断される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、熱線センサに係り、特に、自己診断機能を備える熱線センサに関す る。
【0002】
【従来の技術】
従来、自己診断、即ち故障の有無を診断できるようにした熱線センサが知られ ている。その構成例を図3に示す。
【0003】 図3は実開昭60−104993号公報において提案されている構成である。図3Aは 熱線センサ1の構成を示す図であり、赤外線透過フィルタ2を装着した受光窓を 有するケース3内に、焦電素子4とFET5からなる焦電型検出素子6が配設さ れ、且つその近傍に赤色LED7が配設され、更に焦電型検出素子6及び赤色L ED7のそれぞれからケース3外にリード線6A及び7Aが導出されている。
【0004】 図3Bは図3Aに示す熱線センサ1を用いた受動型防犯装置の一例を示す図で あり、赤外線センサ1の焦電型検出素子6のリード線6Aはアンプ11の入力に 接続され、アンプ11の出力は切換スイッチ12を介して防犯報知器13に接続 されるかまたは故障報知器14に接続される。15はタイマーで、所定時間毎に 赤色LED7を短時間だけ発光させると共に、切換スイッチ12をその間だけ防 犯報知器13側から故障報知器14側に切り換える。
【0005】 このような構成において、タイマー15が作動していないときには、焦電型検 出素子6の出力はアンプ11を介して防犯報知器13に接続されており、防犯報 知器13は焦電型検出素子6で侵入者からの遠赤外線L1 を検出したときに警報 を発するので、通常の防犯装置として機能する。これに対して、所定時間毎にタ イマー15が作動すると、焦電型検出素子6の出力はアンプ11を介して故障報 知器14に接続され且つ赤色LED7が発光される。故障報知器14は、防犯報 知器13と逆の作動を行うものであって、焦電型検出素子6で赤色LED7から の赤色光L2 を検出しないときに警報を発する。従って焦電型検出素子6が故障 していれば警報が発せられることになる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、熱線センサの熱線集光光学系、熱線検知素子等はカバーで覆われる が、カバーの汚れによって熱線が大きく減衰され、その結果警戒範囲が狭められ て失報、即ち警戒範囲内で人が移動してもセンサが検知せず、警報を発しないこ とがあった。失報の要因としては焦電型検出素子6の故障に基づく失報よりもカ バーの汚れによる失報の方が大きいことが知られている。従って従来のように焦 電型検出素子6の故障の有無を検知するだけでは自己診断としては不十分なもの であった。
【0007】 本考案は、上記の課題を解決するものであって、カバーの汚れをも含めて熱線 センサ全体の自己診断を行うことができる熱線センサを提供することを目的とす るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案の熱線センサは、熱線集光光学系、熱線 検知素子等を覆うカバーの外側から所定の波長の光を前記熱線検知素子に入射さ せる手段を備えることを特徴とする。
【0009】
【作用】
センサベース21の所定の位置には支柱22が設けられ、該支柱22の所定の 高さの位置にはタングステンランプ等からなるランプ23が配設されている。ラ ンプ23は所定の周期で点滅される。ランプ23から放射された光は、カバー2 0を通り、カバー20内に配置された適当な光学系により熱線集光光学系25の 集光範囲に導かれる。従って、熱線検知素子の出力信号中に当該周期に対応する 周波数成分が含まれている場合には正常に機能していると判断することができ、 含まれていない場合には、カバー20の汚れ、熱線検知素子の故障、回路系の断 線等により故障が生じていると判断することができる。
【0010】
【実施例】
以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
【0011】 図1は本考案に係る熱線センサの一実施例の構成を示す概略の断面図であり、 図中、20はカバー、21はセンサベース、22は支柱、23はランプ、24は LED、25は熱線集光光学系、26は反射鏡を示す。
【0012】 センサベース21の所定の位置には支柱22が設けられ、該支柱22の所定の 高さの位置にはランプ23が配設されている。また、センサベース21の所定の 位置にはLED24が配設されている。更にセンサベース21及び熱線集光光学 系25には図示しないが回路基板が組み込まれており、熱線集光光学系25の所 定の位置には熱線検知素子(図示せず)が配置されている。そして、所定の警戒 範囲からの熱線はカバー20を通過して、反射鏡等で構成される熱線集光光学系 25により熱線検知素子に集光される。
【0013】 ランプ23としては、熱線検知素子が検知できる波長の光(赤外線または遠赤 外線)を発光することができ、且つ所定の周期で長期間に渡って点滅可能なラン プ、例えばタングステンランプ等が用いられる。本実施例ではランプ23の点滅 周期は30Hz程度とする。そして、ランプ23から放射された光は、カバー20 内に配置された反射鏡26等の適当な光学系により熱線集光光学系25の集光範 囲に導かれる。なお、上記のランプ23の「所定の点滅周期」というのは、人体 の存在が検知される場合の信号の周波数成分である 0.3〜 3Hzと明確に区別で きる周波数に対応するものであればよく、30Hz程度に限定されるものではない ものである。また、ランプ23の発光強度は、警戒範囲の広さ、許容できるカバ ーの汚れ等を考慮して適宜設定することができるものである。
【0014】 図2の点線Aはセンサベース21及び熱線集光光学系25に搭載される基板に 形成される回路のブロック図であり、受信機34はセンサからのリレー出力を遠 隔地で識別するために遠隔地に設置される機器である。熱線検知素子30の出力 信号は信号処理回路31により増幅等の所定の信号処理が施されて制御回路32 に入力される。
【0015】 制御回路32は、論理回路またはマイクロプロセッサ等で構成され、ランプ2 3を点灯させると共に、入力される信号の周波数成分を識別することによって、 侵入者の有無及びカバー20の汚れをも含めて当該熱線センサの異常の有無を検 知し、その結果に応じてLED24の発光の制御及びリレー33の開閉の制御を 行う。即ち、制御回路32は、ランプ23を点灯しているとき、入力信号に30H zの周波数成分が含まれていれば当該熱線センサに異常は生じていないと判断す るが、当該周波数成分が含まれていない場合には、カバーの異常な汚れ、信号回 路の断線、あるいは熱線検知素子を含めた回路素子の故障等、何等かの異常が生 じていると判断して、リレー33を第1の所定時間τ1 だけ開くと共に、LED 24を所定の周期で点滅させる。
【0016】 また、制御回路32は、入力信号中に 0.3〜 3Hzの周波数成分が含まれてい ない場合には侵入者無しと判断するが、当該周波数成分が含まれている場合には 侵入者有りと判断して、リレー33を第2の所定時間τ2 だけ開くと共に、LE D24を点灯させる。
【0017】 受信機34はリレー33の開閉の状態を監視し、リレー33が開けられたとき には警報を発するが、リレー33の開けられている時間がτ1 の場合には熱線セ ンサが故障している旨の警報を、τ2 の場合には侵入者有りの警報を発する。
【0018】 しかし受信機34が発する故障の警報からだけではどの熱線センサが故障して いるのかを特定することができないことが多い。なぜなら、受信機34と熱線セ ンサが一対一に対応しているのであれば、受信機34の警報の状態から故障が生 じているのか侵入者があるのかを判断できるから、敢えてLED24の発光状態 を制御する必要もないが、1台の受信機には多くの熱線センサが直列に接続され るのが通常であり、その場合にはその中の一つの熱線センサに故障が生じた場合 にも故障を知らせる警報が発せられるからである。そこで、LED24の発光状 態が重要な意味を持つことになる。即ち、受信機34から故障の警報が発せられ た場合に当該系列に属する熱線センサのLED24の発光状態を調べ、点滅して いるか否かを見ることによって、熱線センサに故障が生じているか否かを容易に 確認することができるのである。
【0019】 なお、ランプ23は常時所定の周期で点滅してもよく、また定期点検等の際に 必要に応じて点滅させるようにしてもよい。
【0020】 以上、本考案の一実施例について説明したが、本考案は上記実施例に限定され るものではなく、種々の変形が可能である。例えばランプ23の光を熱線集光光 学系25に導く手段として反射鏡26を設ける例について説明したがその他の適 当な光学系を使用できることは当然である。
【0021】 また、リレー33の開閉の態様及びLED24の発光の態様は種々設定できる ものであり、要するに故障時と侵入者が有るときとで明確に区別できればよいも のである。
【0022】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、カバーの汚れまで含めて自 己診断を行うことができるので、自己診断の信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る熱線センサの一実施例の構成を
示す概略の断面図である。
【図2】 回路のブロック図である。
【図3】 自己診断機能を備える従来の熱線センサの構
成例を示す図である。
【符号の説明】
20…カバー、21…センサベース、22…支柱、23
…ランプ、24…LED、25…熱線集光光学系、26
…反射鏡、30…熱線検知素子、31…信号処理回路、
32…制御回路、33…リレー、34…受信機。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱線集光光学系、熱線検知素子等を覆う
    カバーの外側から所定の波長の光を前記熱線検知素子に
    入射させる手段を備えることを特徴とする熱線センサ。
JP2429391U 1991-04-15 1991-04-15 熱線センサ Pending JPH04120337U (ja)

Priority Applications (1)

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JP2429391U JPH04120337U (ja) 1991-04-15 1991-04-15 熱線センサ

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JP2429391U JPH04120337U (ja) 1991-04-15 1991-04-15 熱線センサ

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ID=31909285

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JP2429391U Pending JPH04120337U (ja) 1991-04-15 1991-04-15 熱線センサ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5884387A (ja) * 1981-10-30 1983-05-20 ア−ムテツク・インダストリ−ズ・インコ−ポレイテツド 火災検知装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5884387A (ja) * 1981-10-30 1983-05-20 ア−ムテツク・インダストリ−ズ・インコ−ポレイテツド 火災検知装置

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