JPH04116168U - レーザ発振器のレーザヘツド - Google Patents

レーザ発振器のレーザヘツド

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JPH04116168U
JPH04116168U JP2712991U JP2712991U JPH04116168U JP H04116168 U JPH04116168 U JP H04116168U JP 2712991 U JP2712991 U JP 2712991U JP 2712991 U JP2712991 U JP 2712991U JP H04116168 U JPH04116168 U JP H04116168U
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JP
Japan
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laser
condenser
bench
partially transmitting
fixed
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Application number
JP2712991U
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English (en)
Inventor
慎哉 竹島
Original Assignee
日本電気レーザ機器エンジニアリング株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光学部品を保護するために各部品間に取り付
けていたパスカバーを取り除くことを可能とする。 【構成】 ベンチ21の中央部には、レーザ媒質と励起
ランプを平行に並べて配置固定した集光器20が固定さ
れている。この集光器20のレーザ出射端側には第1の
ホルダ22を介して部分透過鏡が配設されており、かつ
集光器20のレーザ入射端側には第2のホルダ23を介
して全反射鏡が配設されている。ベンチ21は箱型状に
一体的に形成されており、部分透過鏡に対向して設けら
れたレーザの出射口29には無反射コーティングを施し
たガラス板30が設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はQスイッチ装置、モード周期装置等に応用されるレーザ発振器に係わ り、特にそのレーザヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から既に提案されているレーザ発振器のレーザヘッドとしては図3、図4 に示す構造のものが知られている。すなわち、このレーザヘッドは、レーザ媒質 と励起ランプを平行に並べて配置固定した集光器1をベンチ2の中央部に固定し ており、この集光器1の左端側(レーザ出射端側)には第1のホルダ3が配設さ れると共に集光器1の右端側(レーザ入射端側)には第2のホルダ4が配設され ている。第1のホルダ3には部分透過鏡(図示せず)が固定されていると共に第 2のホルダ4には全反射鏡(図示せず)が固定されており、部分透過鏡、全反射 鏡は第1のホルダ4を介してジンバル板5に取り付けられ、集光器1と共に光共 振器を構成している。また、このジンバル板5はベンチ2に固定されているジン バル6にそれぞれボルト7、ナット8、ばねワッシャ9を介して固定されている 。
【0003】 このばねワッシャ9はジンバル板5の片側に配設された構成となっているので 、集光器1側のナット8を調整するだけで、ジンバル板5(すなわち、ジンバル 板5に固定されている部分透過鏡と全反射鏡)の平行を合わせることが可能とな り、しかもこの合わせ込んだ位置で固定することができる。
【0004】 一方、第1のホルダ3と集光器1の間には、シャッタ10が配設されており、 このシャッタ10の開閉操作でレーザの発振あるいは停止を制御している。また 、ベンチ2の上部には「コ」字型の蓋11が取り付けられているが、レーザの出 射口12が開口しているので、この出射口12から内部に塵等が入り、内部の光 学部品(集光器1、部分透過鏡、全反射鏡)が損傷してしまうおそれがある。し たがって、これを防止するためにビニール製のパスカバー13でレーザの光路を 覆った構造としている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このように、従来のレーザ発振器のレーザヘッドでは、内部の集光器1等の光 学部品を保護するため、わずかな隙間にビニール製のパスカバー13を取り付け なければならなかった。また、このパスカバー13を取り付けるための突起(図 示せず)を各部品に配置しなければならなかったので、各ユニット間の間隔もあ る程度の長さを必要とし、したがってレーザヘッドの全体の長さを短くするには 限界があった。
【0006】 本考案の目的は、上述した問題に鑑みなされたもので、光学部品を保護するた めに各部品間に取り付けていたパスカバーを取り除くことのできるレーザ発振器 のレーザヘッドを提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記した目的を達成するために本考案は、ベンチの中央部に固定されかつレー ザ媒質と励起ランプを並設配置した集光器と、この集光器のレーザ入射端側に配 設された全反射鏡と、前記した集光器のレーザ出射端側に配設された部分透過鏡 と、この部分透過鏡に対向して設けられたレーザの出射口を備えたレーザ発振器 のレーザヘッドにおいて、前記したベンチを箱型状に一体的に形成し、かつレー ザの出射口に無反射コーティングを施したガラス板を設けた構成としたものであ る。
【0008】
【作用】
本考案によれば、ベンチを箱型状にすると共にレーザの出射口にガラス板を取 り付けて、レーザヘッド内部を密閉構造にしたことにより、光学部品の損傷の原 因となる塵等の侵入を防止できるので、これまで必要であったパスカバーは不要 になる。したがって、このパスカバーを取り付けるために各部品に設けていた突 起も取り除けるので、部品を簡素化でき、しかも突起を取り除いた分、レーザヘ ッドを小型にできる。
【0009】 次に、本考案について図面を参照して説明する。
【0010】 図1は本考案に係わるレーザ発振器のレーザヘッドの一実施例を示す平面図、 図2は同レーザ発振器のレーザヘッドの側面図である。集光器20には、レーザ 媒質と励起ランプが平行に並べた状態で配置固定されており、この集光器20は ベンチ21の中央部に固定されている。また、集光器20のレーザ出射端側には 第1のホルダ22が配設されていると共に集光器20のレーザ入射端側には第2 のホルダ23が配設されている。そして、第1のホルダ22には部分透過鏡(図 示せず)が固定されており、かつ第2のホルダ23には全反射鏡(図示せず)が 固定されている。この部分透過鏡、全反射鏡は第1のホルダ22、第2のホルダ 23を介してジンバル板24に取り付けられており、集光器20と共に光共振器 を構成している。また、本実施例にあってこのジンバル板24はボルト25、ナ ット26およびばねワッシャ27を介してベンチ21に直接固定された構造とな っている。
【0011】 ばねワッシャ27はジンバル板24の片側にのみ配設された構成となっている ので、集光器20側のナット26を調整するだけで、ジンバル板24(すなわち 、ジンバル板24に固定されている部分透過鏡と全反射鏡)の平行を合わせるこ とができる。また、第1のホルダ22と集光器20との間にはシャッタ28が取 り付けられており、このシャッタ28の開閉操作でレーザの発振あるいは停止を 制御している。
【0012】 本実施例の特徴とするところは、ベンチ21を箱型状に一体的に形成し、前記 した部分透過鏡に対向して配置されたレーザの出射口29に無反射コーティング を施したガラス板30を設けた構成とした点にある。なお、このベンチ21の上 部には蓋31が取り付けられている。
【0013】 このように本実施例構造によれば、ベンチ21を箱型状に形成しかつレーザの 出射口29にガラス板30を取り付けて、レーザヘッド内部を密閉構造としたこ とにより、光学部品(集光器20、部分透過鏡、全反射鏡)の損傷の原因となる 塵等の侵入を未然に防止することが可能となる。したがって、従来のパスカバー は不要となり、このパスカバーを取り付けるために各部品に設けていた突起を取 り除くことができるので、部品の簡素化を図れると共に、前記した突起が取り除 けるようになった分、レーザヘッドの小型化を図ることが可能となった。
【0014】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、ベンチの中央部に固定されかつレーザ媒 質と励起ランプを並設配置した集光器と、この集光器のレーザ入射端側に配設さ れた全反射鏡と、前記した集光器のレーザ出射端側に配設された部分透過鏡と、 この部分透過鏡に対向して設けられたレーザの出射口を備えたレーザ発振器のレ ーザヘッドにおいて、前記したベンチを箱型状に一体的に形成し、かつレーザの 出射口に無反射コーティングを施したガラス板を設けた構成としたことにより、 集光器等の光学部品の損傷の原因となる塵等の侵入を確実に防止することができ るので、従来この光学部品を保護するために設けていたパスカバーは不要になっ た。したがって、このパスカバーを取り付けるために各部品に設けていた突起を 省略することが可能となり、部品の簡素化を図ることができると共に、この突起 を取り除いた分だけレーザヘッドを小型に作製することができるという優れた効 果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わるレーザ発振器のレーザヘッドの
一実施例を示す平面図である。
【図2】同レーザ発振器のレーザヘッドの側面図であ
る。
【図3】従来のレーザ発振器のレーザヘッドの一例を示
す平面図である。
【図4】従来のレーザヘッドの側面図である。
【符号の説明】
20 集光器 21 ベンチ 29 出射口 30 ガラス板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベンチの中央部に固定されかつレーザ媒
    質と励起ランプを並設配置した集光器と、この集光器の
    レーザ入射端側に配設された全反射鏡と、前記集光器の
    レーザ出射端側に配設された部分透過鏡と、この部分透
    過鏡に対向して設けられたレーザの出射口を備えたレー
    ザ発振器のレーザヘッドにおいて、前記ベンチを箱型状
    に一体的に形成し、かつレーザの出射口に無反射コーテ
    ィングを施したガラス板を設けたことを特徴とするレー
    ザ発振器のレーザヘッド。
JP2712991U 1991-03-29 1991-03-29 レーザ発振器のレーザヘツド Pending JPH04116168U (ja)

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Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04116168U true JPH04116168U (ja) 1992-10-16

Family

ID=31911479

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2712991U Pending JPH04116168U (ja) 1991-03-29 1991-03-29 レーザ発振器のレーザヘツド

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JP (1) JPH04116168U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017183505A (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 株式会社ニデック 固体レーザ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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