JPH04120328A - 洗浄制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は洗浄水等の流体の噴射により被洗浄部を洗浄す
るために使われる流体の噴出量、方向、角度等の位置を
制御することのできる洗浄制御装置に関する。

従来の技術 従来の洗浄制御装置は、例えばトイレに使用される衛生
洗浄装置ではファミリーボタンかレディースボタンかの
選択を行ない、各々の目的にあった噴射口の選択をする
。その後噴射口の開閉の制御を行い、使用者の被洗浄部
の一定範囲を洗浄すべく可動部の揺動制御を行なうもの
であった。

噴出口は被洗浄部があるであろうおよその位置に向けて
設定され、その後噴射口を開口し流体を被洗浄部に向け
て噴出させ、噴流を被洗浄部に当てる。

発明が解決しようとする課題 しかし、このような噴流は必ずしも使用者の被洗浄部に
命中するとは限らず、使用者は被洗浄部であろうと推定
するところを噴流の通路中に持って行き、洗浄するもの
である。さらに、被洗浄部はある一定の面積を有してい
るので、使用者は被洗浄部を移動させることにより被洗
浄部の全領域を洗浄するものである。

この被洗浄部の移動を少なくするために可動部を有した
噴出口を可動させることにより使用者ができるだけ被洗
浄部を移動させなくても良いようムこしたものが可動部
の揺動制御である。

しかしながら、いずれの方式も被洗浄部がどこであるか
についての正確な情報はなく、推定により噴出口から流
体を噴出しているため様々な使用者の被洗浄部の形態に
正確に噴流を当てることができず使用者自ら被洗浄部を
移動させなければならないという課題があった。

又、使用者は便座横のファミリーボタンかレディースボ
タンかの選択をしなければならなかった。

そこで、本発明は上記課題を解決するもので、男女の識
別を行い、男女の特性に合うように被洗浄部の代表位置
の検出と被洗浄領域を検出ことにより、使用者の移動を
行なわせることなく適切に洗浄することを目的とする。

課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明は、流体の出口を備え
た噴射口と、前記噴射口から出る流体が被洗浄部に当た
る位置を制御する位置制御手段と、前記噴射口から噴出
する流体が被洗浄部Ｑこ供給される状態を監視し画像信
号として出力する↑最像部と、前記撮像部からの画像信
号ムこ基づいて使用者の性別を判定する性別判定部と、
前記撮像部からの画像信号に基づいて洗浄すべき前記洗
浄部の位置を決めるようシこ前記位置制御手段に制御信
号を出力する制御部とを有する構成としたものである。

作用 本発明の洗浄制御装買は、上記構成により撮像部からの
画像信号により性別判定を性別判定部により行なった後
に、撮像部が噴射口からの流体の被洗浄部に供給される
状態を監視し画像信号として出力し、制御部がこの画像
信号に基づいて位置制御手段により噴射口の位置を制御
し、大便か小便かの判断を行ない、洗浄部の洗浄すべき
代表点及び前記代表点を起点として近傍の洗浄領域の洗
浄を適切に行なうという作用を存する。

実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面とともに説明する。

図に於て、１は便器、２は使用者３が座る便座、４はノ
ズル５に開閉弁６を経由して流体を供給する洗浄水タン
ク、７は前記ノズル５を可動部８を介して上下左右に移
動させる位置制御手段、９は前記ノズル５の伸縮部１０
の先端付近に設けられた噴射口で、便座内を水圧により
出没するように構成しである。さらに前記ノズル５近傍
には使用者３の被洗浄部１１を監視する撮像部１２が設
置しである。撮像部１２は性別判定部１３と制御部１４
に接続してあり、位置制御手段７は制御部１４と接続す
るように構成しである。尚、制御部１４は操作部１５か
らの指示により洗浄操作を開始するために画像信号から
被洗浄部１１を認識する認識部１６と、前記認識部１６
から被洗浄部１１の洗浄度を判断する判定部１７、前記
認識部１６結果と判定部１７判定結果に基づいて洗浄す
べき前記被洗浄部１１の位置を決めるように前記位置制
御手段７に制御信号を出力する位置指示部１８で構成す
る。

上記構成において動作を説明する。

使用者３が便座２に座ることによりスイッチ（図示せず
）が入り撮像部１２から使用前の画像が性別判定部１３
と認識部１６のメモリに取り込む。性別判定部１３では
画像のエツジ検出等の画像処理により特徴抽出を行い、
男性の場合は男性性器があるためこのエツジ抽出により
男性と判定し、女性の場合はこの特徴がないことで女性
と判別する。

また、認識部１６での最初に取り込んだ画像を初期画像
とし、この初期画像のエツジ検出等の処理により形状抽
出を行い被洗浄部１１中の排泄物が出る代表点を求める
。この代表点を基準点として認識部１７で被洗浄部１１
周辺のエツジの特徴を抽出して形状認識を行なう。

次に、使用後は使用者３が操作部１５を操作することに
より撮像部１２から現在画像を認識部１７に取り込みエ
ツジ検出等の画像処理により形状抽出を行ない被洗浄部
１１の代表点を求める。同様にこの代表点を基準点とし
て認識部１６で被洗浄部１１周辺のエツジの特徴を抽出
して形状認識を行なう。その後前記現在画像の代表点と
前記初期画像の代表点とを一致させることにより初期画
像と現在画像の形状をマツチングさせるとともに同一地
点の色の比較を判定部１７で行なう。ここで色の変化が
なく、かつ性別判定部１３において女性である場合はビ
デ洗浄を行なう。色変化がありかつ女性の場合はビデ洗
浄と肛門洗浄を行なう。又、性別判定部１３において男
性であれば肛門洗浄を行なう。

ここで肛門洗浄について説明する。前記初期画像と原画
像の間に色の変化がある間は判定結果として未だ洗浄さ
れていないということであり、開閉弁６を開口し流体を
洗浄タンク４からノズル５へ供給する。ここでノズル５
の伸縮部１０が縮んだ状態から水圧により便座内に位置
指示部１８の指示にしたがって伸張し噴射口から流体を
噴射する。

本発明では、最初に代表点を洗浄する。この動作を判定
部１７で変化なしの状態まで行い、その後認識部１７で
得られた被洗浄領域内を渦巻き状に位置指示部１８の指
示により走査してゆく。全ての被洗浄領域で判定部１７
の判定が変化無しであれば洗浄終了となり開閉弁６を閉
口しノズル５の伸縮部ＩＯを縮ませて便座内から没する
ようにする。

尚、判定部の判定に、ここでは色の変化を検出する方法
で説明したが、洗浄前と洗浄後の変化がわかるものであ
れば輝度情報等を用いても同様の作用をする。又、洗浄
位置の順番は渦巻き状でなく端からの走査であってもか
まわない。

発明の効果 以上のように本発明は画像で被洗浄部の汚れを認識して
洗浄するために洗浄ボタンを押すだけでファミリーボタ
ンとレディースボタンを選択することなく被洗浄部の洗
浄が行える。このとき使用者は被洗浄部であろうと推定
するところを噴流の通路中に持って行き、被洗浄部を移
動させる必要はない。又、洗浄が完了したかどうかが自
動的に検出することができ、不必要な流体を使わなくて
良いために省エネルギーになり、かつ省時間となる。

尚、本実施例として便器に使用される衛生洗浄装置につ
いて説明をしたが、被洗浄部としては飛行機等の洗浄に
ついても同様の手段と効果が生まれるのは言うまでもな
い。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例である衛生洗浄制御装置のブロッ
ク図である。 ７・・・・・・位置制御手段、９・・・・・・噴射口、
１１・・・・・・被洗浄部、１２・・・・・・撮像部、
１３・・・・・・性別判定部、１４・・・制御部。 代理人の氏名　弁理士　小鍜治　明　ばか２名Ｊ３−　
＋ｌｉ別や１友キ ｔ４　−　ル１　卿帥 ／２

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 流体の出口を備えた噴射口と、前記噴射口から出る流体
   が被洗浄部に当たる位置を制御する位置制御手段と、前
   記噴射口から噴出する流体が被洗浄部に供給される状態
   を監視し画像信号として出力する撮像部と、前記撮像部
   からの画像信号に基づいて使用者の性別を判定する性別
   判定部と、前記撮像部からの画像信号に基づいて洗浄す
   べき前記洗浄部の位置を決めるように前記位置制御手段
   に制御信号を出力する制御部とを備えた洗浄制御装置。