JPH04120316U - 倣い制御装置 - Google Patents

倣い制御装置

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Publication number
JPH04120316U
JPH04120316U JP3270491U JP3270491U JPH04120316U JP H04120316 U JPH04120316 U JP H04120316U JP 3270491 U JP3270491 U JP 3270491U JP 3270491 U JP3270491 U JP 3270491U JP H04120316 U JPH04120316 U JP H04120316U
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JP
Japan
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model
stylus
friction
angle
offset vector
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Withdrawn
Application number
JP3270491U
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English (en)
Inventor
正樹 西岡
Original Assignee
三菱重工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 モデル面を倣うスタイラスと該モデル面との
磨擦による三次元オフセットベクトルの誤差を補正し、
スタイラスと接続するトレーサヘッドより正しい三次元
オフセットベクトルを出力する。 【構成】 スタイラスBとモデルA面に生ずる摩擦によ
る倒れが、同一スタイラス、同一モデル材質では変化し
ないことに着目し、あらかじめモデルAの平面をスタイ
ラスBにより倣い、倒れ角θを求めておく。トレサーヘ
ッドで検出される変位信号はモデルAの水平面とモデル
Aの傾き(真のオフセットC方向)と、摩擦による傾き
角度θを加えた角度だけ傾いているので、検出された変
位信号とθから真のオフセットC方向Eを求める。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はデジタイザ,デジタイズ機能を有する倣い機械又は三次元測定機など の倣い制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種倣い制御技術の1例として図2に示すものがある。図においてA はモデル,Bは該モデルの面を倣うスタイラスで、従来の技術ではトレーサヘッ ドで検出される変位ベクトルをそのまま三次元オフセットベクトルとして出力し ていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで前述のような従来技術では、スタイラスBとモデルAにより生ずる摩 擦により、スタイラスBと接続したトレーサヘッドから出力される変位信号は、 図2に示すように実際のモデル面の垂直方向に対して角度θの傾きを生ずる。な お図中のCは真のオフセット点、Dは実際のオフセット点を示す。
【0004】 したがってそのまま三次元オフセットベクトルとして使用すると、オフセット 値を大きくした場合に、真の補正方向に対し、誤差量が大きくなる不具合がある 。
【0005】 本考案は上記不具合点を解消した新たな倣い制御装置を提供することを目的と している。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案の倣い制御装置は、デジタイザ及びデジタイズ 機能を有する三次元測定機を制御する倣い制御装置において、モデル面を倣うス タイラスと該モデル面との摩擦による三次元オフセットベクトルの誤差を補正し 、スタイラスと接続するトレーサヘッドより正しい三次元オフセットベクトルを 出力する機能を具備したことを特徴としている。
【0007】
【作用】
上述の本考案の倣い制御装置は、スタイラスとモデル面に生ずる摩擦による倒 れが、同一スタイラス、同一モデル材質では変化しないことに着目し、あらかじ めモデルの平面をスタイラスにより倣い、倒れ角度θを求めておく。トレーサヘ ッドで検出される変位信号はモデルの水平面とモデルの傾き(真のオフセット方 向)と、摩擦による傾き角度θを加えた角度だけ傾いているので、検出された変 位信号とθから真のオフセット方向Eを求めることができる。
【0008】 これを図3に示すオフセットベクトル補正の原理説明図により説明する。説明 の簡略化のためX,Zの2次元で説明する。 モデルAと水平面の傾きを角度φとするとφが真のオフセットベクトル方向と なる。スタイラスBと接続するトレーサヘッドから検出される変位信号をεx , εz とし、摩擦によるベクトルの倒れを角度θとすると
【数1】
【0009】 上式から cos φ,sinφを求めると
【数2】 となり真のオフセットベクトルを求めることができる。
【0010】
【実施例】
以下図面により本考案の1実施例について説明すると、図1は本考案装置の概 略を示すブロック線図、図3は本考案におけるオフセットベクトル補正の原理説 明図、図4は本考案における摩擦傾き演算部における傾き角度の算出のための説 明図である。
【0011】 これらの図において、トレーサヘッド1で検出されたスタイラス変位は、変位 信号入力部2で変位信号εx ,εy,εz に変換され公知の倣い制御部3に送られ 倣い制御のため使用される。
【0012】 まずモデルAの水平面をスタイラスBで倣い、その時検出される変位信号εx ,εy,εz を摩擦傾き演算部6に送り、摩擦による傾き角θを計算し、傾き角度 記憶部7に記憶する。この動作をモデル材質を変えて行なえば複数のモデル材質 の角度θが記憶できる。次にモデルAを倣う時に倣い制御部3から倣いの進行方 向を補正軸選択部6に送り、補正を行う軸を選択し摩擦補正演算部5に送る。
【0013】 また傾き角度データ選択部8から現在倣っているモデル材質を選択し、傾き角 度演算部7に指令を与え現在のモデルの角度θを選択し摩擦補正演算部5に送る 。
【0014】 摩擦補正演算部5では、現在のモデルの角度θと、倣いの進行方向に従って選 択された変位信号を演算し、補正されたオフセットベクトルを出力する。
【0015】 摩擦傾き演算部6における傾き角θを算出方法を図4により説明すると、あら かじめ使用スタイラスでモデル材質と同じ材質のフラットな面をX軸平行に倣う 。この時検出される変位信号εx ,εz から下記のように求める。なおεx が摩 擦成分となる。
【数3】
【0016】
【考案の効果】
以上述べたように本考案の倣い制御装置によれば、スタイラスとモデル間の摩 擦が生じても、正しい三次元オフセットベクトルを得ることができ、精度の良い 三次元工具径補正が可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例装置の概略を示すブロック線
図である。
【図2】従来技術を示す作用説明図である。
【図3】本考案におけるオフセットベクトル補正の原理
説明図である。
【図4】本考案における摩擦傾き演算部の傾き角度算出
のための説明図である。
【符号の説明】
1 トレーサヘッド 2 変位信号入力部 3 倣い制御部 4 補正軸選択部 5 摩擦補正演算部 6 摩擦傾き演算部 7 傾き角度記憶部 8 傾き角度データ選択部 A モデル B スタイラス

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタイザ及びデジタイズ機能を有する
    三次元測定機を制御する倣い制御装置において、モデル
    面を倣うスタイラスと該モデル面との摩擦による三次元
    オフセットベクトルの誤差を補正し、スタイラスと接続
    するトレーサヘッドより正しい三次元オフセットベクト
    ルを出力する機能を具備したことを特徴とする倣い制御
    装置。
JP3270491U 1991-04-12 1991-04-12 倣い制御装置 Withdrawn JPH04120316U (ja)

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JP3270491U JPH04120316U (ja) 1991-04-12 1991-04-12 倣い制御装置

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JPH04120316U true JPH04120316U (ja) 1992-10-28

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JP3270491U Withdrawn JPH04120316U (ja) 1991-04-12 1991-04-12 倣い制御装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004093191A (ja) * 2002-08-29 2004-03-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 形状測定装置及び形状測定方法
JP2008268118A (ja) * 2007-04-24 2008-11-06 Makino Milling Mach Co Ltd 形状測定方法及び装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004093191A (ja) * 2002-08-29 2004-03-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 形状測定装置及び形状測定方法
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