JPH04116177A - セラミックスへの導体形成方法 - Google Patents
セラミックスへの導体形成方法Info
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- JPH04116177A JPH04116177A JP22954890A JP22954890A JPH04116177A JP H04116177 A JPH04116177 A JP H04116177A JP 22954890 A JP22954890 A JP 22954890A JP 22954890 A JP22954890 A JP 22954890A JP H04116177 A JPH04116177 A JP H04116177A
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Landscapes
- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
- Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要〕
セラミックスへの導体形成方法に係り、特に窒化物セラ
ミックス等への導体パターンやスルーホールを形成する
方法に関し、 形成プロセスが容易、簡素で、導体層の形成途中で設計
変更も容易なセラミックスへの導体形成方法を提供する
ことを目的とし、 金属化合物からなるセラミックス材料に、不活性雰囲気
でレーザーを照射し、前記セラミックス材料表面部を選
択的に溶融し、前記成分金属を析出させることを構成と
する。
ミックス等への導体パターンやスルーホールを形成する
方法に関し、 形成プロセスが容易、簡素で、導体層の形成途中で設計
変更も容易なセラミックスへの導体形成方法を提供する
ことを目的とし、 金属化合物からなるセラミックス材料に、不活性雰囲気
でレーザーを照射し、前記セラミックス材料表面部を選
択的に溶融し、前記成分金属を析出させることを構成と
する。
本発明はセラミックスへの導体形成方法に係り、特に窒
化物セラミックス等への導体パターンやスルーホールを
形成する方法に関するものである。
化物セラミックス等への導体パターンやスルーホールを
形成する方法に関するものである。
近年の電子機器の高性能化にともない、部品実装の世界
では、セラミックスは必要不可欠な基板材料になってき
ている。このセラミックスを用いる利点としては、従来
の樹脂基板材料に比べてS】やGaAsなどのデバイス
材料と熱膨張係数が近いことから、パッケージ材料とし
て使用するとグイボンディングした際にデバイスチップ
とパッケージ用基板との間で発生する応力を少なくする
ことが可能になる。また、回路基板材料にもセラミック
を用いた場合、LCCのようにリードを介さず直接、回
路基板にはんだ接合することが可能になったり、あるい
は、ペアチップ実装に対応できることがあげられる。
では、セラミックスは必要不可欠な基板材料になってき
ている。このセラミックスを用いる利点としては、従来
の樹脂基板材料に比べてS】やGaAsなどのデバイス
材料と熱膨張係数が近いことから、パッケージ材料とし
て使用するとグイボンディングした際にデバイスチップ
とパッケージ用基板との間で発生する応力を少なくする
ことが可能になる。また、回路基板材料にもセラミック
を用いた場合、LCCのようにリードを介さず直接、回
路基板にはんだ接合することが可能になったり、あるい
は、ペアチップ実装に対応できることがあげられる。
セラミック基板の表面やスルーホールに導体パターンを
形成する方法としては、セラミックグリーンシートに選
択的に厚膜ペーストを印刷し、それらを重ね合わせてプ
レス(圧縮成形)し−括焼成する方法や、リフトオフや
エツチングを用いた薄膜プロセスなどによって導体膜や
スルーホールを形成する方法が行われている。
形成する方法としては、セラミックグリーンシートに選
択的に厚膜ペーストを印刷し、それらを重ね合わせてプ
レス(圧縮成形)し−括焼成する方法や、リフトオフや
エツチングを用いた薄膜プロセスなどによって導体膜や
スルーホールを形成する方法が行われている。
上記の方法では、前者の場合、グリーンシートを焼成し
た際、縮み、反り、割れなどが発生し、導体層がオープ
ン不良などを起こしたりするおそれがあるため、複雑な
焼成条件のもとてパターン形成を行うことが必要である
。また、後者の場合には、リフトオフやエツチングを用
いるため、レジスト膜の形成工程や蒸着工程、蒸着膜の
エツチング工程、レジスト膜の剥離工程などいくつもの
複雑な工程があるため、製造に長時間を要する。
た際、縮み、反り、割れなどが発生し、導体層がオープ
ン不良などを起こしたりするおそれがあるため、複雑な
焼成条件のもとてパターン形成を行うことが必要である
。また、後者の場合には、リフトオフやエツチングを用
いるため、レジスト膜の形成工程や蒸着工程、蒸着膜の
エツチング工程、レジスト膜の剥離工程などいくつもの
複雑な工程があるため、製造に長時間を要する。
本発明は形成プロセスが容易、簡素で、導体層の形成途
中で設計変更も容易なセラミックスへの導体形成方法を
提供することを目的とする。
中で設計変更も容易なセラミックスへの導体形成方法を
提供することを目的とする。
上記課題は、本発明によれば
金属化合物からなるセラミックス材料に、不活性雰囲気
でレーザーを照射し、前記セラミックス材料表面部を選
択的に溶融し、前記成分金属を析出させることを特徴と
するセラミックスへの導体形成方法によって解決される
。
でレーザーを照射し、前記セラミックス材料表面部を選
択的に溶融し、前記成分金属を析出させることを特徴と
するセラミックスへの導体形成方法によって解決される
。
本発明で用いるセラミックス材料は窒化物セラミックス
が熱分解性の点で好ましく、特にIN(窒化アルミニウ
ム)基板、513N4、等が用いられる。本方法を不活
性雰囲気中で行うのは酸化防止のためである。
が熱分解性の点で好ましく、特にIN(窒化アルミニウ
ム)基板、513N4、等が用いられる。本方法を不活
性雰囲気中で行うのは酸化防止のためである。
本発明ではレーザー照射により析出(露出)した成分金
属上にめっき例えば無電解めっきを施しはんだ付けがで
きる状態にすることも可能である。
属上にめっき例えば無電解めっきを施しはんだ付けがで
きる状態にすることも可能である。
更に又本発明によって加工したセラミックスの電極上に
薄膜パッドを形成し、パッケージ材料、回路基板材料等
の実装材料に用いることも可能となる。
薄膜パッドを形成し、パッケージ材料、回路基板材料等
の実装材料に用いることも可能となる。
本発明によればセラミックス材料に単にレーザーを照射
するだけでセラミックスを形成する成分金属を露出でき
、導体層が形成できる。
するだけでセラミックスを形成する成分金属を露出でき
、導体層が形成できる。
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図(a)及び(b)は本発明の第1の実施例を説明
するための模式断面図である。
するための模式断面図である。
第1図(a)はセラミック基板のスルーホールに導体層
が形成された断面図であり、第1図(b)はその導体層
上にめっき層が形成された断面図である。
が形成された断面図であり、第1図(b)はその導体層
上にめっき層が形成された断面図である。
本実施例は第2図に示すようにNd−YAGレーザ−5
から反射ミラー6を介してAA’N(窒化アルミニウム
)からなる基板:AβN基板1にレーザー光10を照射
し、直径50〜200R1のスルーホール(貫通孔)2
を形成した。この時AIN基板1の表面と裏面で導通し
ていることが確認された。このスルーホール面にはAI
N基板の厚さ約400印のA1層3が露出しており、金
属光沢が極わずかに確言忍できた。
から反射ミラー6を介してAA’N(窒化アルミニウム
)からなる基板:AβN基板1にレーザー光10を照射
し、直径50〜200R1のスルーホール(貫通孔)2
を形成した。この時AIN基板1の表面と裏面で導通し
ていることが確認された。このスルーホール面にはAI
N基板の厚さ約400印のA1層3が露出しており、金
属光沢が極わずかに確言忍できた。
AINとこの金属光沢の部分をX線マイクロアナライザ
によって窒素の特性X線を調べた結果、金属光沢の部分
ではINの部分に比べ著しく窒素のピークが減少してお
り、上述の如きAβの析出が確認できた。
によって窒素の特性X線を調べた結果、金属光沢の部分
ではINの部分に比べ著しく窒素のピークが減少してお
り、上述の如きAβの析出が確認できた。
なおレーザーの照射条件はパルス幅1〜3ms、出力5
〜30J、焦点はずし量Omm、焦点距離100mm、
シールドガスArで行った。
〜30J、焦点はずし量Omm、焦点距離100mm、
シールドガスArで行った。
AAを析出したスルーホール面を有する第1図(a)の
AβN基板を無電解のN1めっき液(60℃)に約2時
間浸漬した。その結果十分な金属光沢が詔約られ、第1
図(b)に示すようにNi膜4が形成できた。また、こ
のときにめっき浴の浸漬時間を調節すればスルーホール
にも、貫通導体にもなる。
AβN基板を無電解のN1めっき液(60℃)に約2時
間浸漬した。その結果十分な金属光沢が詔約られ、第1
図(b)に示すようにNi膜4が形成できた。また、こ
のときにめっき浴の浸漬時間を調節すればスルーホール
にも、貫通導体にもなる。
第3図(a)及び(b)は本発明の第2の実施例を説明
するための模式断面図である。
するための模式断面図である。
特に第3図(a)はへβN基板1に溝7を形成スルーホ
ールの孔を貫通しないものでその溝表面にはAn層3が
析出している状態を示す断面図である。水弟2の実施例
でも第1実施例と同様にAβN基板1の表面と裏面間で
導通していることが確認され金属光沢も極わずかに確認
できた。レーザー光の照射条件も上記第1の実施例と同
様に行った。
ールの孔を貫通しないものでその溝表面にはAn層3が
析出している状態を示す断面図である。水弟2の実施例
でも第1実施例と同様にAβN基板1の表面と裏面間で
導通していることが確認され金属光沢も極わずかに確認
できた。レーザー光の照射条件も上記第1の実施例と同
様に行った。
次に第3図(a)のA、f’N基板を第1実施例と同一
のめっき条件でめっきし溝7を埋めるようにN1膜4を
形成した。
のめっき条件でめっきし溝7を埋めるようにN1膜4を
形成した。
第4図及び第5図(a)及び(b)は第3の実施例を説
明するための斜視図及び断面図である。
明するための斜視図及び断面図である。
第3の実施例はへβN基板1表面の一部を第4図に示す
如くレーザー光10を走査しA1層3を析出させた。
如くレーザー光10を走査しA1層3を析出させた。
レーザーはNd−YAGレーザーを用い、照射はパルス
幅3〜5ms、出力5〜30J、焦点はずし量Q mm
、焦点距離100mm、シールドガスArで行った。導
体は、レーザーを50mスキャンさせA1を析出させた
。その後、両端をテスクであたり、電気抵抗が200Ω
を確認した。また、無電解のN1めっき液(60℃)に
約1時間浸漬し、再度、電気4抵抗を測定した結果、5
0Ωとなり、A1層3上にNi膜4の形成が明らかにな
った(第5図(a)、 (b))。
幅3〜5ms、出力5〜30J、焦点はずし量Q mm
、焦点距離100mm、シールドガスArで行った。導
体は、レーザーを50mスキャンさせA1を析出させた
。その後、両端をテスクであたり、電気抵抗が200Ω
を確認した。また、無電解のN1めっき液(60℃)に
約1時間浸漬し、再度、電気4抵抗を測定した結果、5
0Ωとなり、A1層3上にNi膜4の形成が明らかにな
った(第5図(a)、 (b))。
第5図(b)は第5図(a)のA−A断面図である。水
弟3の実施例ではAn層の厚さは約300〜400人、
N1層(めっき)4の厚さは約2500〜3000人で
あった。AAの電気抵抗率は2.69X10−8(Ω・
m)、Nlの電気抵抗率は6.8 Xl0−8(Ω・m
)である。
弟3の実施例ではAn層の厚さは約300〜400人、
N1層(めっき)4の厚さは約2500〜3000人で
あった。AAの電気抵抗率は2.69X10−8(Ω・
m)、Nlの電気抵抗率は6.8 Xl0−8(Ω・m
)である。
1・・・AβN基板、
3・・・A1層、
5・・・Nd−YAGレーザ−
7・・・溝、
2・・・スルーホール、
4・・・Ni膜(めっき)、
6・・・反射ミラー
10・・・レーザー光。
以上説明したように本発明によれば、セラミック基板に
容易に導体パターンが形成され、しかもレーザーの出力
やめっき時間の調節によりスルーホールや貫通導体の形
成が容易にできる。
容易に導体パターンが形成され、しかもレーザーの出力
やめっき時間の調節によりスルーホールや貫通導体の形
成が容易にできる。
第1図(、a )及び(b)は本発明の第1の実施例を
説明するための模式断面図であり、第2図は本発明に係
るレーザー照射方法を示す模式図であり、 第3図(a)及び(b)は本発明の第2の実施例を説明
するための模式断面図であり、第4図及び第5図(a)
及び(b)は第3の実施例を説明するための斜視図及び
断面図である。
説明するための模式断面図であり、第2図は本発明に係
るレーザー照射方法を示す模式図であり、 第3図(a)及び(b)は本発明の第2の実施例を説明
するための模式断面図であり、第4図及び第5図(a)
及び(b)は第3の実施例を説明するための斜視図及び
断面図である。
Claims (4)
- 1.金属化合物からなるセラミックス材料に、不活性雰
囲気でレーザーを照射し、前記セラミックス材料表面部
を選択的に溶融し、前記成分金属を析出させることを特
徴とするセラミックスへの導体形成方法。 - 2.前記レーザーの照射により、前記セラミックス材料
に貫通孔あるいは該セラミックス材料の表面から裏面迄
が連続した状態で前記成分金属を析出させることを特徴
とする請求項1記載の方法。 - 3.前記析出された成分金属上に金属めっきを施すこと
を特徴とする請求項1記載の方法。 - 4.前記金属化合物からなるセラミックス材料が窒化ア
ルミニウム基板であることを特徴とする請求項1記載の
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22954890A JPH04116177A (ja) | 1990-09-01 | 1990-09-01 | セラミックスへの導体形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22954890A JPH04116177A (ja) | 1990-09-01 | 1990-09-01 | セラミックスへの導体形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04116177A true JPH04116177A (ja) | 1992-04-16 |
Family
ID=16893892
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22954890A Pending JPH04116177A (ja) | 1990-09-01 | 1990-09-01 | セラミックスへの導体形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04116177A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013227194A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-11-07 | Dowa Metaltech Kk | 金属−セラミックス接合基板の製造方法 |
-
1990
- 1990-09-01 JP JP22954890A patent/JPH04116177A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013227194A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-11-07 | Dowa Metaltech Kk | 金属−セラミックス接合基板の製造方法 |
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