JPH04119731U - 車両用灯具のプロテクタ取付構造 - Google Patents

車両用灯具のプロテクタ取付構造

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JPH04119731U
JPH04119731U JP2367691U JP2367691U JPH04119731U JP H04119731 U JPH04119731 U JP H04119731U JP 2367691 U JP2367691 U JP 2367691U JP 2367691 U JP2367691 U JP 2367691U JP H04119731 U JPH04119731 U JP H04119731U
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JP
Japan
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protector
exterior plate
cut
mounting structure
vehicle body
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JP2367691U
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Inventor
洋一 波多野
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市光工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車体の外装板に設けられているランプハウジ
ング装着用開口の周囲に切れ目を有する環状のプロテク
タを接着して取り付ける構造を改良して、迅速,容易に
切れ目を隙間無く突き合わせて接着できるようにする。 【構成】 プロテクタ3が車体外装板1に対して正しく
装着された状態において(図1)切れ目3bの突き合わ
せ面を介して対向する1対の突起1c,1dを車体外装
板1に設置し、かつ、プロテクタ3には上記の突起1
c,1dに嵌合する取付孔を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両の外装板に対して灯具を装着する場合に該外装板と灯具との間 に介装するプロテクタを、車両外装板に対して取り付ける為の構造に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
例えば自動車の外装板にリャーコンビネーションランプを装着する場合、外装 板にはランプハウジングを嵌め込むための開口を設けるとともに、該開口の周囲 にパッキン部材兼緩衝部材としてプロテクタを取り付けておく。 ランプを外装板に固定した後は、上記のプロテクタは外装板とランプハウジン グとの間に挟みつけられて保持され、シール機能や緩衝機能を果たす。ランプハ ウジングを車体外装板に装着する作業中、上記のプロテクタが正しい位置に挟み つけられるよう、予め該プロテクタを車体外装板、若しくはランプハウジングの 何れか一方に固着しておかねばならない。
【0003】 図5は、車体外装板1にプロテクタ2を取り付けた状態を示す平面図である。
【0004】 上記の外装板1には、車両用灯具のランプハウジングを嵌合するための開口1 a,1bが穿たれている。 上記の開口1a,1bを取り囲んで、環状のプロテクタ2が取り付けられる。 この従来例のプロテクタ2は発砲人造ゴムで成形されており、接着作業のための 小さい透孔2aが列設されている。このプロテクタ2を車体外装板1に取り付け る際は、前記の透孔2aに接着剤を注入して接着固定される。
【0005】 一般にプロテクタは、継目の無い環状に成形されることもあり、図5のように 切れ目2bを設けた形に成形されることもある。いずれを選ぶかは、開口1a, 1bの付近に障害物や凹凸の有無によって決定される。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
プロテクタ2を車体外装板1に装着する場合、該プロテクタ(環状をしている )の周方向に順次に貼りつけていって、切れ目2bを最後に突き合わせて接着す る。図5の切れ目2b付近を矢印E方向に見た断面図を図6に示す。 プロテクタ2は柔軟で弾力性を有し、外力を受けて伸縮する部材であるから、 切れ目2bが必ずしもキッチリと隙間無く突き合わされるとは限らない。 図6のように長さが不足して隙間を生じる場合も有り、また、長さが余ってし まうことも有る。
【0007】 図6のように長さが不足したときは、プロテクタ2の切れ目2bの両端を指先 で引き寄せる。プロテクタは伸縮性材料で構成されているので引き伸ばされ、切 れ目2bが隙間無く突き合わされるが、指先を放すと収縮して図6のように隙間 が出来てしまう。そこで、このような場合には、引き寄せ突き合わせて接着し、 接着剤が固化して接着力を生じるまでの間、指先で押えているか、若しくは何ら かの仮保持手段を講じなければならない。 上述のような仮保持作業は多大の労力と時間、なかんずく無駄な時間を費し、 作業能率を著しく阻害する。
【0008】 本考案は上述の事情に鑑みて為されたもので、格別の熟練を要せず、別段の労 力や時間を費すことなくプロテクタの切れ目を隙間無く突き合わせて車体外装板 に接着し得る、プロテクタの取付構造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための構成として本考案のプロテクタ取付構造は、 切れ目を有する環状のプロテクタが、車体の灯具取付用開口の周囲に接着され ているプロテクタ取付構造において、 上記プロテクタの切れ目の突き合わせ面を介して対向するように位置せしめた 1対の突起が車体に固定されており、かつ、前記プロテクタの切れ目の付近には 上記の突起に嵌合する取付孔が設けられていることを特徴とする。
【0010】
【作用】
上記の構成によれば、プロテクタの切れ目付近に設けられている取付孔を突起 に嵌合することにより、プロテクタの切れ目付近を突き合わせて指先で押えてい なくても、正しい位置に保持されて隙間無く突き合わされるので、接着材が固化 すれば該プロテクタは正しく接着される。
【0011】
【実施例】
図1は本考案に係るプロテクタ取付構造の1実施例を示し、前記従来例におけ る図5に対応する平面図である。 外装板1に、開口1a,1bが穿たれている。 上記の開口1a,1bを取り囲んで環状のプロテクタ3が接着される。3aは 接着用の透孔,3bは切れ目である。上記の切れ目付近に位置せしめて、外装板 1に突起1c,1dが設けられていて、プロテクタ3に穿たれた孔に嵌合してい る。図1に鎖線で囲んで示したA部の拡大詳細を図2に示すとともに、図2のB −B断面を図3に示す。
【0012】 図2に示されているプロテクタ3は正しい位置に接着された状態で描かれてお り、切れ目3bの位置は正しい突き合わせ面の位置と一致している。 上記の突き合わせ面(すなわち切れ目3bの位置)を介して1対の突起1c, 1dが配置されている。そしてプロテクタ3には取付孔3c,3dが設けられて いて、それぞれ前記の突起1c,1dに嵌合している。 図2のC−C断面の模式図を図4に示す。この図4は、外装板1にプロテクタ 3を取り付ける作業の途中の状態を示したものである。 取付孔3cは既に突起1cに嵌合されており、取付孔3dは未だ突起1dに嵌 合されていない。この状態から指先で矢印P方向の力を加えて取付孔3dを突起 1dに嵌合し、プロテクタ3を3´位置(仮想線で示す)とする。これにより、 プロテクタ3の切れ目は強制的に正しく突き合わせ面で突き合わされて密着する 。 上記の状態で指先を放してもプロテクタ3は正しい取付位置に保持されるので そのまま放置して接着剤が固化するとプロテクタの接着操作が完了する。
【0013】
【考案の効果】
本考案のプロテクタ取付構造によれば、格別の熟練を要せず、別段の労力や時 間を費すことなく、プロテクタの切れ目を隙間無く突き合わせて車体外装板に接 着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るプロテクタ取付構造の1実施例を
示す平面図
【図2】前掲の図1に示したA部の拡大詳細図
【図3】前掲の図2に示したB−B断面図
【図4】前掲の図2に示したC−C面による断面を模式
的に描いた説明図
【図5】従来例のプロテクタ取付構造を示す平面図
【図6】上記従来例における課題を説明するための、E
矢視断面図
【符号の説明】
1 車体の外装板 1a,1b 開口 1c,1d 突起 2 プロテクタ 2a 透孔 2b 切れ目 3,3´ プロテクタ 3a 透孔 3b 切れ目 3c,3d 取付孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切れ目を有する環状のプロテクタが、車
    体の灯具取付用開口の周囲に接着されているプロテクタ
    取付構造において、上記プロテクタの切れ目の突き合わ
    せ面を介して対向するように位置せしめた1対の突起が
    車体に固定されており、かつ、前記プロテクタの切れ目
    の付近には上記の突起に嵌合する取付孔が設けられてい
    ることを特徴とする、車両用灯具のプロテクタ取付構
    造。
JP2367691U 1991-04-11 1991-04-11 車両用灯具のプロテクタ取付構造 Expired - Lifetime JPH0729016Y2 (ja)

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JPH0729016Y2 JPH0729016Y2 (ja) 1995-07-05

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