JPH04116812U - 光学系の光源部 - Google Patents

光学系の光源部

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JPH04116812U
JPH04116812U JP1939391U JP1939391U JPH04116812U JP H04116812 U JPH04116812 U JP H04116812U JP 1939391 U JP1939391 U JP 1939391U JP 1939391 U JP1939391 U JP 1939391U JP H04116812 U JPH04116812 U JP H04116812U
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JP
Japan
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holder
light source
semiconductor
substrate
cavity
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Application number
JP1939391U
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English (en)
Inventor
孝穂 柏原
早人 長谷川
Original Assignee
住友電気工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体光源部に従来設けられていたハーメチ
ックキャップを省略し、光源部を基板とこれに接合され
るホルダとの間に設けた空洞部に収納し空洞部のシール
を十分確保して保護しホルダに保持されるレンズユニッ
トを光源部にできるだけ近づけて集光率を向上させる。 【構成】 半導体光源部は半導体基板11と半導体レー
ザチップ12と端子13から成る。半導体レーザチップ
12は空洞部14を有するホルダ15との間に収納さ
れ、ホルダ15に保持されたコリメータレンズ16は半
導体チップ12にできるだけ近づけて設けられている。
これにより集光率が向上する。ホルダ15の外側にはも
う1つのホルダ17が設けられ、集光レンズ18が保持
されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、各種の光学装置に用いられる光学系の光源部に関する。
【0002】
【従来の技術】
光学系の光源部として用いられるものとしてレーザダイオードを用いた半導体 レーザ光源が知られている。ファイバ入力が大きく、応答速度も極めて速いため 光通信用、あるいは種々の計測用に不可欠のものである。
【0003】 かかる半導体レーザ光源の従来のものとして、図に示す構成のものが一般に用 いられている。この光源部の構成は、半導体素子基部1にレーザチップ2を設け 、その外側をキャップ3で囲み内部をハーメチックシール状とし、レーザ光は4 の窓から射出される。5は端子である。窓4からのレーザ光はホルダ6内に設け たコリメータレンズ7で集光され、さらに第二のホルダ8の設けた集光レンズ9 で集光されてスリーブ10に接続される光ファイバへ入射されるように構成され ている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来の光源部の構成では、半導体レーザのシールのためにハ ーメチックキャップ3を利用しており、キャップ3の脚部の突起Kを突き合せて YAGレーザ溶接にて固定している。又、ホルダ6にホルダ8を圧入しその接合 部Aをレーザ溶接し、さらに半導体素子基部1をホルダ6に圧入しその接合部B 及び前記接合部Aに気密性保持のためSiを塗布している。このように多くの接 合部で気密性保持のために圧入又はレーザ溶接を施して固定する必要があり、固 定作業が複雑で手間がかかっていた。
【0005】 又、ハーメチックキャップ3があるため、半導体レーザのチップ2に対してコ リメータレンズ7を所定距離以上には近づけることができず、レーザ光の集光効 率を所定以上に向上させることができなかった。
【0006】 この考案は、かかる従来の光学系の光源部の構成の問題点に留意して、ハーメ チックキャップを省略し接合部の固定を容易にしレンズユニットをできるだけレ ーザチップに近づけて集光効率を向上させた光源部の構成を提供することを課題 とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためこの考案は、半導体素子基板に一体に設けられた半導 体光源と、この光源からの光を集束させる光学系レンズユニットと、このレンズ ユニットを保持するホルダとから成り、ホルダはその内側に空洞部を形成して前 記光源を収納し、このホルダの半導体素子基板に接する面の全周に設けた突条部 を溶融させホルダと基板をその溶融部によりシールしかつホルダに保持されたレ ンズユニットの嵌合部を半田シールして空洞部内をハーメチックシールして成る 光学系の光源部の構成としたのである。
【0008】 上記構成に対して、前記ホルダの一側に凹入部を設けてこれに半導体素子基板 を嵌合し、基板外周に接する凹入部外周面を末広がりの断面として基板外周の一 部に凹入部外周が接するようにするとよい。
【0009】
【作用】
この考案は以上のように構成したから、半導体光源に対して従来のハーメチッ クキャップは不要である。ハーメチックキャップを設けないから、レンズユニッ トは半導体光源に対してできるだけ近づけて設けることができ、従って光源から のレーザ光はより多く集光され、集光率が向上する。
【0010】 半導体光源は空洞部内に収容されている。この空洞部は基板とホルダの接合面 の溶融部及びレンズユニットの嵌合部の半田シールによってシールが確保される 。
【0011】
【実施例】
以下この考案の実施例について図面を参照して説明する。
【0012】 図1は実施例の光源部の概略構成を示す断面図である。11は半導体基板であ り、その上に半導体レーザのチップ12を設けている。13は端子である。
【0013】 上記半導体レーザ光源を収納する空洞部14を有するホルダ15が半導体基板 11に接合されている。このホルダ15にはその中心線上にコリメータレンズ1 6が保持されている。なお、上記半導体レーザ光源に対しては通常のハーメチッ クキャップは設けられていない。
【0014】 上記ホルダ15に対してその外側にさらにもう1つの集光レンズホルダ17が 設けられ、その中心線上に集光レンズ18が設けられている。そしてホルダ17 の端にはスリーブ19が取り付けられ、このスリーブ19に光ファイバの端が接 続される(図示省略)。
【0015】 図2に半導体基板11とホルダ15の接合部Aの拡大詳細断面を示す。図示の ように、ホルダ15のフランジ部15aの内側には半導体基板11を嵌合するた めの凹入部20が設けられている。この凹入部20の周面21は短い平行部と奥 行方向に広がる断面として形成されている。又、前記基板11が当接する基準面 22は組立時の基準面として設けられ、組立前にはその外側に突条部23を有す る。
【0016】 周面21は平行部を短かくすることによって基板11との接触面を小さくし、 電流通電して基板11を接合する際に基板外周面と周面21との間にできるだけ 電流が流れないようにすると共に、平行部を正確に仕上げすることによって基板 センタとホルダ15のセンタが正確に一致するようにしている。突条部23は基 準面22より突出した突出部が組立溶接時に電流によって溶融され、その溶融部 が一体となって空洞部14に対するシールの役目をする。
【0017】 ホルダ15のコリメータレンズ16を保持している接合部24もクリーム状の 半田を用いてシールされる。こうして空洞部14は完全にシールされてハーメチ ックシールされることになる。
【0018】 ホルダ15とホルダ17のフランジ部15a、17a間も前記突条部23と同 様な突条部25によりシールされ、集光レンズ18の接合部26を同じく半田で 接合して空洞部27をシールしている。
【0019】 以上のように構成されるこの実施例の光源部は、半導体レーザのチップ12に 対してハーメチックキャップを設けていないからコリメータレンズ16をできる だけチップ12に近づけて設けることができる。このため、コリメータレンズ1 6により集光率が向上し、レーザ光源から拡散する光が多く集められる。
【0020】 又、ホルダ15の凹入部20は、周面21の平行部で正確に基板11とそのセ ンタを容易に合致させることができ、基準面22で基板11を真直ぐに受入れる 。これにより、シールを正確に完全に行なうことができ、空洞部14をハーメチ ックシールと同様なシールで密封できる。
【0021】
【効果】
以上詳細に説明したように、この考案の光源部は光源部の基板とレンズホルダ の間の空洞部に光源部を直接収納し、その空洞部をホルダの突条部を溶融して形 成される溶融部とレンズユニットの嵌合部を半田シールで密封したことによりハ ーメチックシールするようにしたから、光源部を密封するためのハーメチックキ ャップが不要となり、光源にレンズユニットをできるだけ接近して設けることに より光源から拡散する光をより多く集光できるようになるため集光率が向上する と共に、従来ホルダと基板の間の接合に多くの手間を必要としかつ組立精度が悪 かったのを改善できるなどの種々の利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の光源部の構成の断面図
【図2】図1のA部の詳細図
【図3】従来例の光源部の構成の断面図
【符号の説明】
11 半導体基板 12 半導体レーザチップ 13 端子 14 空洞部 15 ホルダ 15a フランジ部 16 コリメータレンズ 17 ホルダ 18 集光レンズ 19 スリーブ 20 凹入部 21 周面 22 基準面 23 突条部 24 接合部 25 突条部 26 接合部 27 空洞部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体素子基板に一体に設けられた半導
    体光源と、この光源からの光を集束させる光学系レンズ
    ユニットと、このレンズユニットを保持するホルダとか
    ら成り、ホルダはその内側に空洞部を形成して前記光源
    を収納し、このホルダの半導体素子基板に接する面の全
    周に設けた突条部を溶融させホルダと基板をその溶融部
    によりシールしかつホルダに保持されたレンズユニット
    の嵌合部を半田シールして空洞部内をハーメチックシー
    ルして成る光学系の光源部。
  2. 【請求項2】 前記ホルダの一側に凹入部を設けてこれ
    に半導体素子基板を嵌合し、基板外周に接する凹入部外
    周面を末広がりの断面として基板外周の一部に凹入部外
    周が接するようにしたことを特徴とする請求項1に記載
    の光学系の光源部。
JP1939391U 1991-03-28 1991-03-28 光学系の光源部 Pending JPH04116812U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006163351A (ja) * 2004-11-11 2006-06-22 Sumitomo Electric Ind Ltd 光モジュール

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006163351A (ja) * 2004-11-11 2006-06-22 Sumitomo Electric Ind Ltd 光モジュール
JP4560838B2 (ja) * 2004-11-11 2010-10-13 住友電気工業株式会社 光モジュール

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