JPH0411935Y2 - - Google Patents

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JPH0411935Y2
JPH0411935Y2 JP4978987U JP4978987U JPH0411935Y2 JP H0411935 Y2 JPH0411935 Y2 JP H0411935Y2 JP 4978987 U JP4978987 U JP 4978987U JP 4978987 U JP4978987 U JP 4978987U JP H0411935 Y2 JPH0411935 Y2 JP H0411935Y2
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JP
Japan
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female
male
hook
collar
cylindrical
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JP4978987U
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JPS63156914U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (1) 産業上の利用分野 本考案は、主として樹脂製ダンボール箱の組立
ての際、重ね合わせた端部を連結し固定するのに
使用するダンボール箱用ホツクであり、包装及び
輸送分野で広く利用されるものである。
(2) 従来の技術 従来、紙製ダンボール箱は重ね合わせた端部を
固定する際、止め金具を使用するが、樹脂製ダン
ボール箱は組立ての際現場で接着が困難であるた
め樹脂製ホツクを使用して連絡している。従来の
樹脂製ホツクは、ダンボールの端部の重ね合わせ
目に予め穿孔した孔に、第12図に示す如く1端
にツバ部14を有するナツト13を嵌入し、第1
3図に示す1端にツバ部16を有するボルト15
を挿入して第14図に示す如く螺着していた。あ
るいは第15図に示すツバ部18を有し内周に段
部19を設けた円筒17内に、第16図に示すツ
バ部21を有する多段突起20を挿入し、第17
図に示す如く多段突起20の内の1段突起を段部
19に係止させる構造であつた。
(3) 考案が解決しようとする問題点 従来のダンボール箱用ホツクは、いずれもネジ
及び多段突起のピツチが大きいとダンボールの厚
さの変化により適確に固定する事ができず、ピツ
チが小さいと簡単に抜去されてホツクの効用を果
す事ができず、また、螺着式はネジまたはボルト
を回転させる作業が必要となり、多段突起式は突
起が大きいと円筒への挿嵌が困難となる欠点があ
つた。特に大形ダンボール箱においては、端部の
合わせ目が長くなり、かつダンボール箱内に収納
される物品の重量が重くなるのでダンボール箱を
積み重ねた場合変形または膨張によりホツクに加
わる力が増大してホツクが抜去される問題があつ
た。
(4) 問題点を解決するための手段 本考案は従来の欠点を解決するもので、雌ホツ
クに雄ホツクを嵌入した後、雌ホツクに連絡して
あるクサビ部を雄ホツク内に挿嵌して雌ホツクに
設けた係止段に雄ホツクの係止突起縁を係止させ
た状態で固定する構造である。即ち、雌ホツクと
雄ホツクからなり、雌ホツクは雌円筒部の1端に
雌ツバ部を有し、雌円筒部の内周は、雌ツバ部側
を広径に形成し他端側を挟径に構成し中間に1カ
所以上の雄ホツク係止段を設け、前記雌ツバ部の
1部に、蝶番部を介して1端が接続され、前記雌
円筒部内に嵌着された雄ホツクの雄円筒部に挿嵌
する上向きのクサビ部に他端が連結される連結部
を設け、かつ雌ツバ部上面には連続部接続位置か
ら中心に向け、屈折される連結部を嵌入する連結
部嵌合溝を設け、雄ホツクは雄円筒部の1端に雄
ツバ部を有し、雄円筒部は先端部を係止突起縁に
形成すると共に長手方向に複数の割り溝を設け、
内周は雄ツバ部付近部分を挟径圧接孔に構成して
なるダンボール箱用ホツクである。
(5) 作用 ダンボール箱組立ての際、予め穿孔してある重
ね合わせ部分の端部の孔に雌ホツクの雌円筒部を
嵌めこみ、この雌円筒部に雄ホツクの雄円筒部を
挿入すると雄円筒部は割り溝により弾力を有する
ので容易に嵌合し、雄円筒部先端の係止突起縁が
雌円筒部内周の雄ホツク係止段に引掛かる。この
状態で、雌ホツクの雌ツバ部に蝶番部を介して連
結部により連結しているクサビ部を屈折させ、ク
サビ部を雄円筒部内に挿嵌すると、雄円筒部は複
数の割り溝を有するので外周方向に拡がり、係止
突起縁は雄ホツク係止段に強固に係止されて固定
し、同時にクサビ部の先端は雄ツバ部側の挟径圧
接孔に嵌着して固定される。この場合、クサビ部
を連結する連結部は雌ツバ部上面の連結部嵌合溝
に嵌合する。
(6) 実施例 次に本考案を実施例について説明する。第1図
及び第2図、第3図は雌ホツクAを示し、1端に
雌ツバ部2を有する雌円筒部1の内周は、雌ツバ
部側を広径に形成し他端側を挟径に構成し中間に
雄ホツクBの雄円筒部8先端の係止突起縁10を
係合するための雄ホツク係止段3を1カ所以上設
ける。この雄ホツク係止段3を1カ所以上設ける
のは、所定寸法が変化した場合も有効であるから
である。雌ツバ部2の1部には、蝶番部4を介し
て連結部5の1端を連結し、連結部5の他端は上
向きのクサビ部6に連結する。また雌ツバ部2上
面には連結部5の接続位置から中心に向けて連結
部嵌合溝7を設ける。この連結部嵌合溝7はクサ
ビ部6を蝶番部4により屈折した時、連結部5を
嵌入させるための溝である。
第4図及び第5図、第6図は雄ホツクBを示
し、1端に雄ツバ部9を有する雄円筒部8は、先
端に係止突起縁10を設けると共に、内外方向に
弾力を有するように長手方向に複数の割り溝11
を設ける。雄円筒部8の内周は先端側を広径に形
成し、雄ツバ部9付近部分をクサビ部6の先端が
圧接して抜けないように固定するため挟径圧接孔
12に構成し、広径の先端側より挟径圧接孔12
までは傾斜状または広径側と同径に構成する。
このように構成される雌ホツクAの雌円筒部1
を予め穿孔したダンボール箱の重ね合わせの孔に
嵌めこみ、第7図及び第8図に示す如く雌円筒部
1に雄ホツクBの雄円筒部8を嵌入して雄円筒部
1先端の係止突起縁10を雌円筒部1内の雄ホツ
ク係止段3に係合する。この状態で第9図及び第
10図、第11図に示す如く蝶番部4により連結
部5を屈折し、クサビ部6を雄円筒部8内に押圧
して挿嵌する。クサビ部6の挿嵌により複数の割
り溝11を有する雄円筒部8は拡径されて雄円筒
部8の係止突起縁10と雌円筒部1内の雄ホツク
係止段3の係何状態を強固に固定し、クサビ部6
は先端が挟径接孔12に嵌着し抜け出ないように
圧接して固定される。この状態において、クサビ
部6を連結する連結部6は雌ツバ部2上面の連結
部嵌合溝7に嵌合するので、ダンボール箱組立て
後、連結部5に抜去方向の外力が作用することを
完全に防止する事ができる。
(7) 考案の効果 本考案は雌ホツクに雄ホツクが嵌着し係合した
状態で、更にクサビ部を挿嵌して強固に固定する
ものであるから、大形ダンボール箱に使用して
も、また物品収納後ダンボール箱を積み重ねても
抜去または脱落する事がなく、クサビ部は埋没
し、かつクサビ部を連結する連結部は雌ツバ部上
面の連結部嵌合溝に嵌入するので抜去方向の外力
が影響する事はなく、適確に重ね合わせた端部を
連結し固定する事ができる。特にクサビ部が蝶番
部を介在させて雌ホツクに一体的に連結している
ので取り付け作業が能率化する実効を有する。ま
た、雄ホツクの雄ツバ部の挟径圧接孔側から強い
力で押圧する事によりクサビ部を抜き出し、雄円
筒部先端の係止突起縁を雄ホツク係止段より外す
事により雌ホツクから雄ホツクを脱去する事も可
能である。
【図面の簡単な説明】
第1図から第11図は本考案の実施例を示し、
第1図は雌ホツクの縦断面図、第2図はその平面
図、第3図は正面図、第4図は雄ホツクの縦断面
図、第5図はその平面図、第6図は正面図、第7
図は雌ホツクに雄ホツクを嵌入した状態の縦断面
図、第8図はその正面図、第9図は雌ホツクに雄
ホツクを嵌入しクサビ部を挿嵌した状態の縦断面
図、第10図はその平面図、第11図は正面図、
第12図から第17図は従来のダンボール箱用ホ
ツクで、右半部は正面図、左半部は縦断面図を示
し、第12図は螺着式ナツト、第13図は螺着式
ボルト、第14図は螺着式ナツトとボルトを螺着
した状態図、第15図は段付き円筒ホツク、第1
6図は多段突起ナツト、第17図は段付き円筒ホ
ツクに多段突起ナツトを挿嵌した状態図である。 図中、Aは雌ホツク、Bは雄ホツク、1は雌円
筒部、2は雄ツバ部、3は雄ホツク係止段、4は
蝶番部、5は連結部、6はクサビ部、7は連結部
嵌合溝、8は雄円筒部、9は雄ツバ部、10は係
止突起縁、11は割り溝、12は挟径圧接孔、1
3はナツト、14はツバ部、15はボルト、16
はツバ部、17は円筒、18はツバ部、19は段
部、20は多段突起を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 雌ホツクAと雄ホツクBからなり、雌ホツクA
    は雌円筒部1の1端に雌ツバ部2を有し、雌円筒
    部1の内周は、雌ツバ部側を広径に形成し他端側
    を狭径に構成し中間に1か所以上の雄ホツク係止
    段3を設け、前記雌ツバ部2の1部に、蝶番部4
    を介して1端が接続され、前記雌円筒部1内に嵌
    着された雄ホツクBの雄円筒部8に挿嵌する上向
    きのクサビ部6に他端が連結される連絡部5を設
    け、かつ雌ツバ部2上面には連結部5接続位置か
    ら中心に向け、屈折される連結部5を嵌入する連
    結部嵌合溝7を設け、雄ホツクBは雄円筒部8の
    1端に雄ツバ部9を有し、雄円筒部8は先端部を
    係止突起縁10に形成すると共に長手方向に複数
    の割り溝11を設け、内周の雄ツバ部9付近部分
    を狭径圧接孔12に構成してなるダンボール箱用
    ホツク。
JP4978987U 1987-04-01 1987-04-01 Expired JPH0411935Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4978987U JPH0411935Y2 (ja) 1987-04-01 1987-04-01

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JP4978987U JPH0411935Y2 (ja) 1987-04-01 1987-04-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63156914U JPS63156914U (ja) 1988-10-14
JPH0411935Y2 true JPH0411935Y2 (ja) 1992-03-24

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ID=30872565

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JP4978987U Expired JPH0411935Y2 (ja) 1987-04-01 1987-04-01

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JP (1) JPH0411935Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1981002450A1 (en) * 1980-02-22 1981-09-03 Wakai Ind Co Ltd Nail

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1981002450A1 (en) * 1980-02-22 1981-09-03 Wakai Ind Co Ltd Nail

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Publication number Publication date
JPS63156914U (ja) 1988-10-14

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