JPH04119851A - 枚葉印刷機 - Google Patents

枚葉印刷機

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JPH04119851A
JPH04119851A JP24029590A JP24029590A JPH04119851A JP H04119851 A JPH04119851 A JP H04119851A JP 24029590 A JP24029590 A JP 24029590A JP 24029590 A JP24029590 A JP 24029590A JP H04119851 A JPH04119851 A JP H04119851A
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JP
Japan
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electron beam
cylinder
printing
beam irradiation
sheet
Prior art date
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Pending
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JP24029590A
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English (en)
Inventor
Yasuo Yoshida
吉田 安雄
Suetoshi Ooizumi
末年 大泉
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Iwasaki Denki KK
Original Assignee
Iwasaki Denki KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、印刷直後のシート状の被印刷物の表面に電子
線を照射して電子線硬化型インキ(EBインキ)を硬化
させる電子線照射手段を、印刷手段の後段に設けた枚葉
印刷機に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は、紙製飲料容器となるシート状の被印刷物に所
定の文字や図形を印刷するとともに所定のインキを塗布
する印刷機と紫外線照射装置とを結合したシステムの概
略断面図である。印刷機の前段40は、カラー印刷を行
うために複数の印刷ユニットからなる枚葉印刷手段コー
ルあり、シート状の被印刷物がこれら印刷ユニットの間
を回転軸が平行な多数のシリンダによって搬送される。
そして印刷機の後段に設置した紫外線照射装置42で紫
外線を照射することにより被印刷物の硬化を行うもので
ある。
被印刷物は印刷機の前段40の最終ユニットにおける処
理が終了すると、搬送装置44の移動に伴って紫外線照
射袋W42の上へ搬送される。ここで紫外線照射装置4
2は被印刷物の印刷面全体に紫外線を照射する。この紫
外線によって印刷後のインキは光重合反応により迅速に
硬化する。
第4図は上記と同様の印刷機に電子線照射装置を接続し
た枚葉印刷機の概略断面図である。電子線を照射するこ
とによるEBインキの硬化処理は、紫外線を照射する場
合に比べて処理能力が高く高速な処理が可能となる。
電子線照射装置では、照射された電子線が金属などに衝
突して人体に有害なxHが発生することが避けられない
。このため外部へX線が漏洩することを防止するため鉛
などの金属によって十分な遮蔽が施されている。
印刷機41によって印刷された、シート状の被印刷物は
電子線照射装置46の搬送路48に移送される。この搬
送路48の外側は電子線の照射によって発生するX線の
漏洩を防止するため、鉛によって十分な遮蔽がなされて
いる。搬送路48に移送された被印刷物は搬送ベルト5
0の移動に伴って電子線照射装置46の真下へ搬送され
る。電子線照射装置46は、図に垂直な方向に延在する
電子線源52と電子線加速管54との間に亮電圧を印加
することにより電子線tJ、52によって発生したt−
7″IiAを加速する。これにより照射窓56から、カ
ーテン状の電子線が搬送ベルト50上の被印刷物に照射
され、被印刷物のEBインキが硬化される。
〔発明が解決しようとする課題〕
ここで、第3図のような紫外線の照射によって印刷後の
インキの硬化処理を行う場合、紫外線源を多数段けなけ
れば高速な処理ができない。そこで、第3図に示す紫外
線照射装置にかえて電子線照射装置を設けることも考え
られるが、次のような問題がある。すなわち、搬送装置
の水平位置に電子線照射装置を設置することはX線の漏
洩という観点から困難であるばかりでなく、照射空間を
不活性雰囲気とすることが困難である。
このように、電子線照射装置によるEBインキの硬化処
理は、紫外線照射装置を用いる場合に比べてより迅速に
行うことができ、硬化処理のみを考えれば印刷工程と同
程度の処理速度を実現することができる。しかしながら
従来の電子線照射装置を用いた枚葉印刷機では、第4図
に示すように、電子線照射装置における被印刷物の搬送
を搬送ヘルドで行っているため、被印刷物を高速に搬送
することができない。すなわち、このベルトを印刷機の
処理速度に合わせて高速に移動させると、このベルトの
上に単純に載置されただけの被印刷物は位置がずれたり
、めくれ上がったり、又は飛び上がったりする。このた
め、ヘルドの移動速度は被印刷物が安定に搬送される速
度に制限され、電子線照射装置による処理を印刷機の処
理速度に対応させて高速にすることができない。また、
シート状被印刷物の重量も制限される。具体的には、現
在の印刷速度が毎分200m程度であるのに対し、搬送
ベルトによる搬送速度は毎分100m程度に制限されて
いる。
本発明は上記事情に基づいてなされたものであり、印刷
機の印刷速度に対応させてEBインキの硬化処理を高速
に行うことができ、しがもスペースの小さい電子線照射
装置組込型の枚葉印刷機を提供することを目的とするも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するための本発明は、複数のシリンダ
によってシート状の被印刷物を搬送しながら前記シート
状の被印刷物に複数の工程を順次通過させて所定の印刷
を行う枚葉印刷手段の後段に、前記複数のシリンダと平
行な回転軸を有する電子線照射用シリンダを設け該電子
線照射用シリンダを回転することにより前記シート状の
被印刷物を搬送しながら電子線を照射する電子線照射手
段を設けたことを特徴とするものである。
〔作用〕
本発明は前記の構成によって、印刷手段の後段に上記の
ような電子線照射装置を設けたことにより、EBインキ
の硬化処理能力が従来の搬送ベルトを用いた電子線照射
装置による場合よりも向上する。しかも、電子線照射手
段における搬送を搬送ベルトによって行うのではなく、
印刷工程において用いられる複数のシリンダと平行な回
転軸を有する電子線照射用シリンダを用いた搬送装置に
より被印刷物の搬送を行うので、電子線照射による硬化
処理を印刷工程における処理速度と同程度に速めること
ができる。
〔実施例〕
以下に図面を参照しつつ本発明の一実施例について説明
する。第1図は本発明の一実施例である枚葉印刷機の主
要部の概略断面図、第2図は電子線照射装置の部分を拡
大して示した断面図である。
第1図において電子線照射装置10の下方には印刷機に
付属して被印刷物を搬送するためのシリンダ14が配置
され、このシリンダ14は被印刷物の最大幅と路間等の
奥行きを有する。ここで被印刷物とは、例えば飲料製品
の容器となるシート状の素材であり、ある程度の硬さを
有している。
電子線照射装置10は前段の印刷機の最終ユニット16
の後段に設けられ、昇降可能に設置される。
この最終ユニット16はそれ以前の印刷工程によってイ
ンキにより着色された被印刷物の表面にEB透明インキ
を塗布するためのユニットである。
上記最終ユニット16を含む全ての印刷工程において、
被印刷物はシリンダ18及びこれと平行な回転軸を有す
る多数のシリンダに固定されて搬送され、シリンダとシ
リンダとが接する部分において受渡しが行われる。かか
る多数のシリンダによる被印刷物の搬送方法はこのよう
な枚葉印刷装置においては周知の技術である。
電子線照射装置10の電子線発生部12は主として、電
子線加速管20とその中央部に凹面に垂直な方向に延在
する電子’dAB (図示せず)とからなり、この電子
線加速管20の内部は電子線を加速するために高いレベ
ルで真空度が維持されている。電子線源と電子線加速管
20との間に高電圧を印加すると、電子線源によって発
生された電子は下方に向けて加速される。これにより、
カーテン状の電子線が照射窓22に設けられた金属箔(
図示せず)を透過して射出し、シリンダ14上の被印刷
物に照射される。この電子線照射位置における照射窓2
2の金属箔とシリンダ14の表面との間隔は数cm程度
とする。
第2図に示すように、シリンダ14には円周方向に沿っ
て3本のグリッパ−装置24.26.28が設けである
。これらは第1図の印刷機の最終ユニット16から搬送
されて来る被印刷物の先端部をグリ・ノブする。被印刷
物の後端部についてはグリップされていないが、後述す
る手段によって被印刷物の印刷された部分を保護するこ
とができる。
印刷機における最終ユニット16のシリンダ18、電子
線照射装置10の下方に設置したシリンダ14、及びこ
れらの間に設けられた搬送用のシリンダ30は、互いに
所定の回転位置で被印刷物の受渡しを行うよう相互に一
定の関係を保って回転する。また、これらのシリンダの
直径はかがる受渡しが可能となるよう所定の値に設計さ
れている。したがって、シリンダ30とシリンダ14と
の間での被印刷物の受渡しを、複数工程からなる印刷機
における被印刷物の搬送方法と同様な方法によって行う
ことができる。
電子線照射装置10によって電子線が照射されると人体
に有害なX線が発生するので、このXvAが外部に漏洩
するのを防止する必要がある。この目的のために、シリ
ンダ14の外周には鉛などの金属からなる遮蔽手段32
が設けである。この遮蔽手段32とシリンダ14の表面
との間隔は、X線の漏洩を有効に防止することを考慮し
て1cm程度としである。更に、シリンダ14の厚み1
4aの内側にこのシリンダに沿って遮蔽手段14bが設
けである。これらの遮蔽手段によって電子線が金属など
に衝突する際に発生するX線が外部に漏洩するのを防止
し、または人体に害を及ぼさない程度にそのレベルを減
衰させることができる。
また、この内側の遮蔽手段14bとシリンダの厚み14
aとの間には、このシリンダ14を冷却する水を流すた
めの通路34が設けである。
遮蔽手段32には、外側からシリンダ14に向けて窒素
ガスを噴射するのを可能とする多数の噴射孔32’aが
設けである。一般に、EBインキは、電子線を照射する
ときに酸素が存在すると硬化しにくいため、照射窓22
近傍の酸素濃度は300ppm程度に維持する必要があ
る。このため遮蔽手段32の外側には図示しない窒素ガ
ス噴射装置が設けてあり、この窒素ガス噴射装置から上
記多数の噴射孔3’2 aを通してシリンダ14に不活
性ガスである窒素ガスを高圧にして吹き付ける。これに
より、X線が照射される照射窓22の部分及びその周辺
は窒素雰囲気となり、酸素の侵入が防止される。
更に、この窒素ガス噴射装置による窒素ガスの噴出は被
印刷物をシリンダ14の遮蔽手段32への接触を防止す
るという役割も担っている。すなわち、被印刷物の先端
部はシリンダ14に設けられたグリンパー装置24.2
6.28によってグリップされるが、被印刷物の後端部
をグリップする手段は特に設けられていない。しかし、
遮蔽手段32に設けられた多数の噴射孔32aからシリ
ンダ14に向けて窒素ガスを高速で噴射することによっ
て、被印刷物はシリンダ14の遮蔽手段32への接触が
防止される。
上述のように電子線照射装置10における被印刷物の搬
送を、従来の印刷機において行われているようにシリン
ダ14にて行うようにしたので、従来のように搬送ベル
トを用いていた場合と異なり、被印刷物を搬送する速度
には特に制限がない。
一方、電子線照射装置は元々処理能力が高く、印刷工程
と同程度の速度でEBインキの硬化処理を行うことがで
きる。したがって、印刷機に上記の様なシリンダ14と
電子線照射装置10を設けることにより印刷工程からE
Bインキの硬化処理までの全体の処理速度を大幅に向上
させることができる。具体的には、従来の電子線照射装
置が搬送ベルトで被印刷物を搬送するために処理速度が
毎分100m程度に制限されていたものが、印刷工程の
処理速度と同し毎分200m以上に向上する。
更に、従来のように搬送ベルトを用いると、電子線照射
装置の設置スペースが余分に必要であったが、上記実施
例のようにシリンダ14を用いて被印刷物をこのシリン
ダ14により搬送する構成としたことにより、電子線照
射装置の設置スペースが従来よりも小さくて済む。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、電子線照射装置に
おける被印刷物の搬送を、印刷機における場合と同様に
電子線照射用シリンダに固定しながら行い、この電子線
照射用シリンダ上にて電子線照射を行うようにしたので
、印刷機における処理速度と同等の処理速度でEBイン
キの硬化処理を行うことができ、更に被印刷物を搬送す
る搬送装置が必要なくなるので、従来のものに比べて電
子線照射装置が必要とするスペースが小さくて済む電子
線照射装置組込型の枚葉印刷機を提供することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である枚葉印刷機の主要部の
概略断面図、第2図は第1図のうち電子線照射装置の部
分を拡大して示した概略断面図、第3図は従来の枚葉印
に11機の一例の概略断面図、第4図は従来の枚葉印刷
機の他の例の概略断面図である。 10・・・電子線照射装置、12・・・電子線発注制御
4.18.30・・・ シリンダ、 16・・・印刷機の最終ユニ、ト、 209.、電子線加速管、22・・・照射窓、24.2
6.28・・・グリッパ−装置、32、・、遮蔽手段、
38・・・デリバリ部。 出願人 岩 崎 電 気 株式会社 代理人 弁理士  半 1)晶 男 ゛26

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、複数のシリンダによってシート状の被印刷物を搬送
    しながら前記シート状の被印刷物に複数の工程を順次通
    過させて所定の印刷を行う枚葉印刷手段の後段に、前記
    複数のシリンダと平行な回転軸を有する電子線照射用シ
    リンダを設け該電子線照射用シリンダを回転することに
    より前記シート状の被印刷物を搬送しながら電子線を照
    射する電子線照射手段を設けたことを特徴とする枚葉印
    刷機。
JP24029590A 1990-09-11 1990-09-11 枚葉印刷機 Pending JPH04119851A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009137302A (ja) * 2007-12-07 2009-06-25 Heidelberger Druckmas Ag 印刷された材料を乾かす方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009137302A (ja) * 2007-12-07 2009-06-25 Heidelberger Druckmas Ag 印刷された材料を乾かす方法
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