JPH0411781A - 一括消去型不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents
一括消去型不揮発性半導体記憶装置Info
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- JPH0411781A JPH0411781A JP2112264A JP11226490A JPH0411781A JP H0411781 A JPH0411781 A JP H0411781A JP 2112264 A JP2112264 A JP 2112264A JP 11226490 A JP11226490 A JP 11226490A JP H0411781 A JPH0411781 A JP H0411781A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B69/00—Erasable-and-programmable ROM [EPROM] devices not provided for in groups H10B41/00 - H10B63/00, e.g. ultraviolet erasable-and-programmable ROM [UVEPROM] devices
Landscapes
- Semiconductor Memories (AREA)
- Non-Volatile Memory (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野J
本発明は、−括消去型不揮発性MO3半導体記憶装置に
関し、特に、ホットエレクトロン注入によりプログラミ
ングし、浮遊ゲートから拡散層へのトンネル注入によっ
て一括消去を行うE2 PROMに関する。
関し、特に、ホットエレクトロン注入によりプログラミ
ングし、浮遊ゲートから拡散層へのトンネル注入によっ
て一括消去を行うE2 PROMに関する。
[従来の技術]
一括消去型E2FROMは、UV消去型EPR○Mと同
様に、1トランジスタ/ビツト型であるので、大規模化
に有利な素子として注目されている。第5図は、従来の
この種E2 PROMのメモリセルの断面図である。同
図において、1aはp型半導体基板、3aは緩傾斜型接
合を有する第1のn型拡散層、4aは階段接合を有する
第2のn型拡散層、6aは電子のトンネリングを生ぜし
めるように100Å以下の膜厚になされた第1のゲート
絶縁膜、7aは第2のゲート絶縁膜、9aは多結晶シリ
コンからなる浮遊ゲート、10aは多結晶シリコンから
なる制御ゲート、llaは層間絶縁膜、12aはアルミ
ニウムからなるデイジット線である。ここで2種類のn
型拡散層を設ける理由は、書き込み時には第2のn型拡
散層4a(階段型接合)をドレインとして使用してホッ
トエレクトロンの発生を容易ならしめ、また、読み出し
時、消去時には第1のn型拡散層3a(緩傾斜型接合)
をドレインとして使用してホットキャリヤを生ザしぬな
いようにするためである。
様に、1トランジスタ/ビツト型であるので、大規模化
に有利な素子として注目されている。第5図は、従来の
この種E2 PROMのメモリセルの断面図である。同
図において、1aはp型半導体基板、3aは緩傾斜型接
合を有する第1のn型拡散層、4aは階段接合を有する
第2のn型拡散層、6aは電子のトンネリングを生ぜし
めるように100Å以下の膜厚になされた第1のゲート
絶縁膜、7aは第2のゲート絶縁膜、9aは多結晶シリ
コンからなる浮遊ゲート、10aは多結晶シリコンから
なる制御ゲート、llaは層間絶縁膜、12aはアルミ
ニウムからなるデイジット線である。ここで2種類のn
型拡散層を設ける理由は、書き込み時には第2のn型拡
散層4a(階段型接合)をドレインとして使用してホッ
トエレクトロンの発生を容易ならしめ、また、読み出し
時、消去時には第1のn型拡散層3a(緩傾斜型接合)
をドレインとして使用してホットキャリヤを生ザしぬな
いようにするためである。
次に、第5図の従来例装置の動作について説明する。ま
ず、書き込み時には、第2のn型拡散層4aをドレイン
としてこれに高電圧(〜7V)を印加し、第1のn型拡
散層3aをソースとして接地しておき、選択された制御
ゲート10aに高電圧(〜16■)を印加する。このこ
とにより、従来のUV消去型EPROMと同様に、発生
したホットエレクトロンは浮遊ゲート9aに注入され書
き込みが行われる。次に、読み出しの際には、第1のn
型拡散層3aをドレインとして選択してこれに比較的低
電圧(〜1.OV)を印加し、選択された第2のn型拡
散層4aをデイジット線12aを介して接地する。そし
て、選択された制御ゲート10に5Vを印加することに
よって読み出しを行う。また、消去時には、全ての制御
ゲート10aおよびデイジット線を接地し、第1のn型
拡散層3aに高電圧(〜12.5V)を1秒間印加する
ことによって浮遊ゲー)9aに溜まっている電子を引き
抜く。ここで、第2のn型拡散層4a側へ電子を引き抜
くことも可能であるが、接合耐圧がより高い第1のn型
拡散層3a側へ引き抜く上述の方法の方がより高電圧を
印加でき、消去時間を短かくできる点で有利である。
ず、書き込み時には、第2のn型拡散層4aをドレイン
としてこれに高電圧(〜7V)を印加し、第1のn型拡
散層3aをソースとして接地しておき、選択された制御
ゲート10aに高電圧(〜16■)を印加する。このこ
とにより、従来のUV消去型EPROMと同様に、発生
したホットエレクトロンは浮遊ゲート9aに注入され書
き込みが行われる。次に、読み出しの際には、第1のn
型拡散層3aをドレインとして選択してこれに比較的低
電圧(〜1.OV)を印加し、選択された第2のn型拡
散層4aをデイジット線12aを介して接地する。そし
て、選択された制御ゲート10に5Vを印加することに
よって読み出しを行う。また、消去時には、全ての制御
ゲート10aおよびデイジット線を接地し、第1のn型
拡散層3aに高電圧(〜12.5V)を1秒間印加する
ことによって浮遊ゲー)9aに溜まっている電子を引き
抜く。ここで、第2のn型拡散層4a側へ電子を引き抜
くことも可能であるが、接合耐圧がより高い第1のn型
拡散層3a側へ引き抜く上述の方法の方がより高電圧を
印加でき、消去時間を短かくできる点で有利である。
[発明が解決しようとする課題]
上述した従来のE2 FROMでは、消去をトンネリン
グにより実現しているため、UV消去型EPROMと異
なって、第1のゲート絶縁膜が極めて薄くなされている
。そのため、従来の一括消去型E2FROMでは書き込
み時に非選択セルに対する誤書き込みの危険性を免れな
かった。ここで非選択セルとは、書き込み時において制
御ゲート10aが非選択、デイジット線が選択された状
態にある場合のセルを意味している。例えば、第5図の
構造のメモリセルにおいて、一方のメモリセルが選択さ
れた場合、第2のn型拡散層4aは書き込み時に左右の
セルの共通ドレインとして働くので、この場合、選択さ
れていない他方のセルにおいては、ドレインにのみ高電
圧が印加された状態となり、この状態ではトレインスト
レスにより発生するホットキャリヤの一部が容易に浮遊
ゲートに入るために誤書き込みが生じてしまうのである
。
グにより実現しているため、UV消去型EPROMと異
なって、第1のゲート絶縁膜が極めて薄くなされている
。そのため、従来の一括消去型E2FROMでは書き込
み時に非選択セルに対する誤書き込みの危険性を免れな
かった。ここで非選択セルとは、書き込み時において制
御ゲート10aが非選択、デイジット線が選択された状
態にある場合のセルを意味している。例えば、第5図の
構造のメモリセルにおいて、一方のメモリセルが選択さ
れた場合、第2のn型拡散層4aは書き込み時に左右の
セルの共通ドレインとして働くので、この場合、選択さ
れていない他方のセルにおいては、ドレインにのみ高電
圧が印加された状態となり、この状態ではトレインスト
レスにより発生するホットキャリヤの一部が容易に浮遊
ゲートに入るために誤書き込みが生じてしまうのである
。
[課題を解決するための手段]
本発明の一括消去型不揮発性半導体記憶装置のメモリセ
ルは、制御ゲートが浮遊ゲート上に積層されている部分
と積層されていない部分とを有しているいわゆるスプリ
ットゲート構造となっており、そして、このメモリセル
は、選択トランジスタ側のデイジット線に接続される拡
散層およびメモリトランジスタ側のソースラインに接続
される拡散層の外にメモリトランジスタと選択トランジ
スタとの境界部分に浮遊状態の拡散層を有している。
ルは、制御ゲートが浮遊ゲート上に積層されている部分
と積層されていない部分とを有しているいわゆるスプリ
ットゲート構造となっており、そして、このメモリセル
は、選択トランジスタ側のデイジット線に接続される拡
散層およびメモリトランジスタ側のソースラインに接続
される拡散層の外にメモリトランジスタと選択トランジ
スタとの境界部分に浮遊状態の拡散層を有している。
上記拡散層のうち、浮遊状態の拡散層は階段型接合を有
するように、また、他の2つの拡散層は緩傾斜型接合を
有するように形成される。そして書き込み時にはデイジ
ット線に高電圧を、また、消去時にはソースラインに高
電圧を印加する。
するように、また、他の2つの拡散層は緩傾斜型接合を
有するように形成される。そして書き込み時にはデイジ
ット線に高電圧を、また、消去時にはソースラインに高
電圧を印加する。
[実施例]
次に、本発明の実施例について、図面を参照して説明す
る。
る。
第1図(a)は、本発明の一実施例の平面図、第1図(
b)は、そのB−B線断面図である。第1図において、
1はp型半導体基板、2はメモリセルどうしを分離する
素子分離絶縁膜、3は半導体基板1とMII#斜型接金
型接合する第1のn型拡散層、4は半導体基板1と階段
型接合を形成する第2のn型拡散層、5は半導体基板1
と緩傾斜型接合を形成する第3のn型拡散層、6は浮遊
ゲート9から半導体基板1への電子のトンネリングを可
能とする薄膜の第1のゲート絶縁膜、7は浮遊ゲート9
−制御ゲート10間に形成された第2のゲート絶縁膜、
8は半導体基板1−制御ゲート10間に形成された第3
のゲート絶縁膜、11は眉間絶縁膜、12はアルミニウ
ムからなるデイジット線である。
b)は、そのB−B線断面図である。第1図において、
1はp型半導体基板、2はメモリセルどうしを分離する
素子分離絶縁膜、3は半導体基板1とMII#斜型接金
型接合する第1のn型拡散層、4は半導体基板1と階段
型接合を形成する第2のn型拡散層、5は半導体基板1
と緩傾斜型接合を形成する第3のn型拡散層、6は浮遊
ゲート9から半導体基板1への電子のトンネリングを可
能とする薄膜の第1のゲート絶縁膜、7は浮遊ゲート9
−制御ゲート10間に形成された第2のゲート絶縁膜、
8は半導体基板1−制御ゲート10間に形成された第3
のゲート絶縁膜、11は眉間絶縁膜、12はアルミニウ
ムからなるデイジット線である。
次に、第2図(a)〜(f)を参照して、第1図の実施
例の製造工程について説明する。
例の製造工程について説明する。
p型半導体基板1上に素子分離絶縁膜2をLOCO8法
によって形成し、その後700℃のN2希釈によるドラ
イ02雰囲気で酸化し、膜厚100人程成長第1のゲー
ト絶縁膜6を形成する。その後メモリー素子領域上にn
型多結晶シリコンからなる浮遊ケート9を形成し、CV
D法または熱酸化法によって絶縁膜14(例えば酸化膜
)を3000人程成長させる〔第2図(a)〕。次に、
第1めフォトレジスト15を全面に塗布しこれをエッチ
バックすることによって、第2図(b)に示すように、
浮遊ゲート9の表面を露出させる。
によって形成し、その後700℃のN2希釈によるドラ
イ02雰囲気で酸化し、膜厚100人程成長第1のゲー
ト絶縁膜6を形成する。その後メモリー素子領域上にn
型多結晶シリコンからなる浮遊ケート9を形成し、CV
D法または熱酸化法によって絶縁膜14(例えば酸化膜
)を3000人程成長させる〔第2図(a)〕。次に、
第1めフォトレジスト15を全面に塗布しこれをエッチ
バックすることによって、第2図(b)に示すように、
浮遊ゲート9の表面を露出させる。
ここで、第2図(c)に示すように、コンタクトを設け
る側の素子領域を開口した第2のフォトレジスト16を
設け、第1、第2のフォトレジスト]5.16をマスク
として希釈した弗酸で工・ソチンクを行い5浮遊ケート
9とフォトレジスト15との隙間に有る絶縁膜14を除
去し、・シリコン基板1の表面を露出させる。
る側の素子領域を開口した第2のフォトレジスト16を
設け、第1、第2のフォトレジスト]5.16をマスク
として希釈した弗酸で工・ソチンクを行い5浮遊ケート
9とフォトレジスト15との隙間に有る絶縁膜14を除
去し、・シリコン基板1の表面を露出させる。
次に、前記工・ソチングでてきた隙間を通して砒素をイ
オン注入法で導入し、窒素雰囲気中て高温熱処理を施し
て、階段接合型の第2のn型拡散層4を形成する。続い
て、残余の絶縁膜14をエツチング除去した後、高温酸
化法によって浮遊ゲート9上に第2のゲート絶縁膜7を
、そして半導体基板1上に第3のゲート絶縁膜8を形成
する。その後、第2図(d)に示すように、n型多結晶
9937層10bをCVD法により堆積し、形成すべき
制御ゲートパターン状の第3のフォトレジスト17を形
成する。RIE法を用いてn型多結晶9937層10b
をパターニングして制御ケート10を形成した後、イオ
ン注入法によって砒素及び燐をp型シリコン基板上に導
入し、活性化する事によってAs−Pの緩傾斜型拡散層
である第1のn型拡散層3および第3のn型拡散層5を
同時に形成する〔第2図(e)〕。
オン注入法で導入し、窒素雰囲気中て高温熱処理を施し
て、階段接合型の第2のn型拡散層4を形成する。続い
て、残余の絶縁膜14をエツチング除去した後、高温酸
化法によって浮遊ゲート9上に第2のゲート絶縁膜7を
、そして半導体基板1上に第3のゲート絶縁膜8を形成
する。その後、第2図(d)に示すように、n型多結晶
9937層10bをCVD法により堆積し、形成すべき
制御ゲートパターン状の第3のフォトレジスト17を形
成する。RIE法を用いてn型多結晶9937層10b
をパターニングして制御ケート10を形成した後、イオ
ン注入法によって砒素及び燐をp型シリコン基板上に導
入し、活性化する事によってAs−Pの緩傾斜型拡散層
である第1のn型拡散層3および第3のn型拡散層5を
同時に形成する〔第2図(e)〕。
その後は、常法により、CVD法によって眉間絶縁膜1
1を形成し、PR法によってコンタクト13を開口した
後、イオン注入法によりn型不純物を第3のn型拡散層
上の開口部を通して導入する〔第2図(f)〕。最後に
、アルミニウムからなるデイジット線12を形成して、
第1図に示す本実施例の装置を得ることができる。
1を形成し、PR法によってコンタクト13を開口した
後、イオン注入法によりn型不純物を第3のn型拡散層
上の開口部を通して導入する〔第2図(f)〕。最後に
、アルミニウムからなるデイジット線12を形成して、
第1図に示す本実施例の装置を得ることができる。
次に、本実施例装置の動作について、第3図の等価回路
を参照して説明する。
を参照して説明する。
書き込み時について、例えば、ワード線(制御ゲート1
0に接続されている)Wiとデイジット線Djを選択し
、メモリセルMijに書き込む場合を考える。この場合
、全ビ・ソトに対し共通となっている第1のn型拡散層
3を含むソースラインを接地しておき、ワード線Wiに
内部昇圧された電圧16Vを印加すると同時にデイジッ
ト線Djに125Vを印加する。このことにより、第2
のn型拡散層4には、選択トランジスター段分低下した
電圧か印加されることになり、基板バイアス効果分を含
めた〜8V程度の電圧がかがる。このバイアス条件の下
で、通常のU■消去型EPROMの書き込み動作と同様
に、チャネルホットエレクトロンの浮遊ゲート9への注
入により書き込みか行われる。
0に接続されている)Wiとデイジット線Djを選択し
、メモリセルMijに書き込む場合を考える。この場合
、全ビ・ソトに対し共通となっている第1のn型拡散層
3を含むソースラインを接地しておき、ワード線Wiに
内部昇圧された電圧16Vを印加すると同時にデイジッ
ト線Djに125Vを印加する。このことにより、第2
のn型拡散層4には、選択トランジスター段分低下した
電圧か印加されることになり、基板バイアス効果分を含
めた〜8V程度の電圧がかがる。このバイアス条件の下
で、通常のU■消去型EPROMの書き込み動作と同様
に、チャネルホットエレクトロンの浮遊ゲート9への注
入により書き込みか行われる。
ここで、従来例の開題点として指摘した非選択セルへの
誤書き込みについて考えると、デイジット線Djに接続
されたメモリセルの第3のn型拡散層5には、メモリセ
ルMijと対になっているメモリセルMi−1jを含め
て全て高電圧12.5Vが印加されるが、ワード線Wi
以外のワード線は選釈されていないため、メモリセルM
ij以タトのメモリセルMxjの選択トランジスタ部は
チャネlレカ・ントされており、第2のn型拡散層4に
は電圧力餐印加されない、従って、書き込みは起らず従
来ff1lのような問題は生じない。
誤書き込みについて考えると、デイジット線Djに接続
されたメモリセルの第3のn型拡散層5には、メモリセ
ルMijと対になっているメモリセルMi−1jを含め
て全て高電圧12.5Vが印加されるが、ワード線Wi
以外のワード線は選釈されていないため、メモリセルM
ij以タトのメモリセルMxjの選択トランジスタ部は
チャネlレカ・ントされており、第2のn型拡散層4に
は電圧力餐印加されない、従って、書き込みは起らず従
来ff1lのような問題は生じない。
次に、読み出し時には、ソースラインをドレインとして
全て読み出し電圧1、Ovを印加した状態で、選択され
たデイジット線にはOV(すなわち接地)、ワード線に
は5.0■を印加する。そして、この状態でセルのオン
電流をセンスすることにより読み比しを行う。この際、
ソースライン側への印加電圧は′、第1のゲート絶縁膜
6が100人と薄いので、読み出し中に浮遊ゲート9へ
のソフトライトが起こらないように十分低b)電圧器こ
しておく必要がある。
全て読み出し電圧1、Ovを印加した状態で、選択され
たデイジット線にはOV(すなわち接地)、ワード線に
は5.0■を印加する。そして、この状態でセルのオン
電流をセンスすることにより読み比しを行う。この際、
ソースライン側への印加電圧は′、第1のゲート絶縁膜
6が100人と薄いので、読み出し中に浮遊ゲート9へ
のソフトライトが起こらないように十分低b)電圧器こ
しておく必要がある。
次に、消去については、全てのワード線およびデイジッ
ト線を接地した状態で、ソースライン番こ第1のn型拡
散層3の基板との接合耐圧を超えない範囲での高電圧(
例えば12.5V)を印加することによって、浮遊ゲー
ト9内にある電子をトンネル注入によって第1のn型拡
散層3側へ引抜き、−括消去を完了する。
ト線を接地した状態で、ソースライン番こ第1のn型拡
散層3の基板との接合耐圧を超えない範囲での高電圧(
例えば12.5V)を印加することによって、浮遊ゲー
ト9内にある電子をトンネル注入によって第1のn型拡
散層3側へ引抜き、−括消去を完了する。
第4 (2I(b )は、本発明の他の実施例を示す断
面図であり、第4図(a)は、その製造工程を説明する
ための断面図である。本実施例の装置を製造するには、
先の実施例における第2図(C)の工程が完了した後、
第4図<a)に示すように、第2のn型拡散層4、第2
、第3のゲート絶縁膜7.8を形成し、コンタクトか形
成される素子領域内にイオン注入法によってn型不純物
を導入する。このようにすると、選択トランジスタ部の
閾値電圧が下がるので、選択トランジスタによる電圧降
下が減少して、第2のn型拡散層4に実効的に印加され
る電圧は高くなり、書き込みスピードが速くなる。また
、読み出し時においても選択トランジスタの閾値電圧が
低くなった分オン電流が上がるため、メモリセル全体と
してのオン電流が大きくとれ、読み呂し時間が短縮され
る。
面図であり、第4図(a)は、その製造工程を説明する
ための断面図である。本実施例の装置を製造するには、
先の実施例における第2図(C)の工程が完了した後、
第4図<a)に示すように、第2のn型拡散層4、第2
、第3のゲート絶縁膜7.8を形成し、コンタクトか形
成される素子領域内にイオン注入法によってn型不純物
を導入する。このようにすると、選択トランジスタ部の
閾値電圧が下がるので、選択トランジスタによる電圧降
下が減少して、第2のn型拡散層4に実効的に印加され
る電圧は高くなり、書き込みスピードが速くなる。また
、読み出し時においても選択トランジスタの閾値電圧が
低くなった分オン電流が上がるため、メモリセル全体と
してのオン電流が大きくとれ、読み呂し時間が短縮され
る。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明は、メモリセルのゲート電
極をスプリットゲート構造として、チャネル領域をメモ
リトランジスタ領域と選択トランジスタ領域に分け、両
領域の境界部に他のメモ1ノセルと共有することのない
書き込み用ドレイン拡散層を設け、書き込み時には、当
該メモリセルに固有の書き込み用ドレインを選択してこ
れにホ・ントエレクトロンを発生させるようにしたもの
であるので、本発明によれば、従来の一括消去型E2F
ROMで問題となっていた非選択セルへの誤書き込みを
防止することができる。
極をスプリットゲート構造として、チャネル領域をメモ
リトランジスタ領域と選択トランジスタ領域に分け、両
領域の境界部に他のメモ1ノセルと共有することのない
書き込み用ドレイン拡散層を設け、書き込み時には、当
該メモリセルに固有の書き込み用ドレインを選択してこ
れにホ・ントエレクトロンを発生させるようにしたもの
であるので、本発明によれば、従来の一括消去型E2F
ROMで問題となっていた非選択セルへの誤書き込みを
防止することができる。
第1図<a>は、本発明の一実施例を示す平面図、第1
図(b)は、そのB−B線断面図、第2図(a)〜(f
>は、その製造工程を説明するための半導体装置の断面
図、第3図は、その等価回路図、第4図(b)は、本発
明の他の実施例を示す断面図、第4図(a)は、その製
造工程を説明するための断面図、第5図は、従来例の断
面図である。 1.1a・・p型半導体基板、 2・・・素子分離絶
縁膜、 3.3a・・第1のn型拡散層(緩傾斜型
接合)、 4.4a・・第2のn型拡散層(階段型接
合)、 5・・・第3のn型拡散層(M傾斜型接合
)、 6.6a・・・第1のゲート絶縁膜。 7.7a・・第2のケート絶縁膜、 8・・・第3の
ゲート絶縁膜、 9.9a・−浮遊ゲート、10.
10a・・・制御ゲート、 10b・・・n型多結
晶シリコン層、 11、lla・・層間絶縁膜、12
.12a・デイジット線、 13・・・コンタクト
、 14・・・絶縁膜、 15 ・第1のフォ
トレジスト、 16・・第2のフォトレジスト、1
7・・第3のフォトレジスト、 18・・・第4の7
オトレシ′スト。
図(b)は、そのB−B線断面図、第2図(a)〜(f
>は、その製造工程を説明するための半導体装置の断面
図、第3図は、その等価回路図、第4図(b)は、本発
明の他の実施例を示す断面図、第4図(a)は、その製
造工程を説明するための断面図、第5図は、従来例の断
面図である。 1.1a・・p型半導体基板、 2・・・素子分離絶
縁膜、 3.3a・・第1のn型拡散層(緩傾斜型
接合)、 4.4a・・第2のn型拡散層(階段型接
合)、 5・・・第3のn型拡散層(M傾斜型接合
)、 6.6a・・・第1のゲート絶縁膜。 7.7a・・第2のケート絶縁膜、 8・・・第3の
ゲート絶縁膜、 9.9a・−浮遊ゲート、10.
10a・・・制御ゲート、 10b・・・n型多結
晶シリコン層、 11、lla・・層間絶縁膜、12
.12a・デイジット線、 13・・・コンタクト
、 14・・・絶縁膜、 15 ・第1のフォ
トレジスト、 16・・第2のフォトレジスト、1
7・・第3のフォトレジスト、 18・・・第4の7
オトレシ′スト。
Claims (3)
- (1)第1導電型の半導体基板の表面領域内に形成され
た第2導電型の第1、第2および第3の拡散層と、前記
第1の拡散層と前記第2の拡散層との間の半導体基板上
に第1のゲート絶縁膜を介して形成された浮遊ゲートと
、前記浮遊ゲートには第2のゲート絶縁膜を介して、前
記第2の拡散層と前記第3の拡散層との間の半導体基板
上には第3のゲート絶縁膜を介して形成された制御ゲー
ト電極と、を具備する一括消去型不揮発性半導体記憶装
置。 - (2)前記第1および第3の拡散層は、前記半導体基板
と緩傾斜型接合を形成しており、かつ、前記第2の拡散
層は、前記半導体基板と階段型接合を形成している請求
項1記載の一括消去型不揮発性半導体記憶装置。 - (3)前記第2の拡散層と前記第3の拡散層との間の半
導体基板の表面には、第2導電型の不純物が導入されて
その部分の実効的不純物濃度が前記第1の拡散層と前記
第2の拡散層との間の半導体基板表面の不純物濃度より
低くなされている請求項1または2記載の一括消去型不
揮発性半導体記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2112264A JPH0411781A (ja) | 1990-04-28 | 1990-04-28 | 一括消去型不揮発性半導体記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2112264A JPH0411781A (ja) | 1990-04-28 | 1990-04-28 | 一括消去型不揮発性半導体記憶装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0411781A true JPH0411781A (ja) | 1992-01-16 |
Family
ID=14582352
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2112264A Pending JPH0411781A (ja) | 1990-04-28 | 1990-04-28 | 一括消去型不揮発性半導体記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0411781A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0855923A (ja) * | 1994-07-08 | 1996-02-27 | Lg Semicon Co Ltd | 半導体メモリ素子の製造方法 |
DE19643185A1 (de) * | 1996-10-18 | 1998-05-07 | Siemens Ag | Speicherzelle und Verfahren zur Herstellung einer nichtflüchtigen Speicherzelle |
-
1990
- 1990-04-28 JP JP2112264A patent/JPH0411781A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0855923A (ja) * | 1994-07-08 | 1996-02-27 | Lg Semicon Co Ltd | 半導体メモリ素子の製造方法 |
DE19643185A1 (de) * | 1996-10-18 | 1998-05-07 | Siemens Ag | Speicherzelle und Verfahren zur Herstellung einer nichtflüchtigen Speicherzelle |
DE19643185C2 (de) * | 1996-10-18 | 1998-09-10 | Siemens Ag | Dual-Gate-Speicherzelle und Verfahren zur Herstellung einer nichtflüchtigen Speicherzelle |
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