JPH0412028Y2 - - Google Patents

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JPH0412028Y2
JPH0412028Y2 JP1985136084U JP13608485U JPH0412028Y2 JP H0412028 Y2 JPH0412028 Y2 JP H0412028Y2 JP 1985136084 U JP1985136084 U JP 1985136084U JP 13608485 U JP13608485 U JP 13608485U JP H0412028 Y2 JPH0412028 Y2 JP H0412028Y2
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JP
Japan
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cassette
lid
paper feed
paper
image forming
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JP1985136084U
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JPS6244833U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、複写機およびプリンタ等の画像形成
装置における給紙装置の改良に関するものであ
る。
(従来技術) 従来、静電複写機等の画像形成装置において
は、通常機体の一端部から供給された記録紙が感
光体ドラム等を備えた画像形成部を経て他端部側
に排出されるように構成され、機体の両端部にそ
れぞれ給紙カセツトと排紙トレイとが突設されて
いるため、大きな設置スペースが必要である。ま
た、例えば実開昭57−142738号公報に示されるよ
うに、機体の一端部上下に排紙トレイと給紙カセ
ツトとを設け、この給紙カセツトから繰出された
記録紙を画像形成部に供給した後、上記排紙トレ
イに向けて反転させて排出するように構成するこ
とにより、装置を小型化することが行なわれてい
る。しかしながら、上記構成の装置では、上記排
紙トレイと給紙カセツトとが上下に所定間隔を置
いて配設されているため、機体の一端部側のスペ
ースが大きく占有されるという問題があつた。
(考案の目的) 本考案は上記問題点を解決するためになされた
ものであり、装置を小型化して大きなスペースを
設けることなく装置の設置が可能であるととも
に、構造を簡単にして製造コストを安価に抑える
ことができる画像形成装置における給紙装置を提
供するものである。
(考案の構成) 本考案は、機体の一端部に設けた給紙部から繰
出されて画像形成部に供給された記録紙を、上記
機体の一端部側に反転させて排出するように構成
した画像形成装置において、上記給紙部に装着さ
れるカセツト本体と、その上端部にスライド自在
に配設された排紙トレイを兼用する蓋体とで給紙
カセツトを形成し、この給紙カセツトの装着動作
に応じて上記蓋体をカセツト本体から引出す方向
にスライドさせる作動部材を上記給紙部と給紙カ
セツトとの間の設けるとともに、上記蓋体の引出
し操作に応じて蓋体の後端部を押上げる押上げ部
材を設けたものである。
この構成により、給紙カセツトと別体に排紙ト
レイを設ける必要をなくしてスペースの有効利用
を図るとともに構造を簡略化するようにしてい
る。
(実施例) 第1図および第2図は給紙カセツト1およびそ
の装着部の実施例を示し、この給紙カセツト1は
記録紙が収容されるカセツト本体2と、このカセ
ツト本体2の上端部に設けられた蓋体3と、カセ
ツト本体2内に設けられた記録紙Aの乗載板4
と、記録紙の前端部左右を保持する爪部材5とを
備えている。
上記蓋体3は、前端部左右に突設された係合ピ
ン6,6がカセツト本体2の側板7に形成された
長孔8を貫通し、この長孔8に沿つてスライド自
在に保持されるとともに、蓋体3の左右に配設さ
れた引張りばね9,9によつて前方に(第1,2
図において左方)に付勢され、通常の状態ではカ
セツト本体2の上端開口部を覆うように構成され
ている。また、上記蓋体3はカセツト本体2から
引出されることによつて排紙トレイの機能を果す
ように、後端部に斜め上方に突出する記録紙スト
ツパー10が形成されるとともに、左右両側辺部
に前下がりのテーパ面を備えたリブ11,11が
形成され、後述するように蓋体3の引出操作に応
じて上記テーパ面がカセツト本体2の側板7に突
設されたガイドピン12に当接することにより、
後端部が押上げられて傾斜状態となつてカセツト
本体2から引出されるように構成されている。
上記乗載板4は基端部を中心に揺動自在に支持
されるとともに、先端部下方に配設された圧縮ば
ね13を介して上方に付勢され、記録紙の前端部
を所定の圧接力で上記爪部材5に押し付けるよう
に構成されている。
複写機等の画像形成装置の機体には、上記給紙
カセツト1が装着される給紙部14が形成され、
この給紙部14の入口部には上記蓋体3の係合ピ
ン6,6に当接する係合部材15,15が形成さ
れている。そして、上記係合ピン6と係合部材1
5とにより、給紙カセツト1の装着動作に応じて
蓋体3をカセツト本体2から引出す方向にスライ
ドさせる作動部材が形成されている。
上記給紙カセツト1から繰出された記録紙は機
体内の画像形成部に供給されて画像が形成された
後、上記蓋体3からなる排紙トレイ上に排出され
るように構成されている。
以上のような構成において、上記給紙部14に
給紙カセツト1を装着する場合には、給紙カセツ
ト1の前端部を給紙部14にある程度挿入した時
点で蓋体3の係合ピン6が給紙部14の係合部材
15に当接する。この状態でさらに給紙カセツト
1を押込むと、第3図に示すように、蓋体3がカ
セツト本体2の長孔8に沿つてスライドしてカセ
ツト本体2から引出されるとともに、上記蓋体3
のリブ11がカセツト本体2のガイドピン12に
当接することにより、蓋体3が係合ピン6を中心
に回転して後端部が押上げられた状態となつて排
紙トレイを構成する。
このように、給紙カセツト1の蓋体3をカセツ
ト内に収容される記録紙の保護カバーとして利用
するとともに、給紙カセツト1の装着時にはカセ
ツト本体2から引出して排紙トレイとして利用
し、蓋体3に二つの機能を兼ね備えさせているた
め、部品点数を減らして構造を簡略化することが
でき、しかも上述した従来装置のごとく画像形成
装置の一端部に給紙カセツトと、これとは別体の
排紙トレイを設けた場合のように、機体の一端部
側のスペースが大きく占有されることもなく、装
置の設置スペースが小さくて済むという利点があ
る。
また、蓋体3の係合ピン6と給紙部14の係合
部材15とからなる作動部材を設けることによ
り、給紙カセツト1を給紙部14に装着すると蓋
体3がカセツト本体2から自動的に引出されて排
紙トレイが構成されるようにしているため、上記
蓋体3を引出し忘れて排出された記録紙を受け止
めることができずに床面に落下するといつたこと
を未然に防止できる。
さらに、上記蓋体3のリブ11と、カセツト本
体2のガイドピン12からなる押上げ部材を設
け、蓋体3の引出し操作時に上記リブ11の下面
に形成された前下がりのテーパ面を上記ガイドピ
ンに当接させることにより、蓋体3の後端部が押
上げられて蓋体3が傾斜状態となるように構成し
たため、この蓋体3上に排出される記録紙がスト
ツパー10を乗り越えて落下するのを防止し、記
録紙を安定状態で保持することができる。
また、上記蓋体3は引張りばね9,9によつて
前方に付勢されているため、給紙カセツト1を給
紙部14から離脱させると、蓋体3が自動的に前
方にスライドしてカセツト本体1の上端開口部が
蓋体3によつて覆われることとなり、蓋体3を閉
め忘れることがなく、カセツト内に埃や湿気等が
侵入することを防止できる。
また、上記蓋体3の係合ピン6および給紙部1
4の係合部材15の一方に磁石(図示せず)を設
けるとともに他方を磁性体で形成し、両者の間に
作用する磁力によつて上記蓋体3が閉止位置に移
行されるような構成としてもよい。なお、必ずし
も給紙カセツト1の離脱作用に応じて蓋体3が自
動的に閉止位置に移行するように構成する必要は
なく、給紙カセツト1を給紙部14から引出した
後に手動で蓋体3を閉止位置に移行させるように
してもよい。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案は、給紙カセツト
の装着時に排紙トレイを構成する蓋体をカセツト
本体から引出す方向にスライドさせる作動部材
と、この引出し操作に応じて上記蓋体の後端部を
押し上げる押上げ部材とを設けたため、上記蓋体
の記録紙の保護カバーとして利用するとともに、
給紙カセツトの装着時には排紙トレイとして利用
することができる。
したがつて、部品点数を減らして構造を簡略化
することができるとともに、装置の一端部に給紙
カセツトと排紙トレイとを別体に設けた場合に比
べて占有されるスペースを小さくすることができ
る。また、給紙カセツトを給紙部に装着すると上
記作動部材によつて蓋体が自動的に引出されると
ともに、上記押上げ部材によつて蓋体の後端部が
押し上げられて排紙トレイが構成されるようにし
ているため、上記蓋体を引出し忘れることはな
く、排出された記録紙を確実に受け止めて床面に
記録紙が落下することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の実施例を示す断
面図および平面図、第3図は給紙カセツトの装着
状態を示す正面図である。 1……給紙カセツト、2……カセツト本体、3
……蓋体、6……係合ピン(作動部材)、11…
…リブ(押上げ部材)、12……ガイドピン(押
上げ部材)、14……給紙部、15……係合部材
(作動部材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機体の一端部に設けた給紙部から繰出されて画
    像形成部に供給された記録紙を、上記機体の一端
    部側に反転させて排出するように構成した画像形
    成装置において、上記給紙部に装着されるカセツ
    ト本体と、その上端部にスライド自在に配設され
    た給紙トレイを兼用する蓋体とで給紙カセツトを
    形成し、この給紙カセツトの装着動作に応じて上
    記蓋体をカセツト本体から引出す方向にスライド
    させる作動部材を上記給紙部と給紙カセツトとの
    間に設けるとともに、上記蓋体の引出し操作に応
    じて蓋体の後端部を押上げる押上げ部材を設けた
    ことを特徴とする画像形成装置における給紙装
    置。
JP1985136084U 1985-09-05 1985-09-05 Expired JPH0412028Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985136084U JPH0412028Y2 (ja) 1985-09-05 1985-09-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985136084U JPH0412028Y2 (ja) 1985-09-05 1985-09-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6244833U JPS6244833U (ja) 1987-03-18
JPH0412028Y2 true JPH0412028Y2 (ja) 1992-03-25

Family

ID=31038874

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985136084U Expired JPH0412028Y2 (ja) 1985-09-05 1985-09-05

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Families Citing this family (5)

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JPH0640192Y2 (ja) * 1986-02-13 1994-10-19 カシオ計算機株式会社 画像形成装置
JPH0810579Y2 (ja) * 1988-07-25 1996-03-29 カシオ計算機株式会社 画像形成装置
JP2653846B2 (ja) * 1988-08-18 1997-09-17 富士写真フイルム株式会社 リーダプリンタ
JPH085979Y2 (ja) * 1990-11-09 1996-02-21 株式会社三協精機製作所 カードリジェクト装置
JP4556406B2 (ja) * 2003-09-12 2010-10-06 カシオ計算機株式会社 印刷装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58172130A (ja) * 1982-04-05 1983-10-08 Fuji Xerox Co Ltd キヤツチトレイ兼用給紙カセツト
JPS59167427A (ja) * 1983-03-14 1984-09-20 Fuji Xerox Co Ltd 複写機用給紙カセツト

Patent Citations (2)

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Publication number Publication date
JPS6244833U (ja) 1987-03-18

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