JPH04116251A - 自動二輪車用エンジンのシリンダヘッド冷却装置 - Google Patents

自動二輪車用エンジンのシリンダヘッド冷却装置

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JPH04116251A
JPH04116251A JP23451190A JP23451190A JPH04116251A JP H04116251 A JPH04116251 A JP H04116251A JP 23451190 A JP23451190 A JP 23451190A JP 23451190 A JP23451190 A JP 23451190A JP H04116251 A JPH04116251 A JP H04116251A
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head
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Masato Suzuki
正人 鈴木
Wataru Fuchigami
渡 渕上
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動二輪車用エンジン、特に空冷4サイクル
多気筒エンジンのシリンダヘット冷却装置に関する。
(従来の技術) 特に、自動二輪車に搭載される空冷4サイクルDo)I
cエンジンの中には、シリンダヘッド上部に一対のカム
シャフトをこれらの軸方向か車幅方向に一致するように
して車体前後方向に平行、且つ離間して配置したものが
あるが、斯かるエンジンにあっては、ヘッドカバーの上
面の車体前後方向には前記カムシャフトを被うべき車幅
方向に長いカムカバーが膨出するため、該ヘッドカバー
には前後のカムカバーて囲まれる凹状空間部か形成され
、この空間部に熱が溜り易い。
そこて、ヘッドカバーに導風体を取り付け、この導風体
によって前記凹状空間部に走行風を強制的に導入し、以
てシリンダヘットの冷却性を高める冷却装置が提案され
ている(実開昭52−60529号公報参照)。
(発明か解決しようとする課題) しかしなから、従来の冷却装置にあっては、ヘッドカバ
ーの側部にギヤカバー部か車体前後方向に沿って膨出し
ていたため、前後のカムカバー部とギヤカバー部とて囲
まれる空間部のうち特にギヤカバー部近傍の前部空間部
における走行風の流れか悪く、シリンダヘットか均一に
冷却されないという問題かあった。
又、導風体はへットカハーとは別体に構成されているた
め、エンジンの外観か損われるという問題もあった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的と
する処は、シリンダヘッドを均一に冷却するとともに、
エンジンの外観を損うことのない自動二輪車用エンジン
のシリンダヘット冷却装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成すべく本発明は、車体前後方向に互いに
平行、且つ離間して配される車体輻方向に長い一対のカ
ムカバー部と、これらカムカバー部の中間部を連結する
ように車体前後方向に長く配されるギヤカバー部とを平
面視略H字状に一体成形して成るヘッドカバーをシリン
ダヘットの上部に結着した自動二輪車用エンジンにおい
て、前記へットカハーのカムカバー部とギヤカバー部と
て囲まれる左右の空間部に走行風を導入すべき導風翼部
を上記各空間部の上方にそれぞれ配設するとともに、こ
れら導風翼部をヘッドカバーと一体に成形してシリンダ
ヘット冷却装置を構成したことをその特徴とする。
(作用) 本発明によれば、ヘッドカバーのギヤカバー部近傍の前
部空間部はエンジン側部から余り離れていないため、該
前部空間部にはシリンダヘットの側方に発生した走行風
による負圧か作用して熱気か吸出され、シリンダヘット
全体か略均−に冷却される。
又、導風翼部はへットカハーと一体に成形されるため、
該導風翼部によってエンジンの外観性か損われることか
ない。
(実施例) 以下に本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明する
第1図は本発明に係るシリンダヘット冷却装置を備える
エンジンの側面図、第2図は第1図の■−■線断面図、
第3図は第2図の■−m線断面図、第4図はへットカハ
ーの平面図、第5図は同ヘッドカバーの側面図(第4図
の矢視A方向の図)、第6図は第4図の矢視B方向の図
、第7図は84図の矢視C方向の図、第8図は第4図の
■−■線断面図、第9図は自動二輪車の側面図である。
先ず、第9図に示す自動二輪車lの概略構成を説明する
と、図中、2はフロントフォーク、3はメインフレーム
、4はダウンチューブであり、フロントフォーク2の下
端部には前輪5か回転自在に軸支されている。又、前記
メインフレーム3とダウンチューブ4とて囲まれる空間
には本発明に係るシリンダヘット冷却装置を備える空冷
4サイクル4気筒エンジン6か配されており、該エンジ
ン6の上方には燃料タンク7か、該燃料タンク7の後方
にはシート8かそれぞれ配されている。
一方、前記メインフレーム3の後端部に結着されたリヤ
アームブラケット9にはリヤアームlOの前端部か枢着
されており、該リヤアーム10の後端部には後輪11か
回転自在に軸支されている。
ところて、前記エンジン6においては第1図に示すよう
にクランクケース12の上部にシリンダボディ13、シ
リンダヘット14、ヘッドカバー15か順次結着されて
いる。そして、上記シリンダボディ13には第3図に示
すように4つのシリンダ16−・・か第3図の紙面垂直
方向に並設されており、各シリンダ16にはピストン1
7か摺動自在に嵌装されている。尚、各ピストン17は
コンロット18を介して不図示のクランク軸に連結され
ている。
又、前記シリンダヘット14には各気筒毎に吸気通路2
0と排気通路21か形成されており、これら吸、排気通
路20.21は吸気弁22、排気弁23によってそれぞ
れ適当なタイミングて開閉される。
ここで、吸、排気弁22.23の駆動系について説明す
ると、第3図に示すように前記シリンダヘッド14の上
部には車幅方向(第3図の紙面垂直方向)に長い一対の
カムシャフト24.25か車体前後方向に互いに平行、
且つ離間して配されている。そして、例えば一方(排気
側)のカムシャフト25の中間部には第2図に示すよう
に駆動ギヤ26か結着されており、該駆動ギヤ26の両
側には2つずつのカム27.27か一体に設けられてい
る。
而して、不図示のクランク軸の回転動力か駆動ギヤ26
を介してカムシャフト25に伝達されると、該カムシャ
フト25か回転駆動され、これに一体に形成された前記
カム27・・・はこれらに当接する排気弁23・・・を
それぞれ適当なタイミングで開閉する。尚、他方(吸気
側)のカムシャフト24もカムシャフト25と同様に構
成され、該カムシャフト24か回転駆動されると、前記
吸気弁22・・・かそれぞれ適当なタイミングて開閉せ
しめられる。
ところて、上記カムシャフト24.25及び駆動ギヤ2
6(カムシャフト24の中間部に結着された不図示の駆
動ギヤを含む)は前記ヘッドカバー15にて被われるか
、以下に該ヘッドカバー15の構成の詳細を第4図乃至
第8図に基づいて説明する。
即ち、ヘッドカバー15の上面には、前記カムシャフト
25.24をそれぞれ被う車体幅方向(第4図の上下方
向)に長い一対のカムカバー部15a、15bが車体前
後方向(第4図の左右方向)に互いに平行、且つ離間し
て一体的に膨出してΣす、同ヘットカへ−15の上面に
は前記駆動ギヤ26(カムシャフト24に結着された不
図示の駆動ギヤを含む)及び不図示の駆動チェーンを被
う(第2図参照)ギヤカバー部15cか前記カムカバー
部15a、15bの中間部を連結するように車体前後方
向に長く膨出しており、カムカバー部15a、15bと
ギヤカバー部15cとは第4図に示すように平面視略H
字状を成している。
而して、ヘッドカバー15の上面にはカムカバー部15
a、15bとギヤカバー部15cとて囲まれる空間部S
、Sかギヤカバー15cの左右に形成されるが、これら
空間部S、Sの上方には当該空間部S、Sに走行風を導
入するための導風翼部15d、15dか車輻方向に長く
配されている。これら導風翼部15d、15dは翼型断
面を有し、これらはへットカハ−15と一体に成形され
ており、ヘッドカバー15の上面前半部には導風翼部1
5d、15dとカムカバー部15aとの間に導風路28
.28か形成され(第8図参照)、これら導風路28.
28は車体前方に向かって斜め上方に開口している。
而して、第9図に示す自動二輪車lの走行中に3いて、
ヘッドカバー15の上面に前方に向かって開口する前記
導風路28.28に流入した走行風は、第1図及び第3
図に矢印にて示すように導風路28.28に沿って前記
空間部S、Sに導入されてシリンダヘット14を冷却し
た後、シリンダヘット14の側方に発生した走行風によ
る負圧によってシリンダヘット14の何方へ導かれ、外
方へ流れ去る。
以上において、本実施例では、ヘッドカバー15の上部
に形成される前記各空間部Sのギヤカバー部15c近傍
の部位はエンジン6の側部から余り離れていないため、
該空間部Sのギヤカバー部15cに近い前部a(第4図
参照)にはシリンダヘット14の側方に発生した走行風
による負圧か作用して熱気か吸出され、シリンダヘット
14全体か略均−に冷却される。
又、本実施例ては、導風翼部15d、15dはへットカ
ハ−15と一体に成形されているため、エンジン6の外
観か導風翼部15d、15dによって損われることかな
い。
尚、以上の実施例ては、各導風翼部15dの内側端をヘ
ッドカバー15のギヤカバー部15cに一体的に接続し
、更に各導風翼部15dの外側端を前後のカムカバー部
15a、15bにそれぞれ接続したか、これらの接続場
所及び個数は適宜決定することかてきる。
(発明の効果) 以上の説明で明らかな如く、本発明によれば、車体前後
方向に互いに平行、且つ離間して配される車体幅方向に
長い一対のカムカバー部と、これらカムカバー部の中間
部を連結するように車体前後方向に長く配されるギャカ
へ一部とを平面視時H字状に一体成形して成るヘッドカ
バーをシリンダヘッドの上部に結着した自動二輪車用エ
ンジンにおいて、前記ヘッドカバーのカムカバー部とギ
ヤカバー部とて囲まれる左右の空間部に走行風を導入す
べき導風翼部を上記各空間部の上方にそれぞれ配設する
とともに、これら導風翼部をヘッドカバーと一体に成形
してシリンダヘット冷却装置を構成したため、シリンダ
ヘットが均一に冷却されるとともに、エンジンの外観か
損われることかないという効果か得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るシリンダヘッド冷却装置を備える
エンジンの側面図、1g2図は第1図の■−■線断面図
、第3図は第2図のm−m線断面図、第4図はヘッドカ
バーの平面図、第5図は同ヘッドカバーの側面図(第4
図の矢視A方向の図)、第6図は第4図の矢視B方向の
図、第7図は第4図の矢視C方向の図、第8図は第4図
の■−■線断面図、第9図は自動二輪車の側面図である
。 l・・・自動二輪車、6・・・エンジン、14・・・シ
リンダヘット、15−ヘッドカバー、15a、15b・
−・カムカバー部、15c・・・ギャカへ一部、15d
・・・導風翼部、S・・・空間部。 特許出願人   ヤマハ発動機株式会社代 理 人  
  弁理士  山 下 亮畏 第4図 第5区 第6図 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 車体前後方向に互いに平行、且つ離間して配される車体
    幅方向に長い一対のカムカバー部と、これらカムカバー
    部の中間部を連結するように車体前後方向に長く配され
    るギヤカバー部とを平面視略H字状に一体成形して成る
    ヘッドカバーをシリンダヘッドの上部に結着した自動二
    輪車用エンジンのシリンダヘッド冷却装置であって、前
    記ヘッドカバーのカムカバー部とギヤカバー部とで囲ま
    れる左右の空間部に走行風を導入すべき導風翼部を上記
    各空間部の上方にそれぞれ配設するとともに、これら導
    風翼部をヘッドカバーと一体に成形して構成されること
    を特徴とする自動二輪車用エンジンのシリンダヘッド冷
    却装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008157222A (ja) * 2006-12-20 2008-07-10 Guangyang Ind Co Ltd エンジンの導風カバー構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008157222A (ja) * 2006-12-20 2008-07-10 Guangyang Ind Co Ltd エンジンの導風カバー構造
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