JPH04118140U - 染料等の溶解に用いる攪拌器 - Google Patents

染料等の溶解に用いる攪拌器

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JPH04118140U
JPH04118140U JP3063591U JP3063591U JPH04118140U JP H04118140 U JPH04118140 U JP H04118140U JP 3063591 U JP3063591 U JP 3063591U JP 3063591 U JP3063591 U JP 3063591U JP H04118140 U JPH04118140 U JP H04118140U
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JP
Japan
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stirrer
tip
dye
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bucket
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Pending
Application number
JP3063591U
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English (en)
Inventor
勝二 藤田
Original Assignee
鐘紡株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バケツ等を用いて染料等を溶解する際、バケ
ツの隅々まで攪拌が可能な攪拌器の構造を提供する。 【構成】 多数の弧状攪拌翼を軸先端に有した攪拌器
の、該弧状攪拌翼先端部に突起状物を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はバケツ等の容器中で、染料等を溶解する際に用いる攪拌器の構造に関 する。
【0002】
【従来の技術】
染色工程には染料を設定された濃度で溶解して染液を予め準備する調色工程が あり、かかる工程では、染め上がり品の色調を再現性あるものとするために、染 料の濃度の管理が重要な問題となっている。
【0003】 従来、染料の溶解処理は、適当な攪拌部材(棒状、板状)を用いて人手により なされていたが、ハンドタイプの汎用回転装置を流用して、攪拌作業を機械化す ることが近時行われている。
【0004】 この場合、攪拌器としては、回転作用で十分な攪拌効果が出るよう、弧状の攪 拌翼(線状部材が多い)を先端に設けたものが用いられる。
【0005】 この方法を用いて長い柄を使えば、作業者は、ポリバケツ等の中で染料を溶解 してもその都度屈んで作業を行わずともよく、作業性が向上する。
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記の如き方法を用いても次の問題点が存在するため、作業者 は、立ったまま連続して作業を行うことができなかった。
【0006】 すなはち、通常のバケツの底面は、平らではなく、凹凸があるため、染料が窪 みに入り込み攪拌を受けないのである。
【0007】 そして、前記の如き弧状攪拌翼は、容器の側面や底面に翼が当たり、窪みまで 翼が届かないのであり、この場合、作業者は屈み、適当な部材でこの染料を攪拌 する必要がある。
【0008】 また、かかる滞留した染料をそのままにしておくと、次の調色の際、濃度異常 の原因となったり、染料が固化して除去が困難となったりする。
【0009】 本考案はかかる問題点を解決するものであって、ハンドタイプの汎用回転装置 等を用いて染料等を攪拌する際、バケツの隅々まで攪拌が可能な攪拌器の構造を 提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は、多数の弧状攪拌翼を軸先端に有した攪拌器であって、該弧状攪拌翼 先端部に突起状物を設けたことを特徴とする染料等の溶解に用いる攪拌器である 。
【0011】
【作用】
本攪拌器は、ハンドタイプの汎用回転装置等の先端部に装着して用いることが 好ましい。
【0012】 而して、ポリバケツ等で染料を溶解するに際しては、染料と溶液とを混合して 、本攪拌器を回転させ染料の大部分を溶解させた後、攪拌器先端部の突起状物を 、バケツの窪みに当て、沈澱した染料を溶解する。
【0013】
【実施例】
以下、図面を用いて本考案を説明する。 図1は、本攪拌器の一例を示す斜視図である。
【0014】 攪拌器は、握り部(1)を有した軸(2)の先端部に、多数の弧状攪拌翼(3 )が固定部(4)により取り付けられている。
【0015】 軸(2)は、染料などの攪拌に十分耐えうるよう金属などの強度のある部材を 用いることが好ましい。
【0016】 弧状攪拌翼(3)は直径数ミリ程度の針金等の線状部材を変形させて形成する ことが好ましく、一本の線状部材を円形状に加工したものを、軸(2)先端に多 数取り付ければ、製造も容易である。
【0017】 又、弧状攪拌翼(3)は、5〜10本程度の多数本を取り付けることが必要で あり、ステンレス等の錆難い部材を用いる。
【0018】 本考案において重要な部分は、弧状攪拌翼(3)の先端部に設けられた突起状 物(5)である。
【0019】 該突起状物(5)は弧状攪拌翼(3)先端に固定可能であれば、その形状、材 質等特に限定されないが、次の如く設けると効率が良い。 すなはち、弧状攪拌翼(3)が線状部材からなる場合、該線状部材と同等の線 状部材を各弧状攪拌翼(3)に絡ませながら、先端部に巻き付けていくことによ り、突起状物(5)の形成と固定とを同時におこなうことが出来る。
【0020】 又、このように形成された突起状物(5)はその形状が対称形ではなく、不規 則であるため、攪拌器を回転させた場合、突起状物(5)での攪拌作用も生じ好 適である。
【0021】 図2は、本攪拌器の使用状態を示す説明図であり、バケツ(6)の端部(7) に沈澱した染料(8)を突起状物(5)により攪拌溶解している状態を示す。
【0022】 同図に示す如く、本攪拌器はハンドタイプの汎用回転装置(9)に接続して用 いると好適であり、このような装置としては、空気圧で回転し、引き金(10) により回転のON/OFFを行うことができるものが挙げられる。
【0023】
【考案の効果】
本考案によれば、バケツ等を用いて染料等を溶解する際、本攪拌器のみで染料 の総てを攪拌可能であり、また立ったまま作業を連続して行うことも可能である 。
【0024】 また、ハンドタイプの自動回転装置等に本攪拌器を接続すれば更に、作業を軽 減することもでき、その有用性は明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本攪拌器の一例を示す斜視図である。
【図2】本攪拌器の使用状態を示す説明図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の弧状攪拌翼を軸先端に有した攪拌
    器であって、該弧状攪拌翼先端部に突起状物を設けたこ
    とを特徴とする染料等の溶解に用いる攪拌器。
JP3063591U 1991-04-04 1991-04-04 染料等の溶解に用いる攪拌器 Pending JPH04118140U (ja)

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JPH04118140U true JPH04118140U (ja) 1992-10-22

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ID=31914174

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008018257A1 (fr) * 2006-08-08 2008-02-14 Kakujinkagaku Co., Ltd. Tige d'agitation et machine d'agitation munie de celle-ci

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008018257A1 (fr) * 2006-08-08 2008-02-14 Kakujinkagaku Co., Ltd. Tige d'agitation et machine d'agitation munie de celle-ci
JP5224591B2 (ja) * 2006-08-08 2013-07-03 株式会社カクジン 撹拌棒およびそれを備えた撹拌機

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