JPH04115145U - チユーブ状の味噌容器 - Google Patents
チユーブ状の味噌容器Info
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- JPH04115145U JPH04115145U JP2769391U JP2769391U JPH04115145U JP H04115145 U JPH04115145 U JP H04115145U JP 2769391 U JP2769391 U JP 2769391U JP 2769391 U JP2769391 U JP 2769391U JP H04115145 U JPH04115145 U JP H04115145U
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 味噌を充填密封した、バリアー性を有するチ
ューブ状容器の絞出しの開封を、容易にするとともに、
味噌の絞出しのイメージをよくする。 【構成】 バリアー性を有する合成樹脂の透明な積層体
をもってチューブ状の容器aをブロー成形し、この容器
の扁平状の絞出し口10をアルミニウム箔に合成樹脂を
コーティングしたシール材12でシールする。
ューブ状容器の絞出しの開封を、容易にするとともに、
味噌の絞出しのイメージをよくする。 【構成】 バリアー性を有する合成樹脂の透明な積層体
をもってチューブ状の容器aをブロー成形し、この容器
の扁平状の絞出し口10をアルミニウム箔に合成樹脂を
コーティングしたシール材12でシールする。
Description
【0001】
本考案は、チューブ状の味噌容器に関するものである。
【0002】
従来、味噌の包装容器としては、バリアー性のある合成樹脂シートの袋体に充
填したもの、近年になってチューブ状のものも出廻るようになった。
【0003】
上記のような袋体の味噌容器にあっては、その使用に当りて、シール部を鋏等
で切断して絞り出すものであるから、その切断の大きさによって絞り出す量が異
なり、その後の切断口部に付着した味噌の後始末をする必要があり、絞り出しに
おいてもまた体裁のよいものではなかった。
また、チューブ状のものにあっては、使用に当りて、その絞出し口部を鋏等で
切断するのであるが、口部は部厚いため、鋏等が滑って切断しにくく、また、円
口からの絞り出しのものであるからイメージもよいものではなかった。
【0004】
本考案はこのような点に鑑みて案出されたもので、その目的とするところは、
包装された味噌の使用に当りて、チューブ状容器の開封が容易にして絞り出し易
く、その絞り出しのイメージをよくするとともに、後始末をもよくするにある。
【0005】
上記の目的を達成するために、本考案にあっては、味噌容器としてチューブ状
のものを用い、その絞出し口を扁平状に形成するとともに、この絞出し口を樹脂
コーティングしたアルミニウム箔のシール材でシールすることにより問題の解決
を図っている。
すなわち、本考案は、少なくともバリアー性を有する合成樹脂層を含む透明な
積層体でブロー成形したチューブ状の容器本体の扁平状の絞出し口を、アルミニ
ウム箔に合成樹脂をコーティングしたシール材をもってシールした構成をとって
おり、また容器本体の胴体部と絞出し頭部との間にテーパー面を、扁平状の絞出
し筒部の扁平状部側に膨出部をそれぞれ設けた構成としている。
【0006】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
本考案のチューブ状の味噌容器(A)は、ブロー成形の容器本体(a)と射出
成形の蓋(b)とから構成されている。
容器本体(a)は、ポリエチレン/エチレン酢酸ビニール共重合体/ポリエチ
レンの多層樹脂をブロー成形したもので、透明であって、酸素及び水蒸気のバリ
アー性を有している。
楕円形の蓋(b)はポリエチレン、ポリプロピレン等で射出成形されたもので
ある。
【0007】
容器本体(a)は、胴体部(1)と絞出し頭部(2)とから構成され、チュー
ブ状の胴体部(1)は、その横断面において楕円形状をしており、また絞出し頭
部(2)は肉厚にして比較的硬く、蓋(b)を螺着する円筒状の螺着胴部(3)
と扁平状の絞出し筒部(4)とから構成されている。
胴体部(1)と絞出し頭部(2)とは、リング状溝(5)を介してテーパー面
(6)にて連設されており、また扁平状の絞出し筒部(4)には、その両側扁平
状側において円筒状の螺着胴部(3)との間に膨出部(7)が形成されている。
上記のテーパー面(6)及び膨出部(7)は、味噌の胴体部(1)から円筒状
の螺着胴部(3)、及び螺着胴部(3)から絞出し筒部(4)へ流入を良好にす
るとともに、容器本体(a)に味噌を充填する際において、胴体部(1)の肩部
(8)及び螺着胴部(3)の肩部(9)における空気溜りの生ずることを防ぐた
めのものである。
絞出し筒部(4)には、その端面に扁平状の絞出し口(10)が設けられてい
る。また螺着胴部(3)外面には、絞出し筒部(4)の扁平状側に対応する側に
おいて、僅かに重なる状態の2本の螺条(11)が設けられている。
扁平状の絞出し口(10)面は、アルミニウム箔にポリエチレン等をコーティ
ングしたシール材(12)をもってシールされている。
また、容器本体(a)は、ブロー成形の際に特殊なラベル加工を施すことがで
きるが、これは容器の圧縮変形に追随ができ、使用時に違和感を生じないもので
ある。
【0008】
蓋(b)は、外筒(13)の内側に天板(14)より内筒(15)が設けられ
ていて、その内筒(15)の内側には、容器本体(a)の螺着胴部(3)に設け
られた螺条(11)に螺合する螺溝(16)が設けられている。
また、内筒(9)の天板(14)面側には、ポリエチレン等のパッキング(1
7)が押込められている。
なお、(18)は、楕円形の蓋(b)を螺着したときの位置を係止するための
段部である。
【0009】
チューブ状の容器本体(a)に味噌を充填するには、胴体部(1)の下端を開
放し、絞出し口(10)をシール材(12)でシールした容器本体(a)を倒立
状態にしてリング状溝(5)を移送手段で係止して移送し、開放端よりノズルを
もって注入する。
このノズルによる注入は、絞出し頭部(2)の部分より順次上方に移動するよ
うにして行われるから、絞出し筒部(4)における膨出部(7)及び胴体部(1
)と螺着胴部(3)との間のテーパー面(6)により、螺着胴部(3)の肩部(
9)及び胴体部(1)の肩部(8)に空気溜りを生ずることはない。
注入が終わると胴体部(1)の開放端はシール(19)される。
味噌が充填密封された容器本体(a)に蓋(b)を螺着して成品となる。
この楕円形状の蓋(b)は、約1回転の螺入で断面楕円形状の胴体部(1)の
段部(18)に係止する。
【0010】
使用に当りては、蓋(b)を容器本体(a)に対して反時計方向に約1回転廻
すと、蓋(b)は離脱される。
ここにおいて、絞出し口(10)をシールしているシール材(12)を剥離し
、容器本体(a)の胴体部(1)を押圧することにより、絞出し筒部(4)の絞
出し口(10)より必要量を絞出して使用する。このとき、内容物の味噌は、絞
出し口(10)の形状により扁平形状になって押出される。
【0011】
本考案のチューブ状の味噌容器は、少なくともバリアー性のある合成樹脂層を
含む透明な積層体でブロー成形したものであるから、充填密封された味噌は、酸
化することが少なく、味噌として大切な風味と色合が落ちることはない。また、
積層体で構成されるチューブ状の容器本体は、内部において発生した炭酸ガスに
よる内圧に対しても充分に耐えることができ、常に内部の味噌の状態を見ること
ができる。
扁平状の絞出し口は、アルミニウム箔に樹脂をコーティングしたシール材でシ
ールされているので、開封に当りては、このシール材を剥離すればよく、この開
封には、従来のような比較的肉厚な絞出し口部を鋏等で切断するための力を必要
としない。
さらに、絞出し口は扁平状であるから、味噌は扁平な板状の状態で絞出される
ため、従来のような円形、あるいはこれに近い形状の口から押出されるものに比
して、イメージのよい絞出しができる。
これを要するに、本考案のチューブ状の味噌容器は、味噌を充填密封して保管
すると時において、バリアー性を保つとともに、よくその内圧に耐えることがで
き、また内部の状態を見ることができるもので、使用に当りては、シール材の剥
離により容易に開封することができ、絞出し状態が扁平な板状となって、押出さ
れるからイメージもよく、味噌の絞出し容器としては手軽に使用ができて極めて
適切なものである。
なお、容器本体の胴体部と絞出し頭部との間にテーパー面を、また扁平状の絞
出し筒部の扁平状部側に膨張部を設けてあるから、味噌の充填時において、螺着
胴部の肩部、胴体部の肩部に空気溜りを生ずることを防ぐことができる。
【図1】本考案のチューブ状の味噌容器の蓋を断面にし
た正面図である。
た正面図である。
【図2】図1の側面図で蓋を断面にしてある。
【図3】容器本体の平面図である。
【図4】シール材を開封するときの一部の斜視図であ
る。
る。
A チューブ状味噌容器
a 容器本体
b 蓋
1 胴体部
2 絞出し頭部
3 螺着胴部
4 絞出し筒部
5 リング状溝
6 テーパー面
7 膨出部
8 肩部
9 肩部
10 絞出し口
11 螺条
12 シール材
13 外筒
14 天板
15 内筒
16 螺溝
17 パッキング
18 段部
19 シール部
Claims (2)
- 【請求項1】 少なくともバリアー性を有する樹脂層を
含む透明な積層体でブロー成形したチューブ状の容器本
体の扁平状の絞出し口を、アルミニウム箔に樹脂をコー
ティングしたシール材をもってシールしたことを特徴と
するチューブ状の味噌容器。 - 【請求項2】 容器本体の胴体部と絞出し頭部との間に
テーパー面を、また扁平状絞出し筒部の扁平状部側に膨
出部をそれぞれ設けたことを特徴とする請求項1に記載
のチューブ状味噌容器
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2769391U JPH04115145U (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | チユーブ状の味噌容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2769391U JPH04115145U (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | チユーブ状の味噌容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04115145U true JPH04115145U (ja) | 1992-10-12 |
Family
ID=31911930
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2769391U Withdrawn JPH04115145U (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | チユーブ状の味噌容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04115145U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0644745U (ja) * | 1992-11-27 | 1994-06-14 | 株式会社吉野工業所 | チューブ容器 |
JPH06285956A (ja) * | 1993-03-31 | 1994-10-11 | Kyoraku Co Ltd | チューブ容器およびその製造方法 |
WO2004000671A1 (ja) * | 2002-06-20 | 2003-12-31 | Yoshino Kogyosho Co.,Ltd. | パウチ状ブロー成形容器 |
-
1991
- 1991-03-29 JP JP2769391U patent/JPH04115145U/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0644745U (ja) * | 1992-11-27 | 1994-06-14 | 株式会社吉野工業所 | チューブ容器 |
JPH06285956A (ja) * | 1993-03-31 | 1994-10-11 | Kyoraku Co Ltd | チューブ容器およびその製造方法 |
WO2004000671A1 (ja) * | 2002-06-20 | 2003-12-31 | Yoshino Kogyosho Co.,Ltd. | パウチ状ブロー成形容器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19950615 |