JPH04118274A - インクリボンカートリッジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 プリンタ装置に装着使用されるエンドレス方式のインク
リボンカートリッジに関し、 インクリボンの走行を安定させることのできるインクリ
ボンカートリッジを提供することを目的とし、 カートリッジケース内にインクリボンを収納して成り、
印字ヘッドを備えたプリンタ装置に装着使用されるエン
ドレス方式のインクリボンカートリッジにおいて、前記
カートリッジケースに、装着時に前記印字ヘッドを全移
動範囲にわたり覆う印字ヘッド部カバーを一体に設ける
とともに、前記印字ヘッド部カバーに、前記印字ヘッド
の前面に沿って走行する前記インクリボンの上端部を案
内してリボン浮き上がりを防止するリボンガイド部を形
成した構成とする。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、プリンタ装置に装着使用されるエンドレス方
式のインクリボンカートリッジに関するものである。

〔従来の技術］ 第３図は従来のインクリボンカートリッジが装着される
ラインプリンタ装置の外観を示す斜視図で、図中、１は
印字ヘッドを全移動範囲にわたり覆うシャトルカバー　
２はインクリボンカートリッジが装着されるカートリッ
ジ装着部、３は連続用紙搬送用のトラクタである。この
カートリッジ装着部２に装着される従来の各種インクリ
ボンカートリッジを第４図（ａ）、　（ｂ）に示す。こ
れらの構成。

作用は次の通りである。

第４図（ａ）のインクリボンカートリッジ１１では、カ
ートリッジケース１２内に折りたたんで収納されるイン
クリボン１３は、カートリッジケース１２の一方の端面
１２ａから引き出された後、他方の端面１２ｂを通り引
き込まれて循環するようになっている。１４はリボン搬
送用の駆動ローラ、１５は駆動ローラ１４にインクリボ
ン１３を介し圧接するピンチローラで、駆動ローラ１４
は、インクリボンカートリッジ装着時にカートリッジ装
着部２側に設けられた駆動軸と係合し、該駆動軸により
駆動されて回転するようになっている。

また、第４図（ｂ）のインクリボンカートリッジ１６で
は、カートリッジケース１７内に折りたたんで収納され
るインクリボン１８は、カートリッジケース１７の一端
に突設された腕部１７ａを通り外部に引き出された後、
他端に突設された腕部１７ｂを通り引き込まれて循環す
るようになっている。

１９は駆動ローラ、２０はピンチローラである。

いずれのインクリボンカートリ・７ジも、外部に出てい
るインクリボンが印字へノドの前面に位置するように装
着され、印刷用紙はインクリボンとプラテンの間に供給
される。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところが、上述の従来のインクリボンカートリッジを使
用して帳票等を印字する場合、インクリボンカートリッ
ジに外部に露出しているインクリボン用のガイドがな（
、連続用紙等の印字に際しインクリボン走行が不安定に
なり、脱字の恐れがある。このことを具体的に説明する
と、帳票等の複数紙は折りミシン目部分が厚くなり、印
字ヘッド部分通過時にインクリボンへの圧力が高まって
速度低下したり、またはインクリボンが用紙とともに上
方に引き上げられたりする。

本発明は、インクリボンの走行を安定させることのでき
るインクリボンカートリッジを提供することを目的とし
ている。

［課題を解決するための手段］ 上述の目的を達成するため、本発明では、カートリッジ
ケース内にインクリボンを収納して成り、印字ヘッドを
備えたプリンタ装置に装着使用されるエンドレス方式の
イン久リボンカートリッジにおいて、前記カートリッジ
ケースの上面に、装着時に前記印字ヘッドを全移動範囲
にわたり覆う印字ヘッド部カバーを一体に設けるととも
に、前記印字ヘッド部カバーに、前記印字ヘッドの前面
に沿って走行する前記インクリボンの上端部を案内して
リボン浮き上がりを防止するリボンガイド部を設けた構
成とする。

〔作　用〕

印字時に印字ヘッド前面に沿って走行するインクリボン
は、リボンガイド部により案内され、リボン浮き上がり
は防止される。

従って、リボン走行は安定化する。

［実施例〕 以下、第１図及び第２図に関連して本発明の詳細な説明
する。

第１図はインクリボンカートリッジの構造を示す側面図
、第２図はインクリボンカートリッジの外観を示す斜視
図で、 図中、２１はインクリボンカートリッジ、１００は印刷
用紙、１０１は印字ヘッド、１０２はプラテンである。

インクリボンカートリッジ２１は、リボン収納部２２を
備えたカートリッジケース２３の上面に印字ヘッド部カ
バー２４を一体に形成して構成される。リボン収納部２
２にはインクリボン２５が折りたたんで収納され、該イ
ンクリボン２５は、駆動ローラ２６とピンチローラ２７
とにより移送力を付与されて循環するようになっている
。印字ヘッド部カバー２４は印字ヘッド１０１を全移動
範囲にわたり覆う形状を有しており、該印字ヘッド部カ
バー２４には、爪状のリボンガイド部２８が形成されて
いる。リボンガイド部２８は、走行するインクリボン２
５の上端部を案内してリボン浮き上がりを防止するため
のものである。このインクリボンカートリッジ２１は、
第１図に示すようにラインプリンタ装置のカートリッジ
装着部に装着して使用されるが、この状態ではインクリ
ボン２５のカートリッジケース２３外に露出する部分は
印字ヘッド１０１の前面に位置し、印刷用紙１００はこ
のインクリボン２５とプラテン１０２の間に供給される
。

本発明のインクリボンカートリッジ２１は以上のように
構成されており、印字ヘッド部カバー２４がインクリボ
ン２５の露出部分を覆っているので、カートリッジ装着
時にオペレータが手を汚すことはなくなる。また、印字
ヘッド部カバー２４を設けたことによってカートリッジ
ケース２３の剛性が向上し、装着性が向上する。

印字に際しては、印字へ・７ド１０１を第１図の紙面と
垂直方向に移動させて印字を行う。また、インクリボン
２５は、駆動ローラ２６により移送力を付与され、印字
ヘッド１０１の前面に沿って走行する。

このインクリボン走行時に、インクリボン２５は、上端
部がリボンガイド部２８に案内されて安定走行し、印刷
用紙１００が上方に送られる際に従来問題となっていた
インクリボン走行速度の低下やリボン浮き上がりは防止
される。

（発明の効果〕 以上述べたように、本発明によれば、印字ヘッド部カバ
ーに設けられたリボンガイド部によりリボン浮き上がり
が防止され、インクリボンは安定走行する。

また、印字ヘッド部カバーを設けることによって、■カ
ートリッジケースの剛性が上って装着性が向上する、■
インクリボンの露出部がなくなりオペレータが手を汚す
ことはなくなる、■プリンタ装置側で従来使用されてい
たシャトルカバーは不要になるという各種の効果も得ら
れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の、インクリボンカートリッジ
の溝道を示す側面図、 第２図は同、インクリボンカートリッジの外観を示す斜
視図、 第３図は従来のインクリボンカートリッジが装着される
ラインプリンタ装置の外観を示す斜視図、第４図（ａ）
、　（ｂ）は従来の各種インクリボンカートリッジの外
観を示す斜視図で、 図中、 ２１はインクリボンカートリッジ、 ２３はカートリッジケース、 ２４は印字ヘッド部カバー ２８はリボンガイド部、 １０１は印字ヘッドである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 カートリッジケース（２３）内にインクリボン（２５）
   を収納して成り、印字ヘッドを備えたプリンタ装置に装
   着使用されるエンドレス方式のインクリボンカートリッ
   ジにおいて、 前記カートリッジケース（２３）の上面に、装着時に前
   記印字ヘッドを全移動範囲にわたり覆う印字ヘッド部カ
   バー（２４）を一体に設けるとともに、前記印字ヘッド
   部カバー（２４）に、前記印字ヘッドの前面に沿って走
   行する前記インクリボン（２５）の上端部を案内してリ
   ボン浮き上がりを防止するリボンガイド部（２８）を形
   成したことを特徴とするインクリボンカートリッジ。