JPH0412031Y2 - - Google Patents

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JPH0412031Y2
JPH0412031Y2 JP1984061997U JP6199784U JPH0412031Y2 JP H0412031 Y2 JPH0412031 Y2 JP H0412031Y2 JP 1984061997 U JP1984061997 U JP 1984061997U JP 6199784 U JP6199784 U JP 6199784U JP H0412031 Y2 JPH0412031 Y2 JP H0412031Y2
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paper
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JP1984061997U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 本考案は用紙を多数収容し、装置本体の用紙搬
送路へ用紙を給送するための給紙用カセツトに関
する。
〈従来技術〉 電子写真複写機は、記録媒体である感光体に形
成された像を用紙上に転写するために、用紙を転
写位置へ給送するための搬送路を設けている。こ
の搬送路に用紙を送り込むために、用紙搬送の開
始端に、複写機本体に対し用紙を多数収容した給
紙用カセツトを着脱自在に設けている。該給紙用
カセツト内の用紙に対向して給紙用ローラが配置
されており、この給紙ローラにより用紙を一枚づ
つ上記搬送路へ給送している。
この様な複写機においては、通常に等倍複写を
行うものであるが、この他に縮小又は拡大複写を
行う機能が付加されるようになつた。そのため、
縮小又は拡大等の変倍複写時には、用紙の送り方
向を90°異ならせて送る必要が生じることがある。
例えば、A3又はB4の原稿を複写を行う場合、長
手方向に用紙給紙を行うものとし、A4,B5の複
写時には短手方向に用紙を給紙するものとすれ
ば、A3→A4,B4→B5に縮小コピーする際には、
A4又はB5の用紙の送り方向を90°ずらせて用紙給
紙する必要が生じる。従つて各用紙を収容するた
めのカセツトを縮小用としてのカセツトも含めて
用意することが望まれる。そのため同一サイズの
用紙収容カセツトを2種類必要とし、カセツトの
数が増大するだけでなく、その置き場所に困るこ
とがある。また、多数のカセツトより必要なカセ
ツトを選択する際に、間違いが多発することも考
えられる。
そこで、用紙を収容したカセツトの複写機本体
への装着方向を90°変えるものが提案された。そ
の一例としては実開昭58−154234号公報「複写機
の給紙カセツト」に開示されている。これは、用
紙収容カセツトを装置本体にX又はY方向に装着
することで、用紙を短手方向又は長手方向に送り
出している。これであれば、同一サイズのカセツ
トを2種類必要とせず、用意するカセツトの数を
少なくできる効果を奏する。この給紙用カセツト
としては1個で2種類の用紙給紙を可能とするこ
とになるが、カセツトを装着部(給紙部)に装着
する場合、各々の装着方向でその幅が異なるた
め、給紙部側で装着するためのガイド等を考慮す
る必要があり、両方向でカセツトを装着できるよ
うに工夫する構成が非常に複雑になると共にその
装着も非常に面倒になる。
また、装着が正常に行われなければ、1枚給紙
が行われなくなるか、あるいは給紙不能となるこ
とが考えられる。
一方、上記実開昭58−154234号公報の給紙カセ
ツトに対し、実開昭57−131540号公報には、給紙
カセツト本体を各方向への装着時の幅が同一にな
るように形成し、そのカセツト本体に用紙を収容
できる収容部を形成するための仕切り板を設ける
ことで、装着を容易に行える給紙カセツトが開示
されている。
しかしながら、上述したいずれの給紙カセツト
においても、カセツト本体の底に配置される1枚
の底板にてカセツトの装着方向に対処する必要が
ある。そのため、給紙方向と反対側の端部を支持
できず、底板の押し上げ不安定になり、分離爪に
給紙用紙の両角を均等に押圧できずに安定した給
紙を行えなくなる。
〈考案の目的〉 本考案は、用紙の縦(長手方向)又は横(短手
方向)送が可能なように給紙部分に給紙用カセツ
トの装着方向を自在に行える給紙用カセツトにお
いて、装着方向に関係なく給紙を安定且つ確実に
行える給紙用カセツトを提供することを目的とす
る。
〈実施例〉 第1図は本考案にかかる給紙用カセツトを示す
上面図、第2図は第1図のカセツトを装着する給
紙部を示す複写機の平面図である。まず、第2図
において、複写機本体上に原稿を載置する原稿台
1を設けており、該原稿台1に対し開閉自在に原
稿カバー1-1が設けられている。また符号2,3
は給紙用カセツトを着脱するカセツト挿入部であ
つて、この挿入部の底面には、押上げ部材4,5
が設けられている。この押上げ部材4,5は装着
されるカセツトの底面に穿設された開口を介し
て、カセツト内に収容されている用紙を一定の高
さまで押し上げるものである。また上段のカセツ
ト挿入部にはカセツト給紙に関係なく、手差し用
紙を複写機内に給送する手差し給紙部6が設けら
れている。上記カセツト挿入部2,3のカセツト
装着部には、用紙を給紙するための図示していな
い給紙ローラが設けられている。
次にカセツト挿入部2,3に装着されるカセツ
トは、第1図にその構造の一例を示している。図
中7はカセツト本体を構成する箱体であつて、収
容用紙の大きさを規定するための仕切板8が箱体
内に固定されている。図の矢印a及びbは、カセ
ツト本体の上記カセツト挿入部2,3への装着方
向を示すもので、カセツト挿入部2,3の形状を
工夫することなく単一構造においても両方向に確
実に装着できるようにするためにも、カセツト本
体が正方形状に形成されている。この給紙用カセ
ツト本体の箱体7は、用紙を収容できる大きさに
区切るための仕切板8にて規定される収容部が形
成されており、この収容部には、カセツト装着方
向の各両角部に用紙を一枚づつ分離し給紙するた
めの分離爪9が、3個所に取付けられている。ま
たカセツト箱体7の底面部には、収容用紙の底部
に位置する底板10,11がカセツトの挿入方向
a,bに対応して夫々個別に設けられている。底
板10,11は夫々個別に各挿入方向と反対部
が、箱体7の底面部に軸支部12及び13にて、
個別に回動自在に枢着されている。しかも、底板
10,11は互いに干渉しないように個々に回動
される構成であつて、a−a′線間に区分され、台
形状に形成されている。
一方、各底板10,11に対応して、箱体7の
底面部には、押上げ部材4,5に底板10,11
を押し上げるための開口部14,15が形成され
ている。特に開口部14,15はカセツトの装着
時に、押上げ部材4,5と対向する位置に形成さ
れている。
以上の様な構成の給紙用カセツトにおいて、以
下にその作用を説明する。カセツト本体の箱体7
内には、仕切板8に区分された規定の用紙が収容
される。このカセツトにおいて、収容用紙を長手
方向に給送したければ、第1図に示すカセツトを
第2図に示す複写機本体のカセツト挿入部2又は
3に矢印b方向に沿つて挿入すればよい。このカ
セツトの挿入により押上げ部材4又は5は、一旦
押下され、カセツトの開口部15に対応すれば、
底板11を押し上げる。これにより収容用紙の最
上部は、分離爪9に押圧されその位置に停止す
る。従つて収容用紙の最上部は常に一定位置に位
置決められる。この場合、収容用紙は底板10に
関係なく底板11にて押し上げられるため、両角
部の分離爪9に均一に押圧される。その結果、安
定した一枚送りの給紙を行える。
また、収容用紙を短手方向に給送しようとすれ
ば、カセツトを第1図で示す様に矢印a方向に複
写機本体の挿入部へ装着すればよい。この場合、
カセツト本体が正方形状であるため、カセツト挿
入部2,3が単一構成であつてもその位置へ装着
する際には、いずれの方向においても同様の操作
で装着でき、装着のための特別の操作等を必要と
せず、確実に且つ容易に装着できる。このように
してカセツトの装着を終了すると、収容用紙は、
底板10にて押し上げられるため、分離爪9に両
角部が均一に押圧されることになる。
尚、底板10,11は、第1図に示す様にa−
a′を直線上に区分しているが、用紙の押し上げを
より効果的に行うために、第3図に示す様に区分
してもよい。この場合、底板10のみを押し上げ
る時に、他の底板11をも押し上げない様に考慮
すればよい。
第1図に示す給紙用カセツトは、片側基準に関
する複写機に適用されるものであるが、センター
基準の複写機には適用できない。そこでセンター
基準及び片側基準の複写機にも両用できる給紙用
カセツトを第4図に示している。この図において
夫々の給紙方向に装着できるように正方形状に形
成された外箱体20に規定の用紙サイズに応じて
用紙を収容するために区分し収容部を構成する仕
切板となる内箱体21を矢印c方向に移動可能に
設けてカセツト本体を構成する。内箱体21は第
1図に示すカセツト同様の構造を有しており、第
1図と同一部を同一の符号で示す通りであり、そ
の説明は省略する。ここで、外箱体20にも、内
箱体21の開口部14,15と対応して開口が形
成されている。しかも、開口部15と対応する外
箱体20の開口部は、内箱体21がセンター又は
片側基準に対応した位置に移動される時に、夫々
の位置で対応する様に形成されている。また、内
箱体21は、第4図に示す片側基準位置と、セン
ター基準位置との間を移動可能であつて、各位置
で位置規制される。
以上の様な構成のものにおいて以下にその作用
を説明する。
片側基準の場合は第4図に示す通りの位置に、
内箱体21を位置決めする。これにより、第1図
で説明した様に、夫々の方向へ装着することで、
第1図で作用説明した通り収容用紙の送り方向を
選択できる。
一方、センター基準の場合においては、収容用
紙を短手方向に給送しようとすれば、内箱体21
は第4図に示す位置に位置付ける。この状態でカ
セツトをa方向に挿入部2又は3へ挿入し装着す
ればよい。
これに対し収容用紙を長手方向に給送しようと
すれば、内箱体21をセンターへ移動させ、第5
図に示す様にその位置に固定させる。この状態で
カセツトをb方向に複写機本体に装着すれば、セ
ンター基準でもつて用紙の給送が行われる。
〈考案の効果〉 本考案の給紙用カセツトによれば、カセツト本
体の底部に配置された個々の底板を、カセツト本
体の底面部に個別に回動可能に枢着していること
から、用紙の給紙方向に関係なく底板上の用紙を
分離爪にほぼ均等に押圧でき、分離給紙を確実
に、且つ斜め送り等の給紙不良を行うことなく安
定給紙が可能になる。
また、用紙の給紙方向が縦(短手方向)あるい
は横(長手方向)であつても、上述の通り安定給
紙を行えるため、信頼性の高い、且つ構成が非常
に簡単であり、押し上げのための設計上の配慮も
少なく経済的に優れた給紙用カセツトといえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案における給紙用カセツトの一例
を示す上面図、第2図は複写機本体のカセツトの
装着部分の一例を示す複写機の平面図、第3図は
本考案にかかる底板の区分形状の一例を示す上面
図、第4図は本考案の他の給紙用カセツトの上面
図、第5図は第4図のセンター基準時のカセツト
の斜視図である。 2,3……カセツト挿入部、4,5……押上げ
部材、7……箱体、9……分離爪、10,11…
…底板、12,13……軸支部、20……外箱
体、21……内箱体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 収容された用紙の縦又は横送りを可能にするた
    めに、収容用紙の縦又は横方向に対応させて複写
    機本体の装着部に着脱可能に設けられ外形が正方
    形状に形成された給紙用カセツトにおいて、 上記給紙用カセツト本体に用紙を収容する領域
    を仕切板で規制した収納部を形成し、該収容部に
    は、カセツトの装着方向の両角部に対応して用紙
    を1枚給紙するための分離爪が設けられ、 上記用紙収容部の底部に用紙を載置すべく配置
    され、用紙の両角を上記分離爪方向に押し上げる
    ために給紙カセツト本体の装着方向に対応してそ
    れぞれ個別に区分された底板を設け、 該各底板は、載置した用紙の給紙方向と反対側
    の端部が個別にカセツトの底面部に回動可能に枢
    着されている ことを特徴とする特徴とする給紙用カセツト。
JP6199784U 1984-04-25 1984-04-25 給紙用カセツト Granted JPS60173528U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6199784U JPS60173528U (ja) 1984-04-25 1984-04-25 給紙用カセツト

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JP6199784U JPS60173528U (ja) 1984-04-25 1984-04-25 給紙用カセツト

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Publication Number Publication Date
JPS60173528U JPS60173528U (ja) 1985-11-16
JPH0412031Y2 true JPH0412031Y2 (ja) 1992-03-25

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JP6199784U Granted JPS60173528U (ja) 1984-04-25 1984-04-25 給紙用カセツト

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JP (1) JPS60173528U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5155010A (ja) * 1974-11-08 1976-05-14 Unozawagumi Tetsukosho Kk Ruutsugatashinkuhonpu
JPS5661240A (en) * 1979-10-20 1981-05-26 Canon Inc Feeding device

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51163016U (ja) * 1975-06-19 1976-12-25
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JPS5661240A (en) * 1979-10-20 1981-05-26 Canon Inc Feeding device

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JPS60173528U (ja) 1985-11-16

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