JPH04116791A - 電子式金銭登録機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子式金銭登録機に関し、もっと詳しくは、
精算処理のための構成に関する。

従来の技術 従来からの電子式金銭登録機において、精算モードを設
定して精算処理を行ったとき、日計および期間針を演算
するとともに、その売上げ情報を記録紙に印字し、売上
げ情報をストアしていたメモリのストア内容を零にクリ
アする。したがって操作者が誤って精算モードを設定し
て精算処理動作を行ってしまった後には、売上げ情報は
、メモリから失われているので、すでに印字して発行し
たレシートに記録されている精算レポートを元に、操作
者が外部で、売上げ情報を管理する必要があり、手間が
かかるとともに、計算間違いなどを生じやすい。

本発明の目的は、誤って精算処理を行っても、再び元の
状態に戻すことができるようにした電子式金銭登録機を
提供することである。

課題を解決するための手段 本発明は、売上げ情報を入力し、精算すべきことを指令
し、精算の取消しを指令する入力手段と、入力手段から
の売上げ情報をストアする第１メモリと、 第１メモリのストア内容をストアする第２メモリと、 精算指令時に、第１メモリのストア内容を第２メモリに
転送してストアさせ、かつ第１メモリのストア内容をク
リアして精算し、精算取消し時に、第２メモリのストア
内容を、第１メモリに転送して精算直前の状態に戻す手
段とを含むことを特徴とする電子式金銭登録機である。

作　　用 本発明に従えば、入力手段によって売上げ情報を入力す
ることによって、その売上げ情報が第１メモリにストア
され、また入力手段によって精算すべきことを指令する
と、第１メモリにストアされている売上げ情報は、第２
メモリに転送されてその売上げ情報が第２メモリにスト
アされ、しかも第１メモリのストア内容がクリアされて
精算される。この精算指令後に、精算の取消しが入力手
段によって指令されると、第２メモリのストア内容が第
１メモリに転送されて精算直前の状態に戻される。した
がって−旦、精算指令を行った後に、その精算の取消し
を指令すると、精算直前の状態に戻ることが可能となる
。したがってたとえ誤って精算指令を行っても、第１メ
モリのストア内容を、精算直前の状態に戻し、引続き売
上げ情報の入力を行うことが可能となる。したがって前
述の先行技術に関連して述べたように精算後において、
発行した精算レポートを元に、その後の売上げ情報の登
録を外部で管理する必要がなく、売上げ情報の登録およ
び精算の演算が誤りなく容易に行うことが可能となる。

実施例 第１図は、本発明の一実施例のブロック図である。この
電子式金銭登録機１において、マイクロコンピュータな
どによって実現される処理回路２には、入力手段３が接
続される。この入力手段３では、売上げ情報を入力して
登録する登録モードとするための登録モードスイッチ３
ａと、精算モードとするための精算モードスイッチ３ｂ
と、その精算を取消すモードとする精算取消しモード３
Ｃと、点検モードとするための点検モードスイ・ンチ３
ｄとを有し、さらに各売上げ取引きの登録取消しを行う
登録取消しスツチ３ｅとを含み、さらに売上げのための
商品名または商品コードおよび売単価などを入力するた
めの売上げ情報入力スイッチ３ｆが備えられる。入力手
段３によって入力された置数内容や登録内容などは表示
器４によって目視表示され、この表示器４は駆動手段５
によって駆動される。プリンタ６は、処理回路２の出力
に応答し、記録紙７に各個別的な取引きの売上げ情報、
日計レポート作成のための情報、たとえば１週間または
１力月間の期間針レポートのための情報およびその他の
情報を記録紙７に印字する。

処理回路２には動作を行うためのプログラムがストアさ
れるリードオンリメモリ８が接続され、−また演算処理
動作のためにランダムアクセスメモリ９が備えられる。

ランダムアクセスメモリ９は、たとえば売上げ情報をス
トアするストア領域１０と、日計および期間針などの集
計結果をストアする集計領域１１と、精算取消しのため
の第２メモリとして働くストア領域１２とが設けられる
。

売上げ情報の登録にあたっては、入力手段３の売上げモ
ードスイッチ３ａを操作し、各商品毎の取引きの売上げ
情報を、スイッチ３ｆを操作して入力し、この売上げ情
報は処理回路２の働きによってメモリ９のストア領域１
０にストアされる。

精算モードとして精算処理を行うにあたっては、第２図
のステップａ１において、精算モードスツチ３ｂを操作
し、その後、置数キー３ｇを操作してその精算モードの
参照符ＪＯＢ＃で示すジョブ番号、たとえば５７を入力
する。ステップａ２では、入力手段３の操作による日計
または期間針であるかを判断し、日計であれば、ステッ
プａ３に移り、日計売上げ情報をストア領域１０からス
トア領域１２に転送して退避させる。ステップａ４では
、１週間、１力月または時間帯などの期間針の売上げ情
報がストア領域１０からストア領域１２に転送されて退
避される。ステップａ２において期間針が指令されたも
のと判断されたときには、ステップａ４に移る。

ステップａ５では、精算モードのジョブ番号５７をメモ
リ９にストアし、また精算回数を計数する精算回数器１
４の値をメモリ９にストアする。

その後、ステップａ６では売上げ領域１０のストア内容
をプリンタ６によってレシートである記録紙７に印字し
、ストア領域１０のストア内容をクリアして精算処理す
る。こうして精算モード時には第３図の参照符７ａで示
されるように記録紙７に精算結果が印字される。

精算回数器１４は、精算を行った回数を計数する働きを
し、たとえばこの実施例では精算回数は第２４回目であ
ることを表す。

精算式が誤っていたときには、精算取消しモードキー３
Ｃを操作し、さらにその精算取消しモードのジョブ番号
、たとえば６３を置数キー３ｇの操作によって入力する
。これによってステップｂ１からステップｂ２に移り、
精算取消し操作が可能かどうかが判断され、前述のスイ
ッチ３ｃ、３ｇが操作されていれば、ステップｂ４に移
り、期間針だけの精算取消しかどうかが判断され、そう
でなければ、ステップｂ５に移り、ストア領域１２にス
トアされている日計売上げ情報がストア領域１０に転送
されて精算直前の状態に戻される。

ステップｂ６では、期間針の売上げ情報がストア領域１
２から読出されてストア領域１２に転送され、こうして
精算直前の状態に戻る。ステップｂ４において期間針の
みの精算であれば、ステップｂ６に移る。

ステップｂ７では、精算処理の取消しレポートを第５図
の参照符７ｂで示すように、記録紙７に印字して発行す
る。この精算取消しレポート７ｂには、精算取消しのジ
ョブ番号６３が印字されているとともに、精算回数器１
４の値、たとえば２４が印字される。したがって第３図
に示される精算レポート７ａの精算回数値２４と精算取
消しレポート７ｂの精算回数値２４とが一致しており、
先の精算が取消されたことを、これらのレポート７ａ、
７ｂによって確認することができ、いわゆるセキュリテ
ィの確保を行うことができる。精算回数器１４の計数値
は、変更不可能な構成となっている。このような精算取
消しレポート７ｂの発呼後に、再び登録モードスイッチ
３ａを操作して、また置数キー３ｇによってその登録モ
ードのジョブ番号を入力して、引続き、売上げ情報の登
録を行うことができる。通常の登録モードにおいて、た
とえは第６図に示されるようにして取引き操作が行われ
てメモリ９のストア領域１０に第６図に示される売上げ
情報がストアされたものとする。

この第６図において左側の数字は金額を表し、右側は、
その商品の部門、値引き、割増しおよび現金支払い額な
どを表す。このような登録モードにおける売上げ情報を
取消すには、登録取消しスイッチ３ｅを操作するととも
に、置数キー３ｇなどを操作し、第７図に示されるよう
にして取消そうとする売上げ情報が印字された記録紙７
であるレシートの内容を登録する。登録取消しモードで
は、通常の第６図における登録モードで行う加算演算と
は符号を反転させて減算するように構成されている。し
たがって希望する売上げ情報を、記録用紙７に印字され
た情報を見ながら、取引きの取消し操作を行うことが可
能となる。

なお点検モード時には、メモリ９などのストア内容、演
算／計数処理結果をクリアすることなく、プリンタ９に
よって記録紙７に印字する。

発明の効果 以上のように本発明によれば、精算指令時には、売上げ
情報がストアされている第１メモリの内容が第２メモリ
に転送されて退避されるので、その後に精算の取消しが
指令されると、第２メモリのストア内容が第１メモリに
転送されて精算直前の状態に戻すことが可能になる。し
たがって誤って精算指令を行っても、第１メモリにスト
アされていた売上げ情報を、精算直前の状態に戻し、引
続き売上げ情報の登録を行うことが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の全体のブロック図、第２図
は精算処理のモードの動作を説明するためのフローチャ
ート、第３図は精算レポート７ａの印字された状態を示
す図、第４図は精算処理を取消すときの動作を説明する
ためのフローチャート、第５図は精算取消しレポート７
ｂの印字された状態を示す図、第６図は通常の登録モー
ドを行うときの操作を示す図、第７図はその登録モード
の取引きの取消しモード時の操作を行う状態を示す図で
ある。 １・・・電子式金銭登録機、２・・・処理回路、３・・
・入力手段、４・・・表示手段、６・・・プリンタ、７
・・記録紙、８・・・リードオンリメモリ、９・・ラン
ダムアクセスメモリ、１０・・・売上げ情報ストア領域
、１１・・・集計のストア領域、１２・・・退避のスト
ア領域、１４・・・精算回数器 代理人　　弁理士　画数　圭一部 第 図 第 図 １１鍾七−ヒ゛ ｆ全支払い ５図 １１取消 ＷＪ７　図 取引の取シ埼を−Ｆ 謂、少支払い

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 売上げ情報を入力し、精算すべきことを指令し、精算の
   取消しを指令する入力手段と、 入力手段からの売上げ情報をストアする第１メモリと、 第１メモリのストア内容をストアする第２メモリと、 精算指令時に、第１メモリのストア内容を第２メモリに
   転送してストアさせ、かつ第１メモリのストア内容をク
   リアして精算し、精算取消し時に、第２メモリのストア
   内容を、第１メモリに転送して精算直前の状態に戻す手
   段とを含むことを特徴とする電子式金銭登録機。