JPH0411933Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0411933Y2 JPH0411933Y2 JP1987038327U JP3832787U JPH0411933Y2 JP H0411933 Y2 JPH0411933 Y2 JP H0411933Y2 JP 1987038327 U JP1987038327 U JP 1987038327U JP 3832787 U JP3832787 U JP 3832787U JP H0411933 Y2 JPH0411933 Y2 JP H0411933Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- food
- container
- stored
- slit
- pizza
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 235000013550 pizza Nutrition 0.000 description 19
- 239000000654 additive Substances 0.000 description 8
- 210000003811 finger Anatomy 0.000 description 8
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- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 235000015067 sauces Nutrition 0.000 description 2
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Landscapes
- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
- Cartons (AREA)
- Packaging Frangible Articles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は食品容器に係わり、更に詳しくは、ピ
ザ、クレープ、お好み焼き等のように軟らかくて
流動性に富む食品を、立ちながら食べたり、或い
は歩きながら食べたりするときに、フオーク等の
食器を使用することなく良好に食べること可能に
する食品容器に関する。
ザ、クレープ、お好み焼き等のように軟らかくて
流動性に富む食品を、立ちながら食べたり、或い
は歩きながら食べたりするときに、フオーク等の
食器を使用することなく良好に食べること可能に
する食品容器に関する。
〈従来の技術〉
周知の通り、ピザ、クレープ、お好み焼きおよ
びそれに類する食品等は、近年人気が高く、多く
に人に賞味されている。そして、従来は家庭やレ
ストラン等において、食卓やテーブル上でそれを
食べるのが一般的な食べ方であつた。
びそれに類する食品等は、近年人気が高く、多く
に人に賞味されている。そして、従来は家庭やレ
ストラン等において、食卓やテーブル上でそれを
食べるのが一般的な食べ方であつた。
しかし近年は、駅や繁華街等のように、人が多
く集まる地域においては、上記したような食品を
立ちながら、或いは歩きながら食べる風景を多く
見かける用になつてきた。このような食べ方をす
る場合には、フオーク等の食器を使用しないで食
べることが多い。
く集まる地域においては、上記したような食品を
立ちながら、或いは歩きながら食べる風景を多く
見かける用になつてきた。このような食べ方をす
る場合には、フオーク等の食器を使用しないで食
べることが多い。
このために、これらのピザ、クレープ、お好み
焼き、およびそれに類する食品等を収容する容
器、すなわち、手に持つて食べることのできる容
器も種々開発されている。例えば、その代表的な
容器は、円錐上に形成された紙容器である。
焼き、およびそれに類する食品等を収容する容
器、すなわち、手に持つて食べることのできる容
器も種々開発されている。例えば、その代表的な
容器は、円錐上に形成された紙容器である。
上記従来の食品容器の場合、手のひらで握つて
いるときは、握り易さの点および握つている時の
落としにくさの点等において、実用的には十分に
その機能を発揮できるものである。しかしなが
ら、この場合、形状が円錐状であるので、その内
部に収納される食品は上下に立てた状態で保持さ
れることになる。このため、本出願人の実験によ
れば、立ちながら手で持つてピザ、クレープ、お
好み焼き等を食べていると、この中に含まれるチ
ーズ、バターその他のタレ等の流動状、半流動状
の添加物は、例えこれらの添加物がピザ等の本体
部分に包まれたりしても下方に流れてしまい、つ
いには上記円錐状の末端から流出し、食べている
人の足元にタレ流れるという不具合が生じてしま
うことが多かつた。
いるときは、握り易さの点および握つている時の
落としにくさの点等において、実用的には十分に
その機能を発揮できるものである。しかしなが
ら、この場合、形状が円錐状であるので、その内
部に収納される食品は上下に立てた状態で保持さ
れることになる。このため、本出願人の実験によ
れば、立ちながら手で持つてピザ、クレープ、お
好み焼き等を食べていると、この中に含まれるチ
ーズ、バターその他のタレ等の流動状、半流動状
の添加物は、例えこれらの添加物がピザ等の本体
部分に包まれたりしても下方に流れてしまい、つ
いには上記円錐状の末端から流出し、食べている
人の足元にタレ流れるという不具合が生じてしま
うことが多かつた。
このような不具合が生じないようにするために
は、底面が平らに形成されている容器に入れるの
がよい。しかし、使い捨て容器の場合はそのコス
トを低減するために、紙のような安価な部材を用
いて形成しなければならないので、大きな強度を
得るのが難しい。もし、十分な強度が得られない
と、物品を安定した状態で収納することができな
くなつてしまうので、紙のような安価な部材を用
いて底面が平らな容器を形成する場合は、全体の
形状を箱型に形成するのがよい。
は、底面が平らに形成されている容器に入れるの
がよい。しかし、使い捨て容器の場合はそのコス
トを低減するために、紙のような安価な部材を用
いて形成しなければならないので、大きな強度を
得るのが難しい。もし、十分な強度が得られない
と、物品を安定した状態で収納することができな
くなつてしまうので、紙のような安価な部材を用
いて底面が平らな容器を形成する場合は、全体の
形状を箱型に形成するのがよい。
底面が平らな箱型に形成され、しかも、内部に
収納した物品を引き出すのを容易にするための指
当て用スリツト部分が形成されている容器が、例
えば実公昭47−36507号公報、実開公昭52−51846
号公報、実公昭34−8590号公報等により提案され
ている。
収納した物品を引き出すのを容易にするための指
当て用スリツト部分が形成されている容器が、例
えば実公昭47−36507号公報、実開公昭52−51846
号公報、実公昭34−8590号公報等により提案され
ている。
〈考案が解決しようとする課題〉
しかしながら、これらの公報にて提案されてい
る容器は、いずれのものも、完全な箱型に形成さ
れている容器である。したがつて、略密閉した状
態で物品を収納することができるので、物品を搬
送したり、或いは所定の期間保管したりするのに
は適している。
る容器は、いずれのものも、完全な箱型に形成さ
れている容器である。したがつて、略密閉した状
態で物品を収納することができるので、物品を搬
送したり、或いは所定の期間保管したりするのに
は適している。
しかし、これらの箱型容器は物品を出し入れす
るのが面倒なので、上述したようにピザ、クレー
プ、お好み焼き等を入れる容器のように、収納し
てすぐに例えば歩きながら食べる時や、或いは立
つたまま食べる時等に、食器の代わりに使用する
容器としては不向きであつた。
るのが面倒なので、上述したようにピザ、クレー
プ、お好み焼き等を入れる容器のように、収納し
てすぐに例えば歩きながら食べる時や、或いは立
つたまま食べる時等に、食器の代わりに使用する
容器としては不向きであつた。
本考案は上述の問題点に鑑み、収納および取り
出しを容易に行うことができ、しかも収納中の食
品を確実に保持することができる食品容器を提供
することを目的とする。
出しを容易に行うことができ、しかも収納中の食
品を確実に保持することができる食品容器を提供
することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉
本考案は、上記目的を達成するために次の技術
的手段を有する。すなわち、添付図面に使用した
符号を用いてこれを説明すると、食品Aを載せる
ための載置面として機能する矩形状の底面2と、
上記底面2の左右の縁部に互いに対向するように
して設けられた左右側面3,4と、上記左右側面
に連ねて上記底面2の後縁部に設けられた後面5
と、上記底面2の前縁部に設けられ、上記食品A
を取り出すための取り出し口として機能する開口
部6と、上記底面2と対向する上面のうち、その
後部側を部分的に覆うようにして上記左右側面
3,4および上記後面5に連ねて設けられた天面
7と、上記底面2の略中央に、上記左右側面3,
4に沿つて設けられたスリツト部分9とを具備す
ることを特徴とする食品容器である。
的手段を有する。すなわち、添付図面に使用した
符号を用いてこれを説明すると、食品Aを載せる
ための載置面として機能する矩形状の底面2と、
上記底面2の左右の縁部に互いに対向するように
して設けられた左右側面3,4と、上記左右側面
に連ねて上記底面2の後縁部に設けられた後面5
と、上記底面2の前縁部に設けられ、上記食品A
を取り出すための取り出し口として機能する開口
部6と、上記底面2と対向する上面のうち、その
後部側を部分的に覆うようにして上記左右側面
3,4および上記後面5に連ねて設けられた天面
7と、上記底面2の略中央に、上記左右側面3,
4に沿つて設けられたスリツト部分9とを具備す
ることを特徴とする食品容器である。
〈作用〉
上記構成に基くと、この容器1の中に収容され
るピザ、クレープ、お好み焼き等の食品Aは、先
ず、スリツト9が形成されている底面2に収容さ
れる。この場合、上記容器1の上面は大部分が開
口されているので、上記食品Aを簡単に容器1内
に収容するのが容易である。このようにして収容
する際に、上記食品Aを上記底面2の上に直に載
せてもよいし、敷きシートを介して載せてもよ
い。上記食品Aを上記底面2の上に載せた時に、
上記ピザ、クレープ、お好み焼き等の食品Aの中
に、チーズ等の流動性添加物が含まれていても、
これらは上記ピザ等の本体部分の内部に包まれた
状態で含まれていたり、或いは上記ピザ等の本体
部分の上側に添加されていたりするので、食品A
の下側に形成されているスリツト9から流れ落ち
ることはない。
るピザ、クレープ、お好み焼き等の食品Aは、先
ず、スリツト9が形成されている底面2に収容さ
れる。この場合、上記容器1の上面は大部分が開
口されているので、上記食品Aを簡単に容器1内
に収容するのが容易である。このようにして収容
する際に、上記食品Aを上記底面2の上に直に載
せてもよいし、敷きシートを介して載せてもよ
い。上記食品Aを上記底面2の上に載せた時に、
上記ピザ、クレープ、お好み焼き等の食品Aの中
に、チーズ等の流動性添加物が含まれていても、
これらは上記ピザ等の本体部分の内部に包まれた
状態で含まれていたり、或いは上記ピザ等の本体
部分の上側に添加されていたりするので、食品A
の下側に形成されているスリツト9から流れ落ち
ることはない。
上記容器1の中に収容されているピザ、クレー
プ、お好み焼き等の食品Aを、立ちながら、或い
は歩きながら、また、場合によつては座りなが
ら、食べるときは次のようにする。すなわち、上
記容器1を手に持ちその前面に形成されている開
口部6を口許に持つていく。そして、開口部6に
臨んでいる上記食品Aを直接食べればよい。この
ようにすれば、フオーク等の食器を用いることな
く簡単に食べることができる。
プ、お好み焼き等の食品Aを、立ちながら、或い
は歩きながら、また、場合によつては座りなが
ら、食べるときは次のようにする。すなわち、上
記容器1を手に持ちその前面に形成されている開
口部6を口許に持つていく。そして、開口部6に
臨んでいる上記食品Aを直接食べればよい。この
ようにすれば、フオーク等の食器を用いることな
く簡単に食べることができる。
食べて行くに従つて、開口部6の近傍には食品
Aがなくなつて行くが、この場合には、容器1を
支持している指の中から適宜の指をスリツト9に
当て、上記スリツト9を介して中の食品Aを開口
部6に向かつて引き出せば、収容中の食品Aを容
易に食べることができるようになる。
Aがなくなつて行くが、この場合には、容器1を
支持している指の中から適宜の指をスリツト9に
当て、上記スリツト9を介して中の食品Aを開口
部6に向かつて引き出せば、収容中の食品Aを容
易に食べることができるようになる。
〈実施例〉
次に、添付図面に従い本考案の好適な実施例を
詳述する。
詳述する。
図において、1は手で持つことのできる程度大
きさに形成された容器を示している。上記容器1
は、例えば紙、あるいはプラスチツクシート等で
構成されているとともに、その形状はやや細長い
形の底面2、左右側面3,4および後面5より成
り、前面が開口部6として区画されている。かつ
開口部6の反対側に位置する後面5側の上部が部
分的に天面7によつて覆われている。これら底面
2、左右側面3,4および後面5で囲まれる部分
は、いわゆる箱型容器状に構成されているので、
例えば紙等のような柔らかい部材を用いて上記容
器1を構成しても、ピザ等の食品Aを収容して保
持するための収容部8として十分な強度が得られ
るようにすることができる。
きさに形成された容器を示している。上記容器1
は、例えば紙、あるいはプラスチツクシート等で
構成されているとともに、その形状はやや細長い
形の底面2、左右側面3,4および後面5より成
り、前面が開口部6として区画されている。かつ
開口部6の反対側に位置する後面5側の上部が部
分的に天面7によつて覆われている。これら底面
2、左右側面3,4および後面5で囲まれる部分
は、いわゆる箱型容器状に構成されているので、
例えば紙等のような柔らかい部材を用いて上記容
器1を構成しても、ピザ等の食品Aを収容して保
持するための収容部8として十分な強度が得られ
るようにすることができる。
上記容器1をこのような形に形成する例は種々
考慮される。例えば、第9図に示す如く、板取り
し、これを順次組立てかつ接着することによつて
構成することができる。他の組立方でもよいし、
場合によつては一体成型でもよい。
考慮される。例えば、第9図に示す如く、板取り
し、これを順次組立てかつ接着することによつて
構成することができる。他の組立方でもよいし、
場合によつては一体成型でもよい。
本考案はこのような容器1において、上記底面
2の中央に、左右側面3,4に沿つて、すなわ
ち、開口部6に向かつて細長いスリツト9を形成
する。このスリツト9の幅Wは通常の人の指、例
えば人指し指が入らない程度に設定される。
2の中央に、左右側面3,4に沿つて、すなわ
ち、開口部6に向かつて細長いスリツト9を形成
する。このスリツト9の幅Wは通常の人の指、例
えば人指し指が入らない程度に設定される。
上記構成に基きこの実施例の食品容器の用い方
を説明する。先ず、この容器1の中にピザ等の食
品Aを入れる。すなわち、ピザ等の食品Aを底面
2の表面上にいつぱいに、場合によつては部分的
に入れる。この時、この図の例のように食品Aを
直に入れてもよいし、図示せざる敷きシート等を
介して入れるようにしてもよい。
を説明する。先ず、この容器1の中にピザ等の食
品Aを入れる。すなわち、ピザ等の食品Aを底面
2の表面上にいつぱいに、場合によつては部分的
に入れる。この時、この図の例のように食品Aを
直に入れてもよいし、図示せざる敷きシート等を
介して入れるようにしてもよい。
この状態では、ピザ等の食品Aは皿状の容器に
入れられることになる。それ故に、ピザ等の食品
Aに含まれるチーズ等の流動性添加物は、スリツ
ト9から落ちてしまうと考えられるけれども、通
常はこれらの添加物は食品A中に含まれていた
り、或いは、表面に添加されていたりすることが
殆どなので、これらの添加物がスリツト9から落
ちる不都合はない。したがつて、以後において食
べる時も、この中の流動性添加物が上記スリツト
9から落ちる恐れは全くない。
入れられることになる。それ故に、ピザ等の食品
Aに含まれるチーズ等の流動性添加物は、スリツ
ト9から落ちてしまうと考えられるけれども、通
常はこれらの添加物は食品A中に含まれていた
り、或いは、表面に添加されていたりすることが
殆どなので、これらの添加物がスリツト9から落
ちる不都合はない。したがつて、以後において食
べる時も、この中の流動性添加物が上記スリツト
9から落ちる恐れは全くない。
さて、この容器1の中に収容されたピザ等の食
品Aを食べる時は、例えば第10図に示した例の
ように手の親指Bで容器1の一方の側面2を持
ち、中指C、薬指D、小指Eにて他方の側面3を
持ち、この容器1をはさむようにして手にもつ。
この状態で開口部6に口を当て、開口部6から臨
む食品Aを口にする。この時、この容器1が比較
的柔らかい紙のようなものでできていれば、中に
収容された食品Aを、左右側面3と4の間にはさ
むようにして食べてもよい。
品Aを食べる時は、例えば第10図に示した例の
ように手の親指Bで容器1の一方の側面2を持
ち、中指C、薬指D、小指Eにて他方の側面3を
持ち、この容器1をはさむようにして手にもつ。
この状態で開口部6に口を当て、開口部6から臨
む食品Aを口にする。この時、この容器1が比較
的柔らかい紙のようなものでできていれば、中に
収容された食品Aを、左右側面3と4の間にはさ
むようにして食べてもよい。
さて、食べるにつれて、食品Aは開口部6の近
傍にはなくなつていくので、この時は人指し指R
をスリツト9の下方に当てがい、指面によつて中
の食品Aを開口部6の方へ矢示Pに示すように引
き出すようにすればよい。
傍にはなくなつていくので、この時は人指し指R
をスリツト9の下方に当てがい、指面によつて中
の食品Aを開口部6の方へ矢示Pに示すように引
き出すようにすればよい。
この場合、図示せざるも敷きシートを介して食
品を収容している時にはそのシートごと食品Aを
手前に引き出せばよい。
品を収容している時にはそのシートごと食品Aを
手前に引き出せばよい。
また、場合によつては第13図に示すように、
スリツト9に入る舌片10付シート11を用意
し、この舌片10を手前に引き出すことによつて
シート11上の食品Aを順次引き出して食べるよ
うにしてもよい。
スリツト9に入る舌片10付シート11を用意
し、この舌片10を手前に引き出すことによつて
シート11上の食品Aを順次引き出して食べるよ
うにしてもよい。
しかして、上記容器1の一対を第11図および
第12図に示すように互いに対称にして重ね合わ
せれば上下が閉じた容器になるので、この中に食
品Aを収容した状態で上記食品Aを持ち帰ること
もできる。
第12図に示すように互いに対称にして重ね合わ
せれば上下が閉じた容器になるので、この中に食
品Aを収容した状態で上記食品Aを持ち帰ること
もできる。
〈考案の効果〉
本考案は上述したように、皿状の容器に収容す
るようにしたものであるから、ピザ、クレープ、
お好み焼き等のように比較的に柔らかく、したが
つて、定型をもたないものを水平な状態で収容す
ることができる。このため、従来の円錐状容器の
ように収容食品Aを立てたりするものと異なるの
で、チーズ等の流動性の添加物が収容食品Aに付
加されていても、これらが食べているときに下方
に流れ落ちてくる恐れがないものである。
るようにしたものであるから、ピザ、クレープ、
お好み焼き等のように比較的に柔らかく、したが
つて、定型をもたないものを水平な状態で収容す
ることができる。このため、従来の円錐状容器の
ように収容食品Aを立てたりするものと異なるの
で、チーズ等の流動性の添加物が収容食品Aに付
加されていても、これらが食べているときに下方
に流れ落ちてくる恐れがないものである。
しかも、上記収容食品Aを載せている底面に対
向する上面の大部分を開口しているとともに、そ
の前面に開口部を形成しているので、上記食品A
を上記底面に載せるようにして収容することがで
き、食品Aを収容する作業を合理化することがで
きる。また、上記食品Aを上記前面の開口部から
口許へ簡単に投入することができるので、小用し
ている食品Aを食べるのが容易である。特に、ス
リツトが形成されているので、上記スリツトを介
して指先でもつて上記食品Aを口許に投入するこ
とが可能になり、収容されている食品Aを口許側
に順次移動させることにより、全てを簡単に食べ
ることができる。
向する上面の大部分を開口しているとともに、そ
の前面に開口部を形成しているので、上記食品A
を上記底面に載せるようにして収容することがで
き、食品Aを収容する作業を合理化することがで
きる。また、上記食品Aを上記前面の開口部から
口許へ簡単に投入することができるので、小用し
ている食品Aを食べるのが容易である。特に、ス
リツトが形成されているので、上記スリツトを介
して指先でもつて上記食品Aを口許に投入するこ
とが可能になり、収容されている食品Aを口許側
に順次移動させることにより、全てを簡単に食べ
ることができる。
また、上記底面に連ねて左右の側面および後面
が形成されているので、上記底面に載せられてい
る食品Aが滑り落ちたりする不都合を防止するこ
とができる。更に、後部においては天面を介して
上記左右側面および後面を一体的に接続して箱型
容器状に形成しているので、例えば紙等のような
柔らかい部材を用いて構成しても、上記食品Aを
保持するのに十分な強度を得ることができる。
が形成されているので、上記底面に載せられてい
る食品Aが滑り落ちたりする不都合を防止するこ
とができる。更に、後部においては天面を介して
上記左右側面および後面を一体的に接続して箱型
容器状に形成しているので、例えば紙等のような
柔らかい部材を用いて構成しても、上記食品Aを
保持するのに十分な強度を得ることができる。
総じて、ピザ、クレープ、お好み焼き等の食品
を立ちながら食べたり、或いは歩きながら食べた
りするのに好適な食品容器を提供することができ
る。
を立ちながら食べたり、或いは歩きながら食べた
りするのに好適な食品容器を提供することができ
る。
添付図面は本考案の実施例を示し、第1図は平
面図、第2図は底面図、第3図は右側面図、第4
図は第1図のX−X線に沿う断面図、第5図は正
面図、第6図は第1図のY−Y線に沿う断面図、
第7図は背面図、第8図は斜視図、第9図は展開
図、第10図は収容されている食品を食べる状態
を示した斜視図、第11図はこの容器の一対を上
下に重ねて持ち帰り容器とするところを示す図、
第12図は持ち帰り容器とした場合の断面図、第
13図は舌片付シートを用いた場合の断面図であ
る。 図中、1……容器、2……底面、3,4……左
右側面、5……後面、6……開口部、7……天
面、8……収容部、9……スリツト、10……舌
片、11……シート、A……食品、である。
面図、第2図は底面図、第3図は右側面図、第4
図は第1図のX−X線に沿う断面図、第5図は正
面図、第6図は第1図のY−Y線に沿う断面図、
第7図は背面図、第8図は斜視図、第9図は展開
図、第10図は収容されている食品を食べる状態
を示した斜視図、第11図はこの容器の一対を上
下に重ねて持ち帰り容器とするところを示す図、
第12図は持ち帰り容器とした場合の断面図、第
13図は舌片付シートを用いた場合の断面図であ
る。 図中、1……容器、2……底面、3,4……左
右側面、5……後面、6……開口部、7……天
面、8……収容部、9……スリツト、10……舌
片、11……シート、A……食品、である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 食品Aを載せるための載置面として機能する矩
形状の底面2と、 上記底面2の左右の縁部に互いに対向するよう
にして設けられた左右側面3,4と、 上記左右側面に連ねて上記底面2の後縁部に設
けられた後面5と、 上記底面2の前縁部に設けられ、上記食品Aを
取り出すための取り出し口として機能する開口部
6と、 上記底面2と対向する上面のうち、その後部側
を部分的に覆うようにして上記左右側面3,4お
よび上記後面5に連ねて設けられた天面7と、 上記底面2の略中央に、上記左右側面3,4に
沿つて設けられたスリツト部分9とを具備するこ
とを特徴とする食品容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987038327U JPH0411933Y2 (ja) | 1987-03-16 | 1987-03-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987038327U JPH0411933Y2 (ja) | 1987-03-16 | 1987-03-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63147418U JPS63147418U (ja) | 1988-09-28 |
JPH0411933Y2 true JPH0411933Y2 (ja) | 1992-03-24 |
Family
ID=30850466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987038327U Expired JPH0411933Y2 (ja) | 1987-03-16 | 1987-03-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0411933Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4736507U (ja) * | 1971-05-12 | 1972-12-22 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5251846U (ja) * | 1975-10-07 | 1977-04-13 |
-
1987
- 1987-03-16 JP JP1987038327U patent/JPH0411933Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4736507U (ja) * | 1971-05-12 | 1972-12-22 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63147418U (ja) | 1988-09-28 |
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