JPH04119345A - スキャナ光学系の移動制御方法及び装置 - Google Patents

スキャナ光学系の移動制御方法及び装置

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JPH04119345A
JPH04119345A JP23945890A JP23945890A JPH04119345A JP H04119345 A JPH04119345 A JP H04119345A JP 23945890 A JP23945890 A JP 23945890A JP 23945890 A JP23945890 A JP 23945890A JP H04119345 A JPH04119345 A JP H04119345A
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JP
Japan
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optical system
scanner optical
mode
home position
scanner
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JP23945890A
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English (en)
Inventor
Tomonori Fukui
福井 智則
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複写機などの画像読取装置のスキャナ光学系
の移動制御方法及び装置に関する。
従来の技術 一般的に原稿台が固定されてスキャナ光学系が原稿面を
露光走査する画像読取装置では、露光用の往動動作時に
はスキャナを所定の速度で駆動し、復動動作時には高速
にてリターンするようにしている。特に、最近では複写
機等の機器に動作の高速化が要望されているので、作像
域外での復動時間の短縮が要求されている。これは、往
動動作についてはコピープロセスなどにより制約を受け
て速度が制限されてしまうため、作像に直接関係せずこ
のような制約を受けない復動時の時間短縮に頼るためで
ある。このような高速復動動作は、コピーモードの如何
を問わず常に実行される。
さらに、このようなスキャナ光学系の読取走査を高速化
するため、スキャナ光学系の移動領域の両端に位置する
第一のホームポジションと最大移動位置との中央部に第
二のホームポジションを設定した装置が存する。この場
合、これら第一・第二のホームポジションの間隔より副
走査方向幅が小さい複数の原稿を読取走査する場合は、
スキャナ光学系が一枚目の原稿を第一のホームポジショ
ンから読取走査して二枚目以降の原稿を第二のホームポ
ジションから読取走査することで、連続する読取走査を
高速化するようになっている。
また、上述のような装置では、スキャナ光学系が最大移
動位置に到達したことを光センサ等の検知手段で検知す
ると、自動的にスキャナ光学系を事前のホームポジショ
ンに復動させることで、さらに読取走査の作業速度を高
速化するようになっている。
発明が解決しようとする課題 上述のように第一・第二のホームポジションを利用して
スキャナ光学系の走査移動を行うことで、連続する読取
走査の動作時間を短縮することができる。
ここで、例えば、実際の複写機等の装置では第一のホー
ムポジションと最大移動位置との間隔が432(M)で
第一・第二のホームポジションの間隔が216(mm)
等となっており、副走査方向幅が215.9(mm)の
レターサイズの原稿を読取走査する場合、上述のように
二枚目以降の原稿は第二のホームポジションから読取走
査される。だが、上述のようなサイズの原稿を第二のホ
ームポジションから読取走査すると、その終端部が最大
移動位置に近接しているので、スキャナ光学系が最大移
動位置に到達して自動的に事前のホームポジションに復
動されることが度々発生する。このようなことは、複数
の原稿を連続的に読取走査している最中は問題とならな
いが、例えば、最終の原稿を読取走査した時や作業者の
所望により読取走査の中止が入力された場合などでは、
スキャナ光学系が第二のホームポジションに位置決めさ
れてから第一のボ−ムポジションに復動を開始するので
動作時間が長くなることになる。
例えば、上述のような最大移動位置への到達を検知して
スキャナ光学系を自動的に復動させるような制御を行な
わないことも考えられるが、これでは通常の読取走査時
の動作時間が長くなって好ましくない。
課題を解決するための手段 請求項1記載の発明は、読取走査する原稿を自動給紙し
て透過性を有する原稿載置台上に位置決めする自動給紙
機構を設け、原稿載置台下に副走査方向に移動自在にス
キャナ光学系を支持し、スキャナ光学系の移動領域の両
端に位置する第一のホームポジションと最大移動位置と
の中央部に第二のホームポジションを設定し、これら第
一・第二のホームポジションの間隔より副走査方向幅が
小さい複数の原稿を読取走査する場合は、スキャナ光学
系が少なくとも二枚目以降の原稿を第二のホームポジシ
ョンから読取走査するようにしたスキャナ光学系の移動
制御方法において、モード設定手段に設定された自動復
帰モードではスキャナ光学系が最大移動位置に到達した
ことを検知手段で検知して事前のホームポジションに復
帰移動させ、モード設定手段に設定された操作復帰モー
ドでは最大移動位置に到達したスキャナ光学系を外部入
力に従って第一・第二のホームポジションの一方に復帰
移動させ、モード設定手段に設定された自動復帰モード
と操作復帰モードとをモード切替手段の切替操作で自在
に切替えるようにした。
請求項2記載の発明は、読取走査する原稿を自動給紙し
て透過性を有する原稿載置台上に位置決めする自動給紙
機構を設け、原稿載置台下に副走査方向に移動自在にス
キャナ光学系を支持し、スキャナ光学系の移動領域の両
端に位置する第一のホームポジションと最大移動位置と
の中央部に第二のホームポジションを設定し、これら第
一・第二のホームポジションの間隔より副走査方向幅が
小さい複数の原稿を読取走査する場合は、スキャナ光学
系が少なくとも二枚目以降の原稿を第二のホームポジシ
ョンから読取走査するスキャナ光学系の移動制御装置に
おいて、スキャナ光学系が最大移動位置に到達したこと
を検知する検知手段を設け、この検知手段の検知出力に
従って直前のホームポジションに復帰移動させる自動復
帰モードと最大移動位置に到達したスキャナ光学系を外
部入力に従って第一・第二のホームポジションの一方に
復帰移動させる操作復帰モードとが設定されたモード設
定手段を設け、このモード設定手段に設定された自動復
帰モードと操作復帰モードとを切替自在に操作するモー
ド切換手段を設けた。
作用 自動復帰モードではスキャナ光学系が最大移動位置に到
達したことを検知して直前のホームポジションに復帰移
動させ、操作復帰モードでは最大移動位置に到達したス
キャナ光学系を外部入力に従って第一・第二のホームポ
ジションの一方に復帰移動させ、自動復帰モードと操作
復帰モードとを自在に切替えることで、副走査方向幅が
小さい複数の原稿を第二のホームポジションから走査移
動を開始する第二のホームポジションからスキャナ光学
系で読取走査する高速な動作状態では操作復帰モードを
選択することで、第二のホームポジションから読取走査
する原稿の終端部が最大移動位置に近接している場合で
も最大移動位置に到達したスキャナ光学系が自動的に復
動しないので、最終の原稿を読取走査した時や作業者の
所望により読取走査の中止が入力された場合などにスキ
ャナ光学系を迅速に第一のホームポジションに復動させ
ることができる。
実施例 本発明の実施例を図面に基づいて説明する。まず、第8
図に例示するように、原稿載置台であるコンタクトガラ
スlの下方にはスキャナ光学系2が設けられている。こ
れにより、原稿からの反射光による像がこのスキャナ光
学系2を介してドラム状の感光体3上に結像される。こ
のスキャナ光学系2は、照明光源4、反射板5、第一ミ
ラー6等よりなる第一スキャナ7と、第二・第三ミラー
8.9等よりなる第二スキャナ10と、結像レンズ11
と、第四ミラー12等からなり、その走査光軸は防塵ガ
ラス13を介して前記感光体3に入射するようになって
いる。
ここで、これらの第一スキャナ7と第二スキャナ10と
は、走査中に原稿からの反射光路長が変化しないように
、第9図に例示するような駆動系構成の下、二対−の速
度比で直流モータ14及びスキャナワイヤ15により往
復駆動されるものである。なお、第9図における駆動系
自体の構成は周知であるので、詳細な説明は省略する。
そして、前記スキャナ光学系2の動作基準に対応した装
置本体の所定位置には、フォトインターラプタ構成の第
一・第二HP(ホームポジション)センサ16a、L6
bが設けられており、前記第一スキャナ7の一部にはホ
ームポジションに達した時に前記第一・第二HPセンサ
16 a、  16 bのセンサ部を遮蔽するHP遮蔽
板17が設けられている。
このような構成において、概略的には、第8図に実線で
示すようなHP状態からスキャナ光学系2が右方向に走
査駆動されて原稿面を露光走査する。第8図に仮想線で
示す第一・第二スキャナ7゜10の位置は往動動作の最
大移動位置を示す。露光走査を終了したスキャナ光学系
2は再びホームポジションHPに向けて復動動作する。
ここに、スキャナ光学系2の復動時には、後述するよう
に、一般に往動時よりも高速にて駆動され、ホームポジ
ションHPに近づいたら減速制御を行なうようにしてい
る。そして、HP遮蔽板17が第−HPセンサ16aを
横切った時点で直流モータ14の回転方向を逆転(スキ
ャナ復動力向)から正転(スキャナ往動方向)に切換え
ることにより、オーバーラン位置からホームポジション
HPに戻すものである。
つまり、直流モータ14の負荷は、スキャナワイヤ15
を含めた第一スキャナ7と第二スキャナ10とによるス
キャナ光学系2とからなる。
また、このようなスキャナ光学系2に対する制御系を第
4図により説明する。まず、モード切替手段であるCP
U(Central Processing Unit
)、モード設定手段であるROM(Read Only
Memory)、RAM(Random Access
 Memory)及びI / O(I nput/ O
utput)ユニット等からなるマイクロコンピュータ
20がファームウェアなどで設けられている。このマイ
クロコンピュータ20は、例えば、既存のμPD781
1Gによるものであり、このマイクロコンピュータ20
には、例えば、μPD8253Cによるプログラマブル
インターバルタイマ21が接続されている。また、スキ
ャナ光学系2用の直流モータ14は前記マイクロコンピ
ュータ20に対し駆動用トランジスタTr、〜Tr4を
介して接続されて駆動制御される。
即ち、トランジスタTr、、Tr、がオンしてトランジ
スタT’r、、Tr4がオフの状態では直流モータ14
には時計方向(CW (Clock−wise) )に
回転する電流が供給され、トランジスタTr、、Tr。
がオンしてトランジスタTr、、Tr、がオフの状態で
は直流モータ14には反時計方向(CCW(Count
er−clock−wise))に回転する電流が供給
される。ここに、直流モータ14が時計方向CWに回転
するとスキャナ光学系2は往動し、直流モータ14が反
時計方向CCWに回転するとスキャナ光学系2は復動す
るように設定されている。
また、この直流モータ14には検知手段であるロータリ
エンコーダ22が直結されている。二二に、このロータ
リエンコーダ22は直流モータ14の回転量及び回転方
向に応じて位相の異なる二つのパルス信号を発生する。
一つはA相エンコーダパルスENCAであり、他の一つ
はB相エンコーダパルスENCBである。A相エンコー
ダパルスENCAはバッファ23を介してマイクロコン
ピュータ20のカウンタインプット端子CIに入力され
ている。これにより、マイクロコンピュータ20はA相
エンコーダパルスENCAのパルス間隔をマイクロコン
ピュータ内部のカウンタφ12(マイクロコンピュータ
20の発振器24の発振周波数Xi/12)により計測
する。
また、このカウンタインプット端子CIへの入力信号は
割込み入力となっており、後述する割込みプログラムの
処理中にエンコーダ間隔の測定データ(TIMER/E
VENT  C0UNTERCAPURE  REGI
STER(ECPT)の値〕を読み、このデータを基に
直流モータ14の回転数の算出、目標回転数との誤差の
算出、比例・積分制御演算によるモータ制御量(パルス
幅変調PWM制御の08時間)の算出及び出力(プログ
ラマブルインターバルタイマ21へのデータロード)を
行なう。
また、エンコーダパルスENCA、ENCBはバッファ
23.25及びフリップフロップ26を介してマイクロ
コンピュータ20の入力端子PC7に入力され、位相差
検知に供され、直流モータ14の回転方向が判定される
。また、前記プログラマブルインターバルタイマ21に
は発振器27が接続され、クロック信号が得られる。
しかして、直流モータ14の制御はPWM制御にて行な
われる。即ち、プログラマブルインターバルタイマ21
のカウンタ○にPWM周期のデータがロードされ、カウ
ンタOの出力0UTOからPWM周期の方形波が出力さ
れる。この信号はカウンタlのゲート入力となっている
。二〇カウンタ1にはPWM信号のON時間データがロ
ードされ、PWM周期に同期したワンショット出力が0
UTIから出力され、ゲート回路28.29を介してト
ランジスタTr、又はTr、 を0N10FF制御する
第5図はこのようなPWM制御の波形例を例示するもの
である。この図では、08時間しいが可変してもPWM
周期周期−t ON+ t OFF )が一定であるこ
とを示す。
ここで、カウンタ0はモード3:方形波レート・ジェネ
レータに設定され、カウンタ1はモード1:プログラマ
ブル・ワンショットに設定される。PWM周期周期一定
であるので、カウンタ=0のカウント数のロードは一度
行なえばよい。そして、PWMのtas時間を変更する
度にカウンタ0のカウント数をロードする。
次に、プログラマブルインターバルタイマ21のモード
3及びモード1の内容を説明する。第6図にモード3(
方形波レート・ジェネレータ)のタイミングチャートを
例示する。この場合、入力クロックのn分周カウンタと
して動作する。なお、カウント数が偶数の場合のデユー
ティ比は1/2であり、カウント数が奇数の場合のデユ
ーティ比は(n−1)/2nである。
例えば、カウント数n=5の時には、デユーティ比は2
15(アクティブ・ロウ)となる。しかして、コントロ
ールワードにてこのモードを選択すると、0UTO=1
となり、GATE1=1としてカウント数をロードする
。これにより、カウントが開始される。カウント数が偶
数の時にはカウントの前半1/2が0UTO=1.後半
1/2が0UTO=Oとなる。カウント数が奇数の時に
はカウントの前半(n+1)/2が0UTO=1.後半
(n−1)/2が○UTO=Oとなる。GA置=Oとす
ると、その立下がりに同期して○UTO=1となってカ
ウントが停止する。その後、GATEl=1となると初
期値よりカウントが再開される。そして、カウント中に
カウント数をロードすると、次のサイクルから新しいカ
ウントが開始される。カウント数が偶数の場合はカウン
タは2ずつデクリメントされ、奇数の場合はOUT O
=1の時には最初の1クロツクで1デクリメントされ、
2クロツク目からは2ずつデクリメントされる。0UT
O=Oの時には最初の1クロツクで3デクリメントされ
、2クロツク目からは2ずつデクリメントされる。
第7図にモード1(プログラマブル・ワンショット)の
タイミングチャートを例示する。これは、指定した長さ
のワンショット・パルス(アクティブ・ロウ)を出力す
るものである。コントロールワードにてこのモード1を
選択すると、0UTO=1となり、カウント数のロード
後にGATEIの立上りによりトリガされてカウントを
開始する。
カウント中は0UTO=Oとなり、カウントが終了する
と再び0UTO=1となる。つまり、パルス幅がカウン
ト数に対応したアクティブ・ロウのワンショット出力と
なる。カウント中にトリガをかけると(GATEIをO
から1とすると)、再び初期値よりカウントを開始する
。なお、カウント中にカウント数をロードしても実行中
のカウントには影響しないが、トリガをかけると新しい
カウント数でカウントを開始する。
第1図(a)にマスクコンピュータからシリアルインタ
ーフェイスを介して指示データを受信した場合に行なわ
れるシリアル受信割込み処理のフローチャートを例示す
る。なお、このシリアル受信割込み処理のうち本発明に
無関係な部分は説明を省略する。
このシリアル受信割込み処理では、最初にマスクコンピ
ュータから受信して受信バッファレジスタ(RXB)に
転送されている指示データと直前の指示データとを比較
し、不一致を検出した場合はマイクロコンピュータ20
に内蔵されたRAMのバッファ(SRBUFF)にスト
アする。そして、このストアされた指示内容を判断して
スキャナ光学系2の第一のホームポジションか第二のホ
ームポジションへの移動指示である場合は移動処理を実
行し、指示内容がリターンモードの変更指示である場合
はサブルーチン(SINTSUB)を実行してリターン
モードを変更する。また、これら以外の指示に対しては
対応する所定の処理を実行する。
第1図(b)にサブルーチン(SINTSUB)のフロ
ーチャートを例示する。ここではマスクコンピュータか
ら受信したリターンモード変更指示に従ってマイクロコ
ンピュータ20のCPUが80Mから必要なスキャナリ
ターンモードを読出し、例えば、これがスキャナ光学系
2が最大移動位置に到達しても外部入力による移動指示
があるまで待機する操作復帰モードである場合はスキャ
ナリターンモードフラグ(RETMODフラグ)を1に
セットし、スキャナ光学系2が最大移動位置に到達する
と自動的に復動させる自動復帰モードである場合はRE
 TMODフラグを2にセットする。
第2図にA相エンコーダパルスENCAの立ち下がり毎
に実行されるCI割込み処理のフローチャートを例示す
る。まず、現在のスキャナ光学系2の移動が往動か復動
かを判断し、往動の場合はスキャナ光学系2の現在位置
を示すカウンタ(SCADD)をインクリメントして復
動の場合はデクリメントする。これにより、スキャナ光
学系2の位置がホームポジションからのエンコーダパル
ス数として把握される。
そこで、このようなカウンタ(SCADD)の値によっ
てスキャナ光学系2の現在位置が最大移動位置に到達し
たことが検出されると前述したスキャナリターンモード
フラグ(RETMODフラグ)を読出し、このRETM
ODフラグが1で操作復帰モードであると判定された場
合はスキャナ停止フラグをセットする。また、読出され
たR E T MODフラグが2で自動復帰モードであ
ると判定された場合は、直前のホームポジションが第一
・第二のホームポジションの何れであるかを判断して対
応する移動フラグをセットする。そして、スキャナ光学
系2の移動速度を上述のような各種のスキャナ動作モー
ド毎に設定し、この設定に応じてスキャナ光学系2の速
度を制御する。
第3図にスキャナ光学系2の制御ブコグラムのメインル
ーチンの一部を例示する。まず、第一のホームポジショ
ンへの移動フラグがオンの場合、上述のようなスキャナ
動作モードを判断する。例えば、機器の動作が読取走査
の途中である場合は動作を停止してスキャナ動作モード
を第一のホームポジションへのリターン制御に切替え、
スキャナ光学系2の移動を開始すると共に第一のホーム
ポジションへの移動フラグをリセットする。
同様に、第二のホームポジションへの移動フラグがオン
の場合、前述のようなスキャナ動作モードを判断し、機
器の動作が読取走査の途中である場合は動作を停止して
スキャナ動作モードを第二のホームポジションへのリタ
ーン制御に切替える。
この時、このリターン制御はスキャナ光学系2の現在位
置に従って往動か復動かが判断され、この判断内容に従
ってスキャナ光学系2の移動を開始すると共に第二のホ
ームポジションへの移動フラグをリセットする。
つぎに、スキャナ停止フラグを判断し、オンであれば停
止処理を行なってスキャナ光学系2の移動を停止させ、
スキャナ停止フラグをリセットする。
本実施例の複写機では、大判の原稿を第一のホームポジ
ションから走査移動を開始するスキャナ光学系2で読取
走査する通常の動作状態では、スキャナ光学系2が最大
移動位置に到達すると自動的に直前のホームポジション
に復帰移動させる自動復帰モードとし、前述したように
副走査方向幅が小さい複数の原稿を第二のホームポジシ
ョンから走査移動を開始する第二のホームポジションか
らスキャナ光学系2で読取走査する高速な動作状態では
、最大移動位置に到達したスキャナ光学系2を外部入力
に従って第一・第二のホームポジションの一方に復帰移
動させる操作復帰モードとする。このようにすることで
、第二のホームポジションから読取走査する原稿の終端
部が最大移動位置に近接している場合でも最大移動位置
に到達したスキャナ光学系2が自動的に復動することが
ないので、例えば、最終の原稿を読取走査した時や作業
者の所望により読取走査の中止が入力された場合などに
スキャナ光学系2を迅速に第一のホームポジションに復
動させることができる。
つまり、本実施例の複写機では、上述のような自動復帰
モードと操作復帰モードとを自在に切替えることで、第
一のホームポジションから開始する通常の読取走査時の
動作時間を長くすることなく、第二のホームポジション
から開始する高速な読取走査中にスキャナ光学系2を第
一のホームポジションに復動させる操作を迅速に行なう
ことができ、その作業性が極めて高い。
なお、本実施例ではスキャナ光学系2を複数のミラー6
.8.9からなる二つのスキャナ7、 10で形成した
複写機を例示したが、本発明は上記構造に限定されるも
のではなく、例えば、COD(Charge Coup
led Device)アレイからなるスキャナ光学系
を備えたデジタル画像読取装置なども実施可能である。
発明の効果 本発明は上述のように、読取走査する原稿を自動給紙し
て透過性を有する原稿載置台上に位置決めする自動給紙
機構を設け、原稿載置台下に副走査方向に移動自在にス
キャナ光学系を支持し、スキャナ光学系の移動領域の両
端に位置する第一のホームポジションと最大移動位置と
の中央部に第二のホームポジションを設定し、これら第
一・第二のホームポジションの間隔より副走査方向幅が
小さい複数の原稿を読取走査する場合は、スキャナ光学
系が少なくとも二枚目以降の原稿を第二のホームポジシ
ョンから読取走査するようにしたスキャナ光学系の移動
制御方法及び装置において、モード設定手段に設定され
た自動復帰モードではスキャナ光学系が最大移動位置に
到達したことを検知手段で検知して直前のホームポジシ
ョンに復帰移動させ、モード設定手段に設定された操作
復帰モードでは最大移動位置に到達したスキャナ光学系
を外部入力に従って第一・第二のホームポジションの一
方に復帰移動させ、モード設定手段に設定された自動復
帰モードと操作復帰モードとをモード切替手段の切替操
作で自在に切替えるようにしたことにより、副走査方向
幅が小さい複数の原稿を第二のホームポジションから走
査移動を開始する第二のホームポジションからスキャナ
光学系で読取走査する高速な動作状態では操作復帰モー
ドを選択することで、第二のホームポジションから読取
走査する原稿の終端部が最大移動位置に近接している場
合でも最大移動位置に到達したスキャナ光学系が自動的
に復動しないので、最終の原稿を読取走査した時や作業
者の所望により読取走査の中止が入力された場合などに
スキャナ光学系を迅速に第一のホームポジションに復動
させることができ、それでいて、第一のホームポジショ
ンから走査移動を開始するスキャナ光学系で原稿を読取
走査する通常の動作状態では自動復帰モードを選択する
ことで、第一のホームポジションから開始する通常の読
取走査時の動作時間が長くなることも防止され、複写機
等の機器の画像読取装置の作業性向上に寄与することが
できる等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであり、第1図ない
し第3図はフローチャート、第4図は回路図、第5図な
いし第7図はタイミングチャート、第8図は光学系の概
略構成を示す側面図、第9図は概略斜視図である。 1・・・原稿載置台、2・・・スキャナ光学系、20・
・・モード設定手段かつモード切替手段、22・・・検
知手段 出 願 人 株式会社 リ コ (a) Z ン 〇六D LIT 0 ] 洒 7図 ム

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、読取走査する原稿を自動給紙して透過性を有する原
    稿載置台上に位置決めする自動給紙機構を設け、前記原
    稿載置台下に副走査方向に移動自在にスキャナ光学系を
    支持し、前記スキャナ光学系の移動領域の両端に位置す
    る第一のホームポジションと最大移動位置との中央部に
    第二のホームポジションを設定し、これら第一・第二の
    ホームポジションの間隔より副走査方向幅が小さい複数
    の原稿を読取走査する場合は、前記スキャナ光学系が少
    なくとも二枚目以降の原稿を第二のホームポジションか
    ら読取走査するようにしたスキャナ光学系の移動制御方
    法において、モード設定手段に設定された自動復帰モー
    ドでは前記スキャナ光学系が前記最大移動位置に到達し
    たことを検知手段で検知して事前のホームポジションに
    復帰移動させ、前記モード設定手段に設定された操作復
    帰モードでは前記最大移動位置に到達した前記スキャナ
    光学系を外部入力に従って前記第一・第二のホームポジ
    ションの一方に復帰移動させ、前記モード設定手段に設
    定された前記自動復帰モードと前記操作復帰モードとを
    モード切替手段の切替操作で自在に切替えるようにした
    ことを特徴とするスキャナ光学系の移動制御方法。 2、読取走査する原稿を自動給紙して透過性を有する原
    稿載置台上に位置決めする自動給紙機構を設け、前記原
    稿載置台下に副走査方向に移動自在にスキャナ光学系を
    支持し、前記スキャナ光学系の移動領域の両端に位置す
    る第一のホームポジションと最大移動位置との中央部に
    第二のホームポジションを設定し、これら第一・第二の
    ホームポジションの間隔より副走査方向幅が小さい複数
    の原稿を読取走査する場合は、前記スキャナ光学系が少
    なくとも二枚目以降の原稿を第二のホームポジションか
    ら読取走査するスキャナ光学系の移動制御装置において
    、前記スキャナ光学系が前記最大移動位置に到達したこ
    とを検知する検知手段を設け、この検知手段の検知出力
    に従って事前のホームポジションに復帰移動させる自動
    復帰モードと前記最大移動位置に到達した前記スキャナ
    光学系を外部入力に従って前記第一・第二のホームポジ
    ションの一方に復帰移動させる操作復帰モードとが設定
    されたモード設定手段を設け、このモード設定手段に設
    定された前記自動復帰モードと前記操作復帰モードとを
    切替自在に操作するモード切換手段を設けたことを特徴
    とするスキャナ光学系の移動制御装置。
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