JPH0411594A - ハッチコーミング頂板堆積物除去システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はハツチコーミング頂板に堆積するダストを圧縮
空気で除去するシステムに関する。

［従来の技術］ ハツチコーミングの上端にハツチコーミングを覆うよう
にして取り付けられているハツチコーミング頂板には、
荷役作業中に積荷の鉄鉱石粉、石炭粉等がこぼれ落ちて
堆積する。堆積した堆積物をそのままにしておくと、ハ
ツチカバーが閉められなくなる。そのため、従来は第２
図に示すように、一端をハツチコーミング２１の内側に
設けた係止金具２２により係止したシート２３により、
ハツチコーミング頂板２４を覆い、シートの他端をハツ
チコーミング２１の外側の補強金物２５に設けた係止金
具２６により係止して、鉄鉱石粉、石炭粉等がハツチコ
ーミング頂板２４に堆積しないようにしている。なお、
図中符号２７はハツチのシール金物である。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、従来のハツチコーミング頂板に鉄鉱石粉
、石炭粉等が堆積するのをシートをかけて防止する方法
においては、深く開口しているハツチ周辺で作業を行な
うため、常にハツチがら船倉へ転落するという危険性が
つきまとい、安全上の問題があった。

この発明は、従来技術の上記のような問題点を解消し、
安全にハツチコーミング頂板に堆積する鉄鉱石粉、石炭
粉等分除去することのできるシステムを提供することを
目的としている。

［課題を解決するための手段］ この発明に係るハツチコーミング頂板堆積物除去システ
ムは、ハツチコーミング頂板に堆積する堆積物を、頂板
に近接して設けた複数の噴射ノズルを有する圧縮空気配
管から圧縮空気を噴射して除去するハツチコーミング頂
板堆積物除去システムである。

［作用］ この発明に係るハツチコーミング頂板堆積物除去システ
ムは、ハツチコーミング頂板に堆積する堆積物を、頂板
に近接して設けた複数の噴射ノズルを有する圧縮空気配
管から圧縮空気を噴射して除去するようにしている。こ
のための圧縮空気配管は、あらかじめハツチコーミング
頂板上にハツチを取り巻くように配管されているので、
圧縮空気の供給するためのコンブッサーの運転や遮断弁
の開閉作業は遠隔操作にて行なうことができ、堆積物の
除去のためにハツチに近づく必要はなく、したがって堆
積物の除去が安全にできる。

［実施例］ 本発明の１実施例のハツチコーミング頂板堆積物除去シ
ステムを、第１図により説明する。第１図はハツチコー
ミングおよびハツチコーミング頂板の、ハツチカバー移
動方向とは直交する断面を示す一部縦断面図である。ハ
ツチコーミング１の上端部にハツチコーミング１を覆う
ように固着したハツチコーミング頂板２の上には、ハツ
チカバー３のシール部４と相まってハツチをシールする
シール金物５がある。本発明の１実施例のハツチコーミ
ング頂板堆積物除去システムにおいては、上記シール金
物５を挟んで圧縮空気配管６および７を配管しており、
それぞれの配管に設けた複数の圧縮空気噴射ノズル８お
よび９から圧縮空気を噴射して、ハツチコーミング頂板
２上に堆積する堆積物を吹き飛ばして、除去するように
している。このシステムに於いて配慮しなければならな
いのは、圧縮空気配管７は、ハツチカバー３を閉めた時
、ハツチカバー３により破損されないよう、シール金物
５の高さよりも十分に低い位置に配管しなければならな
い６また、圧縮空気を供給するコンプレッサーや遮断弁
の操作は、ハツチ周辺に近づかずに操作できるようにし
なければならない。

本発明の１実施例のハツチコーミング頂板堆積物除去シ
ステムは、上述したようにして行なわれるので、ハツチ
コーミング頂板に堆積した堆積物を安全に除去すること
ができる。

［発明の効果コ 本発明により、ハツチコーミング頂板に堆積した堆積物
を安全に除去することができる。

頂板、３　ハツチカバー ５・シール金物、 ６．７・・・圧縮空気配管、８ ９・圧縮空気噴射ノ ズル。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ハッチコーミング頂板に堆積する堆積物を、頂板に近接
   して設けた複数の噴射ノズルを有する圧縮空気配管から
   圧縮空気を噴射して除去することを特徴とするハッチコ
   ーミング頂板堆積物除去システム。