JPH04116291A - 配水ポンプ運転制御装置 - Google Patents

配水ポンプ運転制御装置

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JPH04116291A
JPH04116291A JP23448790A JP23448790A JPH04116291A JP H04116291 A JPH04116291 A JP H04116291A JP 23448790 A JP23448790 A JP 23448790A JP 23448790 A JP23448790 A JP 23448790A JP H04116291 A JPH04116291 A JP H04116291A
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JP
Japan
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water distribution
pump
pump operation
suction pressure
curve
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JP23448790A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Motokura
本蔵 義弘
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は配水施設における複数台の可変速の配水ポンプ
を、供給配水流量に従って台数制御運転する配水ポンプ
運転制御装置に係り、特に配水ポンプの能力に合9た経
済的な運用を行ない得るようにした配水ポンプ運転制御
装置に関するものである。
(従来の技術) 一般に、配水施設における配水ポンプの運転・停止点は
、第4図に示すように、配水ポンプの吐出流量−揚程曲
線(以下、Q−H曲線と称する)の揚程−吐出圧力を固
定して決めている。一方、配水ポンプの揚程は、配水ポ
ンプの吸込側の圧力によって変化する。吸込側は、各機
場によって異なるが、ここでは例として吸込側を吸込圧
力と仮定して、以下に説明する。
すなわち、上述した配水ポンプのQ−H曲線は、吸込側
の吸込圧力が一定の場合を想定して作成したものである
。よって、配水ポンプの吸込側が配水池の場合には、水
位変動による吸込圧力の変動があり、配水ポンプの吸込
側が送・配水管直接である場合には、その吸込圧力その
ものによる変動がある。そして、この吸込圧力の変動に
よって本来のQ−H曲線が変動してしまい、配水ポンプ
の吐出流量も変動してしまうことは、周知の事実である
しかしながら、1台当りの配水ポンプの吐出流量が変動
してしまうと、複数台の配水ポンプを運用する場合に、
最適ポンプ運転点を固定できなくなってしまう。また逆
に、最適ポンプ運転点を固定してしまうと、最も条件の
悪い流量値に(配水ポンプ1台当りの吐出流量を少なく
するように)設定しなければならない。さらに、配水ポ
ンプ1台当りの吐出流量を多く設定してしまうと、キャ
ビテーションが発生したりすることがある。よって、配
水ポンプの能力に合った経済的な運用を行なうことがで
きなかった。
(発明が解決しようとする課題) 以上のように従来では、配水ポンプの能力に合った経済
的な運用が行なえないという問題があった。
本発明の目的は、配水ポンプの複数台運転を容易に実現
でき、かつ配水ポンプの能力に合った無理のない経済的
な運用を行なうことが可能な極めて信頼性の高い配水ポ
ンプ運転制御装置を提供することにある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために本発明では、配水施設にお
ける複数台の配水ポンプの吸込側の吸込圧力を検出する
吸込圧力検出手段と、配水ポンプの吐出流量−揚程曲線
の基準吸込圧力と、吸込圧力検出手段による吸込圧力と
を比較する比較手段と、比較手段による比較結果に基づ
いて、配水ポンプの最適ポンプ運転点を移動するように
、配水ポンプの吐出流量−揚程曲線を補正する吐出流量
−掲程曲線補正手段と、吐出流量−掲程曲線補正手段で
補正された最適ポンプ運転点で運転を行なうように、配
水ポンプに対するポンプ運転指令を出力するポンプ運転
指令手段とを備えて構成している。
(作用) 従って、本発明の配水ポンプ運転制御装置においては、
配水ポンプの吐出流量−揚程曲線作成時の吸込圧力を基
準とし、現状の吸込圧力と比較して両者の差が求められ
る。そして、この比較結果である差分に応じて、配水ポ
ンプの吐出流量−揚程曲線を補正することにより、配水
ポンプの吸込側の圧力変動による最適ポンプ運転点の変
動を補正することが可能となり、配水ポンプの能力を十
分に活用した経済的な運用を行なうことができる。
ことができる。
(実施例) 本発明では、配水ポンプのQ−H曲線作成時の吸込圧力
を基準として、現状の吸込圧力との差を求め、この差分
に応じて、本来の配水ポンプのQ−H曲線を、Q−H曲
線のH軸の上・下方向に移動して、配水ポンプの最適ポ
ンプ運転点を補正するものである。すなわち、Q−H曲
線作成時の基準吸込圧力に対して、現状の吸込圧力がプ
ラス側の場合にはQ−H曲線をそのプラス分だけ、現状
の吸込圧力がマイナス側の場合にはQ−H曲線をそのマ
イナス分だけ、Q−H曲線のH軸上に移動するものであ
る。
以下、上記のような考え方に基づいた本発明の一実施例
について、図面を参照して詳細に説明する。
第1図は、本発明による配水ポンプ運転制御装置を配水
施設に適用した場合の全体構成例を示す図である。
第1図において、配水施設の配水供給ライン1の途中に
は、複数(n)台の配水ポンプ21〜2n、および弁3
1〜3nを設けている。また、配水供給ライン1上の配
水ポンプ21〜2nの吸込側には、その吸込圧力を検出
する吸込圧力検出手段である吸込側圧力計4を設け、同
じく配水供給ライン1上の配水ポンプ21〜2nの吐出
側には、配水供給流量を検出する配水流量計、5を設け
ている。さらに、各配水ポンプ21〜2nを駆動するた
めのポンプ駆動回路6を設けている。
一方、7は吸込側圧力計4、および配水流量計5からの
出力信号を入力とする制御装置であり、最適ポンプ運転
点決定回路71と、ポンプ運転指令回路72とから構成
している。また、最適ポンプ運転点決定回路71は、第
1の比較器71Aと、第2の比較器71Bと、Q−H曲
線補正回路71Cとから成っている。
ここで、第1の比較器71Aは、配水ポンプ21〜2n
のQ−8曲線作成時の吸込圧力である基準吸込圧力Aと
、吸込側圧力計4からの出力信号である吸込圧力Bとを
比較し、両者の差分C(−B−A)を出力するものであ
る。また、第2の比較器71Bは、基準吸込圧力Aによ
る吐出側設定圧力りと、第1の比較器71Aからの差分
Cとを比較し、両者の差分E (−D−C)を出力する
ものである。さらに、Q−H曲線補正回路71Cは、第
2の比較器71Bからの差分Eに基づいて、配水ポンプ
21〜2nの最適ポンプ運転点を移動するように配水ポ
ンプ21〜2nのQ−8曲線を補正するものである。さ
らにまた、ポンプ運転指令回路72は、Q−H曲線補正
回路71Cで補正された最適ポンプ運転点で運転を行な
うように、配水ポンプ21〜2nに対するポンプ運転指
令を上記ポンプ駆動回路6へ出力するものである。
次に、以上のように構成した本実施例の作用について、
第2図および第3図に示すQ−H曲線図を用いて説明す
る。
第1図において、吸込側圧力計4および配水流量計5か
らの出力信号は、制御装置7にそれぞれ入力される。こ
れにより、制御装置7では、その第1の比較器71Aに
おいて、配水ポンプ21〜2nのQ−8曲線作成時の基
準吸込圧力Aと、吸込側圧力計4からの吸込圧力Bとが
比較され、両者の差分Cが得られる。また、この差分C
は、第2の比較器71Bに入力されて、基準吸込圧力A
による吐出側設定圧力りと比較され、両者の差分Eが得
られる。さらに、この差分Eは、Q−H曲線補正回路7
1Cに入力され、この差分Eに基づいて配水ポンプ21
〜2nの最適ポンプ運転点を移動するように、配水ポン
プ21〜2nのQ−8曲線が補正される。
これを具体的に説明すると、吸込側圧力計4からの吸込
圧力Bは、配水ポンプ21〜2nのQ−8曲線作成時の
基準吸込圧力Aと比較され、その差分C(仮にΔHとす
る)がプラス側である場合には、吐出側設定圧力りに対
して減算され、Q−H曲線補正回路71Cに入力される
第2図に示すQ−8曲線において、基準吸込圧力Aによ
る吐出側設定圧力りをH8とすると、このH8からΔH
を差し引いた値H1が、実際の配水ポンプ吐出流量とな
る。これは、第3図のQ−8曲線に示すように、Q−8
曲線がΔHだけ高くなることであるが、Q−8曲線を固
定して考えると、第2図のQ−8曲線に示すように、H
oからΔHを差し引いた値H1の吐出側設定圧力りが変
動したと等価と考えることができる。
ここで、第2図および第3図においても明らかなように
、配水ポンプ21〜2nの吸込側の圧力変動ΔHにより
、最適ポンプ運転点は、2台目がQ o+からQ++へ
、3台目がQ。2から022へ移動していることがわか
る。以上のようにして、配水ポンプ21〜2nの吸込側
の圧力変動ΔHによるポンプ運転点の変動を補正するこ
とができる。
そして、ポンプ運転指令回路72では、このようにして
Q−H曲線補正回路71Cで補正された最適ポンプ運転
点で運転を行なうように、配水ポンプ21〜2nに対す
るポンプ運転指令がポンプ駆動回路6へ出力され、配水
ポンプ21〜2nを駆動して最適ポンプ運転点で運転が
行なわれることになる。
なお、上記において、吸込側圧力計4からの吸込圧力B
が配水ポンプ21〜2nのQ−8曲線作成時の基準吸込
圧力Aと比較され、その差分C(仮にΔHとする)がマ
イナス側である場合には、吐出側設定圧力りに対して加
算され、Q−H曲線補正回路71Cに入力されて同様に
補正が行なわれる。
上述したように、本実施例の配水ポンプ運転制御装置は
、配水施設における複数(n)台の配水ポンプ21〜2
nの吸込側の吸込圧力を検出する吸込側圧力計4と、配
水ポンプ21〜2nのQH曲線作成時の吸込圧力である
基準吸込圧力Aと、吸込側圧力計4による吸込圧力Bと
を比較し、両者の差分C(−B−A)を出力する第1の
比較器71A、基準吸込圧力Aによる吐出側設定圧力り
と、第1の比較器71Aからの差分Cとを比較し、両者
の差分E (−D−C)を出力する第2の比較器71B
1および第2の比較器71Bからの差分Eに基づいて、
配水ポンプ21〜2nの最適ポンプ運転点を移動するよ
うに、配水ポンプ21〜2nのQ−H曲線を補正するQ
−H曲線補正回路71よりなる最適ポンプ運転点決定回
路71と、Q−H曲線補正回路71Cで補正された最適
ポンプ運転点で運転を行なうように、配水ポンプ21〜
2nに対するポンプ運転指令を上記ポンプ駆動回路6へ
出力するポンプ運転指令回路72とから構成したもので
ある。
従って、配水ポンプ21〜2nの吸込側の圧力変動ΔH
が発生した場合には、それによる配水ポンプ21〜2n
の最適ポンプ運転点の変動を補正することが可能となる
。これにより、従来のように、ポンプ運転点を固定する
ために、配水ポンプ1台当りの吐出流量を配水ポンプの
持つ能力より少なく設定しなければならないという必要
がなくなる。また、従来のように、配水ポンプ1台当り
の吐出流量を多く設定する必要もなく、キャビテーショ
ンの発生も防止することができる。
以上により、配水ポンプの複数台運転を容易に実現する
ことが可能となり、しかも配水ポンプ21〜2nの能力
に合った無理のない極めて経済的な運用を行なうことが
可能となる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、配水ポンプの吐出
流量−揚程曲線の基準吸込圧力と、現状の吸込圧力とを
比較し、その比較結果に基づいて配水ポンプの最適ポン
プ運転点を移動するように配水ポンプの吐出流量−揚程
曲線を補正するようにしたので、配水ポンプの複数台運
転を容易に実現でき、かつ配水ポンプの能力に合った無
理のない経済的な運用を行なうことが可能な極めて信頼
性の高い配水ポンプ運転制御装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による配水ポンプ運転制御装置を配水施
設に適用した場合の一実施例を示す構成図、 第2図および第3図は同実施例における作用をそれぞれ
説明するためのQ−H曲線図、第4図は従来のQ−H曲
線の一例を示す図である。 1・・・配水供給ライン、21〜2n・・・配水ポンプ
、31〜3n・・・弁、4・・・吸込側圧力計、5・・
・配水流量計、6・・・ポンプ駆動回路、7・・・制御
装置、71・・・最適ポンプ運転点決定回路、71A・
・・第1の比較器、71B・・・第2の比較器、71C
・・・Q−H曲線補正回路、72山ポンプ運転指令回路
。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 配水施設における複数台の可変速の配水ポンプを、供給
    配水流量に従って台数制御運転するようにした配水ポン
    プ運転制御装置において、前記配水ポンプの吸込側の吸
    込圧力を検出する吸込圧力検出手段と、 前記配水ポンプの吐出流量−揚程曲線の基準吸込圧力と
    、前記吸込圧力検出手段により検出された吸込圧力とを
    比較する比較手段と、 前記比較手段による比較結果に基づいて、前記配水ポン
    プの最適ポンプ運転点を移動するように、前記配水ポン
    プの吐出流量−揚程曲線を補正する吐出流量−掲程曲線
    補正手段と、 前記吐出流量−揚程曲線補正手段で補正された最適ポン
    プ運転点で運転を行なうように、前記配水ポンプに対す
    るポンプ運転指令を出力するポンプ運転指令手段と、 を備えて成ることを特徴とする配水ポンプ運転制御装置
JP23448790A 1990-09-06 1990-09-06 配水ポンプ運転制御装置 Pending JPH04116291A (ja)

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