JPH0411877A - 醸造粕連続処理装置 - Google Patents

醸造粕連続処理装置

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JPH0411877A
JPH0411877A JP2112714A JP11271490A JPH0411877A JP H0411877 A JPH0411877 A JP H0411877A JP 2112714 A JP2112714 A JP 2112714A JP 11271490 A JP11271490 A JP 11271490A JP H0411877 A JPH0411877 A JP H0411877A
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JP
Japan
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lees
stock solution
brewing
concentrated
thin film
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JP2112714A
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Mamoru Nishijima
西島 衛
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Toshiba Corp
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  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)
  • Alcoholic Beverages (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、アルコール醸造の製造工程において発生する
醸造粕を連続的に濃縮した後、家畜等の飼料として再利
用する飼料製造工程に好適な醸造粕連続処理装置に関す
るものである。
(従来の技術) アルコール醸造の製造工程において発生する醸造粕には
、通常、例えば繊維質等の夾雑物が4〜10%程度包含
されている。よって前記醸造粕においては、その生化学
的酸素要求in (biochemi−cal oxy
gen demand :以下、rBODJと略記する
)や含有している浮遊物質(suspended so
l ids :以下、rSSjと略記する)は、高い値
を示すこととなる。そのため、前記BODやSS等に関
して厳しい規制値が設定されている河川には、上記醸造
粕を廃棄物として何らの処理を施すことなしにそのまま
放流することはできない。現状では上記醸造粕を廃棄物
としてそのまま処分できる適当な手段としては、わずか
に海上投棄があるだけである。しかしながら、海上投棄
による廃棄物処理は、上記醸造粕を陸上輸送及び海上輸
送するのに多大なコストを必要とするので、実用的では
なかった。そこで、上記醸造粕たる廃棄物の処理方法と
して、活性汚泥等の微生物により前記醸造粕を分解し、
この分解工程を通した処理済みの廃棄物を河川等に放流
する所謂生物処理法を採用することが思料された。然る
に、アルコール醸造は特定の季節や時期以外には実施さ
れないために、上記微生物の餌となる醸造粕も特定の時
期以外は生産されないので、微生物の適正な維持管理を
行なうことができず、上記生物処理法を採用するのは不
可能であった。
上述したような経緯から明らかなように、醸造粕を廃棄
物として処理する方法は、種々の観点から見て現実的で
ない。そこで、上記醸造粕を濃縮処理することによりそ
の含水率を所定値に調整した後、該濃縮後の醸造粕を通
常の家畜の飼料と混合することによって、上記醸造粕を
単なる廃棄物として処理せず、家畜の飼料として再利用
する方法が提案され、実際に用いられている;上記方法
は、攪拌機及び加熱蒸気管を備えた貯留タンク中に醸造
粕原液を投入し、該醸造粕原液を攪拌機で攪拌しながら
加熱蒸気管を通して供給される加熱蒸気によって加熱す
ることで、前記醸造粕原液の含水率が所定値になるよう
にバッチ式にて濃縮した後、通常の飼料と混合するよう
になっているものである。
(発明が解決しようとする課題) 上記方法を採用すると、濃縮後の醸造粕原液の容積を濃
縮前のそれの1/3程度に減容化することができるので
、その取扱いが容易となるのみならず、輸送費等のコス
トをも大幅に低減できるという利点がある。
しかしながら、上記方法を採用して実際に醸造粕の濃縮
を行なってみると、醸造粕原液の固形成分が貯留タンク
の内壁面や加熱蒸気管や攪拌機を構成する攪拌羽根等に
焦げついたりして、醸造粕原液を濃縮する装置の濃縮能
力が低下してしまう。
のみならず、前記醸造粕原液の濃縮液自体が焦げてしま
うような不具合も生じるので、飼料として再利用するに
は実用的ではなかった。そのうえ、前記装置ではバッチ
式によって醸造粕原液を濃縮するように構成されていた
ので、処理効率は低く又処理方法も複雑な工程を必要と
し、原液の濃縮に際しての含水率の調整も簡単には行な
えない。
更には、一連の原液濃縮工程終了後における装置の洗浄
作業にも多大な手間を必要とし、オペレータにとって過
大な負担となっていた。
本発明の目的は、濃縮処理が連続的に効率良く行なわれ
た後の醸造粕原液と、通常の家畜飼料とが適度に混合さ
れた良質な家畜飼料が得られる醸造粕連続処理装置を提
供することにある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明に係る醸造粕連続処理
装置は、醸造粕原液貯留部から供給された醸造粕原液を
回転させることによって薄膜状に形成するとともに、こ
の薄膜を加熱して濃縮した後排出する醸造粕原液濃縮部
と、この醸造粕原液濃縮部から供給された濃縮醸造粕原
液を貯留する濃縮醸造粕原液貯留部と、この濃縮醸造粕
原液貯留部から供給される濃縮醸造粕原液と外部から供
給された飼料とを混合する混合物と、を備えた構成とし
た。
(作 用) 上記構成において、醸造粕原液濃縮部は、前記醸造粕原
液貯留部から醸造粕原液が供給されると、この原液を、
例えば回転自在な回転機構で受けてこの回転機構の回転
によって生じた遠心力により該原液濃縮部内壁面に原液
の薄膜を形成する。そしてこの原液の薄膜が自重によっ
て該原液濃縮部内壁面に沿って該原液濃縮部の排出口に
達するまでの間、例えば加熱された蒸気によって該原液
の薄膜を所定の含水率にて濃縮した後、排出する。
濃縮醸造粕原液貯留部は、前記醸造粕原液濃縮部から濃
縮醸造粕原液が供給されると、該原液を貯留し、必要に
応じて該貯留している原液を排出する。そして混合部は
、前記濃縮醸造粕原液貯留部から供給される濃縮醸造粕
原液と外部から供給された飼料とを混合する。そして混
合部において濃縮醸造粕原液と混合された飼料は、混合
物から所定の搬出光へと搬出されることとなる。よって
、濃縮処理が連続的に効率良く行なわれた後の醸造粕原
液と、通常の家畜飼料とが適度に混合された良質な家畜
飼料を得ることが可能となった。
(実施例) 以下、図面により本発明の一実施例について説明する。
第1図は、本発明の一実施例に従う醸造粕連続処理装置
の全体的な構成を示したブロック図である。本発明の一
実施例に・従う醸造粕連続処理装置は、第1図にて図示
するように、主として原液タンク1を始め、醸造粕原液
濃縮部例えば遠心薄膜濃縮機4、濃縮液受タンク8、濃
縮醸造粕原液貯留部例えば濃縮液タンク10、混合部例
えば給飼装置12、飼料搬送コンベア13及びボイラ1
4を具備した構成となっている。
上述した構成について更に詳述すれば、以下のようであ
る。
原液タンク1は、外部から供給された醸造粕原液を上部
に形成されている原液導入口から受けて、−旦貯留する
もので、その内部には前記醸造粕原液を攪拌する攪拌機
2が設けられている。攪拌機2は、醸造粕原液を攪拌す
るための攪拌羽根2aと、この攪拌羽根2aを回転自在
に支持している支持軸2bとから成っている。攪拌機2
は、モータMによって回転することで前記醸造粕原液を
攪拌し、この攪拌により前記醸造粕原液の成分を略均−
な状態とするとともに、前記醸造粕原液が固まらないよ
うにする。本実施例では、原液タンク1と攪拌機2とが
前述した醸造粕原液貯留部を構成する。原液タンク1の
下部に形成されている原液排出口と遠心薄膜濃縮機4の
上部に形成されている原液導入口との間は、配管31に
よって接続されており、この配管31には、給液ポンプ
吸込弁15と、モータMによって駆動される原液供給ポ
ンプ3とが設けられている。給液ポンプ吸込弁15は、
原液タンク1の原液排出口に臨ませて設けられており、
原液タンク1に貯留されている醸造粕原液を吸込んで原
液供給ポンプ3側に吐出する。給液ポンプ吸込弁15は
、醸造粕原液を吸込むときは勿論のこと、常時は開状態
となっている。
原液供給ポンプ3は、給液ポンプ吸込弁15の下流側に
設けられており、駆動することによって給液ポンプ吸込
弁15から吐出された醸造粕原液を、遠心薄膜濃縮機4
の上部に形成されている原液導入口に圧送するようにな
っている。
遠心薄膜濃縮機4は、前記原液供給ポンプ3から前記原
液導入口に圧送された醸造粕原液の含水率を可変調整し
ながら濃縮して排出するもので、その内部の原液導入口
近傍には、モータ5により駆動される回転自在に支持さ
れた回転翼機構(図示しない)が臨まされている。又、
遠心薄膜濃縮機4を構成しているハウジングの側壁面に
は、該ハウジングの側壁面を囲包して伝熱機構7が取り
付けられている。この伝熱機構7には、ボイラ14と接
続され、ボイラ14にて生成された加熱蒸気をボイラ1
4と伝熱機構7との間で循環せしめる循環配管32が接
続されている。又、遠心薄膜濃縮機4の原液導入口近傍
には、排気管33か接続されており、この排気管33に
は、モータMによって駆動される排気ブロワ6が設けら
れている。この排気ブロワ6は、遠心薄膜濃縮機4のハ
ウジング内で発生した水蒸気を受けて、外部へ排出する
。更に、遠心薄膜濃縮機4の原液導入口近傍には、洗浄
水給水管34が、接続されており、この洗浄水給水管3
4は、上流側で原液供給ポンプ3と接続している洗浄水
給水管35と分岐している。洗浄水給水管34の前記原
液導入口近傍の部位には、洗浄水弁17が設けられてい
る。この洗浄水弁17は、上流側から洗浄水20が供給
されたときにのみ開となって、該洗浄水20を、原液導
入口から遠心薄膜濃縮機4の/Xウジング内部に送り込
むようになっている。なお、洗浄水給水管35にも洗浄
水弁16が設けられており、この洗浄水弁16も前記洗
浄水弁17と同様に、上流側から洗浄水20が供給され
たときにのみ開となって、該洗浄水20を原液供給ポン
プ3側に送り込むようになっている。
ここで、遠心薄膜濃縮機4について更に詳述する。
(イ)醸造粕原液の濃縮工程を実施する場合。
遠心薄膜濃縮機4の回転翼機構(図示しない)は、回転
しながら原液供給ポンプ3から原液導入口を通して圧送
されてくる醸造粕原液を受けることによって、遠心力に
よりハウジングの内壁面に醸造粕の薄膜を形成する。伝
熱機構7は、循環配管32を循環する加熱蒸気により、
11ウジングの内壁面に沿って自重で落下中の醸造粕原
液を加熱し、この加熱によって該醸造粕原液がl\ウジ
ングの底部の排出側に達するまでの間に所定の含水率に
濃縮する。排気ブロワ6は、前述したように、この濃縮
工程において醸造粕原液中から水蒸気となって蒸発した
水分を受けて、外部に排出する。
(ロ)洗浄工程を実施する場合。
遠心薄膜濃縮機4の回転翼機構(図示しない)は、回転
しながら、洗浄水給水管34から洗浄水弁17を通して
原液導入口に供給される洗浄水20及び洗浄水給水管3
5から洗浄水弁16及び原液供給ポンプ3を通して原液
導入口に供給される洗浄水20を夫々受けて、遠心力に
よりl\ウジング内壁面に洗浄水20を吹き付ける。こ
の遠心力によるハウジング内壁面への洗浄水の吹き付け
によって、該内壁面に付着していた醸造粕原液は洗い流
されることとなる。
濃縮液受タンク8は、その上部に形成されている原液導
入口が遠心薄膜濃縮機4の下部に形成されている原液排
出口と連通しており、遠心薄膜濃縮機4にて所定の含杢
率に濃縮された醸造粕原液を受けて、−時的に貯留する
ようになっている。
濃縮液受タンク8の下部に形成されている原液排出口と
濃縮液タンク10の上部に形成されている濃縮原液導入
口との間は、配管36によって接続されており、この配
管36には、濃縮液移送ポンプ吸込弁18と、モータM
によって駆動される濃縮液移送ポンプ9とが設けられて
いる。濃縮液移送ポンプ吸込弁18は、濃縮液受タンク
8の原液排出側近傍に設けられており、濃縮液受タンク
8に一時的に貯留されている濃縮後の醸造粕原液を吸込
んで濃縮液移送ポンプ9側に吐出する。濃縮液移送ポン
プ吸込弁18は、濃縮された醸造粕原液を吸込むときに
のみ開となる。濃縮液移送ポンプ9は、濃縮液移送ポン
プ吸込弁18の下流側に設けられており、駆動すること
によって濃縮液移送ポンプ吸込弁18から吐出された濃
縮後の醸造粕原液を、濃縮液タンク10の上部に形成さ
れている前記濃縮原液導入口に圧送するようになってい
る。
濃縮液タンク10は、前記濃縮液移送ポンプ9から濃縮
原液導入口に圧送された濃縮後の醸造粕原液を受けて、
該原液を、前記の給飼装置12に対して常に供給が可能
なように貯留するものである。濃縮液タンク10の下部
に形成されている濃縮原液排出口と、給飼装置12の上
部に形成されている濃縮原液導入口との間は、配管37
によって接続されている。この配管37には、濃縮液供
給ポンプ吸込弁19と、モータMによって駆動される濃
縮液供給ポンプ11とが設けられている。
濃縮液供給ポンプ吸込弁19は、濃縮液タンク10の濃
縮原液排出口近傍に設けられており、濃縮液タンク10
に貯留されている醸造粕の濃縮原液を吸込んで濃縮液供
給ポンプ11側に吐出する。
濃縮液供給ポンプ吸込弁19は、醸造粕の濃縮原液を吸
込むときにのみ開となる。濃縮液供給ポンプ11は、濃
縮液供給ポンプ吸込弁19の下流側に設けられており、
駆動することによって濃縮液供給ポンプ吸込弁19から
吐出された醸造粕の濃縮原液を、給飼装置12の上部に
設けられている濃縮原液導入口に圧送するようになって
いる。
給飼装置12の上部には、上述した濃縮原液導入口とと
もに、通常の家畜用飼料21を導入するための飼料導入
口が形成されている。一方、給飼装置12の下部には、
収容している飼料を外部へと排出するために飼料排出口
が形成されていて、この飼料排出口には、飼料搬送コン
ベア13の一端側が臨まされている。給飼装置12は、
前記濃縮原液導入口から導入された醸造粕の濃縮原液と
、飼料導入口から導入された通常の家畜用飼料21とが
略均−に混合されるような各種のミキサを始め、この各
種のミキサによって適度に混合された後の飼料を前記飼
料排出口側へと案内する案内機構等を備えた構成となっ
ている。
飼料搬送コンヘア13は、給飼装置12の飼料排出口か
ら排出された混合後の飼料を受けて、所定箇所へと搬送
するものである。ボイラ14は、前述したように加熱蒸
気を生成して、生成した加熱蒸気を循環配管32を通し
て伝熱機構7に供給するようになっている。
上記構成において、原液タンク1の投入口から内部に投
入された醸造粕の原液は、固まらないように攪拌機2に
よって攪拌され、その成分が略均−になるように調製さ
れる。この醸造粕原液は、常開状態の給液ポンプ吸込弁
15を通り、原液供給ポンプ3によって遠心薄膜濃縮機
4に供給される。遠心薄膜濃縮機4に供給された醸造粕
原液は、モータ5により回転している回転翼機構(図示
しない)により、遠心薄膜濃縮機4のハウジング内壁面
に吹き付けられて該内壁面に付着した薄膜となる。この
薄膜は、自重によりハウジング内壁面に沿って徐々に落
下するが、この落下の過程において、伝熱機構7から供
給される加熱蒸気の熱によって薄膜中の水分が蒸発し、
薄膜中の含水率が低下することによって濃縮された醸造
粕原液となる。上述した加熱により前記薄膜中から蒸発
した水分は、水蒸気となって排気ブロワ6により大気中
に放出される。一方、上記加熱により、所定の含水率に
濃縮された醸造粕原液は、濃縮液受タンク8に一旦貯留
される。そして該醸造粕原液は、濃縮液移送ポンプ吸込
弁18を通して濃縮液移送ポンプ9により濃縮液タンク
10に圧送される。
濃縮液タンク10に貯留された濃縮後の醸造粕原液は、
給飼時間になると濃縮液供給ポンプ吸込弁19を通して
濃縮液供給ポンプ11により給飼装置12に供給される
。給飼装置12に供給された濃縮後の醸造粕原液は、同
様に外部から給飼装置12に供給された通常の飼料21
と混合され、飼料搬送コンベア13によって家畜のいる
箇所へと搬送される。
ここで、前記醸造粕原液の含水率を95%から85%程
度に低下せしめたうえて、通常の家畜用飼料21と混合
すると、家畜が好んで食べる良質な飼料となり、又、上
質な食用肉か得られることが知られている。又、前記醸
造粕原液の含水率を95%から10%程度にまで低下せ
しめれば(即ち、乾燥状態とすれば)長期間保存するこ
とが可能である。本発明の一実施例に従う醸造粕連続処
理装置においては、原液供給ポンプ3の流量や、遠心薄
膜濃縮機4の回転翼機1(図示しない)の回転数を可変
調整することにより、上述したごとき醸造粕原液の含水
率の可変調整が容易に行なえる。又、洗浄水弁16及び
洗浄水弁17を開とし、前記回転翼機構(図示しない)
を回転状態とじて洗浄水20を供給する二とによって、
遠心薄膜濃縮機4内部を極めて容易に洗浄することもて
きる。
なお、原液タンク1内や濃縮液タンク10内の洗浄は、
ゴムホース等を挿入し、このゴムホース等を通して洗浄
水を供給することで行なうことができる。
以上説明したように、本発明に従う一実施例によれば、
醸造粕原液の固形成分等の付着や焦げ付きを発生させる
ことなく醸造粕原液の濃縮処理が連続的に効率よく行な
え、良質な家畜飼料が得られる。更に、濃縮された醸造
粕原液の含水率を用途に応して簡単に可変することがで
き、濃縮処理終了後の遠心薄膜濃縮機4等の洗浄も簡単
に行なうことが可能となった。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、醸造粕原液貯留
部は、供給された醸造粕原液を受けて、該醸造粕原液の
成分を略均−な状態で貯留し、醸造粕原液濃縮部は、前
記醸造粕原液貯留部から供給された醸造粕原液を回転さ
せることによって醸造粕原液の薄膜を形成するとともに
、この形成した薄膜を加熱することにより、醸造粕原液
の含水率を可変調整して濃縮した後排出し、濃縮醸造粕
原液貯留部は、前記醸造粕原液濃縮部から供給された濃
縮醸造粕原液を貯留し、混合部は、前記濃縮醸造粕原液
貯留部から供給される濃縮醸造粕原液と外部から供給さ
れた飼料とを受けて両者を混合するようにしたので、濃
縮処理が連続的に効率良く行なわれた後の醸造粕原液と
、通常の家畜飼料とが適度に混合された良質な家畜飼料
が得られる醸造粕連続処理装置を提供することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に従う醸造粕連続処理装置
の全体的な構成を示したブロック図である。 1・・・原液タンク、2・・・攪拌機、4・・・遠心薄
膜濃縮機、5・・・モータ、10・・・濃縮液タンク、
12・・・給飼装置。 出願人代理人   佐  藤  −雄 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、醸造粕原液貯留部から供給された醸造粕原液を回転
    させることによって薄膜状に形成するとともに、この薄
    膜を加熱して濃縮した後排出する醸造粕原液濃縮部と、 この醸造粕原液濃縮部から供給された濃縮醸造粕原液を
    貯留する濃縮醸造粕原液貯留部と、この濃縮醸造粕原液
    貯留部から供給される濃縮醸造粕原液と外部から供給さ
    れた飼料とを混合する混合部と、 を備えたことを特徴とする醸造粕連続処理装置。 2、醸造粕原液濃縮部への供給流量を変化させる機構を
    有し、その供給流量を変化させることにより、濃縮液の
    含水率を変化させる請求項1に記載の醸造粕連続処理装
    置、 3、醸造粕原液濃縮部に、醸造粕原液の回転速度を変化
    させる機構を設け、この回転速度の変化により濃縮液の
    含水率を変化させる請求項1または2に記載の醸造粕連
    続処理装置。
JP2112714A 1990-04-27 1990-04-27 醸造粕連続処理装置 Pending JPH0411877A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5948103A (en) * 1996-06-26 1999-09-07 Wacom Co., Ltd. Electronic document security system, affixed electronic seal security system and electronic signature security system
CN109123706A (zh) * 2018-08-03 2019-01-04 贵州兴贵源酒业有限公司 无籽刺梨加工设备及其用于制作果酒的方法

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