JPH0412008Y2 - - Google Patents

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JPH0412008Y2
JPH0412008Y2 JP1990105301U JP10530190U JPH0412008Y2 JP H0412008 Y2 JPH0412008 Y2 JP H0412008Y2 JP 1990105301 U JP1990105301 U JP 1990105301U JP 10530190 U JP10530190 U JP 10530190U JP H0412008 Y2 JPH0412008 Y2 JP H0412008Y2
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belt
conveyor
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chamber
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G15/00Conveyors having endless load-conveying surfaces, i.e. belts and like continuous members, to which tractive effort is transmitted by means other than endless driving elements of similar configuration
    • B65G15/10Conveyors having endless load-conveying surfaces, i.e. belts and like continuous members, to which tractive effort is transmitted by means other than endless driving elements of similar configuration comprising two or more co-operating endless surfaces with parallel longitudinal axes, or a multiplicity of parallel elements, e.g. ropes defining an endless surface
    • B65G15/12Conveyors having endless load-conveying surfaces, i.e. belts and like continuous members, to which tractive effort is transmitted by means other than endless driving elements of similar configuration comprising two or more co-operating endless surfaces with parallel longitudinal axes, or a multiplicity of parallel elements, e.g. ropes defining an endless surface with two or more endless belts
    • B65G15/14Conveyors having endless load-conveying surfaces, i.e. belts and like continuous members, to which tractive effort is transmitted by means other than endless driving elements of similar configuration comprising two or more co-operating endless surfaces with parallel longitudinal axes, or a multiplicity of parallel elements, e.g. ropes defining an endless surface with two or more endless belts the load being conveyed between the belts
    • B65G15/16Conveyors having endless load-conveying surfaces, i.e. belts and like continuous members, to which tractive effort is transmitted by means other than endless driving elements of similar configuration comprising two or more co-operating endless surfaces with parallel longitudinal axes, or a multiplicity of parallel elements, e.g. ropes defining an endless surface with two or more endless belts the load being conveyed between the belts between an auxiliary belt and a main belt
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G2201/00Indexing codes relating to handling devices, e.g. conveyors, characterised by the type of product or load being conveyed or handled
    • B65G2201/04Bulk

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はエンドレスに循環するコンベアベルト
とカバーベルトとを有する複式ベルトコンベアで
あつて、急傾斜のコンベア区分において、一緒に
走行するコンベアベルトの往き側ベルト区分とカ
バーベルトの往き側ベルト区分との間に閉じられ
たコンベア室が形成されており、コンベア室の長
手側縁部においてコンベアベルトとカバーベルト
とがガイドで重ね合わせて保持されており、急傾
斜のコンベア区分の端部におけるコンベアベルト
とカバーベルトとの変向部においてコンベア室が
開放されて、コンベア室内の被搬送物が放出され
る形式のものに関する。
本考案による複式ベルトコンベアは、急傾斜の
コンベア区分では搬送するベルトから滑り落ちる
か転がり落ちるであろう被搬送物を搬送するため
に役立つ。ばら荷の場合にはベルトの上でこれを
搬送するための限界角度は30°〜35°である。一般
的にはこの限界角度はベルトコンベアで搬送され
る被搬送物が有している条件の他にベルト速度に
も関連する。しかしながらベルト速度は、ベルト
放出部の遠心作用を考慮して、任意に上昇させる
ことはできない。多くの場合には被搬送物の分離
の危険性が問題になる。これはばら荷及び類似し
た粘度を有する被搬送物に当嵌まり、これにはコ
ンクリートも含まれる。本考案による複式ベルト
コンベアは被搬送物の分離を考慮して所望の搬送
作用を得るためにベルト速度を任意に選ぶことが
できるので、前述の被搬送物を搬送するために適
している。
本考案による複式ベルトコンベアはバケツトコ
ンベアに比較して搬送連続性が高いにも拘わらず
バケツトコンベアよりも著しくわずかな技術的費
用しか必要とせず、付着性又は粘着性の被搬送物
の場合でも、被搬送物によつて汚される程度が少
ない。この理由はコンベア室を形成するためにコ
ンベアの急傾斜区間においてガイドの間に形成さ
れた膨出部がこの急傾斜区間の後で再び解消さ
れ、少なくともベルトの変向部においてベルトに
平らな形が与えられるからである。
本考案は、カバーベルトとコンベアベルトとが
表面の滑らかなコンベアベルトとして構成され、
ガイドが互いに間隔をおいて配置されたばねロー
ラ組である、公知の複式ベルトコンベアから出発
している。ばねローラ組は、急傾斜区間の前でコ
ンベアベルトに槽状部を形成することによりコン
ベアベルトの中央に寄せ集められた被搬送物の周
囲に両方の平らなベルトを湾曲させ、レンズ状の
コンベア室を形成する。このコンベア室はばねロ
ーラ組により維持される。被搬送物の連行作用は
コンベアベルトの内側の摩擦で与えられる。この
摩擦は両方のベルトの中央区分がばねローラ組の
間で内方に向けて押圧されることによつて高めら
れる。しかしこれは付着性が大きい被搬送物もし
くはスライム状又はばら荷状の被搬送物に不都合
な作用を及ぼす。しかも特にスライム状の被搬送
物の場合には、著しい押圧力を使用した場合で
も、急傾斜のコンベア区間における搬送がスムー
ズに行われるように被搬送物とコンベアベルトと
の間のスリツプを小さくするために、内側の摩擦
は不十分である。被搬送物の流動性が大きいほど
又は被搬送物がさらさらしていればいるほど又は
被搬送物の粒子が小さいほどガイドを成すばねロ
ーラ組の間に生じるコンベア室のシール性の欠如
は不都合である。このシール性の欠如はコンベア
室のシールを行うべきベルト縁部の不均一な接触
圧によつて生じる。
本考案の課題は前述の公知の複式ベルトコンベ
アにおいて、被搬送物の付着性が大きい場合又は
スライム状又はばら荷状である場合でも十分に一
様に搬送できるようにし、被搬送物が分離する危
険を考慮して過度に高いベルト速度を用いなくて
も急傾斜のコンベア区間に沿つて被搬送物を搬送
できるようにすることである。
この課題は本考案によれば冒頭に述べた形式の
複式ベルトコンベアにおいてカバーベルトが弾性
変形可能な材料から成り、側縁部に配置された耐
引張り補強材と、該耐引張補強材に対して横方向
に延びる剪断剛さを有する横方向補強材とを有
し、該耐引張補強材と該横方向補強材とにより区
画されたフイールドが弾性変形して膨出部を形成
してコンベア室を成し、該コンベア室を平らなコ
ンベアベルトで閉じて被搬送物を急傾斜のコンベ
ア区分に沿つて搬送できるようになつており、急
傾斜のコンベア区分の端部においてコンベア室か
ら被搬送物を放出してからカバーベルトの前記膨
出部が解消されて、カバーベルトが平らな戻り側
ベルト区分で戻し案内されるように構成され、急
傾斜のコンベア区分でコンベアベルトとカバーベ
ルトと側縁部を保持するガイドが一貫して構成さ
れていることによつて解決された。
本考案の構成では、カバーベルトの側縁部、ひ
いてはコンベアベルトと密着するカバーベルト材
料の下側に配置された耐引張補強材はカバーベル
トの引張負荷を伝達し、これによつてカバーベル
トの側縁部がコンベア室に向かつて変形すること
を阻止する。横方向補強材はカバーベルトの側縁
部の間を延び圧縮負荷及び引張負荷を伝達する。
したがつてコンベア室を成す膨出部は、カバーベ
ルトの、梯子状に区画された範囲に形成されるこ
とになる。このように構成されていることによ
り、カバーベルトの側縁部は複式ベルトコンベア
の急傾斜区間において、一貫して構成されたガイ
ド内で案内されてコンベアベルトに圧縮され、カ
バーベルトとコンベアベルトとの間には均一なシ
ール圧力が達成される。このシール圧力は被搬送
物の流動性が大きい場合でもコンベア室を外部に
対して十分にシールする。他面においては横方向
補強材の上の平らなカバーベルト材料はカバーベ
ルトの長手方向に対して横方向に延び、コンベア
室をなす膨出部を制限する。したがつて剪断剛さ
を有する横方向補強材の数は所定の急傾斜区間に
亙つて有効である連行部の数を規定する。この連
行部の下流側に、重力のかかつた被搬送物が堰止
められ、急傾斜区間に沿つて複式ベルトコンベア
内でスリツプなしで、しかも低速で搬送でき、被
搬送物に不都合な分離が生じることがなくなる。
又、コンベア室を形成するカバーベルトの膨出部
が被搬送物の放出後に解消され、平らな状態で戻
されるのでカバーベルトの変向部を成す変向ドラ
ムとしては普通の変向ドラムを使用することがで
きる。
さらに実用新案登録請求の範囲第2項のように
構成すれば、カバーベルトから被搬送物を完全に
取除いてカバーベルトを掃除することができる。
さらに実用新案登録請求の範囲第3項のように
構成すれば膨出部によつて形成されたコンベア室
はカバーベルト長手方向で相互にシールされるよ
うになる。
なお、カバーベルトの補強された側縁部をコン
ベアベルトの側縁部の上に保持するガイドを、実
用新案登録請求の範囲第4項及び第5項の如く構
成することによつて、該ガイドは比較的に簡単に
構成できる。この場合に使用されている成形条片
はベルト支持フレームに例えばねじを用いて簡単
に固定することができる。
さらにガイドが実用新案登録請求の範囲第6項
に記載したように構成されていると、より強い負
荷のかかるカバーベルトが必要とする補強材を、
より容易にカバーベルトに配置することができ
る。何故ならば折曲げ部は補強材を配置するため
に、より大きな材料横断面を提供するからであ
る。この折曲げ部は同時にカバーベルトを案内す
るためにも使用され、折曲げ部とガイドの成形凹
部との間には、カバーベルトに作用する横方向力
をガイドに伝達する形状接続が得られる。
次に本考案を図示された実施例に基づき説明す
る。
図面において全体として符号1で示された複式
ベルトコンベアは2つのベルト、つまりカバーベ
ルト3とコンベアベルト2とから構成されてい
る。第1図によればカバーベルト3は外側に配置
され、矢印4の方向に戻し案内される戻り側ベル
ト区分5と矢印6の方向に移動する往き側ベルト
区分7とを有している。この往き側ベルト区分7
は矢印8の方向に移動するコンベアベルト3の往
き側ベルト区分9とほぼ同じ速度で移動する。コ
ンベアベルト3の戻り側ベルト区分は符号10で
示されている。これに応じてカバーベルト3の変
向部11に配置された駆動ドラム12は矢印13
で示すように逆時計回りに回転する。駆動ドラム
12の上流側には押圧ローラ14が配置されてい
る。同様に逆時計回りに回転する変向ドラム1
5,16,17は戻し案内される戻り側ベルト区
分5をC字形に変向する。
図示されたコンベアベルト3の移動方向から、
コンベアベルト3の駆動ドラム18は矢印19で
示されたように時計回りに回転することが判か
る。これはコンベアベルト2の変向部の変向ドラ
ム21の矢印20で示された回転方向にも当嵌ま
る。搬送方向で見て変向ドラム21の上流側には
被搬送物供給装置22がある。この被搬送物供給
装置22は閉じられた供給トラフ23と供給ホツ
パ24とから成つている。図示の実施例では符号
25で示したコンクリートである被搬送物が搬送
される。複式ベルトコンベア1の急傾斜区分の端
部においては、コンクリートは放出ホツパ26を
介して管状の分配器27又はバンカに与えられ
る。
第4図から第7図までには他の構成部材を省略
して複式ベルトコンベアの搬送区分の1部が示さ
れている。全体として符号3で示されたカバーベ
ルトはこの搬送区分の1部に膨出部29から31
を有している。これらの膨出部29,30,31
は相前後して配置され、外部に向かつて閉鎖され
たコンベア室を制限している。これらのコンベア
室の他方の側はコンベアベルト3の平らな往き側
ベルト区分9で閉じられている。第5図から判る
ように膨出部29,30,31はカバーベルト3
の長手方向の耐引張補強材35,36と剪断剛さ
を有する横方向補強材37,38,39,40と
の間のフイールド32,33,34に位置してい
る。この場合には耐引張補強材35,36は単数
又は複数のロープ又はケーブルから成つている。
したがつて耐引張補強材35,36はフレキシブ
ルであり、カバーベルト3を支持しかつ変向する
種々のドラム又はローラを介して案内することが
きる。横方向補強材37から40までは例えば丸
鋼区分から成る棒であり、カバーベルト3に通さ
れて接続されることができる。これによつて耐引
張補強材35,36と横方向補強材37,38,
39,40は全体として梯子形を成す。この場
合、剪断剛さを有する横方向補強材37,38,
39,40は梯子の横材を成し、フレキシブルな
長手方向補強材35,36は縦材を形成する。フ
イールド32,33,34においてはベルト材料
は槽状に膨出してコンベア室を形成する。さらに
第1図から判るように横方向及び耐引張補強材は
平らなカバーベルト3の平面に対して平行な同一
平面内に位置している。
第6図から判るように、カバーベルト3とコン
ベアベルト2の長手方向の縁部には一貫した長手
方向ガイド41が配置されている。これらの長手
方向ガイド41は鏡面対称的に構成されかつU字
形の鋼成形区分42,43から構成されている。
この鋼成形区分42,43は図示されていないベ
ルト支持フレームに固定される。内方に向けられ
た成形開口44,45はカバーベルト3の縁部4
6,47とコンベアベルトの縁部48,49とを
受容する。この鋼成形区分42,43は全体とし
て符号50で示されたコンベア室を外部に対して
シールする等しいシール圧がこの範囲に形成され
ることを保証する。
第6図に示された実施例とは異なつて、第7図
に示された実施例においては、カバーベルト3は
ベルト材料のエラストマ材料から成る折曲げ部2
8を縁部47に有している。ガイド41はこの場
合にも鏡面対称的に構成されかつC字形に成形さ
れている。カバーベルト3の折曲げ部28は成形
凹部51に沿つて案内される。鋼成形区分43の
下方の成形脚部52は直線的であつて、凹部なし
で構成されている。
第1図の複式ベルトコンベアの稼動時には変向
ドラム17の下流側に、被搬送物25の負荷によ
り膨出部30が形成されている。これによつて変
向部21までの直線的なコンベア区分の上には槽
状の凹部が生じる。槽状の凹部が変向部21に達
するとコンベアベルト2の往き側ベルト区分9が
槽状の凹部を閉鎖する。この場合には横方向補強
材、例えば38の範囲では槽状の凹部相互間のシ
ールが行なわれる。この結果、被搬送物に重力が
作用しても被搬送物がコンベアベルトに対してス
リツプすることが防止される。したがつて被搬送
物は矢印8で示したように上方に搬送され、最後
に駆動ドラム19を巡つて案内される。駆動ドラ
ム18の後ろで被搬送物は槽状の凹部から放出さ
れ、バンカ又は分配器27に達する。
押圧ローラのところで槽状の凹部を形成する膨
出部29,30,31は除かれ、カバーベルト3
は既に符号53で示されたところ、つまり駆動ド
ラム12の巻掛け部に達する前のところで平らに
される。駆動ドラム12の上流側には定置の掻取
り部材54と掃除ブラシ55が配置されている。
コンベアベルト2の戻り側ベルト区分10のため
には掻取り部材56が設けられている。
第2図においては第1図に示された複式ベルト
コンベアを複数相前後して接続して大きな搬送高
さを克服する構成が示されている。これは第2図
の実施例では2つの複式ベルトコンベア1,1′
で行なわれる。この場合には複式ベルトコンベア
1の構成部分に相当する複式ベルトコンベア1′
の構成部分にはダツシユを備えた符号が付けられ
ている。
第3図にはS字状に敷設されたコンベアベルト
2とベルトが傾斜角度を有する3角形の辺に沿つ
て案内されたカバーベルト3との協働が示されて
いる。3角形の頂部の変向部11には駆動ドラム
12が位置し、次の変向部ドラム15には膨出部
形成ドラム58が向き合つている。この膨出部形
成ドラム58のドラム外套はポケツト状の凹部5
9を有し、このポケツト状の凹部59内にカバー
ベルト2が押込まれて膨出部30が形成される。
これはコンベアベルト2の往き側ベルト区分9と
カバーベルト3の巻掛け範囲との間で膨出部形成
ドラム58で押しつぶされた被搬送物25の押圧
力で行なわれる。第1図と第2図との複式ベルト
コンベアの構成とは異なつて第3図の実施例では
カバーベルト3の膨出部を除くためには変向部1
1の駆動ドラム12が使用されている。このため
には掻取り部材54はカバーベルト3の巻掛け部
に作用している。何故ならば必要な平らな形は駆
動ドラム12の上ではじめて与えられるからであ
る。コンベアベルト2のS字形の案内に応じて被
搬送物25は変向部21の下流側でコンベアベル
ト2の往き側ベルト区分9の上に供給される。コ
ンベア室50の開放はコンベアベルト2の変向ド
ラム60と変向部11との間で行なわれる。変向
ドラム60と駆動ドラム19との間にはほぼ水平
なコンベア区分が存在している。駆動ドラム18
の上にある巻掛け部には掻取り部材62が作用し
ている。この掻取り部材62は被搬送物のホツパ
63に引渡す。コンベアベルト2の戻り側ベルト
区分はS字形に変向ドラム又はローラ64,65
によつて案内されている。この場合、コンベアベ
ルト2は第1図及び第2図の実施例で既に述べた
ように全循環区間に亙つて平らに保たれる。
第8図の実施例では複式ベルトコンベア1は制
動コンベアとして用いられ、被搬送物25を高位
から急傾斜区間に沿つて低位のホツパ66に搬送
するために役立つ。コンベアベルト2及びカバー
ベルト3の循環方向は矢印で示されている。カバ
ーベルト3は急傾斜区間で前述の膨出部30を形
成している。コンベアベルト2とカバーベルト3
はこの場合にもガイド41で案内されている。膨
出部30は被搬送物25が変向ドラム67を介し
て圧縮されることにより形成される。該変向ドラ
ム67はコンベアベルト2の変向部21に次いで
配置されている。変向部21にはコンベアベルト
2のS字形の配置により戻り側ベルト区分の下に
変向ドラム68が前置されている。コンベアベル
ト2の駆動ドラム18はこの場合にも時計回りに
回転する。この駆動ドラム18にはコンベアベル
ト2の循環形態に応じて変向ドラム69が後置さ
れている。
被搬送物がコンクリートである場合には搬送速
度が高いと急傾斜区間の後ろに配置された放出範
囲で分離する傾向がある。コンベア室が互いに隔
離されておりかつコンベアの搬送速度が比較的に
低いことにより前述の分離は回避される。
コンベア速度は分離しにくい被搬送物又は分離
が問題にならない被搬送物の場合には高めること
ができる。したがつて本考案の複式ベルトコンベ
アは組成の異なつた他のスライム状の被搬送物は
もちろんのことばら荷、特に粒子の細かいばら荷
にも利用することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の複数の実施例を示すものであつ
て、第1図はC字形に配置された本考案による複
式ベルトコンベアの概略的側面図、第2図は第1
図の複式ベルトコンベアを2つ用いてZ字形配置
にした本考案の複式ベルトコンベアの概略的側面
図、第3図はS字形に配置された本考案による複
式ベルトコンベアの概略的側面図、第4図は本考
案による複式ベルトコンベアの急傾斜区間におけ
るベルトの側面図、第5図は第4図の平面図、第
6図は第4図のA−A線に沿つた断面図、第7図
は本考案の複式ベルトコンベアの変化実施例の、
第6図の1部に相当する断面図、第8図は制動コ
ンベアとして構成された本考案の複式ベルトコン
ベアの斜視図である。 1……複式ベルトコンベア、2……コンベアベ
ルト、3……カバーベルト、5……戻り側ベルト
区分、9……往き側ベルト区分、10……戻り側
ベルト区分、11……変向部、12……駆動ドラ
ム、14……押圧ローラ、15,16,17……
変向ドラム、18……駆動ドラム、21……変向
ドラム、22……被搬送物供給装置、23……供
給トラフ、24……供給ホツパ、25……被搬送
物、26……放出ホツパ、27……分配器、28
……折曲げ部、29,30,31……膨出部、3
2,33,34……フイールド、35,36……
耐引張補強材、37,38,39,40……横方
向補強材、41……ガイド、42,43……鋼成
形区分、44,45……成形開口、46,47…
…縁部、48,49……縁部、50……コンベア
室、51……成形凹部、52……成形脚部、54
……掻取り部材、55……掃除ブラシ、56……
掻取り部材、58……膨出部形成ドラム、59…
…凹部、60……変向ドラム、62……掻取り部
材、63……ホツパ、64,65……変向ドラム
又はローラ、66……ホツパ、67……変向ドラ
ム、68……変向ドラム、69……変向ドラム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 エンドレスに循環するコンベアベルト2とカ
    バーベルト3とを有する複式ベルトコンベア1
    であつて、急傾斜のコンベア区分において、一
    緒に走行するコンベアベルト2の往き側ベルト
    区分9とカバーベルト3の往き側ベルト区分と
    の間に閉じられたコンベア室50が形成されて
    おり、コンベア室50の長手側縁部においてコ
    ンベアベルト2とカバーベルト3とがガイド4
    1で重ね合わせて保持されており、急傾斜のコ
    ンベア区分の端部におけるコンベアベルト2と
    カバーベルト3との変向部においてコンベア室
    50が開放されて、コンベア室50内の被搬送
    物25が放出される形式のものにおいて、カバ
    ーベルト3が弾性変形可能な材料から成り、側
    縁部に配置された耐引張り補強材35,36
    と、該耐引張補強材35,36に対して横方向
    に延びる剪断剛さを有する横方向補強材37,
    38,39,40とを有し、該耐引張補強材3
    5,36と該横方向補強材37,38,39,
    40とにより区画されたフイールド32,3
    3,34が弾性変形して膨出部29,30,3
    1を形成してコンベア室50を成し、該コンベ
    ア室50を平らなコンベアベルト2で閉じて被
    搬送物25を急傾斜のコンベア区分に沿つて搬
    送できるようになつており、急傾斜のコンベア
    区分の端部においてコンベア室50から被搬送
    物25を放出してからカバーベルト3の前記膨
    出部29,30,31が解消されて、カバーベ
    ルト3が平らな戻り側ベルト区分で戻し案内さ
    れるように構成され、急傾斜のコンベア区分で
    コンベアベルト2とカバーベルト3との側縁部
    を保持するガイド41が一貫して構成されてい
    る、複式ベルトコンベア。 2 カバーベルト3の膨出部29,30,31が
    カバーベルト3の変向ドラム12又はカバーベ
    ルト3に作用する押圧ローラ14で解消される
    ようになつており、該変向ドラム12の上又は
    押圧ローラ14の下流側に掻取部材54がカバ
    ーベルト3の、コンベア室50を制限する側に
    設けられている、実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の複式ベルトコンベア。 3 横方向補強材37,38,39,40が真直
    ぐな鋼材区分から形成されており、該鋼材区分
    が端部で耐引張補強材と結合されており、横方
    向補強材37,38,39,40を覆う材料が
    コンベアベルト2に対してコンベア室50をシ
    ールしている、実用新案登録請求の範囲第1項
    又は第2項記載の複式ベルトコンベア。 4 一貫したガイド41が成形条片であり、該成
    形条片の成形開口44,45内にカバーベルト
    3の縁部46,47とコンベアベルト2の縁部
    48,49とが重ねて受容されている、実用新
    案登録請求の範囲第1項から第3項までのいず
    れか1項記載の複式ベルトコンベア。 5 成形条片がU字形であつて、案内されたベル
    トの縁部46,47,48,49が平らに構成
    されている、実用新案登録請求の範囲第4項記
    載の複式ベルトコンベア。 6 成形条片がC字形であつて、一方の成形脚部
    52が平らでかつ他方の成形脚部に成形凹部5
    1を有し、カバーベルト3がベルト縁部に折り
    曲げ部28を有し、該折り曲げ部28で成形凹
    部51に嵌合している、実用新案登録請求の範
    囲第4項記載の複式ベルトコンベア。 7 膨出部29,30,31を形成するためにカ
    バーベルト3に対する被搬送物25の押圧力が
    用いられている、実用新案登録請求の範囲第1
    項から第6項までのいずれか1項記載の複式ベ
    ルトコンベア。 8 膨出部29,30,31を形成するために膨
    出部29,30,31の形状に相応する凹部5
    9を外周に有している膨出部成形ドラム58が
    用いられている、実用新案登録請求の範囲第1
    項から第6項までのいずれか1項記載の複式ベ
    ルトコンベア。
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