JPH04116686U - 絞り出し式コンクリートポンプ用ポンピングチユーブ - Google Patents

絞り出し式コンクリートポンプ用ポンピングチユーブ

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JPH04116686U
JPH04116686U JP2606991U JP2606991U JPH04116686U JP H04116686 U JPH04116686 U JP H04116686U JP 2606991 U JP2606991 U JP 2606991U JP 2606991 U JP2606991 U JP 2606991U JP H04116686 U JPH04116686 U JP H04116686U
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JP
Japan
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roller
cross
pumping tube
sectional shape
concrete pump
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Pending
Application number
JP2606991U
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English (en)
Inventor
隆夫 舘沢
隆 木村
克夫 金田
Original Assignee
石川島播磨重工業株式会社
石川島建機株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポンピングチューブの耐久性を向上させる。 【構成】 竪型のローラ2と接する中間部6aの断面形
状を、竪方向に長い楕円形とする。ローラ2で絞られる
と、中間部6aの断面形状が楕円から扁平の間で変形す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はコンクリートを打設個所へ向けて吐出させるためのコンクリートポン プのうち、特に、ケーシング内に挿入したポンピングチューブをローラで絞るこ とによりコンクリートをポンピングチューブの一端から吸入して他端より吐出さ せるようにした絞り出し式コンクリートポンプで用いるポンピングチューブに関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
絞り出し式コンクリートポンプは、図3に一例を示す如く、円筒状に形成した ケーシング1内に、外周部の複数個所(図では2個所)にローラ2を竪型に取り 付け支持してなる回転体3を組み込み、ケーシング1上の油圧モータ4により上 記回転体3が回転させられるようにしてあり、又、上記ケーシング1内には、回 転体3の軸心Oを中心とする円弧面を内面に有するパッド5を側壁に沿い設け、 且つ中間部6aを上記パッド5に沿わせて円弧状に配置したポンピングチューブ 6の両端を上記ケーシング1より外部へ突出させて、一端を吸込口7とすると共 に他端を吐出口8とし、上記回転体3を回転させることにより、上記ローラ2と パッド5との間でポンピングチューブ6の中間部6aを円形から扁平状に絞って 吸込口7から吸い込んだコンクリートを吐出口8から吐出させるようにしてある (特公昭61−2792号)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記絞り出し式コンクリートポンプで用いられている従来のポンピ ングチューブ6は、吸込口7から吐出口8に至る全長に亘って真円形の断面形状 で製作されているため、ローラ2による絞り作用を受けると、中間部6aの断面 形状が円形から楕円形に大きく扁平することになってローラ2と接する部分の内 面の特定部分だけが集中して大きな引張り力を繰り返し受け、この扁平時に引張 られる部分に骨材が当って切られる等によって耐久性が低下する問題がある。
【0004】 又、上記絞り出し式コンクリートポンプにおいて、回転体3の1回転当りのコ ンクリート輸送量を増大させて輸送能力を高めようとする場合、内径(断面積) の大きなポンピングチューブ6を用いることが考えられるが、内径の大きいポン ピングチューブ6を図3に示す如く限られたケーシング1内に円弧状に曲げると 、内側と外側との径の差により内側部分が圧縮されて逃げ場がなくなり、二点鎖 線で示す如く、キンクと称する折れ曲がり部9が生じてしまい、ここでコンクリ ートの流れを阻害してしまうことになることから、内径を大きくすることはでき ず、輸送能力の向上に限界を来していた。
【0005】 そこで、本考案は、耐久性に優れた且つ大径化してもキンクが生じることのな いような絞り出し式コンクリートポンプ用ポンピングチューブを提供しようとす るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を解決するために、一端の吸込口部分と他端の吐出口部分 を除く中間部を円筒状のケーシングの内側壁に沿わせて配置し、上記ケーシング 内に設けた回転体の竪型のローラで上記中間部を絞ることにより吸込口から吸入 したコンクリートを吐出口から吐出させるように使用される絞り出し式コンクリ ートポンプ用ポンピングチューブにおいて、上記吸込口部分と吐出口部分の断面 形状を円形とし、且つ上記中間部の断面形状を長軸がローラの回転軸方向になる 楕円形としてなる構成とする。
【0007】
【作用】
中間部の断面形状がローラの回転軸方向に長い楕円形状にしてあるため、ロー ラによって絞られても断面形状が大きく変化することはなく、ローラで扁平にさ せられるときに特定部分に大きな引張り力が繰り返し作用するようなことがなく なる。又、中間部の断面形状がローラ軸方向に長い楕円形であると、円弧状に曲 げてケーシング内にセットするときでも内外径差が小さいためキンクが発生しに くくなる。したがって、大径化が可能となる。
【0008】
【実施例】
以下、図面に基づき本考案の実施例を説明する。
【0009】 図1及び図2は本考案の一実施例を示すもので、図3に示すものと同様な構成 としてある絞り出し式コンクリートポンプで用いるポンピングチューブにおいて 、吸込口7の部分と吐出口8の部分の断面形状を、図2の(イ)に示す如く、円 形とし、且つ回転体3のローラ2によって絞り作用を受ける中間部6aの断面形 状を、図2の(ロ)に示す如く、長軸が上記回転体3の軸心Oと平行な方向(ロ ーラ2の軸方向)となる楕円形に形成したポンピングチューブ6´とする。なお 、図1において、図3と同一部分は同一符号にて示す。
【0010】 本考案においては、上述した如く、円形断面と楕円形断面を併せ持つポンピン グチューブ6´としたので、図3に示す如き全長が円形断面のポンピングチュー ブ6に比して耐久性の面でも大径化する上でも有利となる。すなわち、ポンピン グチューブ6´を図1に示す如き状態にセットして使用した場合、円弧状に曲げ られる中間部6aの断面形状をローラ軸方向に長い楕円形として、予め楕円形状 に扁平させてローラ2で絞られるときに引き伸ばされる度合いを少なくするよう にしてあるため、中間部6aが回転体3のローラ2によってパッド5との間で絞 り作用を受けても、従来のポンピングチューブ6のように断面形状が円形から楕 円形に大きく扁平するようなことはなく、特定部分に大きな繰り返し応力が作用 するようなことがない。このため、耐久性が向上し、長寿命化を図ることができ る。又、中間部6aの断面形状がローラ軸方向に長い楕円形であると、円弧状に 曲げた場合、円形断面の場合に比して内外径差を小さくできるため、図3に示す 如き折れ曲がり部(キンク)9が発生しにくくなる。したがって、コンクリート の輸送能力を高めるために大径化して断面積を広くすることが可能となる。
【0011】 なお、本考案は上記実施例にのみ限定されるものではなく、たとえば、ポンピ ングチューブ6´の中間部を扁平断面にするが、扁平部は少なくとも、図1で2 本のローラ2が接している範囲内であればよいこと、その他本考案の要旨を逸脱 しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0012】
【考案の効果】
以上述べた如く、本考案の絞り出し式コンクリートポンプ用ポンピングチュー ブによれば、端部の吸込口部分と吐出口部分の断面形状を円形とし、且つ絞り作 用を受ける中間部の断面形状をローラ軸方向に長い楕円形に形成した構成を有す るので、中間部がローラによって扁平に絞られても断面形状が大きく変化するこ とはなく、特定部分に大きな繰り返し応力を作用させることを防止できることに より、耐久性を向上できて寿命を長くすることができ、又、中間部の断面形状が ローラ軸方向に長い楕円形であることから、円弧状に曲げても円形断面のものよ り内外径差が小さくてキンクを発生させにくくできるため、輸送能力を高めるた めに大径化することができる、等の優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のポンピングチューブの一実施例を示す
絞り出し式コンクリートポンプの概略切断平面図であ
る。
【図2】本考案のポンピングチューブの断面形状を示す
もので、(イ)は図1のA−A矢視図、(ロ)は図1の
B−B矢視図である。
【図3】絞り出し式コンクリートポンプの一例を示す概
略切断平面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 ローラ 3 回転体 6´ ポンピングチューブ 6a 中間部 7 吸込口 8 吐出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 木村 隆 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東二テクニカルセンタ ー内 (72)考案者 金田 克夫 東京都中央区八重洲二丁目9番7号 石川 島建機株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端の吸込口部分と他端の吐出口部分を
    除く中間部を円筒状のケーシングの内側壁に沿わせて配
    置し、上記ケーシング内に設けた回転体のローラで上記
    中間部を絞ることにより吸込口から吸入したコンクリー
    トを吐出口から吐出させるように使用される絞り出し式
    コンクリートポンプ用ポンピングチューブにおいて、上
    記吸込口部分と吐出口部分の断面形状を円形とし、且つ
    上記中間部の断面形状を長軸がローラの回転軸方向にな
    る楕円形としてなることを特徴とする絞り出し式コンク
    リートポンプ用ポンピングチューブ。
JP2606991U 1991-03-27 1991-03-27 絞り出し式コンクリートポンプ用ポンピングチユーブ Pending JPH04116686U (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5110605B2 (ja) * 1972-02-28 1976-04-05
JPH02259291A (ja) * 1989-03-30 1990-10-22 Nippon Zeon Co Ltd 弾性チューブ
JPH04159476A (ja) * 1990-10-19 1992-06-02 Tokai Rubber Ind Ltd ポンピングチユーブ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5110605B2 (ja) * 1972-02-28 1976-04-05
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JPH04159476A (ja) * 1990-10-19 1992-06-02 Tokai Rubber Ind Ltd ポンピングチユーブ

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